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トラブル

2022.01.05(Wed)

明けましておめでとうございます。

で、このブログですが、更新が遅れています。

実は昨年にPCが壊れました。
それもデータが虫食いのように消えまして少々難儀しております。
もちろんバックアップは取ってあるのですが、完全ではないので最新の部分が消えたりしています。
どうやら侵入されているようで。
悪意ある攻撃のようです。

当然メールシステムも見直す必要があり、楽竿ライトの注文も受けられない状態です。
webでメールを受けようにも、どこから侵入されたか不明ですのでアクセスしていない状況です。
対策と復旧が終わるまでもう少しかかりそうです。

再開まで少しお時間を下さい。
ネタが溜まっていく一方で・・・
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久々の釣り

2021.11.18(Thu)

新型コロナの緊急事態宣言が明けた!

友人A、Bと休みを合わせ、久々の釣りだ。

A・・・偽チヌ師

B・・・ナニパク

初期の釣り友メンバーで、遠慮なしの間柄だ。

釣った魚を料理して夜は宴会予定である。

いつものようにオカズ確保は至上命題なのだが、最近の磯釣果情報が芳しくない。

イカダかカセで魚を調達する予定で、偽チヌ師さんが予約の連絡をしてくれたのだが、房総半島は全滅。

今までガマンしていた釣り人が一斉に動き出したようで磯もイカダもいっぱいらしい。

釣れなかったら焼き肉にする覚悟で、南伊豆の妻良に渡船の予約を取ってもらったのだった。

10月23日の夜、私の車で偽チヌ師さんを乗せて妻良へ向かう途中、夜釣りに行っていたヒサボウとマッピーに土肥で落ち合う。




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マッピーのバッカンにあるシブダイ1匹と・・・




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ヒサボウのバッカンからクチブト2枚を分けてもらう。


夕方から地磯でこんなに釣るなよ・・・

明日、朝から昼過ぎまで釣りをしてもこんなにメジナ釣れませんがな・・・

妻良へ向かいながら偽チヌ師さんと明日の釣りを話し合う。

「どの磯に乗れるかわかりませんが、あまり期待できそうにありませんな」

「海水温が下がりませんからな」

「とりあえずヒサボウ兄弟から少し調達できましたな」

「オカズはできたから、さらに美味しい魚を確保すればいいんですな?」

「3人いれば、ダレか釣るでしょう」

「他力本願ですな?」

「夜は美味い魚と酒ですな」

「1年以上ぶりですな」

「久々のウハウハですな」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


相変わらずの皮算用である。





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妻良の港に到着して、仮眠を取る。

明日のウハウハを夢見ながら。




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釣りババの道 ~イメージ動画~

2021.09.07(Tue)

しばらく手を付けていなかった釣りババ道シリーズだが、新型コロナの緊急事態宣言で釣りに行けない日々が続いているので、動画を作ってみた。

正確には、2015年に作ったものの公開せずお蔵入りになっていたものに手を入れた。

途中、いろんなキャプションを入れていたのだが、それを全部取っ払ってババと同じくスッキリさせたつもりである。

釣りババ道を知らない一般人には、意味不明な動画にしか見えないだろう。

よって、一般公開はしないので、見たい人だけ以下から入って頂きたい。

このブログからだけの限定公開である。

スマホなどの小さい画面ではなく、パソコンやテレビなどのビッグな画面で大音量再生する事をおススメする。

・・・家族がいない時に。

ちなみに、皆様の期待に反して「グロ系」ではなく、「さわやか系」なので悪しからずご了承頂きたい。

また、お見苦しいシーン多数あり、大変恥ずかしいのですぐに消去する。

釣りババ道・・・それは避けて通れない修羅の道である。

キャスト(敬称略)
邦仁
スギ
ツヨシ
ツヨシの友人A
偽チヌ師
楽竿作者




コレが動画です↓
釣りババの道動画



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2021年4月1日 三宅島 地磯 最終日

2021.08.30(Mon)

まずい・・・お土産がない!

初日はオナガを1尾キープ、あとはポイポイしてしまった。

昨日はなんと、ナンヨウカイワリのみである。

今日は帰りの東海汽船の都合で午前10時に納竿しなければならない。

なんとしてもオカズを釣らなければ!


あまり遠くへ行かず、近場で今までやった事のない磯へ行こう。




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で、昨日人が入ってて断念したイシヤジリにやって来た。

・・・海が静かだな・・・ここでいいのか?





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海に向かって左側は、先日偽チヌ師さんと馬ちんが入ってたので、私は右側に釣り座を構えた。

このところ波が高かったのだろう、足場は海草で覆われている。





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う~ん・・・波がない・・・

しかし今さら場所を変えるワケにはいかん。

昨日と同じで釣る時間がなくなってしまう。

ここでエエモンを釣って帰るのだ!





