続・釣りに行けない日々

2018.06.21(Thu)

仕事でサッカーを見る事ができなかった。

日本×コロンビア戦だ。

録画をしているため、次の日に見るのだ。

仲間には、ラインで「結果を言うな!」とお願いしていたので、まだ勝敗を知らない。




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スーパーへ行って、お菓子を買い込んで来た。

食べながら試合を楽しむのだ。





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アイスも2種類。

熱くなってしまうかもしれんからのう。



朝イチでPCの電源を入れて天気予報を確認する。

Yahoo!のホームページを出すと・・・

ニュースのトップが目に入ってしまったではないか!

日本勝ったのか!

ウソやろ!

と思いながら、見てしまった事を悔やむ。

それ以上詳しい情報を見ないように、天気予報だけ見たら電源を落とす。


さて、トイレ行ってから録画を観るか!

居間のテーブルの上に置いてある新聞をチラッと見ると・・・





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うおおお!


得点が出ておるではないか!


貴様~! 1面に出すなあ!


ドキドキ感が小さくなってしまったが、まあ録画を楽しもう。





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おお! いきなりレッドカードか!

なるほど、これで有利になったのか。

バリボリとお菓子を食べ、コーヒーを飲みながらタバコをふかす。

う~ん、至福のヒトトキ。





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勝利の後のインタビュー。

しかし長谷部はすごいのう!

こんなに長く代表キャプテンできるなんて、後世に名が残るのう。


さて、昼寝でもするか。





午後7時



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じゅう~~~~

江古田ホルモンである。





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今夜は偽チヌ師さんと若旦那と3人で飲む。

激混みなので、狭いけどカウンターで3人並ぶ。


「ここのホルモンはウマいですな。」

「焼き肉の後はニンニク臭で、嫁と娘に不評ですわ。」

「自分では気付きませんからな。」

「ふと気が付くと、顔にファブリーズかけられてましたわ。」


ワハハハハハ!


中年オヤジは哀しい。

そうやって粗大ゴミと呼ばれるようになってしまうのだ。


「これからは磯のハイシーズンですな。」

「冬よりも夏の方が、美味しいお魚が釣れますからな。」

「磯も空いてて、選び放題ですな。」

「世間様とは、まったく逆ですな。」

「変態と呼ばれるかもしれませんな。」

「もう呼ばれてますぞ。」

「気付いてないだけですな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!





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釣り仲間との飲み会はとても楽しい。

だが最近は飲み会が多い。


・・・多すぎる




原因はこれだ!


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明日も行けんのじゃあ!


なぜ釣りに行くというと海が荒れるのか!


まだ呪われておるのか・・・




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6月4日 南伊豆 中木 カツオ島

2018.06.18(Mon)

長かった。

1か月と1週間は長かった。

こんなに長く釣りに行けなかったのは、ここ数年で初めてであろう。

ぎっくり腰はすぐに治ったが、その後の釣り予定日の海がことごとく荒れてしまったのだ。

釣り予定日の3日前には車に積み込んだ道具を、前日に哀しく下ろす作業を繰り返していた。




が、明日は晴れ!

風は強めだが、渡船できないほどではない。

うれしくて車に積んだ荷物を下しては中身のチェックを繰り返す。


夕方、自宅を出て偽チヌ師さんの所へピックアップに向かう。

合流してからは、久々の車中トークが途切れなく続く。

入間へ行く予定だったのだが、日吉丸が船体整備で船を上げるそうな。

サバ子を泳がせて、ええもんを釣り上げる予定だったのだが、サバ子は他にもいるだろう。

「入間がダメなら、どこにしますかな?」

「あまり潮が速くないところにサバ子はたまりますからな。」

「おとなりの中木にしますかな?」

「どうせどこ行ってもサバ子が湧いているでしょうな。」

「人が嫌がって乗らない場所ほどいいでしょうな。」

「磯を選び放題ですな。」


ワハハハハハ!



助手席で偽チヌ師さんが中木の渡船に電話して、予約を取った。


小田原のカメヤ釣具に寄り、泳がせ用の道具を追加でみつくろう。

オッサンが、大きい針や仕掛けを手に取ってニヤニヤしている姿は、とても不気味だ。


真鶴のあおき釣具で夜出しのオキアミブロックをピックアップする。

万が一、流れが速い磯に乗った場合は、仕方なくフカセ釣りをしなければならない。

そこからは一路、中木を目掛けて車を走らせる。


「中木はよく知らないんですが、どこがいいんでしょうな。」

「カツオなんかの潮が速い所以外ならどこでもサバ子は大丈夫でしょうな。」

「よくわからんけど、ほとんどの磯ですな?」

「人は少なそうだから、ぐるりと歩き回れる磯もいいですな。」

「あっちでマダイ、こっちでヒラメ、そっちでハタ系ですな?」

「高級魚ばかりで困りましたな。」

「ポイしにくいですなあ。」

「大丈夫、クーラーはデカいのを持ってきましたぞ。」

「でもデカい青物が来たら入りませんぞ。」

「磯でサクにして持ち帰るしかありませんな。」

「仲間に配りながら帰りますか。」

「食いきれませんからな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


往きの車中は、夢で満ちているものだ。


深夜、中木の駐車場で仮眠し、4時過ぎに起き出す。





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船着きに道具を出し、渡船の受付に行く。

船頭に今日どこに乗りたいかを聞かれる。

「サバ子のいるとこ!」

船頭「みんなサバ子が多いと言うけど、中木は全然いないよ。」


なんですとお!


サバ子がいないですとお!


夢が崩れて行く・・・


偽チヌ師さんとヒソヒソ相談をする。

「サバ子がいないなんて想定外ですな。」

「困りましたな、どうしますかな・・・」

「それならオナガでも狙いますかな・・・」


船頭に、オナガの釣れる所をリクエストするが、渋い顔をする。

船頭「オナガは出てないね~、昨日メジナのいい型が上がって、まだいっぱい見えてたそうだけど、そこにする?」

「それ、クチブト?」

船頭「うん、クチブト。40オーバーがまだまだ見えてたそうだよ。」

「そこはやめとくわ。」

きっぱりと首を振って断る(笑)


クチブトを釣る気はまったくないのであった。

「今日、潮の速いとこはどこ?」

船頭「牛根かな~、沖牛根は速すぎて仕掛けが入らないて、昨日言うてた。」

「そこじゃ!」





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上物4人、底物2人、ルアー4人と我々2人を乗せた船は、まずカツオ島へ向かった。

ルアー4人を下した時、船頭が我々に言う。

「人がいないし、どうせならカツオの裏に乗る?」





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なかなか乗れないそうだが、予期せずカツオ島に乗ってしまった。

いい場所らしいが、当初の目的と全く違う釣りになってしまった。


しかし磯が臭い。





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前日のコマセだろうか、磯が汚れている。

ビニールもあるし・・・ちゃんと掃除して帰れよ~

針の付いたハリスも何本か落ちている。

まずはゴミ拾いじゃ。





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石物も入っていたようだ。

これも・・・ヤドカリのツメとか、そのまんまか!

