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11月30日 リハビリ釣行

2018.12.12(Wed)

先日行った日本海、山形県の飛島では、ブロックから取った生オキアミで、ヒラマサやマダイが釣れた。

同じ付けエサで、狙いを変えれば、メジナやクロダイも釣れるだろう。

まさに夢のようなフィールドであった。



だが、あんな釣りが普通だと思ってはいけない。

非日常の世界であったのだ。

いつもの釣りに戻らねばならん。




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ズコ~ ズコ~


深夜の釣具店で荒い息遣いをさせながら、中年男が2人、コマセを混ぜる。

時おり腰を伸ばしては、おうおうと、うなっている。





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こんな感じにして、釣り場へと向かう。



黒潮大蛇行と言われだしてからこれまでずっと、神津島や三宅島などの伊豆七島は絶不調。

離島でのメインターゲットである、オナガメジナがほとんど釣れなくなった。

下田沖磯群は、まだサメがたくさんいて、かけた魚を横取りして行く。

よって今回は半島回りで、地味に美味しいお魚を釣り上げ、夜はそれを料理して宴会するという企画だ。

まあ、いつもと同じではある。



人から教えてもらった釣り場なので、風景などは割愛する。

暗いうちに磯へ入り、夜明けとともに釣りを開始。

初めての場所だが、メジナなどはどこにでもいるだろう。





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最初、35センチほどのクチブトが釣れた。





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もっと美味しいお魚を求め、ポイする。





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そんなに数は出ないが、このくらいのサイズが楽しませてくれる。

初めての場所だし、ちょっと釣り座を変えてみるか。





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座ってできる場所に釣り座を取り、のんびりと竿を出す。

よく晴れて、ポカポカだ。

少し向こうで偽チヌ師さんが竿を曲げている。

他には誰もいない。





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コマセが効くまではガマンが続くが、効きだすと竿が良く曲がる。

潮の流れはゆっくりで、釣れる場所はトリのいる付近だ。





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30センチ超えのいいサイズが釣れてくる。

釣り場で見ると小さく感じるが、持ち帰って料理すると、実は大きい。

40センチを超える型モンなど、そのままの姿では乗る皿がない。

スーパーなどに並んでいる魚は、ほとんどが20センチ台だ。

こんな大きさのお魚を小さいなどと言ってポイするのは、贅沢極まりない。

磯釣りを始めた頃は、嬉しくて震えておったではないか。

そんな事を思いながら、ポイする。





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海の豊かさを感じながら、普段の釣りに戻ろう。

伊豆の自然を感じながら釣りを楽しもう。

今日はリハビリ釣行なのだ。





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決して、あそこに戻ってはイケナイ。

何度も行くと、中毒になってしまう。

数年に一度の、夢を見る場所として取っておきたい。

磯ラーになってはイカンのだ。

※「磯ラー」については、こちら。





風が強くなって来たので、磯を変えることにした。

「クチブトが釣れましたな。」

「コッパもエサ取りもいなくて釣りやすかったですな」

「ところで何枚キープしました?」

「いや、全部ポイしましたな」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今夜のオカズがないですがな!」

「い、一枚だけキープしてありますな」

「全然足りませんぞ!」

「これからはオカズ釣りに専念ですな!」




風裏に入った磯は、とても浅くて底が見える。

釣れる気がしなかったが・・・

足元が少し深いので、そこを集中して攻める。





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そのうち魚が集まって来たのだろう、ようやく竿が曲がる。





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バリか!

ポイしようとすると、偽チヌ師さんから「待った」がかかった。





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「今夜のオカズじゃ!」

すぐにナイフで血抜き、内臓も取っていた。

この際、贅沢は言っていられない。





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お! またなんか釣れましたぞ!





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アカハタじゃ!

ウマいモンが釣れたで!


偽チヌ師さんもバリとヘダイを釣り上げ、ようやくオカズを確保できた。

こんな何でもない場所でも、なんとかなるもんじゃのう(笑)





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ちなみに彼は潮だまりに足を突っ込んで、シューズが水浸し。

コンクリートの上を靴下で歩いていた(笑)



撤収してから、今夜のメニューを相談する。

それに合わせて、スーパーで野菜などの食材を買い、今夜の宿へ向かう。

初めて利用する、網代のコンドミニアムだ。





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背中のリュックから出たネギがよく似合いますな。





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おお! きれいな広いキッチン!





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10畳の和室か!





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フロは温泉だ。

いいとこが見つかりましたな!

8人くらいのグループでも泊まれますな!


2人で交代して温泉に浸かり、料理をする。





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バリは偽チヌ師さんにお任せする。





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おお! きれいなサシミになりましたな!

塩とゴマ油で味付けですな?





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クチブトとバリの香草焼き。

間違いない味で、ビールに合いますからな~





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アカハタとヘダイのアラは、鍋のダシにする。

ちなみに、ここは鍋や皿などの道具も完備している。





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クチブトとバリ。




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アカハタとヘダイ。

サシミ包丁を忘れたので、キッチン備え付けの普通の包丁で切った。

見栄えがイマイチだが、ガマンじゃ。





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まずはビールですな!

「バリも熱を通す前はクセがないですな!」

「メジナの香草焼きは間違いないですな!」

「バリの香草焼き、これはちょっと皮がない方がいいですな~」

「お、そろそろ鍋が沸いてきましたぞ」





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しゃぶしゃぶ・・・しゃぶしゃぶ・・・

「おお! アカハタがウマい!」

「身が甘いですな!」

「ヘダイもめちゃウマいですぞ!」

「アカハタとは全く違うタイプですな!」

「この2種は別格ですな!」

「クチブトとバリは・・・比べたらかわいそうですな」

「これだけを食べたら美味しいと思うんでしょうが・・・」

「レベルが2ランクほど違いますな」


アカハタは言うに及ばないが、ヘダイがこんなにウマいとは。

そういえば今年の春、シマアジとヘダイを食べ比べたが、やはりヘダイはウマかった。

その時の記事はこちら。

シマアジとはタイプが違うのだが、脂の乗ったそれは、まさに極上の味わい。

チヌより美味いとはよく言うが、実際に食べるとよくわかる。

今回、ヘダイの美味しさをあらためて実感した。




9時間も眠った次の朝、鍋の残りで雑炊を作った。





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アカハタとヘダイのアラで取ったダシ汁は最高!

なんとも贅沢な朝食となった。


大満足の帰り道。

「しかし今回もウマかったですな」

「お魚が良かったですな」

「磯のメインターゲットを変えねばなりませんな」

「美味しいお魚ですな?」

「シマアジ、ヘダイ、マダイ、ハタ系が釣れれば、メジナはポイですな」

「メジナは旬の時期だけキープですな」

「ついでに釣るんですな?」

「引きは強くて楽しめますからな」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!



リハビリ完了!




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飛島釣行 その他

2018.12.07(Fri)

今回2回目の飛島となったが、2014年の自分のブログを見ると、少し違うところがあった。




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まず、定期船「とびしま」の色が違った。

2014年は白地に赤のラインだったのだが、今回は青に変わっていた。

何年に1回塗りなおすのか知らないが、船体を保護するためなのだろう。

カネがかかりますな。





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旅館の目の前が港なのだが、そこの荷物置き場に緑色のシートを張った屋根があった。

今回は上のシートがなかったが、この秋にこちらにも台風が来たので、外したのだろうか。





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このように船から下りたら、すぐに干せたので、大変便利だったのだが・・・





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海釣り公園があるのだが、その先端がなくなっていた。





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このように多角形で、水中に伸びる建物があったのだが・・・





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らせん階段で下り、窓から海中を見る事ができたのだ。


島の人に聞くと、老朽化で傾いたそうだ。

修理費、維持費を考えるとペイしないため、本土まで運んで解体処分!

ん千万円かかるそうで、不満爆発しているそうな。

もったいないのう~





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風が強く、烏帽子群島の大平という潮の通さない場所に釣り座を取ったのだが・・・

楽竿ライトは改良前で、チャランボアタッチメントが別体となっており、灰皿もきれいなモンだった。





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現在の楽竿ライトはそのままチャランボに取り付けできるよう軽量化されているし、灰皿はサビで「たばこ」の文字も見えない。

100円ショップで買った灰皿だが、よくもっていると感心する。

帰ってすぐ真水で洗えば、道具は長く使えるモンですなぁ。





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鳥海山は変わることなく、その美しい姿を見せてくれていた。

癒される景色じゃ。




今年はタカノハダイの呪いや、釣り仲間のかける呪いにやられている。

今回の釣行は、当初新潟県の粟島でマダイを狙うというものだったのだが、途中で飛島に変更したのを仲間には秘密にしていた。


ライングループのミルキング互助会では、佐渡ヶ島だ、いや笹川流れだ、などと憶測が飛んでおる。





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若旦那が、我々がどこにいるか口を割らせてようとしておる。


ひそかに行動し、仲間の呪いを避けた(笑)



どこだどこだと、あまりにうるさいので(笑)初日の釣りが終わってから、場所を明かす。





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ほっとけ!(笑)





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2日目は、たいそう羨ましがっておる。

ええじゃろ~(笑)





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2014年の最終日は、今回の最終日に乗った赤岩の内側に乗った。

後ろの絶壁で強風を避けられたからだ。

そのかわり、潮もなかった(^^;

今回は天気に恵まれ、赤岩に乗れた。





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まあ、いつものやり取りですな。

こうやってツヨシが呪いをかけてくる(笑)

ガンバレと言うのは、社交辞令だ(爆)





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それにもメゲず、マダイを釣ると・・・





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こんな具合になる(笑)





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偽チヌ師さんは、見るところが違うな(笑)



その後はみな、日本海の話題で盛り上がる。





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黒潮大蛇行でここ1年、伊豆七島は絶不調。

ふふ、日本海という新しい道を発見したで!