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ババをしに左側に来ると、こちらは少しバチャバチャしている。

最初から失敗したかな~・・・ニチニチ・・・





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釣り座に戻ってコマセを撒くと・・・

ウミガメが寄って来た・・・海底が見えるほど澄んでいる。

潮もトロットロで、わずかに沖に出ているような感じ。

これ、ヤバいんちゃうか?





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ほどなくして今朝の一匹目が釣れる。





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ムロアジか!

泳がせの道具持って来てないわ、ポイ!





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海はさらに静かになり、釣れる感じがしない。

ヤバい・・・お土産が釣れん!





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キープじゃ!

エエモンが釣れるまで安全策で潮だまりにキープしておくのじゃ!





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潮が澄んでいるので魚が見える。

海底付近に、なんかデカいのと、白っぽくて細いウナギの親分みたいなのがウロウロしている・・・なんだアレは。





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少なくとも、コイツではないな・・・三宅島へ来てまでコイツをキープしなければならない情けなさに肛門がゆるみそうになりながら潮だまりに放り込む。





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どんどん波がなくなり、ついに池のようになってしまった。

これはいったいどういう事だ!

もはやちゃぷちゃぷとも音がせんではないか!





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脇役ばっかしか!

主役はどうしたのだ!





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イカン・・・風でさざ波が起きるだけで、底までキレイに澄んだ水たまりのようだ。

くそ~ウミガメどっか行けや~!




アタリもなくなり、納竿の時間が来てしまった。

今朝はここへ何をしに来たのだ!





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こ、これがお土産か!

昨日までウネリで場所選びに苦戦したので、今日は安全策を取ったのに完全に裏目に出てしまった。

慣れたとこ行けば良かった、いや結果論だ、とブツブツつぶやきながら夢遊病者のようにふらふらと車まで帰る。


宿でウロコと内臓を出しておくか・・・





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結局、これしかお土産にできなかった・・・


そう、三宅島3日間でコレだけ!



帰りに錆ヶ浜港へ地元のKさんが見送りに来てくれた。

「結構釣れたでしょ~・・・え? 釣れなかった? おかしいな・・・今釣れてますけど・・・」


・・・聞きたくなかった・・・

今釣れてるですとお!


聞きたくなかった!





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帰りの東海汽船には、一番先頭に並んだ。


うおおお~ん!


早く帰る~!





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三宅島を離れる橘丸のデッキから、カメラマンがクジラを狙っている。

クジラじゃ! クジラのせいで釣れんかったのじゃ!

だいぶ前から居着いているクジラのせいにするのであった。



夜8時半頃に竹芝桟橋に到着すると、スギさんが迎えに来てくれていた。

喫煙所であーだこーだ話をしてウサを晴らす。

どうやらなぐさめに来てくれたようだ(笑)

2人で新橋の方へ歩いていると、すれ違う子連れの人に声を掛けられた。

「楽竿さんじゃないですか!」

おお!邦人君!

彼は八丈島のペンション「ビーチタイム」のオーナーで、磯釣りの名手でもある。

磯釣り初心者の頃、何度も一緒に磯へ行って教えてもらいましたな~

レベルの差がありすぎてマネできなかったけど。

久しぶりですなぁ~、ええ、ええ、聞いてますとも、家庭の事情は(^^;

なかなか八丈島には行けなくなったけど、そのうちまた行きます!



みなと別れた後、大門駅から地下鉄大江戸線に乗って帰る。




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往きとは違って平日でもあり、人がいっぱい乗っている。

が、私の周りにはあまり人がいない・・・クサイんか!




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今日はまあまあ歩いてカロリーを消費しましたな。

精神はビッグダメージを受けましたが・・・





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次の日は道具の手入れ。

いつものようにバッカンに真水を張り、塩抜きをする。




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ジャケット類やタモの柄、竿も真水で洗って干さねば。




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真水に浸けてから干すだけで、多少のサビは浮くものの、傷む事はない。

これだけは釣行後にかかさず行っている。

道具は長く使えば使うほど愛着がわく気がしますな。





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お土産は美味しく頂かねば。




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特に少ない時は・・・


ほどなく新型コロナの緊急事態宣言で、またしばらく釣りを自粛する事になった・・・



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2021年3月31日 三宅島 地磯 2日目

2021.07.27(Tue)

昨日まあまあ楽しめたし、今日は丸一日釣りができる。

朝食は午前7時に食堂で食べ、ゆっくりと準備をする。

相変わらず南西からの波がある予報で釣り場を選ぶ必要がありそうだが、時間もあるので島を一周してみようか。

急ぐことはない。




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以前通っていたツル根の上から様子を見るが・・・





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ダメだろうなと思っていたが、やはり波が被っている。

対岸ならできるが、今日はやめておこう。





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すぐ横のヤナガネに入ろうかとも思ったのだが、イマイチ気分が乗らない。