もう少しマナーを守って欲しいものだ。





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沖向きの先端に2人で釣り座を取る。

いい潮が流れている。

海底の様子がわからんが、いればオナガが来そうな潮だ。





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シンプル仕掛けで流すと、すぐに何かが喰いつく。





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お約束のイサキだ。



ここで懸案の事項を書かねばならん。

私は自分で創った「楽竿ライト」を使用して釣りをしている。

手持ちでもやるが、ほとんどは楽竿ライトに竿をかけたまま釣りをしている。

「楽竿ライト」を使用して磯釣りをしている方々に伝えたいのは、


道具を使いこなして欲しい


という事である。

特に「流す釣り」の場合、ちょっと工夫して欲しいのだ。

道糸と竿の角度は、潮の流れ、ウキの大きさなどにより、調整しなければならない。

角度をつけて穂先の曲がりを利用するのか、それともリールからダイレクトにラインを出して行くのか。

それを考えながら、流して欲しい。





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右から左沖へ向かって潮が流れているが、仕掛けは右に投入している。





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仕掛けが流れて行くのに合わせ、竿を左に向けてやる。





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少しずつ竿を左に回転させているのがわかるだろうか。

そのままだと、仕掛けが流れるにつれて竿と道糸の角度が大きくなってしまうので、それを防いでいるのだ。

最初の角度のままだと、ラインを引っ張る力がだんだんと大きくなり、遠くなればなるほど仕掛けが浮いてしまう。

入れ込んで行きたいので、こうやって竿を回転させてやるのだ。





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すると、ラインをバリバリッと持って行くので、竿を上げればいい。





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楽竿ライトの解説書にも書いているが、チャランボに取り付けるネジは、思いっきり締め付けてはいけない。

少しユルメにしておけば、楽竿ライト自体が横に回転する。





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竿に手を置いて指でラインをサミングしながら左に回転させていくのだ。



一定の張りを保ちながら流す場合は、手持ちの場合、とても気を遣う。

竿先をぴょんと動かすと仕掛けを引っ張ってしまい不自然になるので、じ~っと集中して竿をじりじりと動かす。

もちろん、仕掛けを躍らせたい場合はその限りではないが、とても疲れるものだ。

特に体力の落ちた中高年にはキビシイものがある。

手持ちの方が自由度が高いため、疲れたら楽竿ライトにかけて流すというのもいいだろう。


この方法を使うと、不用意に竿先が動く事もないので、とても楽に流せる。

便利に使ってほしい。





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というわけで、イサキが釣れる。





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ポイじゃ。





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釣れるのはイサキばかり・・・

オナガはおらんのか!


スジを変え、張り方を変え、上層から底まで流して探る。

案外浅いようで、入れ込み過ぎて2度も根がかりしてしまった。

しかしイサキしか釣れない。

そのうち左からの風が強くなってきて、体がふらつくほどになったので、足場を変える事にした。





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ん?

偽チヌ師さんが竿を曲げておる。

デカそうで楽しそうじゃの~

あ!・・・切られた(笑)





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釣り場の岸側、内側もいい潮が流れておる。

足元と海底に潮がぶつかりながら複雑な様相を見せておる。

吸い込みが何か所もあり、仕掛けがどんどん入って行く。

これは釣れそうじゃ!





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しかも後ろにある崖のせいで吹き抜けないため、あまり風がない。

足場もタイラでとても釣りやすい。



・・・が!


何にも釣れないではないか!



こんなにいい潮なのになぜ!?





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釣れないと立ちっぱなしは疲れる。

竿に体重を乗せて休みながら流すが、来ない・・・

付けエサが落ちん。





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む!

こちらも楽をしておる!





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仕方がない、風に耐え、最初の場所でもう一度やるか!





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体と竿が横風で持って行かれそうになるので、仁王立ちで耐える。





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延々と流し、遠くでアタリがある。





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イサキしかおらんのかあ!






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さらに楽をしようとパラソルを開いておったが、風で逆開きになっておる偽チヌ師さんであった(笑)





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納竿してカツオ島を去る。

流れの中にオナガがおらんかったのう~




上がってから船頭に聞くと、なんと他の人達はほぼ全滅らしい。

え?ワシらが竿頭?(^^;

そんなに悪かったんか!

途中で緑色の潮が入って来たから、ちょっと厳しかったみたいだ。

菜っ葉潮の季節か・・・



帰りの車中は、今日の反省会である。

「今日はダメでしたな。」

「サバ子がおらんかったのが敗因ですな。」

「まさか中木だけサバ子が湧かないとは知りませんでしたな。」

「デカいクーラー持って来るとロクな事になりませんな。」

「今度は入間へ、小さいクーラー持って行きますか。」

「21日は泊まりで、昼に釣った魚で宴会ですな。」

「高級魚の宴ですな?」

「食いきれるぶんだけなら、クーラーに入りますな。」

「ウハウハですな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!




ちっとも反省していないのであった。



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やっと釣りに!

2018.06.10(Sun)

やっと休みと良い天気が合う!

さっそく準備だ!

まずは付けエサ箱を改良しておこう。


・・・そんなモンはよやっとけ!




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サンラインのコレは、底敷きの端っこが内壁にぴったりくっつくようになっていて、とても具合がいい。





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がまかつのこのタイプも、ハードな底敷きで使いやすい。





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問題はこのタイプ。

だんだんたわんできて、底敷きと内壁との間にV字型の隙間ができてしまう。

そこにオキアミが寝そべって入り込み、取れなくなるのだ。

またそういうオキアミに限って、針に付けやすそうな粒だったりして、とても悔しい思いをするのだ。

ブロックから取った粒なら、たくさんあるので気にならない。

が、パックもんのオキアミは数が少ないので、いい粒が挟まれて取れないと、とってもソンした気分になってしまう。

貧乏性である。





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貧乏性の人間は、ここで中敷きを探す。





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水分を落としたいのだから、スポンジがいいだろう。

が、普通のスポンジはあまり水を吸わない。

粗目のモノが良さそうだ。





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で、ゴシゴシこする部分を買ってきた。

目が粗いので、普通のスポンジよりも水を通しそうだし、粒も取り出しやすい気がする。





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エサ箱の大きさに合わせて、切ってやる。





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余ったのを下に入れて・・・





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うむ。

これでええじゃろう。

もう少し厚みがあった方が良さそうだが、ホームセンターでこのタイプのヤスリを買うと値段が高い。

108円なら、これでダメでも惜しくはない。





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灰皿も100円ショップで買ったものだが・・・

よく5年も使ったのう~

サビサビだが、まだまだ使ってやらんとイカン。





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引っ掛けるビニタイの芯線がよく切れてしまうので、交換してやる。





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先日新調したバッカンに、名前を書いてやろう。





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ロッドケースに、タモの柄を2本。

竿はBB-X2号、レマーレV、アテンダー2.5号の3本。

ふふ・・・

離島ではない。

最近、伊豆半島はサバ子で埋め尽くされているという。

それをエサに泳がせて、もっとエエモンを釣り上げるのだ!