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帰りに、笹川流れで、挑発ポーズを撮ってアップする(笑)





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くくく・・・かかったわ(爆)

この日、ウドネに行った若旦那とMr.Iには気の毒だが、場所が悪かったの~

今は日本海が熱いのじゃ!(笑)





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午後10時過ぎ、首都圏に帰り着き、ナニパクの家でマダイの半身を置いて行く。





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代わりにアコウの半身をもらう。

みんなが狙っておるので、秘密じゃ。





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4年前のお土産。

ブリの子どもは痩せて、脂まったくなし。




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今回のは違うで~!





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が、マダイもこの大きさになるとイマイチ。

皮付きでしゃぶしゃぶにすると、家族に喜ばれた。





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ナニハタからもらったアコウの半身。

これはどう食べてやるかのう~





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マダイと一緒に、しゃぶしゃぶ。





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サシミはシャクシャクとした歯触りで、最高にウマかった!

引いた皮は、湯通ししてポン酢で頂く。

おお・・・なんという感触!

ウマいのう!





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ヒラマサはサシミに。

脂の層ができておる!

食べきれず、別の日にしゃぶしゃぶにして頂いた。





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マダイとアコウのアラ、それに昆布ダシのしゃぶしゃぶの後は、最高の雑炊になった!





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ヒラマサのアラは、ブリ(ヒラマサ)大根に。

全部で5日分の食事となった。

日本海はええのう!


また行くで!



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2018年11月4日 山形県 飛島 3日目 烏帽子群島 赤岩

2018.11.29(Thu)

午前3時45分、宇宙戦艦ヤマトのテーマ音楽が鳴り響く。

スマホの目覚ましだ。

部屋の電気を点け、そそくさと着替えて荷物をまとめる。

今日は遠征最終日。

午後1時半の定期船に乗るため、磯上がりは11時半。

あまり時間がない。

まだ本命のマダイを見ていない。

気合を入れて釣るで!




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道具を宿の目の前の「荒磯丸」船着きまで運ぶ。

昨日からアオリイカ狙いの釣り人が2グループ泊っている。

え?

まず彼らを運んでから、ワシら2人は最後?

あ・・・しかも・・・1グループずつ、乗せて渡しとる・・・

堤防と、近くの磯に・・・


ワシらは3番船か!


今日は釣り客がたくさんいるらしく、荒磯丸がアオリイカのグループを乗せて運ぶ間、他の船が2隻、港を出て行く。

う~ん、釣り場所は大丈夫かの~





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我々が船に乗った時には、明るくなり始めていた。





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おお! 鳥海山から朝日が出ようとしておる!

絶景ですなあ!

船上からこんな景色を拝めるとは!





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が、やはりウ島やサザエ島付近は先客でいっぱいやないか!

ゆっくりと場所を探しながら船を進めていた船長が、船速を上げた。





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御積島へ向かって行く。

ここから見える範囲には、だれもいないようだ。





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赤岩という場所に下りた。





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御積島の端っこに伸びる岬の、狭いハナレ岩である。





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絶壁がそそり立つ御積島の景観は素晴らしい。

4年前、ここのすぐ内側に乗ったが、潮が動かず、痩せた青モンしか釣れなかった覚えがある。

荷物を置く場所が斜面になっており、転がり落ちたら困るので、ナニパクがピトンを打つ。

私のロープを荷物の取っ手に通し、ピトンに結んで固定した。





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私は右手で竿を持ち、ナニパクは左だ。

お互いの竿の間隔は広い方がいいので、沖に向かって右側に私が釣り座を作る。





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釣り座の右から潮が足元に当たって来る。





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左の方に見える浅い根に向かって、ゆるいが、潮が動いている。

マダイは、この流れを釣るしかないのう・・・



一昨日、昨日と、我々の仕掛けにヒラマサが喰って来た。

ヤワな道具では、飛ばされるのがオチだろう。

昨日と同じ、竿はアテンダー2.5号、道糸はナイロン5号、ハリスも5号にする。





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針だけは、少し軽めにして、龍馬針の8号を結ぶ。

最終日だし、悔いのないよう、いつもの慣れた仕掛けにするのだ。



さて、コマセを打って、お魚ちゃんを寄せるか!

パシッ、パシッ、パシッ!

・・・・

・・・・・・・寄って来たな・・・小モノが・・・

ん?

・・・・・・んん?

・・・・・・・・・・・・・なにぃ~!


べ、ベラの大群があ!


ナニパクの打つコマセにも同じくベラが湧いている。

あたり一面は、ベラで埋め尽くされておる!





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当然、仕掛けを入れると、瞬殺され、上がるのはベラばかり。


こ、これはイカン!





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悪霊退散!


磯を清めるが、こんな事でベラがいなくなるはずもない。

見える範囲だけで数千匹はいるだろうか。





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それどころか、頭上に黒雲が広がって来た。

めまいがしそうだが、なんとかしなければ、これで終わりになる。

と、とりあえず、重い仕掛けでズドンと深みに落としてみるか。


ウキを1号に替え、5B、4Bのガン玉を段打ちにして、足元に落とし込む。





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キューン!

と、ウキが沈み、気持ちよく突っ込む。





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おお~、30ちょいの食べごろシマダイやないか~

おいしいから、持って帰るか!





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ああ! 逃げるな!


ぺち! ぺちぺちぺち!    とぽ~ん!


ああ~、ワシのサシミが~!


ここは足場も、ゆるい斜面になっているため、暴れると海に落ちるのであった。


チクショー、朝飯でも食うか。





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質素だが、フグの一夜干しみたいなのがウマい。

旅館の目の前で取れるフグやな?

食べながら、これからどうするか考える。

重い仕掛けにしてタナを取って流すのは、昨日もやったし、さっきもやった。

ベラしか来ないし、タナの深さを絞れない。

このあたりの経験値は0なのだ。

ネットでいくつか釣行記事を見たのだが、みんなバラバラ。

道具も細仕掛け、太仕掛けに分かれ、ガン玉もしかり。

要は、その時の状況に合わせて釣り方を変えろという事らしい。


・・・・・それ、どこでも一緒やないの?

マダイは深いタナ、とよく言うが、竿1本までの浅いタナで喰う時もあるし。


わからん時は、慣れたやり方で試すしかないな!


半誘導でもいいが、今は風も止んで、流れがゆるい。

0号ウキ、ハリス5号、龍馬針8号の全誘導で仕掛けを組む。

ガン玉は打たず、ハリスと針の重さだけで沈めて流す。


コマセを連続して打ち、何度か繰り返して流れに帯を作った。

あいかわらずベラが上から下まで群がっている。

ヤツらが見える範囲よりも少し遠くへ、仕掛けを投げ入れた。

仕掛けがなじんだところで、ラインを張る。

ウキがゆっくりと沈んで見えなくなり、張ったり、ゆるめたりしながらラインを出して行く。

斜めに差し込んで行くイメージだ。

本当にそうなっているかどうかは、わからん。

あくまでイメージだ。

少しずつ深く、流れの中を付けエサ先行で差し込めば、そのうち喰うやろ。

という、イケイケの放任主義だが、一応理にかなっているとは思う。

で、いつものように楽竿ライトに竿を置いて、指でラインを張ったり出したりしている。

重い竿じゃなくても、手持ちでコレをやると、私なら穂先が動きまくる。

わざと付けエサを躍らせて、リアクションバイトを狙うなら別だが、じっくりと差し込むイメージなら、手持ちじゃない方が穂先が動かないぶん、やりやすい。

時間がかかる釣り方だから、楽でもある。

タバコを吸いながら、片手を軽く竿に置いて指でラインを出したり止めたりできるのだ。



バララララララ・・・!


仕掛けを投入してから、4分20秒後(ビデオ再生して時間を測った)、いきなりスプールから指を押しのけてラインが飛び出して行く。





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竿を立てると、重い!