本能が「他所へ行け」と告げている。

まったくアテにならない本能なのだが、ここは従っておこう。





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長太郎池という場所だ。

竿を出した事はないが車からすぐなので、仲間の「甘えん坊コンビ」のために見に来たのだが、今日は足場が取れそうにない。





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東穴は雰囲気もいいのだが・・・すぐ近くを車がよく通るため、離島気分を味わえない。

私1人の時はやめておこう。





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ぐるっと回ってアコン崎に来たが、ここも右は足場が取れそうにない。

低いから危険でもある。

左側もたまに大きい波が被ってるからやめた方がいいな。





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伊豆岬にやって来た。

ここからガクンと落ちた海岸は巨岩、ゴロタで形成され、足場があまり良くなく浅いが、潮が速くて魚の多い場所だ。




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イカン・・・上から見えるほど波しぶきが上がっておる・・・

ここもダメだな。



そうだ、一度竿を出してみようと思っていたイシヤジリに行ってみるか。

南に下って錆ヶ浜港を越した所で車を脇道に入れる。

車を停めてから少し距離があるけど、平坦な行程だ。

背負子に竿ケースを持って、もくもくと歩く。

もくもくと歩きながら釣れ過ぎたらどうしようなどと夢想し、汗を垂らしながらニヤニヤする。





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途中、大長根という場所を通り過ぎる。

少し前に、偽チヌ師さんと馬ちんが入った場所ですな。

ふ・・・オレは先に進んでイシヤジリに入るぜ!

ふうふう・・・ようやくイシヤジリが・・・


ああっ!


人が入ってる!


せっかくここまで歩いて来たのに!

しかし今日初めて釣り人を見たな・・・

どうやら1人だけらしいが、こんなにいっぱいある三宅島の地磯、わざわざ他人と一緒の場所に入るのもイヤだ。

どうしよう・・・重い荷物を持ってここまで来たのに・・・


しかも、もう午前9時ではないか!


仕方がない、偽チヌ師さん達が入った大長根でやってみるか。

来た道を少し戻って、大長根に荷物を下す。





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遠くにイシヤジリが見える・・・くそ~上物師が入ってるのか~





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腹もぐるぐる言い出したし、スッキリして気分を切り替えよう。





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しかし・・・よく見るとここ、浅いな・・・

泡とゴミも溜まってるし・・・大丈夫か?





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まあ、そうだろうな~

ここはコレが多いだろうな~

が、いくらベラが多かろうと、デカい魚が寄って来れば大丈夫なはずだ。





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ま、まあ、小型イスズミも仕方ないだろう。





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ガマンじゃ!

デカいのが来るまでのガマンじゃ!


スマホでラインのメッセージを確認すると、偽チヌ師さんと馬ちんから・・・ここは夕方が勝負ですと!?

それまで待てと!

・・・底がよく見えてる・・・おまけに潮が引いて竿一本の深さで根がかりする・・・潮も動かん・・・



おお! あのもじもじしたウキの変化は!





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ぴょ~ん  くるくるくる~





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うおおお~ん! もう帰る~!





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荷物を片付けたが・・・1時間ほどしか釣りをしていないため、水を入れて作ったコマセが減っていない。

背負子が行きより重くなったではないか!

時刻はすでに午前11時を回っている。

急いで移動しなければ・・・



汗だくになって車に戻り、北を目指す。




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前浜は昨日よりも荒れており、潮が満ちたら撤収間違いなしだ。

ここはイカン。





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アノウ崎に寄ってみる。

やれそうだが・・・ちょっと下見に行ってこよう。

空身で下に下りて途中まで行くが、ここは非常に入りにくい磯だ。

近く見えても、つづら折りのような行程でアップダウンを繰り返す。

途中から足場を見るが、イマイチな雰囲気でやる気が失せる。





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汗だくで戻っていると叫びだしたくなって来た。


なぜこんな磯巡りをしているのだ!


早く釣りをしないと時間ばかりが過ぎてしまうではないか!


今日はウハウハのはずだったのではないのか!





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赤場暁の車止めから見ると、予想に反して波しぶきが立っていない。

これなら竿を出せそうだ。

よし、ここにしよう! もう移動せんぞ!





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背負子を担いでえっちらおっちら歩き、高い所から釣り場を見渡す。

よし、右先端付近は大丈夫そうだ。





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磯に入ると、カラスが上空を飛び回っている。

不吉だ・・・





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とにかくすぐにセッティングして、釣りを始めよう。

もう午後2時を過ぎておる!


左沖よりウネリが入り、手前を右にサラシが抜ける。





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で、右のカドを回り込んでしまうから、軽い仕掛けだと右に流されて釣りにならない。

が、潮の流れは右沖へ向かう・・・どう狙うかな・・・ちと難しい。





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手前を捨てて沖の流れに乗せてやると、食べごろのナンヨウカイワリが釣れた。

でも、この釣り方はイマイチ面白くない。

やっぱりコダワリの釣りをしてみたい。





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これがコダワリか!

コダワってコレか!





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もちろん、コイツはどちらでも喰って来る。

貴重な時間を浪費する、「時間泥棒」か!