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流れが速い場所に乗る事も考え、フカセの用意もしておこう。

楽しみだ。

とても楽しみだ。

一緒に行く偽チヌ師さんと、ラインで相談する。

「場所は入間ですな。」

「サバ子が湧いてますからな。」

「コマセ撒く前から、サバ子で埋め尽くされている場所がいいですな。」

「フカセ師が悲鳴を上げる場所ですな?」

「そこが最適ですな。」

「がらがらでしょうな。」

「人と反対ですからな。」

「釣れるのは、高級魚ばかりですぞ。」

「ウハウハで困りますな!」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


夢は釣りに行く前に見るものである。




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釣りに行けない日々

2018.06.03(Sun)

苦しい。

釣りに行けなくて、とても苦しい。

前回行った釣りの直後、ぎっくり腰になったのだ。

3日ほどで楽になり、日常生活に支障はないのだが、しばらく腰に負担をかけない方がいいだろう。

オキアミブロックを詰め込んだ重量級のバッカンを持ったら、またグキッと逝きそうだ。

そんなワケで、天気のいい休みの日を呪いながら見過ごし、ガマンの日々を送る。




仲間が釣りに行く時は、ラインで「がんばれ~」と送る。

もちろん社交辞令である。

いや、本当にそう思っている。

が、先日仲間が冗談半分に言っていた。

自分が釣りに行けない時に、知り合いが行くと、

(風よ吹け~! 海よ荒れろ~!)

と念じてしまうと(笑)

笑いながら、そんな気持ちも確かに自分にはあると気付く。




いい魚を釣り上げた写真がリアルタイムで送られて来ると、


「おお~! さすがですなあ!」


(ちっ! そんなええモン釣りやがって!)


と、うらやむ。





釣れないと嘆いていると、


「最近水温が上がりすぎたからね~。」


(おほほほ! そうじゃ! その調子じゃ!)


と、ほくそ笑む。




ねたみとは、とても醜いものである。

釣りに行けない欲求不満は、心をも捻じ曲げる。

それを解消するには、釣りに行くしかない。





腰も治り、さあ!釣りに行くぞ!


・・・西風12m・・・


つ、次の休みに延期じゃ!


・・・雨まじりの南風8m・・・


なぜこの日に限って!


呪うと、必ず自分に降りかかる。





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あまりにつまらないので、仲間と飲み会を開いた。

「ミルキング互助会」のメンバーである。

場所は、池袋の上州屋の下。

細かい地図など不要な場所を選ぶ。





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8名全員が集まり、渋谷サンスイの店長ウチダも誘って、総勢9名。

私以外は、すでに磯ラーの世界に旅立った面々である。

やはり気の合う仲間達と飲むのは楽しい。

場所、釣り方、テクニックなど、話題は尽きない。

夕方6時から始めたのに、帰りは終電になってしまった。



が、相変わらず釣りには行けない。

悶々としながら、時間をつぶす。





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ヤマダ電機のおもちゃ売り場で、懐かしいものを見つけた。

わが青春のヤマト!

年甲斐もなく、またプラモデルを組み立てたいという欲求にかられる。





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最近のプラモデルには、こんなのもあるのか!

着せ替えとかするのだろうか。

ハマると家族が泣きそうなので、やめておく。





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スーパーの鮮魚売り場で、こんなものを見つけた。





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大阪府産のボラ!


さ、サシミ用か!


大阪の人には悪いが、とても買う気になれん。

東京都産でもイヤだ。





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最近お気に入りの、江古田ホルモン。

ここのホルモンはとてもウマい。

店主は亀戸の老舗ホルモン店で修業したそうだ。

釣りをするらしく、魚が好きだという。

釣ったら持って来てと頼まれているが、まだ持ち込んだことはない。

ヒラスズキが欲しいなどと贅沢な事を言っておる。





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何を頼んでもウマいのだが、スープなどのサイドメニューも間違いがない。

釣りに行けない日は、ここで一人憂さを晴らす。




釣具屋へ行くと、店員とダベりながらウロウロと物色する。





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こ、この竿はボッとらんか!?





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ダイワの最高峰がこの値段なのに・・・

と思ってしまう金銭感覚が、逝きつつある兆候であろうか。





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家族で寿司居酒屋へ行くと、こんなのがあった。

そういえば、ブログ「道楽三昧」のyukimaru さんが書いてたな・・・

「どんちっち」というのはブランドなのか。

初めて食べたが、ウマかった。

現地で食べると、もっとウマいのだろう。





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性懲りもなくまた釣具屋巡りをしていると、こんなのを見つけた。

水中で糸が消えるそうだ。

漁師が確認したそうだが、問題はその漁師だ。

まさか80歳くらいの視力が弱った漁師ではなかろうな・・・


どの漁師か、言うてみい!


などと心の中でツッコミ、レジへ持って行く。

そう、釣りは夢を見る趣味なのだ。





明日こそは釣りだ!



・・・昼から10mの西風?





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今宵も赤く燃ゆる炭火を求め、家を出る。





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釣りで消費するはずのスタミナが、脂肪という名に変わって体内に貯えられていく。

体が腐りそうだ。




普段、何気なく釣りに行き、釣果に一喜一憂している。

しかし、こんな時にふと気づくのだ。

実は釣りに行ける事、そのものが幸せなのだと。





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タモの柄

2018.05.28(Mon)

前回、釣り場でタモが使えなかった。

タモ枠を柄にねじ込む時、いくら回しても締まらなかったのだ。

ゆるゆるでスポッと抜けてしまうため、とてもすくえる状態ではない。

前々回は、普通に使えたので気付かなかった。




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金属製のタモ枠のネジがおかしくなる事は考えにくいため、原因は柄の樹脂製?ネジミゾのように思える。





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タモ枠は大きさ、折り畳み方式が違うものを全部で5種類持っている。

これをねじ込んでみると・・・

2個はちゃんと締まり、3個はゆるゆるである。

タモ枠のネジも微妙に誤差があるのだろうが、やはり柄のネジミゾが悪いようだ。

たぶん摩耗しているのであろう。

使い過ぎてチビたんか!

締まる2種のタモ枠も、そのうち同じような症状になるのは明らかだ。

すぐに修理に出さなければ!