突っ走らないので、青モンではない。

チヌの強力版という感じだが、本命だと信じたい。





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道具が強いので負ける気はしないが、強引にやってバレるのが怖い。

ぐ~っと、引いた時は、竿を平行に送ってやる。

海中の地形がわからないので、沖へ走らせる選択肢はない。

ラインは出さないと、最初から決めていた。

昨日のヒラマサと一緒だ。





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だんだんと寄って来て、海中に魚体が見えた。

マダイじゃ!

が、足元まで来ると、何度も突っ込む。

ナニパクがタモ入れをやってくれたが、なかなか入らない。





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とうとう本命を上げられた!

しかも61センチとデカい!


うれしい! とてもうれしい!





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ピンクの湯川柄杓にした甲斐があったのう!




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うれしさ絶頂の記念写真。

さっきシマダイが暴れて斜面を逃げ落ちたため、すぐに〆てエラにもナイフを入れたので、血だらけだが・・・うれしい!


ワタも出し、きれいに洗ってからクーラーに入れた。

しばし、仲間とラインをやり取りして、座って休む。

最終日にやっと釣れたので、ホッと一息・・・


その後、段々と潮がゆるんで、動くことは動くが、トロトロになってしまった。

あれだけ海中を埋め尽くしていたベラが、見えなくなる。

だが、アタリもない。

上がりの時間も近いので、片づけを始める。

私もナニパクも、楽竿ライトに竿を置いて、そのまま流しっぱなしにしていたのだが・・・

バケツで海水を汲んでいたナニパクが、叫ぶ。


「ラインが出てる~!」





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しばしやり取りして浮いてきたのを、今度は私がタモ入れじゃ。





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62センチのヒラマサだった。

最後に拾いましたな!(笑)

これで今日もお互い、お土産をキープできた。





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片付けも終わり、船が迎えに来るまでナニパクがジグを投げる。

30センチない、小さい青モンの子どもがかかる。

もっと大きくなってから来てくれの~  ポイッ

また投げて引いて来ると・・・おわ!

ジグの回りに2~30匹まとわりついて寄って来る。


コイツら(小青モン軍団)がいなくてよかったですな~

釣りになりませんからな~





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午前11時半、赤岩を後にする。

もっと長い時間やってみたかったのう・・・





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他の釣り人も、今日帰るのだろう、撤収している。




港に帰り、荷物をまとめる。

クーラーを氷で満たす前に写真撮影。




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ん~、十分すぎるお土産!

一番小さく見えるアコウが51センチあるのだ。


ここでの釣りは、生涯忘れる事はないだろう。

大変楽しく、スリリングな3日間だった。



その後、定期船で酒田まで戻り、車で東京を目指す。

しばらく高速道路は使わず、下道を走った。





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笹川流れの夕景を見ながら走るためだ。

素晴らしい・・・

美しい日本海を堪能した遠征であった。



今回の動画です。




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11月3日 山形県 飛島 烏帽子群島 ウ島

2018.11.25(Sun)

午前3時45分の目覚ましで起きた。

昨夜は熟睡し、体調は完璧だ。

すぐに顔を洗って着替え、玄関に用意しておいてくれた朝弁を持って真っ暗な外に出る。

ここのところ急に気温が低下したので、ジャケットの下にはフリースを着込んでいる。




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道具を司丸まで運んで、船長と他の釣り人を待つ。





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ん?

ロープなどの漁具の中に、YOU-SHIの看板が!

何かイベントでもやった跡だろうか。



しばらくして他の釣り客4人と船長がやって来た。

遠くの地平線がうっすらと明るくなってきた時、船長がエンジンに火を入れる。



まだ暗い海を船は烏帽子群島へ向かい、昨日船長が言ったとおり、我々が一番に下ろされた。

昨日もそうだったが、チャカ付けはせず、飛び降りである。





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ウ島という磯だ。

グーグルマップが不鮮明だったのでヤフーのマップを使用するが、色が・・・

まだ暗い中、ヘッドランプを点けて、釣り座を調べる。

地元、酒田の常連さん1人も一緒に下り、さっぱりわからない我々にいろいろと教えてくれた。





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少し年配の彼は裏側へ行くと言うので、荷物を運ぶのを手伝う。

ナニパクは北側に少し出っ張った足場に構え、私はそのままチャカ場に釣り座を取る。





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夜が明けて明るくなった頃、準備が出来上がった。

波はなく、穏やかな海ではあるが、南西の風が少々強い。

チャカ場なら、背から風を受ける形になる。


今日の道具選びは、悩んだ。

昨日のナニパクの様子を見ると、青物が回っているから、細仕掛けでは危ない。

メジナやクロダイに合わせていると、大けがをしそうだ。

マダイ狙いでもあり、ここは少々ゴツイのにしよう。

竿はアテンダー2.5号、リールはレマーレP5000DHG。

道糸5号、ハリス5号で組む。





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ナニパクの釣り座は、私の左後ろに位置する。



・・・・・雄叫びが聞こえる。



もう切られたんかい!(笑)


彼は3号竿で仕掛けを組んでいるが、やはり最初の突っ走りに耐えられないそうだ。

正面沖の左から右に流れる本流に仕掛けを入れて飛ばされたらしい。





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私の右側は切り立っているが、その向こうへ走られるとヤバいな・・・

マダイだけ来てほしい(笑)

私の釣り座の前は、本流から外れたゆるい潮が左から右へ巻き込んでいる。

まだよくわからんので、コマセは足元だけに撒いて仕掛けを入れる。


・・・すぐに付けエサが取られる。

う~ん、エサ取りが湧いているようだ。

まだ暗くて海中が良く見えない。

仕掛けの投入点を少しずつ遠くして、エサ取りのいる範囲を探る。





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ふふ・・・ここで景気づけにコレを飲んでおくか。

酒田のコンビニで、ナニパクがくじを引いて当てたヤツだ。

来いよ~、モンスター。





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エサ取りの範囲がだいたいわかったので、そこの外周に仕掛けを入れて、ゆっくりと流す。

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



バリバリバリッ


おわ! 来た!


ラインが指をはじいてスプールから飛び出して行く。





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竿を立ててリールのベイルを起こすと瞬時にノされ、レバーでラインを出して起こすが、またノされる。

何度かこれを繰り返すと、突っ走りが止まった。

静かに竿を起こし、刺激を与えないように、ゆっくりとラインを巻く。

静かに、静かに~





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ぐ~っと、右へ走る。

アテンダーのタメを信じて、ラインは一切出さない。

岩を右へ回り込まれたら終わりだ。





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寄って来たので、上に浮かせると、尾が黄色い。

「マダイだ~!」と叫びながらナニパクが来て、タモを準備してくれた。

スマン、青モンや(^^;





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こ、今度は左へ~!

ナニパクの釣り座との間にある少しくぼんだ場所に、へばり付くように暴れるが、強引には引かず竿に任せる。

で、寄って来たところでナニパクのタモに入った。





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記念写真じゃ!

68センチのヒラマサ。

船や堤防ではもっと大きいのがターゲットかもしれないが、磯のフカセで取ったので大満足じゃ!





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すぐにシメて血抜き、腹を出すと、脂ベットリ!

これはいいお土産になりましたな!

だが、今回の狙いはマダイ。

さあ! 釣りますぞ~!



お!

ナニパクがまた喰わせましたな!






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写真撮ってやろう(笑)





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む!

今度はストップさせましたな!

3号竿を必死で立てておる。


ああ! また切れた!





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ハリスがカンナで削られたようになっておる!

ヒラマサは根回りを走るからのう~



常連さんに、マダイのデカいのも釣れるけど、ここでは沖へ走らさず1mmもラインを出すなと言われた。

この時はわからなかったけれど、帰って航空写真を見ると、回りは根だらけ。

こりゃ、いくらラインを太くしても、根ズレで切られますな。

ナニパクは昨日5発飛ばされたが、今日は?

え? もうすでに3発目?(^^;

さっきの私のヒラマサは、竿が取ってくれたようなもんですな。

今のアテンダー2は知らないけど、この初代アテンダー、とてもいいですな!



キュンキュン!


ん?

ナニパクがまた掛けたか。





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ああ!


ルアーロッドに変えやがった!(笑)


足元まで強引に寄せたのを、タモ入れしてあげた。





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ジグで取ったヒラマサ(笑)

65センチ、やはり脂ノリノリの食べごろサイズであった。


「これで2人とも、お土産ができましたな」

「もう帰ってもいいくらいですな」

「まだ9時前ですぞ」

「次は本命を狙わねばなりませんな」

「夕方まで時間はたっぷりありますからな」

「今日はウハウハですな!」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!





20181103021.jpg

ちくしょう・・・





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酒田の根上釣具で買ったエビを付けてみるか。

地元の人はコレでマダイを釣ると言ってましたからな。





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ベラばっかしかい!

デカいエビまで喰いやがって~!