とにかくエエモンを釣り上げなければ!





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ズドン!


ぶちっ!




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ぎゃあ~!


切れた~!


おのれ~、でも面白くなってきたな~

と思っていたら、ウネリが強くなって、波が上がって来た。





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足元までサラすようになったので、この場所を断念、すぐに釣り座を安全な所へ移す。





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車止めが見える内側に移動した。

ところが、こっちはまったく魚ッ気がない。

付けエサも落ちず、何も釣れない・・・なんなの?ここ・・・

すでに午後4時、夕マズメになれば一発来るに違いない。

来いよ~、電気ウキも用意しとくからな~












・・・来なかった・・・



今日一日、私はいったい何をしていたのだろう・・・

昨日はまだ初日だったため、オナガを1枚しかキープしなかったのだ。

先ほどのナンヨウカイワリと合わせてお土産が2匹かっ!




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移動が多かったため、12,000歩弱となっているが、平坦な道ばかりだったせいか、消費カロリーは3,300にとどまった。

今日はカロリーよりも精神エネルギーを消費したようだった・・・

ヤバい・・・明日の朝はお土産を釣らねば・・・



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2021年3月30日 三宅島 地磯 初日(後編)メジナ型モン3種

2021.06.29(Tue)

うろうろと移動ばかりしていたので時刻はすでに午後3時すぎ。

波裏である島の北東部へ向かうには車で20分かかってしまう。

距離が短いとはいえ、午前中荷物を持って2度も磯を往復したので足も疲れた。

もうここでいいか・・・

ミズガエシと呼ばれる磯がすぐそばにあるのだが・・・




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こんな溶岩のガレキばかりでとても歩きにくい。

海岸近くに少し歩きやすい部分があるので、そこを進むとガレキ帯を抜ける。





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次はこのような地形だ。

とっても歩きにくいのだが・・・今度連れて来るか・・・偽チヌ師さんと馬ちんを。


沖向きに出てみると、やはりウネリが強くて横向きのサラシが強すぎる。

おまけに竿一本先まで海中に張り出しがある。

これはデカいのが来たら取れないのでは?





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と、デカいのをかけるつもりでいる恥ずかしい釣り人だと自覚していない勘違い野郎の弱気が、少し引っ込んだ場所に釣り座を取らせる。





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ここなら、波裏だし沖が荒れても大丈夫だろう。

くさび型の狭いワンド向きで、安全な足場だし、もし落ちてもすぐ目の前に浅い岩浜が広がっているのですぐに上がれる。

釣れるかどうかは知らん。





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出入り口は、左右からサラシが出ており、ワンド内はほとんど潮の流れがない。

対岸は浅いが、足元は竿一本の水深がありそうなので、ここからあのサラシのぶつかる所を狙うしかなかろう。

流して魚をかけてもワンドの出入り口より左に回り込まれると取れないので、仕掛けを張って止めて狙うか。

コマセを遠投せず足元中心に撒き、ガン玉で仕掛けを強制的に沈め、斜めに張ってアタリを待つ。


ふだんあまり人が入らないのかなかなか付けエサを取られなかったが、いきなり持って行かれた。





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寄って来たら何度も突っ込む。





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オナガのギリギリ型モンが釣れた~

これはこれからが期待できますな!





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イスズミばかりか!

期待しただけにショックがデカいわ!





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と思ったら、今度はクチブト。

ここ数年、伊豆七島でクチブトが増えたのかオナガが減ったのか、よく釣れるようになったと聞く。

黒潮大蛇行の影響ですかな~

しかしこの場所、あまりアタリがない。

付けエサもほとんど落ちないので釣りやすいが、魚が少ないのか?

引っ込んだ足場だし、浅そうだし、やはりもっと大場所の方が良かったかな・・・

そんな事を思っていたら、いきなり仕掛けを持って行かれた。





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おわ~! 怒涛の引きでハンドル逆転ドラグバリ鳴きで竿をノされる。

ドラグを緩めてなければバレていたかもしれない。

重量感がある引きだが、イスズミとは明らかに違う。

2分後、やっと姿を見せたがデカいクチブトか? オナガか?

た、タモが重い・・・めっちゃ重い! なんじゃこりゃ?





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めっちゃデブった「オキナメジナ(牛グレ)」ではないか!

ちなみに記事の最後に動画をアップしてあるが、メイン画面はこの画像とは反対側のビデオのものだ。

この画像側のビデオは、恥ずかしい叫び声と独り言がしっかり入っているので音声カットだ!
(子画面にこちら側の動画を入れ込んだら、音声カット出来なかった・・・)





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48センチはある太っちょだ。

重量を量れなかったが、優に2キロを超えた体高と肉厚のデブ牛グレ。

こんなの初めて釣った・・・

これでクチブト、オナガ、翁と、メジナ3種の自己記録が48センチと横並びになった。

48センチがワシの壁か!