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渋谷サンスイにやって来た。

口金を替えればいいかと思っていたのだが、このモデルは柄の#1を交換するらしい。

修理代金が7,340円。

う~ん、カネがかかるのう~

が、仕方ないので修理に出した。




今までタモを忘れた事はないのだが、現場で壊れると大変困る。

はっきり言って、タモがなければ釣りにならない。

先日は偽チヌ師さんがいたので、彼のを一緒に使わせてもらった。



あれから今まで考えていたのだ。

みな、予備の竿は持って行く。

途中で釣り方や対象魚を変更する可能性も考えているのだろうが、もし1本しか持ってなくて穂先が折れたら・・・

そう考えているはずだ。

リールもしかり。

が、タモの予備は持っているのだろうか。

タモが壊れたり、海に落とした場合、そこからは抜き上げでしか魚を取り込む事ができない。

デカい魚の場合はムリである。



という事で、次回からは、予備タモを持って行く事にした。





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昔から使っているダイワの5mは、使えない事はない。

使えるのだが、今のほど滑りはよくない。

だから今は磯へ持ち込む事もない。

もう25年選手である。

ほとんど堤防での使用であり、磯ほど激しい使い方はしなかったからか、昔の製品は寿命が長いのか・・・

柄のメスネジは、金属製だから耐久性も高いのだろう。



どうせなら、メインに使うタモの柄を買ってみるか。

堤防や波のない内海ならばあまり気にならないが、荒磯の場合、グニャグニャした柄はとても使いにくい。

サラシや、大きく上下するウネリの海面では、狙いを少しでも外すと取り込みに時間がかかりすぎる。

ぼやぼやしていると、バレてしまう事もある。

また、そういう時に限って魚がデカくて悔しい思いをする。

やはり少々高価でも、いいモノが欲しい。



柄の長さは、どれだけあればいいのだろうか。





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現在メインの柄は、シマノの磯XT 6mだ。

軽くて張りがあり、とても使いやすい。

定価42,700円で、コストパフォーマンスが非常にいいタモの柄だと思う。

ほとんどの場面は、これで事足りる。


これの7mも持っているが、長いと使いにくいので、足場の高い場所が多い離島専用として使っている。

やはり6m前後が使いやすいだろう。



釣行後は毎回真水で洗うのだが、インターラインの竿のように、全部バラせるモノがいい。





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先端のゴムが取り外しできるタモの柄だ。

ダイワの柄は、このゴムがハメ込んであるだけで、メスネジも金属製で耐久性も高そうだ。

別にシマラーではないのだが、今回はシマノの柄に決めた。

バラせる柄は、シマノから4製品が発売されている。





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最近、ベイシスが発売されたが、前回使った偽チヌ師さんの柄がこれだ。

6mは53,000円。

磯XTより少し高価で条件に合っているが人と同じでは面白くないので、あとの3製品から選ぼう。





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どれも長さは5.5m。

一番上のファイヤーブラッドだけ6.5mもあるようだが、メインとしては5.5mでいいだろう。





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で、この3本の中身は一緒らしい。

塗装が違うだけで、上から69,600円、67,500円、64,700円。

しかも上のファイヤーブラッドは値引きが少ない。

中身が一緒なら安いので十分だ。

という事で、注文してしまった。





数日して、渋谷サンスイから入荷の電話が入る。





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ちょうど楽竿ライトの注文があったので、納品がてら取りに行く。


・・・物々交換か!



いや!


追い金の方が多いではないか!


しかもまた余計なもんを買うてしもうた!






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ピンクの湯川柄杓!





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イカン。

休みのたびに海が荒れ、釣りに行けないとロクな事にならん。


「あ、釣りが3回流れたから・・・〇万円浮いた!」


大きな間違いである。


行けなかった反動で、その後は激しく釣行回数が増えるに決まっておるのだ。

そうやってどんどん貧乏になって行くのだ。

磯ラーへの道が、大きな口を開けて待っている。




ちなみに以前アップした動画だが、タモの柄に傷がつくと折れやすい。

この時は、もう残り時間が少なかったので納竿したが、朝のうちにこのようにタモの柄が折れてしまうと、もう釣りにならない。

予備のタモを持って行くと安心だ。

神津島の沖砂糠でのシーンだが、ウネリで海面が激しく上下し、大きいサラシが出ている。

タモ入れが大変難しい場面だ。

しかも足場が高いため、7mのタモである。

YouTube にアップしてあるが、下手くそだとコメントが付いている。

私のタモ入れは、特別上手なわけではないが、一度こんな場所で7mのタモでやってみてもらおうかと言いたい。

匿名だからこんなコメントがつくのだろう。

面と向かって言うてみい!(笑)






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4月27日 神津島 大根 後編

2018.05.24(Thu)

う~ん、3人とも朝イチからイスズミとは、縁起が悪い。

まあ、潮が来るまではガマンじゃ。


偽チヌ師さんが、ラインに風景画像をアップしておる。

すぐに仲間からコメントが来る。




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ま、また不吉な事を!


ツヨシからもコメントが。

彼はここに通いつめた時期がある。





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アドバイスはありがたい。

が、その後の変な祈りはなんじゃ!


普通にやったのでは、イスズミばかりになってしまうので、少しでも変化がある場所や、クサイ流れに絞るのだが、イカン。





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こんなサイズばかりである。





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今日はツヨシのアテンダーを使って竿サバキの練習をしに来たのだ。

なのに、竿が曲がらんがあ!





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かなり集中してマジメに攻めていると、疲れる・・・

左手をヒザにつき、右手は楽竿ライトにかけた竿を手すり代わりにして、体重を乗せる。

楽をしないと・・・立ちっぱなしだからのう・・・

すぐにアワセられるよう、指だけでラインを出して行く。

潮がなく横の動きがないので、縦の変化をつけるしかない。

そんな小細工をして狙った通りに魚がかかると、とてもうれしい。





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が、このサイズまでなのが悲しい。





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磯替えの時間になり、本島回りから一人乗ってきた。

ん~、あちらもダメなんか・・・




ナニパクが、メイチダイを釣り上げた。

いつもいつも、美味い魚を上げおるのう~



マジメにオナガを狙うが、状況は変わらない。

もうすぐ昼になってしまう。


あいかわらずスマホから、ラインの着信がピコンピコンとうるさい。





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呪うなあ!


自分が仕事中なので、人の釣りが面白くないらしい(笑)


そんな呪いに負けるわけにはイカン!


ほら! 喰うたで!





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呪いガメがあ!



ガマンにガマンを重ねていると、やっと潮が動き出した。

みるみるうちに、しっかりと力強い流れに変わる。





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軽い針だったのを、重めのやつに付け替える。

シンプル仕掛けに戻し、流れに乗せてやる。





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パラ、パラ、パラ・・・

スプールに軽く押さえたつけた指を押し抜け、ラインが出て行く。

パラ、パラ・・・パラパラパラ

かなり流したところで、ラインの出るスピードが少し上がる。

魚か? それとも流速が上がったか?

スプールに指を強く押し付けると、ラインが力強く指をすり抜けて出て行く。

バラバラバラ!

魚じゃ!