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チャカ場でナニパクがまたジグを投げて、何かをかけた。

おお、重そうじゃのう!





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今日、定期船で飛島に渡って来た釣り客を乗せ、司丸がこちらを横切ろうとしたので、大きく手を振って止めておる。

スクリューに巻き込まれますからな!

彼らの見守る中、魚を寄せて来た。





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おお! これはデカい!





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51センチのアコウ!(キジハタ)


これは最高のお土産ではないか!


半分くれ!(笑)




さて、フカセを再開するが、アタリがない。

海中もよく見えるようになって来たが、いかにもメジナが釣れそうな場所だ。

細い仕掛けに変えたい気持ちをグッと抑え、太仕掛けのまま探る。

マダイ狙いだし、細いのに変えて飛ばされたら、たまらん。


ナニパクもフカセに戻ったが、またブチブチ切られておる。

え?

潮上に乗った釣り人達の方から流れて来たウキを3個見た?

みな、飛ばされておるようじゃの(^^;





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足元に湧いているエサ取り、スズメダイかと思ってたら、全部サンバソウか!

イシダイの魚影も濃そうだのう。

今日も何かわからんのがバレたりするが、イシダイか?





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平らな場所がなく、斜めに切れた岩場のため、とても疲れる。

クーラーに座って竿を出す。

軽い仕掛けから1号重りまでを使い、浅くから竿3本までを流れを変えて探るが、マダイが来ない。





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ベラしかおらんのか!


打開策を思いつかず、午後4時に磯上がりとなった。





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港から鳥海山が見える。

きれいな形の山で、穏やかに晴れた天気に感謝だ。





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オキアミブロックをバッカンに移し、トランク大将に魚を入れる。

数は出なかったが、すでにお土産はできた。

明日は帰るため、釣りは午前中のみ。

まだ本命が釣れない。

今日の釣りを踏まえて、明日の釣りを考えてみるか。




久々に動画をアップ。

仕掛けの投入からタモ入れまで、ノーカットなので少々長く、5分あります。






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11月2日 山形県 飛島 烏帽子群島 ジラメキノ鼻

2018.11.19(Mon)

飛島の磯はほとんど知らない。




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島の東側と北側にもあるようだが、やはり有名なのは西にある「烏帽子群島」だろう。

船はそちらを目指して走る。





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港を出て西へ進むと、ほどなくその群島が見えてくる。

右の大きな島が「御積島(おしゃくじま)」と言うらしい。

ここに見える一帯が、メインの磯となっているようだ。





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人気の磯にはすでに人が乗っており、船は素通り。





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ここにも人が・・・

久しぶりに海が静かになったため、一斉に飛島に渡って来たのだろう。





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御積島エリアの端っこに下りた。





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ジラメキノ鼻という場所だ。

船長の方言が強くて何を言っているのかほとんどわからないが、今の潮だとここはあまりよくないらしい。

だが、他のマダイを狙える場所が釣り人で埋まっていたに違いない。

ま、とりあえず準備しますか!





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マダイ狙いなので、配合粉は素直にこれを使おう。

パッケージがピンクで、いかにもマダイ!という感じではないか。





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仕掛けのゴムにも、ピンクを使ってやる。





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ふふふ・・・ピンクの湯川柄杓じゃ!

夏に買ったのだが、今日までガマンしていたのだ。

ピンクづくしでマダイを狙うでえ!





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目の前に烏帽子群島を見る。

確かに、烏帽子がいくつも突き出ているように見える。

ん~、ええ雰囲気じゃ!

ここへ来るまでが大変だったが、やっと磯に立てた。





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私の釣り座には、右沖からの当て潮気味。

船長が「ここらを狙え!」と言っていたが・・・

それ潮上やんけ! 狙えんがあ!

まあ、言葉が通じなかったので、私がよく理解していなかっただけかもしれない。





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飛島での釣り開始だ。

時刻は午後12時半。

沖上がりは午後4時。

今日は3時間しか釣りができないから、ここらの感じがわかればいい。

「今日は小手調べですな」

「時間がありませんからな」

「しょっぱなから釣れちゃったら困りますな」

「困りますな~」

「明日も明後日もありますからな」

「写真撮ってポイしますか」

「仕方ありませんな」

「鮮度が命ですからな」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


まだ夢を見ながら、釣りを始める。


道具は悩んだ。

ファルシオン1.5号に道糸3号、ハリス3号でタックルを組む。

細いのから太いのまで、いろいろと持って来たが、今日は様子を見るためにコレで行く。


ナニパクがすぐに何かをかけ、飛ばされた。

ハリスを切られたようだ。





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遠征1尾目・・・





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うおおお~!

雄叫びが聞こえる。

ナニパクはまた飛ばされたようだ(笑)





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少し流した沖で、何かが来た!

重い!

なんじゃ、この魚は!


スカッ!


ああ! バレたあ!


すっぽ抜けたようだ。

ん~、針が小さいのか?





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ベラを釣りながら続けていると、ナニパクはまた飛ばされておる。

どうも青物のデカいヤツらしい。

楽しんでくれい(笑)



軽くしたり重くしたり・・・

差し込んでみたりタナ取って流したり・・・





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う~ん・・・





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う~ん・・・



よくわからん(笑)

ナニパクも35センチくらいまでのクチブトを上げているが、ポイしておる。

とにかく潮は動いているので、ナニパクの前を横切り、そのままだいぶ向こうまで流す事にした。






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遠くで何かが喰ったな。

竿を立ててみると、首を振ってあばれる。


スカッ!


あ、またバレた!

いったい何じゃ?





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今度は竿を寝かせてみるが・・・

やっぱりバレた。

魚種がわからないが・・・石物か?





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2人ともキープなしで午後4時を迎えた。


わからん・・・


さっぱりわからん!


エサ取りにベラが多いという事はわかった(笑)

クチブトもいるが、浮いては来なかった。

抜けた3尾の正体がわからんかったのが痛い。

マダイのヒントを見つける事ができなかったのが残念じゃ。





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結局ナニパクは5発も飛ばされた。

あの釣り方、ここの青モンにはいいみたいですなあ。

明日は私もこの仕掛けではキビシイかもしれない。





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明日も司丸で渡る事になった。

釣り道具は、そちらの宿に置かせてもらう。

明日使うオキアミブロックを、クーラーからバッカンに移しておく。

朝までには、ほどよく解凍されているだろう。



我らの宿、沢口旅館に戻り、まずは風呂に入る。





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おお~!

これぞ島の正しい夕食じゃ!

地元の食材を食べるのも、旅の楽しみの一つだ。

どこぞの離島みたいに、サンマや鮭、とんかつなどを出すとことは違いますな!

ビールでサシミ、酢の物、煮物などをつまむ。

どれもとてもおいしい。

やっと日本海の離島に来られて、実際に竿を出す事ができた満足感。

そして明日、明後日のいい天気予報での安心感。

とても酒がうまいのう!

他のおかずをご飯で頂き、みそ汁と香の物でシメる。

ごちそうさまでした!





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宿にある空撮本で、飛島の磯を調べる。

どこに乗るかわからないのだが、2人でここに乗りたい、あそこに乗りたい、などと話しながら、酒のアテにする。

島に渡る前、ターミナルで日本酒の一升瓶を買って来たのだ。

やはり地元の酒を飲まんとイカン。


さて、明日は4時半に船着き場だ。

目覚ましのアラームを午前3時45分にセットする。


「明日は一番に磯へ下ろしてくれるて船長が言ってました!」

え!? ナニパク、船長の言葉わかったんか!

「7割くらい、わかりましたよ!」

そ、それはすごいのう(笑)


明日は夜明けから夕方まで釣りができる、メインの日だ。

楽しみでたまらない。

寝酒がないと、眠れないところであった。



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11月2日 山形県 飛島へ!

2018.11.15(Thu)

朝起きてビックリした。




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窓の外は墓地か!

昨夜チェックインした時はすでに暗かったので見えなかった。

こんなホテルの部屋は初めてだ。

そういえば昨夜は寝苦しかったような・・・窓を開けて空気入れ替えようとしても開かなかったし・・・

それで安かったんか・・・

しかし、よくこんな土地にホテル建てたな(笑)


定期船の出港は午前9時30分。

7時にホテルを出発しても早すぎるくらいだが、6時過ぎにはもう目が覚めてしまった。

仕事の時もこうありたいものだが、悲しいかな釣りの時しか起きえない現象である事は、全国の釣り人の知るところであろう。

すでに起きてハアハア興奮しているナニパクと、少し早めのチェックアウトをする。

車で近くのコンビニに立ち寄り、朝食だ。


会計が終わり、車の中で食べていて気が付いた。


しばらく肉が食えん!