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半魚人みたいな顔しやがって~

・・・すごい口だな・・・横幅がかなり広い。

なんとなく不気味なのでポイしたのだが、一度食ってみてもよかったな。

今度釣ったら、「悪い子のツヨシ」にでも食わせるか。





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それからはアタリもほとんどなくなり、普通のが釣れた・・・なんか細く見えるな・・・





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それと、イスズミ・・・


夕マヅメ勝負じゃ!





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勝負に負けた・・・





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オナガも40に届かない・・・





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宿の夕飯を午後8時にお願いしているので、7時前に納竿する。

あたりに人っ子一人いない磯で真っ暗になると、ちょっと恐い。

街の灯りも一切ないから、まさに漆黒の闇だ。

独り言を言ってどこからか返事が来ると恐いので、歌を歌いながらヘッドランプの灯りを頼りに車まで戻る。

頼むからハモるなよ・・・





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シャワーを浴びてから晩飯だ。

この宿で一人で食べるのも久しぶりではなかろうか。

野菜は薄木荘で採れたもの、魚は主人が釣ってきたものがほとんどだ。

・・・自給自足か!




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今日は歩きましたな~

一万歩を超え、距離に換算すると7.2キロか。





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5,750キロカロリーも消費しておる。

やはり地磯は健康に良さそうだ。



今日はミズガエシ(の手前)でメジナ3種の型モンを釣った。

なかなかいい場所ではないか。

明日はどこへ入ろうか・・・

オナガだけ釣れる磯はないかな~



48センチのオキナメジナをかけた時の動画です。

重くてよく引いたので、かけてから取り込むまで2分38秒もかかってしまった。



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2021年3月30日 三宅島 地磯 初日 (前編)

2021.06.18(Fri)

三宅島は錆ヶ浜港に上陸してから、薄木荘の迎えで宿へ移動する。

今回は単独釣行、急ぐ必要はないため、ゆっくりと準備をしよう。

薄木荘は東京磯釣倶楽部の定宿で、メンバーは釣具小屋にそれぞれロッカーを借りている。

私はバッカンや背負子1号、スパイクブーツを入れているので、家から持って行く釣り道具が少なくて済む。




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偽チヌ師さんから頼まれていたので、彼のライジャケを天日干ししておく。

カビが生えたらいけませんからな。

・・・薄曇りで雨が降るかもしれんが・・・まあいいか(笑)





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背負子に釣具を入れ、解凍を頼んでおいたコマセをバッカンに詰め込み、宿の軽四で出発する。

平日の離島の磯はほとんど人がいないので慌てる必要はない。





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とりあえず宿からすぐの南西海岸へ出てみる。

今日は南西からウネリが入っているので、低い足場は被っている。

ここから島の波裏側へ向かって移動、磯を見て回ろう。





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車で走って一気に伊豆岬へやって来たが、ここもウネリがまともに当たっている。





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前浜まで来ると多少ウネリが回って来ているが、ちょうどいい具合だ。





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湯の浜港横の磯も、なかなかいい雰囲気だ。

ここでいいかもしれんな・・・でも他の磯も見ておくか。





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アコン崎までやって来た。

ここも良さそうだが・・・駐車スペースから海に向かってカメラを構えている人がいる。

クジラを撮っているそうな。





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あ、沖にいた・・・クジラが潮を吹いている・・・

だいぶ前から居着いているようだが、エサが豊富なのだろう。

近くまで来たらイヤだな~どっか行ってくれんかな~


む! 急に腹痛が!





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魔よけの聖紙で尻を拭くが、クジラのような大型哺乳類には効かないだろう。

ここはやめておくか。





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予報では風がならい~東に変わるので、アコン崎より東に行くのをやめ、先ほどの湯の浜港横の磯に戻った。

車から釣り道具を担いで磯へ入り、足場を決めようと見て回るが・・・今は潮位が高いがこれから一気に下がって行く。

まてよ・・・?

そうなれば沖の根を乗り越えて作られている今のサラシがなくなってしまうだろう。

この片方が閉じた水道の地形からすると、あまり長時間有効な場所とは思えない。

せっかく下りて来たが、やめておくか。

また荷物を担いで車へ戻る。


釣具を担いでウロウロしてるだけの、ムダ男か!


移動ばかりに時間を取られて釣りをする時間がどんどん短くなるから、早く落ち着かねば。





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すぐ近くの前浜に釣り座を取った。

ほどよい荒れ具合で、雰囲気もいい。

足場には海草が張り付いており、エサ場としてお魚も多そうですな!





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すぐに喰って来て、竿が曲がる。





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今回の三宅島、初魚は足裏サイズの「翁メジナ(牛グレ)」だ。

このサイズでも体高があるのでクチブトより重い。

数が少ないのでちょっと珍しいメジナである。





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付けエサをすぐ取られるが、コバンアジが湧いているようだ。

これが次々とかかってくる。

美味しい魚らしいが・・・まだ初日、すべてポイじゃ!