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やっと喰うたで!

いやにアタリが弱かった。

良い時は、バラララララ!と一気に持って行くのに。

先日、ツヨシに教えてもらったように、竿を動かす。

軽く簡単に魚が寄って来るが・・・

これでええんか?

オナガだと思うが、40くらいか・・・

足元に寄ってから、何度も突っ込む。

が、腰だめする程ではない。

竿が柔らかく曲がって、サスペンションがよく効く。

タモが一つしかないので、偽チヌ師さんがすくってくれた。





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すぐに頭をシメたら、サアッと全身が青色に変わる。

いやに体高があるオナガじゃの~

測ったら45センチあった。

40くらいだと感じたのに。





魚をクーラーに入れて、続けて流す。

左にいるナニパクの足元から出ているサラシに押されながら、仕掛けが入って行く。

今度はもっと近くで、また同じような弱いアタリが来た。

今度も素直に魚が寄って来る。

軽い・・・この動かし方でええんかのう・・・

足元まで来ると、やはりよく突っ込む。





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さっきと同じサイズじゃ。

う~ん、竿が2.5号という事もあるのだろうが・・・もっと暴れて楽しませてくれてもええぞ(^^;





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またアカハタ釣ったんか!

今度はルアーか!

左横でナニパクが、ナニハタに昇格した。

メイチダイやアカハタとか、高級魚ばっかり釣りおって・・・





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良い流れが来たので、偽チヌ師さんも横に入ってもらうと、いきなり竿を曲げた。

ツヨシの言う時間ぴったりに釣れ始めた。

どんだけここに通うたんじゃ!

仲間が気にしていたので、すぐにラインで報告する。





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ろ、ロクな事を書かんの(^^;

アドバイスをくれるのに、釣ると面白くないらしい。





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みてみい!

サイズが落ちたやないか!





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落ち続けるがあ!


ナニパクはデカい青物に横に走られ、なすすべもなくラインを切られておった・・・

短い時合いであったが、納竿前に楽しむ事ができた。





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仕事で釣りに行けない人に、いやらしい写真を送りつける偽チヌ師さんであった。





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45のオナガ2枚だけキープ。

久々にいいお土産ができた。





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呪い退散!

しまなみ大三島のお守りが効いたか!



帰りの車中は、いつものごとくだ。

「やはり渋かったですな。」

「他の場所は、オナガ全滅に近かったようですな。」

「今年は特別悪いんですな。」

「黒潮の大蛇行で、今シーズンは伊豆七島ダメですな。」

「しかしツヨシの言うた通りの時間に来ましたな。」

「あんだけ通うてますからな。」

「おカネを落としてくれてますからな。」

「ワシらは拾うだけですな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!







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脂が乗っているので、皮付きのしゃぶしゃぶにする。





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サシミにもするが、皮を引いたら脂がべっとり。

とても甘いサシミであった。





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アラの半分は煮付けに。





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もう半分は、コンブと一緒にダシを取る。

脂ギトギトである。





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潮汁にして、しまなみで買ったレモンの皮を少し浮かべる。

魚があまり好きではない娘が、おかわりしておった。


久々に美味しいオナガを堪能できた。

呪いもとけた・・・はず。




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4月27日 神津島 大根 前編

2018.05.20(Sun)

27日は休みだ。

竿サバキの練習に離島へ行かねば。

賀寿丸の出船予定を見ると・・・「銭洲!」

針にエサ付けて放り込んだら、絶対何かが喰いつくお魚天国、銭洲。

シマアジなどのええもんを狙うのだが、大型イスズミと一緒になって、40クチブトがジャマをする。

40オーバーのクチブトは、エサ取り扱いだ。


これは楽しみですな!

久々に竿を曲げまくりたいですな!




いつものように偽チヌ師さんを迎えに行き、2人で下田を目指す。

「微妙なウネリの予報ですが、ゼニス行けますかな?」

「行けなかったら、神津島回りですな。」

「まあ、神津なら、オナガ狙いですな。」

「ゼニスなら高級魚狙いですな。」

「どちらも捨てがたいですな。」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


今年は黒潮の大蛇行で、伊豆七島のオナガは絶不調だ。

神津島も4月に入ってから、たまに釣れる事もあるようだが、釣れる場所が都度変わるらしい。





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あおき釣具で、夜出しのオキアミをピックアップする。

釣り場が確定していないため、配合粉を使うかどうかわからない。

1人ブロック4枚を頼んでおいた。





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ゼニスなら、いろいろと付けエサを用意しておいた方がいい。

ヤマテツに寄って、ニヤニヤしながら冷凍庫をあさる。

「お! そんなモンを買うんですか!」

「来ればデカいですからな。」

「竿は大丈夫ですかな?」

「ん? そういうアンタは、何を持ってるんですか!」

「ササヨの口に入り切らん大きさのエサが必要ですからな!」

「いや、まったく!」


ワハハハハハ!


いつもの通り、夢だけはデカい。




下田港に到着すると、こちらにフラフラと近づいて来る黒い影が・・・


ナニパクか!


また黙って出没しおったか!





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いきなり来て、自然に溶け込んでおる・・・

オシオキせんといけませんな。



賀寿丸に乗り込み、横になって仮眠する。

・・・ウネリがあるのう・・・こりゃ銭洲はムリっぽいな・・・


エンジン音が静かになり、外に出ると神津島。

やはり銭洲には行かなかったか。

ムリして行っても、ろくな事がないから・・・と、船長が申し訳なさそうに言う。

どこ乗りたい?と聞かれるが、最近の神津島はわからん。

船長にお任せする。

ところが船長も困った顔をして、考え込んでいる。

「他の船でオンバセの調子が良くて、次の日オレが着けるとダメなんだよな~」

船長、それ呪われとるんちゃうか・・・

ワシも今年は最初からタカノハやら、人柱ツヨシの呪いがかかっておるからのう・・・





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銭洲がダメでも、神津島には夢がある。

想像しておるのだろう・・・だまってニヤニヤしておる姿は不気味だ。



他の人を本島回りに下しながら、そのうち船は恩馳群礁へ向かった。





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大根の先端に3人で下りた。

全員、ここは初めてである。


他の常連さん3人も、大根の中ほどに下りる。





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お隣の長ン根にも、数人が下りる。


さて、今日のオンバセはどんな様子かのう。


大根の先端を3人でウロウロして様子を見る。

長ン根の方から波が来て、時々しぶきが上がる。

まあ、潮が引いていくから、問題あるまい。

さて、みなどこに釣り座を構えますかな?

3人が3人とも、どーぞどーぞと譲り合う。

決められんのかい!(笑)

それもこれも、潮が動いてないからだ。

どこも同じように見える。





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じゃあ、足場が平らだから、ワシここに入るで?

どーぞどーぞ、じゃ、私はここで、と偽チヌ師さんがしゃがむ。





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さっそくかあ!