「飛島では海産物ばかりじゃないですかな」

「これ昆布で、もう一つのおにぎり、シャケですがな」

「牛丼にでもすればよかったですな」

「魚は好きだけど、これから1週間は魚料理ばかりですぞ」

「釣行から帰っても、お土産でしばらくは魚が続きますからな」

「お持ち帰りは、高級魚のみですぞ!」

「いつも釣ってるモンは禁止ですな!」

「メジナは?」

「ポイじゃ!」

「クロダイは?」

「ポイじゃ!」

「イサキは?」

「イサキはおらんそうじゃ!」

「じゃあ、マダイは?」

「それじゃ!」

「まあ、今回は磯マダイ狙いですからな!」

「マダイも食べごろのが3枚もあれば十分ですな」

「続けて食べると飽きますからな」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


朝から余計な妄想全開で、フェリーターミナル近くの根上釣具店に立ち寄る。

4年前の釣行時にも使った店である。

新潟のタネムラ釣具で買ったオキアミブロックがあるのだが、あと1枚買っておこうという事になったのだ。

足りると思うが、足りないと困る。

ここは1枚千円を切っていた。

地元の釣り人が使うマダイの付けエサは、このエビだと言うので、そのパックも一応買っておく。

デカい針でやらんとイカンな・・・これは・・・

今日は宮城県から飛島へ渡る釣り人が十数人いるという。

みなここで解凍予約しているそうだ。





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午前7時半、ターミナルの荷物受渡口に、釣り具を降ろす。

備え付けの台車と、ナニパク持参の台車に荷物を乗せ、忘れ物がないかチェックを行う。

しかし・・・


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粟島へ行く予定が・・・


20181102004.jpg

飛島になった・・・

北へこんなに伸びるとは思わなかった。


9時過ぎに乗船券を買い、まずは荷物を船に積み込む。

これは乗客が自分で行わなければならない。





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船が揺れても動かないよう、台車の回りをクーラーで固める。

ちなみに酒田―飛島航路は、片道2,100円。

30L以上のクーラーは、往復の手荷物料金がかかる。

たしか・・・160円だったか? よく覚えていないが、安かった。

他の釣り人も、グループごとに荷物をまとめている。


出港後、2階のデッキに上がり、景色を眺めると・・・





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堤防に釣り人がたくさんいる!

写真は左からずっと伸びて来た堤防の先端だが、根元から数百メートルはあるだろう。

1キロくらいあるかもしれん。

先端まで来なくても十分釣れるのだろう、途中にも人がいっぱいだ。

何を釣っているのかは、ここからでは見えんが、人がたくさんいるという事は、釣れているという事だろう。





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1時間15分で飛島に到着した。

途中、海が静かでほとんど揺れなかった。

積み込む時と同じで、乗客がそれぞれ自分たちの荷物を台車などで降ろして行く。





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沢口旅館から若いお姉さんがお迎えに来ていた。

うるおうのう~

オキアミブロックを詰め込んだ、トランク大将と35Lさえなければ、そんなに荷物はない。





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車で荷物を運び、旅館前の港に下ろす。

あれ? 屋根がない。

今年は日本海にも台風が来たから、外したのだろうか。



宿の渡船「荒磯丸」は、修理のため酒田にあり、明日こちらに帰って来るそうな。

今日は「おらが海の家」という宿の、「司丸」にお願いしてあると言う。

とりあえず宿帳を書き、部屋で着替える。





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釣り支度を整え、今度は司丸の船着き場まで車で移動。

宿の釣り客を乗せて先に出たそうなので、帰って来るまでしばらく待つ。

港内の水はとても澄んでおり、浅い底がよく見える。

バッカンのオキアミを少し撒いてみると・・・

あっという間にフグが寄って来た。

・・・港内でのフカセはムリやな(笑)


しかしいい天気だ。

昨日まで海が荒れ、6日連続で酒田との定期船が欠航していたらしい。

だからさっきの船が混んでいたのか。

「久々に海が穏やかになったようですな」

「しばらく誰も釣りに来てないんですな」

「お魚が口を開けて待ってますぞ」

「日頃の行いがいいせいですな」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


ウソだ。

海が荒れて日程を後ろに3日ずらしたではないか。





20181102011.jpg

やがて司丸が帰って来て、我々2人を乗せて出航した。

マダイを釣りたいと伝えてある。

さて、どこに乗せてくれるんだろう。

待ちに待った離島の釣りが始まった。




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新潟県粟島へ向けて出発!・・・が

2018.11.10(Sat)

荒れに荒れた今年の太平洋岸、せっかくの休みに釣りができず、磯釣り師たちはまるでゾンビのごとく釣具屋を徘徊し、カネを使いまくった。

まだ1回しか使用していないラインをリールのスプールからガシガシと引き出して捨て、新しく購入したラインを巻く。

部屋でロッドにリールを取り付け、まるで魚がかかったかのごとくシャドーフィッシングを続け、家人を大変心配させた。

目はうつろで血走り、あそこの磯はどうとか、こちらの磯はこうとか、ぶつぶつと独り言をつぶやき、時々うおうおと叫んで妻を恐怖におとしいれる。

それもこれも、釣行エリアが狭いためだ。

これを解消するには、別の海も考えねばなるまい。


日本海だ。


今回の遠征はナニパクと2人。


新潟県は離島の粟島。


マダイを狙うのだ。


10月30日~11月1日、3日間の予定を立てたのだが、天気予報によると31日は大荒れ。

幸運にも追加の休みを取れたため、後ろへ3日ずらし、11月2日~4日に変更したのである。

1日に東京を出発しようと思っていたら・・・




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ナニパクが早く行きたくてハアハアしてるので、30日深夜に出発した。

あわよくば1日に粟島に渡ろうというのだ。


「1日に粟島に上陸できれば、2日、3日は朝から夕方まで磯釣りができますぞ」

「4日は午前中釣りをして、午後新潟に帰れますな」

「それだけ時間があれば、マダイは間違いないですな」

「何枚キープしますかな?」

「3枚もあれば十分ですな」

「そんなにたくさんは食えませんからな」

「じゃあ、2日目からは全部ポイですな」

「釣れ過ぎたら困りますな」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


妄想であふれる車は、夜の関越高速道路を突っ走る。

早朝、新潟市内に入った。





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ナニパクがスマホで市場の食堂を検索、ここで朝飯を食べよう。





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う~ん、朝からぜいたくな!

新潟はええのう!



今日は10月31日、海は大荒れで粟島行きの船は欠航。

風が強く、晴れたり雨が降ったりと天気が目まぐるしく変わる。





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もともと行けるとは思っていなかったので、今日は新潟の釣具屋を回る。





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おお~、いろいろと釣れてるようですな~

書かれている場所がよくわからんが、好調みたいではある。





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新潟の上州屋も見ておこう。





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む!

昨日、一昨日も波が高かったんですな。

コマセが入らず、お魚が腹を空かせてますな!

明日、船が出るかな~・・・





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何軒目かの釣具屋で、いいオキアミを発見した。

付けエサの取れるオキアミブロックを見て回っていたのだが、ここの冷凍庫に入っているモノが一番質が良かった。

価格も他店に比べて、高くはない。(それでも1,080円)

たまたま入っていたロットが良質だっただけかもしれないが、明日の早朝ここで買って行く事にする。

午前4時から開いているらしい。





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おお! 新潟の空に虹が!

これは吉兆ですな!

まるで我々を歓迎しているようではないか!



おっと!

そろそろ予約してある粟島の渡船宿に電話しておきますかな。


・・・・・ええ!? 船長の体調が悪い!?



じゃ、じゃあ他の宿に電話入れてみますわ。

だが何軒かの渡船宿に電話をしても、どこもいい返事をしない。

・・・なぜ3日間の釣りをイヤがるのだろうか・・・

で、5軒目に電話した渡船宿に言われた。


「マダイ、釣れてないよ。来ない方がいいよ。」


な、なんですとお~!


この秋、そこの渡船客でマダイを釣った人は1人もいないとの事。

水温も20度あり、今年はおかしいという。

ショックだ。

もう新潟まで来ているのだ!

これからどうせよと言うのだ!

さっきの虹は吉兆ではなかったのか!


粟島がダメだった時のプランとして、佐渡ヶ島を考えていたのだが、状況はあまり変わらんのではないか。

費用も高くつくし。

ここでふと、アソコを思いついた。


飛島ならどうか?


あそこもマダイの島として有名である。

2014年の5月に一度行った事がある。

そのブログ記事は、コレだ。


その時、泊った渡船宿に電話してみるか!



明日の11月1日はまだ船が出なくて飛島まで来られないだろうが、2日~4日は海も静かになるだろう、との事。


そうですか! ではお願いします!



飛島じゃ!


明後日から飛島で釣るのじゃ!


さっそく居酒屋で作戦会議じゃ!

1泊3千円強のホテルにチェックインし、近くの居酒屋に入って酒を注文する。





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こんなところに日吉丸の渋谷船長が!