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大きなウネリとサラシで、潮の表層が左のジャリ浜へと流れており、そちらまで仕掛けが流れると、小型のメジナが喰ってくる。





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足裏サイズのオナガとクチブトばかりだ・・・型モンはおらんのか~





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ウネリの向きが少し変わり、潮位が下がっているせいもあり、サラシがキツくなってきた。





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足元でもアタリが出たので抜き上げると、ちょっとサイズアップ。





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写真は撮るが、40ギリギリですな~ポイじゃ!





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だんだん面白くなってきたのだが、少し海が荒れすぎの感じ。

ここは浅いので、干潮で潮位0になるとこのサラシでは釣りにならない。

そう思って沖に投げると・・・





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ダツか! お先真っ暗か!





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波しぶきも大きくなって来たし・・・上がるか・・・

車で湯の浜港横の磯を通るとやはり予想通り、潮位が下がってサラシがなくなった水道は静かだった。


スーパーで海苔弁とノンアルコールビールを買って、薄木荘近くの浜へ下りる。





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溶岩に座って海を眺めながら弁当を食べる。

なんとなく「離島釣行」というより「オヤジの一人旅(三宅島編)」という感じになっている。



釣りをせんか!



後編へつづく



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2021年3月29日 三宅島へ

2021.06.11(Fri)

新型コロナの緊急事態宣言が解除されたのに、休みと天候が合わずにモンモンとしていたのだが・・・

やっと休みが取れた。

ふふふ・・・5連休だ!

これは釣りに行かねばなるまい!

この間の悲惨な初釣りで砕けた心を癒すには・・・




離島じゃ!


お魚の多い離島へ行くのじゃ!


魚影の濃い離島で、腕の悪さを誤魔化すのじゃ!

三宅島の定宿、薄木荘に電話する。

おお、受け入れOKですな?

ではお願いします!

緊急事態宣言中は宿泊を断っていたそうだが、解除されてからは釣り客も少し戻って来ているらしい。

昨年も聞いたが、客を断らざるを得ず現金収入がなくなり、仕入れたビールの賞味期限が切れても補償などないので全損となったそうな。

それでも電気や水道代、基本的な経費はかかるだろう。

宿だけじゃなく、あらゆる業態で資金繰りに四苦八苦しているに違いない。


しかしこのせいで世界が狂って来ていますな。

どうしようもないから何か吊るし上げる対象を探している感じ。

最初の頃は、パチンコなんてメディアに叩かれまくってましたな。

開店前、並んでいる人々が罵声を浴びせられていたし・・・

今では、パチンコが感染拡大の原因だなんて話は聞きませんな。

罵声を浴びせた人は謝罪する事もなくそのまま忘れ去るのだろうか・・・

その時はそれが正義だと思ってやっていたんでしょうが、まるで戦時中みたいでしたな。

「お国のために一丸となって戦わねばならないのに、貴様は非国民か!」

コレと同じ。

何かのメディアでも同じような意見を見た事がある。

恐ろしいというか、この自粛警察というのは自分が絶対正しいと信じているから始末が悪い。

現在は戦時中のそれが正しいなんて誰も思ってないし、滑稽ささえ覚える。

まさに狂気ですな。

最初の頃、それに共感していた自分が恥ずかしい。

今は他の人の立場を尊重し、自分にできる事をするしかないと私は思いますな。





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久しぶりに歩いて地下鉄の駅へ向かう。

こんなに大変だっけ・・・ハアハアハアハア





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エレベーターで地下鉄のホームに下りるが、ダレもいないな。





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車両内もほとんど人がいない・・・

もともと午後8時過ぎの都心へ向かう大江戸線は人が少ないけど、不気味だ。





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む! 汗だくでマスクも濡れている。

釣り道具を持って地下鉄の駅へ行くのは重労働なのだ。

決してマスクを内側からベロベロと舐めたりした跡ではない。

が、なんとなくお漏らしのようではないか!

交換しよう。





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ふ・・・これでよし。

しかし・・・エアリズムのTシャツ一枚に首タオルと、ふだんなら変質者と間違われそうなカッコだ。

まあ、人もいないし、いいか。





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大門駅で下りて、竹芝桟橋まで荷物を引いて歩く。

徒歩で行くのは久しぶりなので、歩道がこんなにきれいに整備されていたのを知らなかった。





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お、路面にこんなタイルが埋め込まれてる。

これは三宅島・・・島の形と・・・海鳥?アカコッコ?





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御蔵島か・・・他にも伊豆七島の島々と、あれは小笠原か?

ここから出ている航路の島のタイルが埋め込まれているのか。





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待合室内は閑散としてますな・・・まあ週末じゃないし。

釣り人もあまり見えませんな。





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橘丸の荷物置き場も、釣具が少ない。





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客室もガラガラ・・・各コンパートメントに一人だけ、という感じだ。





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午後10時半、橘丸は竹芝桟橋を離れて首都を後にする。

ふ・・・グッバイ! 人だらけの23区よ!