偽チヌ師さんが、座ってできる釣り座に!

いかにも幸せそうに、ニヤニヤしておる。


ナニパクは後ろからしぶきが飛んでくる場所に入る。

オシオキじゃ。

もう頭から潮を被り、ずぶ濡れに・・・ん?





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もう竿を満月に曲げておるのか!



・・・あのお方みたいじゃの~(^^)

そういえば銭洲用に、コマセはイワシのブツと赤アミやったのう~

こっちに寄らないでね(笑)



はよタモですくわんか。

え?

タモ忘れた?

偽チヌ師さんがデカいササヨをすくってやる。

イカンの~、タモを忘れたら。


と言いながら、自分のタモをセットしてたのだが・・・

締まらん・・・タモ枠が!

締めたら、スポッと抜ける。

柄のメスネジが壊れたか!?


結局、3人で偽チヌ師さんのタモを使わせてもらう事になった。

一緒に乗って良かった~

タモがなければ、釣りにならんからのう。


それにしても、この間も使ったのに・・・いきなり壊れやがった。

まさか・・・


まだ呪いが!






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と、とりあえずやってみるか・・・



むう・・・まったく潮がない・・・

サラシの動きだけか。

仕方ないので、サラシに乗せると、勢いよくラインを持って行く。





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おお~!

なかなかええ引きやで!





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・・・やはり呪いか!



つづく




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4月18日 竿サバキを教わる

2018.05.15(Tue)

私は、よくバラす。

デカい魚ほど、バラす。

磯を始めるまでは、手に負えないような魚は対象魚ではなかった。

ヘラ、ブラックバス、シーバス、キス、メバル、チヌなどに、怪物はいない。

いるのかもしれないが、出会った事はない。

だが磯は違う。

とんでもない魚が潜んでいる。

磯釣りを始めたばかりの頃は、デカいのをかけるようなレベルではなく、小さい魚ばかりだったから、バラす事もあまりなかった。

離島へ行くようになったのが最大のきっかけではあるが、最近半島回りでもデカい魚に喰わせるチャンスが増えた。

だから、「バラす」事が目立ってきたのだと思う。

もちろん、まだまだ魚に喰わせる技術が足りんが、それ以前に取り込みの技術を上げなければならん。

私のブログに貼ってある写真や動画を見て、上手い人はすぐにわかるのだろう。




かけてからの竿さばきが悪いと!


自分でもわかっているのだ。

磯ではたくさんの魚種が釣れるが、スピードとパワーのあるものが多い。

これが堤防なんかだと、そんなに考えなくていいのだが、磯には「割れ目」「根」がある。

こいつに潜り込んだり、回り込もうとする魚が多く、しかも速い。

小型の魚は、竿の性能だけで上がるし、腕力でも負けない。

ところが、デカいヤツになると腕力だけでは到底勝てず、竿もただ持っているだけでは潜られてハリスを切られる。

「かけたら竿を立てて、竿の性能に任せて浮かせよう」

・・・なんて簡単に行くような場所など、ほとんどない!

足場の右にデカいシモリがあったり、左に張り出した岩のアゴが突き出ていたり、横に走るミゾがあったり、それはそれはもう「イヤラシイ障害物」が無数に存在する。

またデカい魚ほど、そんな場所にいるし、そこへ向かって一直線に走る。


「そっち行ったらアカーン!」


と叫ぶだけで、なすすべもなく潜られてしまう。

手に負えない突っ込みは、竿を持っているだけで精一杯。

へっぴり腰になって、「ああ~、ああ~」とオロオロし、切られる。


これをなんとかせんとイカン!


一番いいのは、自分で試行錯誤し、研究する事だ。

だが、デカくなればなるほど、針にかけるチャンスは少ない。

そういう魚がいる場所へ足しげく通わなければならない。

時間とカネがいくらあっても足りん!




では、中型までの魚を、低い号数の竿で細ラインでやれば・・・などと考えていたら、仲間にやめた方がいいと言われた。


そんな釣りをしていてデカいのが来たら、それこそ切られて終わりだぞ!


それもそうだ。

先日の日振島は、まさにそんな釣りだった事を思い出す。




私の上げた最大サイズは、クチブト、オナガともに47センチ。

ここまでは何枚も上げているが、カベのように「47」という数字が立ちはだかっている。

竿やリールは道具であり、道具を生かすも殺すも、自分のウデ次第。

バラしまくったその数の中に、「47」を超える数値があるのだろう。

そしてその魚を取り込むウデを、私は持っていないという事であろう。



「ミルキング互助会」というライングループを作っているのだが、そこに今の悩みを書き込んでみた。

いつもバカな話や、エロな話題が飛び交っているが、たまにはこんなマジメな話も出る。


「実際に釣って経験を積むしかないが、基本を教えてやる!」


という事で、家へ遊びに行く事にした。


「ツヨシ」だ。


磯釣り歴は長く、60も含めてオナガを釣りまくり、現在はあるチームの代表でもある。

ラインに入って来た当初はマジメだったのだが、私や偽チヌ師さんに染まったのか、最近は毎日ハレンチな事ばかりを書き込んでいる。

率先して書き込む。

内容はここではとても書けない。

このブログにも「良い子のツヨシ」という名で、大変失礼なコメントを書き込み喜んでいる。

同い年という気軽さもあり、ふらっと出かけようかと思ったのだが、夜にオジャマするのだから、家族に気を遣う必要があるだろう。

ツヨシは自分で「磯のキムタク」とか言っておるが、奥さんからは「キムタコ」と呼ばれているらしい。

それだけで力関係がわかったので、奥さん向けの手土産を持って行こう。


女性が喜ぶ、ケーキがいいだろう。

ショーウィンドウを眺め、とてもきれいなイチゴパイがあったので、ソレにする。


女性店員:「お誕生日ですか? プレートに文字を入れますか?」

私:「え?   ええ、そうなんです。じゃあ、お願いします。」


とっさに答えてしまった。





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うむ。 なかなかいいではないか。

昨年70オーバーのササヨ(ノトイスズミ)を釣り上げたツヨシにふさわしい。





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いい手土産ができた。

開けたとたん、奥さんが「ササヨってだれ!」とツヨシに詰め寄る姿が目に浮かぶが、後は知らん。

竿さばきで何とかしてくれ。



夜、車でツヨシの家まで行く。

にこやかに出迎えてくれた奥さんに挨拶し、ツヨシの部屋にオジャマする。





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釣り関係のモノばかりではないか!

ずいぶんと昔から磯ラーになってしまった男の部屋は、こんな感じなのか。

雑談から、すぐに釣りの話になり、核心へ。


魚をかけてからの動きを教えてもらう。

魚が根に向かって走ったら・・・

竿の向きは・・・


ええ~! そうなの!?