そっくりな写真だったので、これを注文した。

明日からの予定を組みなおす。

「マダイは40センチくらいまでのが欲しいですな」

「あまりデカいと美味しくないですからな」

「食べごろサイズが3枚もあれば十分ですな」

「デカいのは検量だけですな」

「70センチもあるヤツは、写真撮ってポイですな」

「ほとんどポイじゃないですかな?」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


どこが作戦会議なのかさっぱりわからんが、予定が変更になっても、皮算用だけは変わらない。





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11月1日の朝、前日の店でオキアミブロックを仕入れる。





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3日間のオキアミはナニパクのトランク大将と、私の35Lのスペーザに詰め込む。

さて、山形県酒田市に向けて出発じゃ!





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途中、粟島汽船に立ち寄ってみる。

ここから粟島へ渡るはずだったのだ。





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ほう・・・今日は船が出ておる。

が、西からの波で荒れて、粟島の磯へは乗れないと渡船宿が言っておったな。





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すぐ外の防波堤にも波が上がっている。

ま、今回は縁がありませんでしたな。

粟島はまたの機会にしよう。





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すぐ近くの釣具屋兼酒屋で、お酒を選ぶ。

新潟の情報を下さった方のおススメで、〆張鶴をお土産に買った。





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今日は酒田市内のビジネスホテルに入るだけなので、急がない。

海岸線の下道を走る。





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道の駅に立ち寄り、ちょっと海岸に出てみる。





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だんだん落ちて来ているとはいえ、まだまだ波が高い。

今日は磯釣りはムリでしょうな。





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ここ笹川流れも、予備の候補となっていたのだが、メインはクロダイとなるそうだ。

今回はマダイ狙いなので、また別の機会にやってみたいですな。





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次の道の駅にこんなものが!





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こちらはクロダイ釣りが盛んなんですなぁ~

やはり一度やってみたいですな!





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お昼過ぎ、酒田に入り、飛島のフェリーターミナルに到着した。

4年ぶりだ。





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懐かしい・・・またこれに乗って飛島へ行く事になろうとは、思ってもみなかった。





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今日は欠航したらしい。

明日は大丈夫か?

荷物受け渡し場にいる係の人に聞くと、たぶん明日は大丈夫だろうとの事。

そのつもりで準備しているそうだ。


よし、まだ日も高い事だし、酒田の釣具屋に行ってみますかな。





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少し大きめの店にやって来た。

配合粉の種類は、やはりクロダイ用が多い。





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こ、こんなのもあるのか!

やはり地方によって釣り物も違うんですな~





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うお! 珍しくて懐かしい!

アブの金ピカコレクション!

200万円の値札が付いていた・・・色褪せて数字が消えそうだが・・・





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こ、こんな変わった竿を発見!

竿の弾力は、バネか(笑)





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キティちゃんのエギングロッド!

ピンクの竿だった(笑)

他にも変わったモノや懐かしいモノがたくさんある。

このウェアなど、20年以上前のじゃないのか? 色が褪せとる(^^;

見るだけで楽しめ、1時間ほどウロウロしてしまった。


ワンダーランドを出て、飛島へ持ち込む飲み物を買いにスーパーへ行く。

日も落ちて予想よりも気温が低くなったので、フリースの上着を買い足し、酒田の暗い町へ車を入れ、ホテルにチェックインする。

また居酒屋で明日からの釣りを皮算用し、夜の時を進める。

いろいろあったが、いよいよ明日から離島での釣りが始まる。

楽しみだのう!




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10月14日 ハヤブサカップ 後編

2018.11.05(Mon)

この磯に乗り、この場所になったのだ。

自分が釣りやすい場所を選ぶのではなく、ここに合わせた釣りをせよという事か。

全力でやるしかあるまい。

普段とは違う緊張感で、これはこれで新鮮である。

ふ・・・まずは・・・




20181015001.jpg

お清めじゃ!


しばらく他の3人を眺めていたが、やはり慣れていらっしゃるようで・・・

竿サバキを見てるとわかりますな。


お!

74番の人がオオモンかけた!

・・・あれ?

沖へ走って行く(^^;

74番は、スンマセン~!と言いながら、72番を通って71番まで移動する。

おお!

40オーバーのヒラソーダではないか!

美味しそうですね~!と言うと、クーラー持って来てないから、上げる!

と言われたのだが・・・

チクショー!クーラーは車に積んだままじゃ!

泣く泣くご遠慮申し上げた。





20181015002.jpg

潮の流れを見るために、0号ウキに針だけのプレーンな仕掛けを投入する。

最初の見回りでわかっていたが、当て潮だ。

流れはとてもゆるい。

が、向かい風でもあり、表層が速く、中層は遅い。

ウキが針より先に足元にまで流れて来る。

最悪やん・・・

足元に当たった潮は、ゆっくりと左に沿って流れ、71番の方へ行く。

コマセは全部そっちへ流れて行くだろう。

ヒシャクでコマセをぎゅうぎゅうに固め、正面にド遠投じゃ!

・・・が、風でそんなには飛ばない。

ウキもデカくて重いのを使うと、表層の流れに乗ってすぐに足元に来てしまう。

小さくすると、軽くて飛ばない。

めんどいのう~


・・・コマセは正面遠方に打ち、そこから足元までを狙うしかない。



右にも潮は行くのだが、すぐに止まり、停滞する。

ガン玉を打ち、少しずつ重くして仕掛けを立て気味にしてやる。





20181015003.jpg

すぐに付けエサを取られる。

かけてみると、コイツだ。





20181015004.jpg

フグ3連発。

足元と右は、コイツがうようよいるみたいだ。

コマセが効いて、他の魚が寄って来るまではシンボウじゃ。


仕掛けを投入するのも、くの字にしてウキを針より遠方に入れるのだが、どうしても上潮が速くこちらに向かってくる。

ガン玉では止まらないため、水中ウキを仕掛けに入れる。

少しでも仕掛けを止まらせたい。


これで改めて、投入点を変えながら流れを探る。

海底が黒くなったミゾ部分をなぞるように流すと、アタリ!





20181015005.jpg

クチブトじゃ!


ぴょ~ん!

あ! 抜いてもうた!





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い、一応キープサイズ。

ついクセで抜いたが、今日は大事にタモ入れせんとイカン。


しかし続かない。

コマセに浮いて来とらんか?

と思って軽くするのだが、まったくアタリなし。

元に戻すが、連発しない。

流れている時はいいが、たるんだ場所に入るとすぐに付けエサを取られたり、針を切られる。

だいたいフグエリアがわかってきた。

そこを外して少しずつタナを変えて流す。

浅くしても深くしても、アタリがない。

足元にも入れるが、まだフグがいる。





20181015007.jpg

流れに乗せて、仕掛けの角度を変えるために針の重量を重くしてやる。

メジナが浮かないため、タナを少しずつ深くする。

時々ウキがゆっくりシモるのだが、付けエサはそのままなので、岩肌を引きずりながら流れているようだ。

引っかかってはイカンので、付けエサで調節。





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なんじゃ、これは。

フエフキの子供か?





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う~ん、普段なら喜ぶところだが、今日はイラン。

と言いながらキープする(笑)

浅くしたり、深くしたり。

軽くしたり、重くしたり。

ローテーションで探るのだが、フグエリアがはっきりするだけで、メジナが来ない。

とにかく沖に投入して足元に流れて来るまでの短時間で釣るしかない。

時々足元に入れるのだが、フグが消えない。

沖から左の71番にダイレクトに流れるスジにコマセを打つと、特に時間が短い。

すぐに仕掛けを回収しなければ、71番のエリアに入ってしまう。

71番では、盛んにアタリがあるが、サンノジやらバリが喰ってるようだ。

私のコマセと、71番のコマセが効いておるのだな。

が、私の足元から左へ流れるスジで、71番が42センチのクチブトを上げた。

う~ん、やっぱり潮上は不利か。

が、人の釣りを気にしてはイカン。


・・・右は泡がたまって、死んでおる。

ハリスをすぐに切られる。

やはり正面沖から足元の間をどうにか攻略せんとイカンようだ。


時々日が差して、海中が見えるのだが、こちらに向かう縦のミゾはなく、あまりいい地形ではない。

沖のコマセ投入点が深くなっているのだが、水中ウキを外して1号で強制的に下に伸ばすと、仕掛けをビュン!と持って行った。





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イサキか!

こいつが集まったら、同じ事をしてはイカン。

が、コマセ打ってる場所深くでコイツが来たなら、上に突進して急反転するメジナがいる事がある。






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水中ウキの仕掛けにして、タナを浅くする。

仕掛けをコマセよりも遠くに入れてすぐ、ウキがビュンッ!と消し込んだ。





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やっと来た~!





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今度はちゃんと大事にタモ入れしてやろう。





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足場が高くて、6mのタモがギリギリじゃ!