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黒潮が離れて、海水温も下がっているようだ。

これで釣れなければマズイですな!

・・・あまりハードルを上げると大変だから大きなことを言うのはやめておこう。

今回は一人で気ままに離島の磯を満喫できればよい。





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午前5時、三宅島に到着。

くくく・・・お魚ちゃんが待っとるでえ!

・・・コマセを・・・



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2021年3月22日 初釣り

2021.05.30(Sun)

緊急事態宣言が明け、やっと東京都を脱出できる。

今年の初釣りだ。




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どこへ行くか迷ったが、天候に合わせて田子に来た。

パティシエさんも一緒だ。





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特にリクエストはしていないが、船長がカドに下ろしてくれた。

ここはメジナの魚影が濃い所なので、釣れなかったら恥ずかしいですな!

パティシエさんはサラシがよく出ている斜面に足場を取ったので、私はチャカ場に陣取る。





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ヒサボウにカスタム製作してもらったスコップだ。

握りが太くて使いやすいが・・・ネーム入りか!

後に奥さんがマジックで書いたと判明した・・・ヒサボウも言いにくかったのだろう、黙ってたな・・・





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チャカ場はウネリでサラシがけっこうキツいが、まあなんとかなるだろう。

が、エサ取りが多くて瞬殺される。

苦労してかわしたら・・・





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初魚か!


コレが今年の初魚か!


まあ、この後、エエモンを釣って挽回だ・・・見とれよ~





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日が高くなった・・・

にもかかわらず・・・





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コレばっかしかあ!

一応、対策はしているのだが、スズメダイが消えない。

他にタカベも走り回っているし、エサ取りが途切れない。

もちろん、足元から沖まで試すのだが、どこへ入れても付けエサを瞬殺される。


おい!まだ3月やろが!


なんでエサ取りばっかしなんじゃ!


一昨年の春から釣り方を変えた。

今までの釣り方は封印したので、磯釣り9年目にもかかわらず、今は初心者に近い。

練習しなければならないのに、昨年からコロナでロクに釣りに行けない。

初心者は応用に弱いのだ!

・・・でもこのエサ取り軍団には以前の釣り方でもムリっぽい。


くそ~、ババでもして気分を変えるか・・・





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狙いどころも変えて、ハナレ岩の向こう側を探るか。





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メジナはおらんのか!

・・・お土産がないから入れとこ・・・


パティシエさんの様子を聞きに行くが、やはりエサ取りばかりらしい。

ワンドでも竿を出したが、そちらは付けエサが全く落ちないという。


打つ手なしか・・・



いや、ガマンじゃ・・・信じる者は救われる!







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救われんが!



救われないまま無駄な努力を続け、時間だけが過ぎた。





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最後にアカハタを追加して、納竿となった。

このエサ取り軍団、3月なのに反則ちゃうんか・・・

ワシの初釣りを返せ!





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次の日、道具を洗って片づけをする。

釣れない時の後片付けは・・・むなしい・・・





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昨日、昼から田子に来たヒサボウからメジナを2枚もらった。

・・・なんで名もない地方で8枚も釣るのだ!


同じようにエサ取りがすごかったそうだが・・・

ちなみに彼のエサ取り対策は一般的に行われている「打ち分け」ではない。

それはフカセ釣りの本質ではないとの事。

教えてもらっているのだが、なかなかできない。

まだまだ練習不足だという事だな・・・

もっと釣りに行かねば!





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アカハタは煮付けに。





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アラはみそ汁にして美味しく頂いた。





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ブダイは煮付けとサシミ、メジナもサシミにして家族で楽しんだ。





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メジナの白子と卵はワシのもんじゃ・・・家族に隠れてコソッと食べた。



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焦る3月

2021.04.14(Wed)

コロナ疲れよりも、釣りに行けないのがツライ。

このツラサを紛らわせるために、マンガを読み始めた。

キッカケは、社会現象にもなった「鬼滅の刃」である。

単行本は場所を取るので、全て電子書籍だ。




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少しのタイトルだったのが、面白くてどんどん増えてしまった。

と言っても、全巻揃えているのはほんの少しだけ。

電子書籍には、「試し読み」というものがある。

販売サイトによって違うみたいだが各巻の最初数ページとか、1巻無料、あるいは1~3巻無料などと、読者が試読できるよう配慮されているのだ。

タイトルだけでは、どんな内容か、どんな画なのかわからないので、これは大変ありがたい仕組みである。

昔は本屋で立ち読みできたが、今は人の評価に頼らざるを得ないからだ。

たとえばDr.スランプやドラゴンボールなど国民的な作品でも、私には合わず面白く感じなかった。

アラレちゃんがウンチを棒に挿して走るところくらいである。

私が高校生くらいの時は本屋で少年ジャンプやマガジン、サンデーなどの立ち読みをしていたし、他のほとんどの本も立ち読みができた。

だが、さすがにエッチな本を立ち読みする勇気はなく、堂々とページをめくるオッサンどもに尊敬のまなざしを向けていたものだ。

そんな気弱で繊細な思春期男子の味方が、エロ本自動販売機だ。

それは人通りの少ない郊外の道端にある事が多い。

昼間はミラーフィルムで中身が見えないが、暗くなると内部の蛍光灯が点いてエロ本の表紙が見える仕組みだ。

あまり街灯のない暗い道端に、まるで迷える性少年を導く灯台であるかのごとく光を放っている。





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8~10冊のエロ本があり、お金を入れてその番号を押すと下から出て来るのだが、300~800円ほどの価格設定だ。