逆の事ばかりやっていたような気がする。





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ドラグはどうするのか・・・

こういう時はポンピングしてはイカン・・・

ヤバい!と思ったらどうするのか・・・

毎回全部うまく行く事はないけれど、取れる確率が高くなるそうだ。

同じ「ミルキング互助会」スギさんが言う事と共通する事が多い。

2人とも数を釣っているから、経験から出ているワザなのだろう。

スギさんは、40オーバーを4~500キロ釣りなさいと言う。


聞いて頭で理解しても、実際にそう上手く竿を操作できるかどうかは別である。

というか、やってみないと自分のモノにはならん。

これは次から試さねばなるまい。





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上物竿もたくさんあるが、ダイワ、シマノ、がまかつの竿のいくつかを、違いがわかるように、曲げさせてくれた。

実際の釣り味はわからないけど、曲がって行く過程がずいぶんと違いますなあ。

しかし竿がたくさんあるのう~

この袋に入ってるの、全部そうなん?

総額でナンボするんやろ・・・え?何?

奥さんには、「全部1本1万円」と言ってある?


大ウソつきがあ!





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う~ん、私が使う針とだいぶ違う・・・

彼が使う基本的な仕掛けに合わせているようだ。





「永久に貸してあげるから、これを使ってみな?」





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おお! これで竿サバキの練習をせよと!

ありがとう!

私の釣り方を見てると、これが一番合うだろうという。

え? かなり使い込んでいるから、へたって2.2号くらいになってるかもしれん?

ちょうどええですがな(笑)



話は尽きないが、あまり遅くなってはイカン。

今夜はこれでオイトマしよう。





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アテンダーを手に入れた。

ありがとう! ツヨシ!

さっそく、これで練習じゃ!

離島へ行くのじゃ!

ハマったらインテッサ買うて~!




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4月13日 しまなみ海道 最終日 大三島フィッシングパーク

2018.05.10(Thu)

起きたらすっかり明るくなっていた。

今日は釣り旅行の最終日。




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3泊したこの宿を離れるのは少し寂しい。





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表玄関から荷物を運ぶよりも、やはり窓から受け渡す方が楽である。





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校庭の隅に、閉校記念碑があった。

かつては小学生がたくさんいたのだろう。





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童心に帰って、ゾウに座ろうかと思ったのだが、不気味に思われるのでやめた。





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宿を出発し、海沿いの道を走る。

海に囲まれた、釣り人には天国のような島である。





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道路には駐車スペースが2か所あり、ここに車を停める。

すでに何人かが来ているようだ。

フカセをしながら、ちょっと横でぶっ込んでおこうかと、釣具屋で天秤を探す。





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え? ここが釣具屋?

普通の民家ではないのか!

看板も出てないが、ナニパクが確かにここがそうだと言う。

おそるおそる引き戸を開けると、バアちゃんがいた。

店内は薄暗く、オモリや針、糸などが乱雑に置かれている。

まるで子供の頃に入った近所の釣具屋のようである。

お、この天秤にするか。

が、値段がついていない。

バアちゃんに聞くと、

「この天秤の方がええよ!」

と、値札が付いている別の天秤を勧める。

「そっちのは、岩に引っかかるよ。」

そんなワケないやろ。

・・・値段がわからんのかい!

そんなやり取りを何度も何度も繰り返す。

値札の付いてない商品をちらほらと見かけるが、基本的に付いているモノしかわからんようだ。

ええかげん、コレ売ってくれえ~!

別の場所に、同じものが値札付きで出ていた。

値段がわかったとたん、その天秤を売ってくれた。

なかなかユニークなバアちゃんである。




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そんな事をしていると、8時半になり、ゲートが開いた。





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ここらは遠浅で、パークは海にかなり突き出る形になっている。





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大人は1日1,000円だ。

なかなか立派な施設で、人もあまりいないし、高くは感じない。





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受付で料金を払い、水深を聞くと5~10mほどだという。

内向きのイケスに向かっても釣れるようだが、ロープが多いらしい。

引っかかるそうだ。





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大きい足場や、このような小さい足場もある。

どこでやってもいいらしいが、やはり今日も流れの中を釣ろう。

ちなみに、この足場の人は、後でいい型のマダイを釣り上げた。





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施設の一番奥、先端に向けて歩く。

かなり遠いので、カートを持って来た方が楽である。

常連さんは、みなカートをガラガラと引いていた。





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ここが先端の足場だ。

途中でもどこでも釣れそうだが、流すには、ここが一番いいように思える。

他の足場がジャマになるからだ。



用意をしながら潮を見ると、かなりの速度で流れている。

少し岸よりに向かっているが、この流れに入れよう。





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コマセと仕掛けを投入すると、いい感じでラインが走る。

あっという間に300mのPEラインがなくなる。

回収が大変である。

流れがゆるくなったりする場所を探すが・・・ない。

300m流しても、まだまだ勢いが衰えず、潮が走る。

針に海草がかかるまで少しずつガン玉を打って調整するが、アタリがない。





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またナニパクが楽をしておるな・・・

2人で延々と流すが、何も来ない。





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そのうち潮が逆に流れ出し、釣り座の向きを変える。

180度方向が変わっただけで、相変わらず潮が速く、ラインを出し切るまで流す。

「気持ちがいいほど、潮が流れますな。」

「むきエビにしたから付けエサがそのまま帰って来ますな。」

「なんか付けエサが冷たくなってません?」

「冷たいですな。」

「まあ、気のせいでしょうな。」


ワハハハハハ!


後で知った事なのだが、我々が来るまでは海水温が14度ほどあったらしいのだが、今日はなんと11度台まで下がっていたそうな。

「そのうち来そうですな。」

「来ればデカそうですぞ。」

「デカいのは美味しくないからポイですな。」

「40までのをお持ち帰りですな。」

「3枚くらいあれば十分ですな。」


ワハハハハハ!










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2人でP.B.をくらい、温泉にやって来た。





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多々羅温泉の料金は310円。

JAFの会員はさらに割引があり、銭湯より安い。

中もきれいで、湯船につかって冷えた心を温めた。





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温泉で釣れないアカを落とし、しまなみ最後の夕飯を食べに行く。

「くろしお」という店で、タコのコースを頼んだ。





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ヒラメの茶わん蒸しを追加オーダーし、タコのサシミ、天ぷらを食べる。

地のタコらしく、弾力のある歯ごたえがおいしい。





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タコ飯でシメ、ナニパクと別れる。

これで4日間の釣りが終わった。

釣果は良くなかったが、本当に楽しい4日間であった。





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次の日、高松の実家近くのうどん屋へ行った。

子供の頃からある店で、毎日食べても飽きない味だ。





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セルフだが、こういう地域密着の店が本来のさぬきうどんである。

コメに次ぐ主食であるから、毎日でも食べられる味になっているのが、住宅街でひっそりと営業している店なのだ。





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偽チヌ師さんが通っていた、淀つりぐ店に立ち寄る。

店内2割引きセールをやっていたので、消耗品を買っておこう。





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バッカンがそろそろヤバそうになっているので、新型を買った。

