コロナ疲れよりも、釣りに行けないのがツライ。
このツラサを紛らわせるために、マンガを読み始めた。
キッカケは、社会現象にもなった
「鬼滅の刃」である。
単行本は場所を取るので、全て電子書籍だ。

少しのタイトルだったのが、面白くてどんどん増えてしまった。
と言っても、全巻揃えているのはほんの少しだけ。
電子書籍には、
「試し読み」というものがある。
販売サイトによって違うみたいだが各巻の最初数ページとか、1巻無料、あるいは1~3巻無料などと、読者が試読できるよう配慮されているのだ。
タイトルだけでは、どんな内容か、どんな画なのかわからないので、これは大変ありがたい仕組みである。
昔は本屋で立ち読みできたが、今は人の評価に頼らざるを得ないからだ。
たとえばDr.スランプやドラゴンボールなど国民的な作品でも、私には合わず面白く感じなかった。
アラレちゃんがウンチを棒に挿して走るところくらいである。
私が高校生くらいの時は本屋で少年ジャンプやマガジン、サンデーなどの立ち読みをしていたし、他のほとんどの本も立ち読みができた。
だが、さすがにエッチな本を立ち読みする勇気はなく、堂々とページをめくるオッサンどもに尊敬のまなざしを向けていたものだ。
そんな気弱で繊細な思春期男子の味方が、
エロ本自動販売機だ。
それは人通りの少ない郊外の道端にある事が多い。
昼間はミラーフィルムで中身が見えないが、暗くなると内部の蛍光灯が点いてエロ本の表紙が見える仕組みだ。
あまり街灯のない暗い道端に、まるで迷える性少年を導く灯台であるかのごとく光を放っている。

8~10冊のエロ本があり、お金を入れてその番号を押すと下から出て来るのだが、300~800円ほどの価格設定だ。
1,000円札を受け入れるような高級な機械ではないため、あらかじめ100円玉を数枚用意して出かけるのである。
だがエロ本自販機の蛍光灯に照らされながら、中の表紙を見てどれにするか素早く決断しなければならない。
じっくりと選ぶ時間などない。
車や自転車が通るからだ。
ヘッドライトがこちらに向かってきたら、瞬時に通りすがりの少年へと変身し、車が通り過ぎたらダッシュで灯台へと戻る。
早くしなければと焦るも、どれにするかなかなか決められないその間、心臓は大きくビートを刻む。
震える手で100円硬貨を入れ、カチャンカチャンという思ったよりも大きな音にもビクビクしながら、出て来た
ブツをつかむと速足でそこを離れる。
しかしだいたいそんな自販機に入れられているエロ本に上質なモノが入っているはずがない。
高いからいいというものでもなく、表紙だけカラーで中身は白黒で文字ばかりという
スカばかりである。
試し読みできないエロ本自販機からすれば、現在の電子書籍販売は至れり尽くせりである。

期間限定で
「NARUTO」のカラー版単行本1~5巻の試し読みができた。
エロ本自販機で800円も出して
スカをつかまされて
ガックリしていた頃とは隔世の感がある。

すばらしい!
カラーであの名作を読めるとは!
全巻買ってしまった・・・ただし50%オフの期間に。
だが、これは中を読んで納得して買ったモノ。
夜の自販機でダマされて買ったモノではないのだ。
懐かしい時代を思い出しながらマンガを読み漁るのも、もうすぐ終わりだ。
じきに釣りに行けるようになる。
その前に余った時間でやる事をやってしまおう。

バイクバーンという簡易ガレージにスクーターを入れている。
雨やほこりからバイクを守るのだが、車体に被せるカバーとは違い、擦れたりしないので傷がつかず気に入っている。

外装はコーティングされた丈夫な布だが、直射日光にさらされて3~5年で寿命が来る。
これもそろそろ寿命も迎えるのだが、まずこうやって破れた個所が出る。
外装だけを販売しているので毎回交換しているのだが、もったいないので補修するのだ。

内側から、使わなくなったテントの防水生地を切り取って接着剤で貼り付ける。

楽竿関係の試作品の山の中にコーキングガンがあったので、シリコン材で防水処理をしておこう。

一応、これをしておかんと手に付いてしまうからな・・・

ホームセンターでグレーのシリコン材を買って来て、充填していく。

別に見かけにこだわらなければ、これで十分だろう。
しばらく外装の寿命が延びたな。
で、この部分の補修だけなのでシリコン材が半分以上余ってしまった。
300円ほどの安いシリコン材だが、余るともったいなく感じる。
貧乏性なのだ。
そうだ!
先日グニグニと開いたガン玉に塗り付けてやろうではないか!
ネットで調べると、ゴム材を塗り付けている人がいるようだし。

昔買った腐ってるかもしれないペイントうすめ液でシリコン材を薄める。
そのままでは粘り気がありすぎてうまく塗り付けられないからだ。
ちなみにシリコン材がきれいに溶けるまでしばらく時間がかかる。

ガン玉の開いた部分に、つまようじでこれを塗り付けてやる。

最初は指でガン玉を押さえていたのだが、小さいプライヤーではさんだ方がやりやすいな。
じ、地味だ・・・ガン玉関係の作業は地味すぎる!一つ一つ塗り付けるのは時間もかかるし、Bより小さいのは大変だな・・・

放り込んでやれ!
G4なんて小さいヤツを一つ一つ
ヌリヌリできるか!

あら、意外とうまくいった・・・

失敗するかもしれんから、一応このくらいにしておくか。

次の日、溶剤が乾燥してシリコン肉は痩せ、ちょうどいい厚さになっていた。
うん、これなら使えそうではないか。
ちょっとラインを挟んでみるか・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・滑る・・・シリコン材なので滑らか過ぎて・・・
滑る!まあ実際に釣り場で使ってみるか、もったいないし。
液体ゴムじゃないとダメかもしれんな・・・

またヒサボウから写真が・・・
早く釣りに行かねばクチブトシーズンが終わってしまう!
緊急事態宣言、明けるのが待ち遠しい!
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