1,000円札を受け入れるような高級な機械ではないため、あらかじめ100円玉を数枚用意して出かけるのである。

だがエロ本自販機の蛍光灯に照らされながら、中の表紙を見てどれにするか素早く決断しなければならない。

じっくりと選ぶ時間などない。

車や自転車が通るからだ。

ヘッドライトがこちらに向かってきたら、瞬時に通りすがりの少年へと変身し、車が通り過ぎたらダッシュで灯台へと戻る。

早くしなければと焦るも、どれにするかなかなか決められないその間、心臓は大きくビートを刻む。

震える手で100円硬貨を入れ、カチャンカチャンという思ったよりも大きな音にもビクビクしながら、出て来たブツをつかむと速足でそこを離れる。

しかしだいたいそんな自販機に入れられているエロ本に上質なモノが入っているはずがない。

高いからいいというものでもなく、表紙だけカラーで中身は白黒で文字ばかりというスカばかりである。

試し読みできないエロ本自販機からすれば、現在の電子書籍販売は至れり尽くせりである。





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期間限定で「NARUTO」のカラー版単行本1~5巻の試し読みができた。

エロ本自販機で800円も出してスカをつかまされてガックリしていた頃とは隔世の感がある。




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すばらしい!

カラーであの名作を読めるとは!

全巻買ってしまった・・・ただし50%オフの期間に。

だが、これは中を読んで納得して買ったモノ。

夜の自販機でダマされて買ったモノではないのだ。

懐かしい時代を思い出しながらマンガを読み漁るのも、もうすぐ終わりだ。

じきに釣りに行けるようになる。

その前に余った時間でやる事をやってしまおう。





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バイクバーンという簡易ガレージにスクーターを入れている。

雨やほこりからバイクを守るのだが、車体に被せるカバーとは違い、擦れたりしないので傷がつかず気に入っている。






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外装はコーティングされた丈夫な布だが、直射日光にさらされて3~5年で寿命が来る。

これもそろそろ寿命も迎えるのだが、まずこうやって破れた個所が出る。

外装だけを販売しているので毎回交換しているのだが、もったいないので補修するのだ。




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内側から、使わなくなったテントの防水生地を切り取って接着剤で貼り付ける。





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楽竿関係の試作品の山の中にコーキングガンがあったので、シリコン材で防水処理をしておこう。





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一応、これをしておかんと手に付いてしまうからな・・・





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ホームセンターでグレーのシリコン材を買って来て、充填していく。





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別に見かけにこだわらなければ、これで十分だろう。

しばらく外装の寿命が延びたな。

で、この部分の補修だけなのでシリコン材が半分以上余ってしまった。

300円ほどの安いシリコン材だが、余るともったいなく感じる。

貧乏性なのだ。


そうだ!

先日グニグニと開いたガン玉に塗り付けてやろうではないか!

ネットで調べると、ゴム材を塗り付けている人がいるようだし。




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昔買った腐ってるかもしれないペイントうすめ液でシリコン材を薄める。

そのままでは粘り気がありすぎてうまく塗り付けられないからだ。

ちなみにシリコン材がきれいに溶けるまでしばらく時間がかかる。





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ガン玉の開いた部分に、つまようじでこれを塗り付けてやる。





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最初は指でガン玉を押さえていたのだが、小さいプライヤーではさんだ方がやりやすいな。





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じ、地味だ・・・


ガン玉関係の作業は地味すぎる!


一つ一つ塗り付けるのは時間もかかるし、Bより小さいのは大変だな・・・





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放り込んでやれ!

G4なんて小さいヤツを一つ一つヌリヌリできるか!





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あら、意外とうまくいった・・・





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失敗するかもしれんから、一応このくらいにしておくか。





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次の日、溶剤が乾燥してシリコン肉は痩せ、ちょうどいい厚さになっていた。

うん、これなら使えそうではないか。

ちょっとラインを挟んでみるか・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・滑る・・・シリコン材なので滑らか過ぎて・・・


滑る!


まあ実際に釣り場で使ってみるか、もったいないし。

液体ゴムじゃないとダメかもしれんな・・・





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またヒサボウから写真が・・・

早く釣りに行かねばクチブトシーズンが終わってしまう!

緊急事態宣言、明けるのが待ち遠しい!




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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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