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こ、これを釣るのに、これだけ頭使わんとイカンのか!

熱が出るがあ!


が、やはり連発しない。

また延々と試行錯誤が続く。





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72番の人が来て、しばらく談笑。

どうもチャカ場もイマイチのようだ。

ヒラソーダを釣った74番の人は、それ以降付けエサが落ちず、エサ取りもいないそうな。

ん~、やはりもう少し荒れないと、釣りにくいんでしょうな~


この72番の方は、ライジャケにフィールドテスターと書いてある。

・・・人を気にするのはよそう。

自分の釣りに集中じゃ!





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集中するのじゃ!(笑)





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1号でズドンと立てて探っても、コッパがやっと釣れるだけ。

足元は相変わらずフグ地獄。





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午前10時、場所交代の時間だ。

74番の人は、迷わず私の左隣、先端の71番を選ぶ。

次は私が選ぶ番だ。

・・・同じ場所でやる事に決めた。

他の場所もそんなに良さそうには見えない。

朝からいろいろ探ったこの場所がいいと判断した。

72番の人も同じ場所を選択し、結局71番と74番の位置替えのみとなった。





20181015020.jpg

が、疲れた~!

腹も減ったし、しばらく休憩してみなさんの釣りを眺める。

みなさん、竿の操作によどみがありませんな~

ワシは手持ちでは長時間集中できませんわ・・・



さて!

やりますか!

8尾釣らねばなりませんからな!

普段あまり人が入ってない場所だけど、そろそろコマセが効いてくるでしょうな!

しばらく場所を休ませたから、最初はコマセなしで仕掛けを流す。

軽い仕掛けでは全然アタリなし。

ガン玉で調節するも、反応なし。

で、やはり水中ウキを使うと、ビュンッ!





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ハアハア・・・疲れる・・・

よし、あと5尾!(^^;

が・・・やはり連発しない。


おろ?

あれだけ足元でエサを取っていたフグの気配がない。

付けエサが残る。

これはチャンスじゃ!

しかし、普通に仕掛けを入れたが、メジナも来ない。

よし、これは引っかかり覚悟のキワじゃ。

足元に少し張り出しがあり、波が洗っている。

ここにコマセを打ち、針を張り出しから波と一緒に落とす。

ポロっと落ち込んだ時、デカいのがギュンッと来る事がある。

それを狙うのじゃ。

一応引っかかり防止に付けエサに一工夫。





20181015022.jpg

軽い針ではうまく落ちなかったので、少し重めのヤツに替える。

まあ、重量より、これはタイミングですがな・・・





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キワの岩壁にコマセを打ち付ける。





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波のタイミングをはかり、仕掛けを張り出しの上に横に張る。

大会規定で、ウキを使用しなければなりませんからな。

ウキを外した状態ではルール違反になってしまう。

そりゃ・・・張り出しから針がポロっと落ちて・・・

下に入って行く・・・










20181015025.jpg

そりゃ来た!





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ええ感じや! 型モンか!


張り出しでラインが切れないようにイナす。

型モンには届かない引きだが、規定サイズはゆうゆう超えているだろう。



お、浮いて来たな~!

どれどれ、左に回してタモ入れす・・・






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!!!!!!!!!!!!!!








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うおおおおおおおおお!


た、タカノハダイがあああああ!








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しかも、型モンかあ!


なぜ!


なぜ、よりによって、今日釣れるんじゃあ!








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・・・その後、何も釣れなかった・・・







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・・・キーパー3尾のみ・・・





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偽チヌ師さんが、アカハタ3尾とガシラを1尾、くれた。

気の毒に思ったのか、タカノハのウロコを取ってくれた。

かなり苦労していた・・・



渋谷船長がふらっと見に来て、ニヤニヤしながら、表彰式に間に合わないよ~とからかう。

ワシらは関係ないんじゃ!(^^;





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上位の人々は、ちゃんと8尾揃えている。

場所は・・・やっぱりのう・・・

ま、場所だけじゃなく、当然上手な方でしょうな。



結局私は80人中、45位。

高島に乗った他の人は・・・71,72番が2尾ずつ・・・74番はキーパーなし。

タカノハをタモに入れる時、74番の人に、「見ない方がいいですよ」と言ったのに・・・

見てしまったから、呪いがかかったに違いない(^^;




朝、港に浮いてたタカノハを発見した時から、私は呪われておったのか・・・





しかし悔しい。

とても悔しい。

そして、競技、とても面白いではないか!

これはハマりそうじゃ!




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10月14日 ハヤブサカップ 前編

2018.10.27(Sat)

メーカーの大会に参加するのは初めてだ。

記憶にとどめるためにも、詳細に記録しておきたい。

長くなるため、今回は前編と後編に分ける。




入間荘で熟睡した我々は午前3時40分、スマホのアラームで起床した。

よく寝たから、体調は万全だ。

レンジでチンして、朝飯のラーメンを食べる。





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おお、臨時駐車場に車が集まり始めましたな。

窓の外は、入間港だ。

ゆっくりババして、準備しますか。




・・・む。

あまり出ない・・・二度ババの危険をともなうが、初めての大会だ。

気がせくので、この辺で切り上げよう。

だが、こういう中途半端な状態で切り上げる時は、たいていの場合、ババ穴にはガンコなババカスがこびりついているものだ。

これを残しておくと、後でババ穴がかゆくなる。

たまらず、ズボンの上から指でかくのだが、そうするとパンツにババカスが付着してしまう。

そう、シビってしまうのだ。

※注)
ババ穴に接するパンツの生地に、細長くババ跡がついてしまう事を、讃岐ベンで「しびる」と言う。
ウオシュレットがまだ世に誕生していない昭和では、ほとんどの小学生がシビっていたものだ。
紙でふききれていないのが原因である。
シビると、当然そのニオイはパンツからズボンに移ってしまう。
これが大変クサイ。




そうならないように、腰をくねらせてウォシュレットの温水をババ穴の外縁部から中心に向かって、円を描くように当てて行く。

これを何度か繰り返し、濡れた部分を紙でふいてやるのだ。


だが、ここで安心してはいけない。

紙をババ穴に当てた瞬間、「きゅっ」とすぼめてしまうと、濡れて柔らかくなった紙を破り、かみ込んでしまうのだ。

風呂でババ穴をこすり洗った際、指がこよりを作ってしまい、「あれ?なんで紙が!」となるのは、コレが原因である。





話を元に戻そう。


偽チヌ師さんがテントに近い場所に車を移動して、そこで上下のレインスーツを着込み、スパイクブーツをはく。

荷物を少なくしたものの、バッカンが重い。

テント前と車を2回往復して、道具を運ぶ。





20181014002.jpg

まずは受付ですな?

誓約書と検量カードを提出して、ハヤブサのTシャツとキャップをもらう。

今日はこのキャップを被るそうだ。

くじを引いて、番号札をもらう。




回りは結構にぎやかだ。

グループで来ている人たちの談笑が絶えない。

だが単独で来ている人も多く、表情は硬く締まっている。

大会にかける人々の真剣さを感じる。




時間が来て、ハヤブサ関係者による挨拶が始まる。

その後、ルール説明。



・・・え!?

28センチ以上、8尾の合計重量!?



こ、これは予想外ですな!

入間でその条件は、磯を選びますぞ!

ダメなとこは、そんな数、絶対出ませんからな。

しかも今日はナギ。

一発場は多いものの、そんな場所ではこのルールはキビシイですな・・・

が、考えてもどうしようもない。

乗ったとこで頑張るしかなかろう。

どんな大会でも、くじ運があると聞きますな。





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それぞれ乗る船の前に、番号順で並ぶ。





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バッカンを開けて待つよう言われ、係の人が見回る。

どうやら、魚が入ってないか確認しているようだ。

そんな不正をするヤツ、おるんかいな(笑)

・・・おるから、やるんやろうな(^^;





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5時半、1便の乗船が開始される。

今回は80人を、4艘の船が2便でさばく。





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偽チヌ師さんは1便で出発した。

ええとこ乗れるといいですな!





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私は73番。

1便の船が戻って来るまでヒマだ。

港をうろつき、水の澄み具合を見て回る。





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む!

何か浮いておる。





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むお!


タカノハダイではないか!


これは不吉な!





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こういう時は、情報をシェアするのじゃ!





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うふっ!

縁起悪いやろ~(笑)

おお!

さっそく偽チヌ師さんが呪われましたな!

昨夜乗りたくないと言ってた、赤島ですか!(笑)


1人、ニヤニヤしてると1番船が帰って来た。





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順番に乗り込み、荷物を船に並べる。

さあ! どこに乗るんかのう!





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加賀根、畳根、追手を通り過ぎる。

う~ん、数釣り場をスルーか・・・





20181014014.jpg

船はシブト方面へ向かう。

左前方に赤島が見えるが、あそこに偽チヌ師さんが乗ったんですな。

ナンマンダブ~



「は~い! 71番から74番までの人、準備して下さ~い!」


お! 呼ばれましたな!


「4名、高島で~す!」



高島ぁ!


乗りたくない磯のワン・ツーか!





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入間の端っこに位置する、不人気磯である。

私は乗った事はないが、偽チヌ師さんが、もう乗りたくないと言ってたとこだ。





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湾奥の地方で、サバ根に乗った事はあるが、そんなに数の出るところではない。(ワシのウデでは)

このグーグルの衛星写真では良さそうに見えるが、これは波っ気のある時の姿。

今日はナギで、時おり、ぱちゃっという音がするのみ。




・・・よ~し、ここでなんとか釣り上げてみせようではないか!


あらゆるテクを使って、仕留めるのだ!(実はたいしたテクがない)




他の3人もここには乗った事がないと言う。

まずは見て回って、釣り座を決めるんですな?

4人でうろうろし、4か所の釣り座を選定する。


若い番号から選ぶルールとなっており、途中で場所交代の際、逆の順番で釣り座を選ぶ。





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71番は先端、72番がチャカ場に入った。

根元の方は浅く、湖面のような静けさの中、砂の底が見えておる。

波っ気のある時なら、74番の場所も狙いどころがありそうだが・・・対面のサバ根にも人が乗っている。

足場が高いが、潮上の73番を選んだ。

今日はならいの風予報だが、巻いているのだろうか、向かい風である。

当て潮、向かい風の悪条件だが、ここでやるしかあるまい。





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各人、釣り座で準備をして、午前7時、釣りを開始した。





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鬼掛の針は持ってなかったので、急遽そろえた。

初めての針だが、重さでローテーションを組もう。





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さて、釣り開始じゃ!



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10月13日 ハヤブサカップ前夜

2018.10.20(Sat)

毎月、偽チヌ師さんと休みの予定を突き合わせて釣行予定を組んでいる。

ともに14日は休みなのだが、偽チヌ師さんは春から延期になっていたハヤブサカップに出る予定だ。

場所は入間らしいから、一緒に行って、私は以前のように堤防からダンゴでも投げようかと思っていたのだが・・・

2回の大会延期でエントリーが減り、追加募集してるから一緒に出てみませんか?

と誘われた。

競技には関心がなかったのだが、まあ一度出てみるのもいいか・・・

という事で、参加する事になってしまった。



土曜の午前中、家には誰もいなかったので、書置きをして道具を外に出す。

今日は偽チヌ師さんが迎えに来てくれるのだ。

2人とも時間はたっぷりあるので、お昼に東京を出発。




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いつものように真鶴のアオキ釣具でオキアミブロックを買う。

少し前に電話して、外に出しておいてもらったのだ。

夜に配合粉と混ぜるつもりだ。

バッカンに入れて会計を済ませ、車に積み込む。





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道のはす向かいに、寿司屋がある。

ここで昼メシを食べますかな?

アオキ釣具と同じ経営らしいので、一度入ってみたかったのだ。



店内は昔のつくりだが、まあ清潔ではある。





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私は戻りガツオ丼。





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偽チヌ師さんは、トロキンメダイ丼。

身を2枚づつ交換して食べる。


「これはウマいですな!」

「値段もリーズナブルですな!」

「いっそ常連になって、夜はここの座敷で寝かせてもらいますかな!」

「宿泊費として、釣り魚を置いて行けばいいですな!」

「真鶴に拠点ができますぞ!」

「伊豆がますます身近になりますな!」


ワハハハハハ!


店に迷惑な計画を立て、寿司屋を後にする。

いつもは夜に走る道も、日中だと新鮮に感じる。

コンビニでコーヒーを買って、ゆっくりと景色と会話を楽しみながら走る。

今夜の宿は、入間荘。

大会会場の目の前だ。

朝の遅刻を気にすることもない。


「途中で今夜の酒とツマミ、明日の朝昼のメシを買いましょう」

「下田のスーパーですな」

「飲み過ぎは厳禁ですぞ」

「磯で腹をこわすと大変ですからな」

「入間に80人ですからな、どこの磯も人で埋まりますからな」

「ババしてるの丸見えですな」

「もしもの時は、バッカン重ねですな」

「後ろや横からは丸見えですぞ」

「見せてやればいいじゃないですか」

「ビビらせるんですな?」

「ふつう、そんなのいませんからな」

「潮上になったら、潮下に流してやりましょう」

「コマセになって喜ばれますな」

「釣った魚を持ち帰ると、食べてビックリですな」

「ババの香りがしますからな」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!



ん?ラインに何か入りましたな。

またミルキング互助会のメンバーが呪いをかけてるんでしょうな。

どれ・・・・・

あら、家内からだ。







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!!!!!



い、イカン!


忘れておったあっ!


今日は結婚記念日だったあ!





ど、どうしよう・・・


異変に気付いた偽チヌ師さんに事情を説明すると・・・


「そ、そこの下田駅から電車で帰りますか?荷物は明日の夜、届けますわ」


だが、そんなわけにもいかないので、そのまま入間へ向かう。

車の中が重苦しい。


「ちゃんと返事を返しましたか?」


「いや、まだですわ~・・・なんて書いたらいいかわからんし・・・」


「今までの私の経験から言わせてもらうと、遅くなっていい事は一つもありませんぞ!
返事は早ければ早いほどよろしい!
また、ウソはいけませんな!
正直に書くのが一番ですぞ!」


「そ、そうですな!すぐに正直に書きますわ!」





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!!!!!





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ぐおおおおお~!


正直に書いたら、ヤブヘビにいいい~!


偽チヌ師:「楽竿さん!これは優勝しかありませんぞ!」


あんた、楽しんどるやろ!




こ、これは明日は真剣に釣らねば!

楽しい釣りばかりやっておったから、クチブトの釣り方忘れてもうたわ!





夕方6時半ごろ、入間に到着する。

入間荘の2階に着替えや酒を運び入れ、コマセの準備だ。





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ブロックを崩し、凍ったカタマリを付けエサ箱に入れる。

さて、どうするか・・・

明日は数人で場所を分けるため、漫然とコマセを打つわけにはいかない。





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まだエサ取りも多い季節だから、まとめるだけの粉でいいのだが・・・

自分でいい釣り座を選べるわけではない。

当て潮の場合も考え、遠投のきく粉を持って来た。

磯に乗ってから混ぜるのがいつものスタイルだが、なじむのに時間がかかる。

今回は最初から混ぜておくか。

乾燥しないように水も入れて混ぜる。

粉だけ混ぜるとオキアミの水分を吸ってしまい、浮いてしまう。



二人でコマセを作り終わり、明日の準備は完了した。


さあ! 飲みますかな!





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入間荘は以前、食事も出していたのだが、現在は素泊まりのみ。

ポットと電子レンジがあり、食べるものは持ち込みだ。





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明日、おちゃらけた気分で釣りをするわけにはいかなくなったため、二人で作戦を練る。

「30センチ以上5枚の総重量という規定でしたな」

「ここでそれだけ揃えるのは、磯を選びますぞ」

「デカいの一発狙いでは難しいですな」

「とりあえず5枚揃える事ですな」

「シマアジとか釣れたらどうします?」

「明日はメジナ一本ですな!」

「ポイするんですか?」

「いや、キープですな!」

「やはり美味しいお魚には勝てませんか!」

「当然ですな!」


ワハハハハハ!



「沖の牛根と川吾は使わないかもしれませんな」

「有利すぎますからな」

「どこの磯に乗りたいですかな?」

「そうですな~、追手(おて)か君掛あたりがいいですな」

「腹が痛くなっても、安心して隠れられますからな、追手は」

「畳根なんかだと、釣り座に左右されますな~」

「加賀根も同じですな~」

「逆にどこがイヤですかな?」

「赤島はイヤですな!」

「確かに、ハナレは別として、赤島はちょっとムズイですなぁ」

「入間の端から端まで使うだろうから、高島や掛津も使うでしょうな」

「高島は二度と乗りたくありませんわ~」

「魅力的には見えませんなぁ」

「まあ、赤島と高島以外なら、どこでもいいですわ」

「普段通りにやれば、規定は揃えられますな」

「さあ! まだまだ睡眠時間はいっぱいありますぞ!」

「飲むしかありませんな!」

「飲み過ぎたら、明日は磯で下痢しますぞ!」

「足元狙いですな!」

「コーンは入ってないから、メジナ天国になりますな!」

「いや、まったく!」


ワハハハハハ!



この時はまだ知らない。

赤島高島に乗る事を。


注)
上記の会話は実際にしゃべった内容の一部を、できるだけ忠実に再現したものである。

乗るのがイヤだと言った2か所を、後から考えて作ったワケではない。

イヤだと言った場所に乗ってしまうのが、この2人のマンガのような運命なのであった。

そして当日、さらなるマンガのような出来事が起きる。




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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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