今度実家に帰った時は、この辺りでチヌを狙ってみるか。





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鳴門も今日は荒れている。

強風で鳴門大橋は2輪通行止めになっているらしい。





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往きに乗ったイカダ回りにも、風紋が立っている。




こちらに住んでいれば、周りは釣り場だらけだ。








釣りは趣味に過ぎないが、私にとってなくてはならないものだ。

仕事は生活のベースを作り、趣味は心のベースを作る。

人によって違うのかもしれないが、私にとっては現在の真実である。

この趣味がなければ、どのような生活をしていたのであろうか。

そこには架空の世界が存在するのだろうが、まるで想像ができない。


生きている以上、目の前には無数の選択肢があり、それを絶えず選び続けなければならない。

これからの人生、どこで何をするのが幸せなのか、明確な答えは出せない。

いろいろなしがらみを捨て、もっと単純に生きられればいいと思う。

思うが、なかなかそうは行かない。

ほとんどの人がそうであるように、人生は思うようにはならないようだ。

だが、好きな方向へ軌道は修正したい。

どんな選択肢を選んで生きようと、持ち時間は限られているのだ。

願わくば、少しでも長く釣りを楽しみたい。

そんな事を考えながら東京へ向け、車を走らせた。




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4月12日 しまなみ海道 大三島 2日目

2018.05.05(Sat)

今朝は気合を入れて、5時に起きた。

向かう場所は、昨日の堤防。

夜明け前に現場に到着し、準備を始める。




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明るくなり、準備完了!

昨日と同じ、沖には向かない潮だが、かなり速い。

仕掛けを入れてラインを張る。

パラパラパラ・・・パラパラ・・・・パラパラパラ・・・パラパラ・・・

楽竿ライトに竿をかけて放置状態なのだが、ある一定のリズムで、仕掛けがラインの引っかかりを外して出て行く。





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横でナニパクが何かをかけた。

すぐに寄って来たのは・・・





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ウマヅラか!

今夜のオカズじゃ!



私の仕掛けには何も来ず、300m巻いたラインを出しつくしては、また流す。

しかし・・・回収が大変だ。

1回で巻ききれず、休んではリールのハンドルをまた回す。

・・・釣れないと時間を食うし、何より疲れる。



朝イチは薄着だったのだが、少し風が出て寒くなってきた。





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上下のレインスーツを着ていると、ナニパクが私のリールを触って、ラインが出て行くリズムを手で感じている。

そうやって放置して流すと楽やで~・・・釣れんけど(笑)

魚が来れば、ラインの出て行くリズムが変わるから、わかりますぞ。


身繕いをしながら、ふとラインを見るとリズムが・・・パララララララ~

ん? 一気にラインが出て行く!





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おお~!


来たでえ!


グン、グンと首を振っておる。

流れもあるから、結構な重さである。

100mほど流した所なので、時間がかかりそうだ。





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クーラーに座って、ゆっくりと寄せて来よう。

ナニパクが喜んでキャッキャとはしゃいでいる。

連れて来た友人が釣ると、嬉しいものである。


ありがとう、ナニパク!


やっと釣ったぞ!


ん? あれ?

軽くなった!

まさかバレたのでは・・・

ラインを巻く手を止めてみると、グングンと首を振る。

付いておる。

こりゃ、マダイではないのう・・・

それを見てナニパクが言う。


「ああ~、ボラだあ~」


不吉な事を言うでない!


ボラなら最後まで重いだろう。

寄って来たら、海中が銀色に光った。





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丸々とした40センチのチヌであった。

マダイではなかったが、すなおに嬉しい。

しかしやはり瀬戸内のチヌはヒレがデカい。

こんな流れの中を泳ぐからだろう。



続けて流すが、どんどん潮がゆるんで来た。

何も来ず、仕掛けもあまり遠くまで流れない。





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ナニパクはゴロリと横になって昼寝をし出した。

流せないので試しに、堤防の内側に仕掛けを入れてみる。

まったく潮が動かない。





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こんなメバルが釣れただけであった。



ふと、ナニパクが起き上がり、竿を曲げている。

お! 30センチほどのチヌじゃ!

仕掛けを投入し、底を這わせていたら、1時間ほどして食ったらしい。

ゆるめたドラグがジージー鳴って起きたそうな。

よくエサが取られなかったもんだ。


潮が逆に流れ、岸に向かったため、ちょっと散策する事に。





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さっきまで流れていた方に、砂浜を歩いていく。

良く晴れた青空の下、海がとてもきれいだ。

男と2人なのが残念である。

波打ちギワにいる子フグが、我々に驚いて逃げて行く。




曲がり角の岩場までやって来た。

これ以上は進めない。





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振り返って見ると、釣り座の堤防がはるか向こうに見える。

ここまで200mほどであろうか。

しかし浅い・・・沖まで遠浅になっている。

こんな浅場を流していたのか。

やはり沖向きの潮じゃないと、マダイは難しそうだ。


潮もよくないし、場所を移りますかな。

片づけて車で他の場所へ回る。


今度は別々の場所で、オカズを確保しようという事になった。

だが、今回は「流れの中を釣る」というコンセプト。

ただ釣るだけなら、いくらでも釣りやすい堤防があるのだが、せっかく潮の速いしまなみまで来たのだ。

難しい場所で釣りをしようではないか。





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というわけで、私は島と島の間が狭くなった足場に釣り座を取った。

見るからに流れが速く、潮がぶつかり合って複雑な表情を見せている。

ナニパクは別の場所へ行くという事で、車で去って行った。





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時刻は午後1時過ぎ。

仕掛けを入れると、右にすっ飛んで行く。

が、岸に近い場所へ流れ、そこで溜まる。

コマセもそこへ行くのだろうが、仕掛けが海草に引っかかって釣りにくい。

大遠投して仕掛けを沖に入れると、右沖へと流れるので、それに狙いを絞る。

うふふ・・・来いよ~、マダイちゃん。

ん? 仕掛けが止まった・・・

ああ! 逆に流れ出した!

回収して、手前に入れると、まだ右へと流れる。

遠投すると、やはり右へ・・・が、途中で止まってまた左へ・・・

その少し手前に入れると、今度は左へ・・・

投げるごとに向きが変わっておるではないか!

かなり複雑な流れで、向きが一定しない。

これは難儀じゃの~


しまなみ海道は、サイクリングロードとして有名だと聞いた。

国内外から、自転車野郎が集まってくるという。

いや、野郎だけじゃなく、女性も多い。

そんな彼ら、彼女らが、自転車を止めて私の釣りを眺める。

で、そのうちいなくなる。


「釣れとらんようですなあ」


「かわいそうですなあ」


そんな事を思っているのだろう。


ほっとけ!


そのうち全体的に左に流れ出したので、足元から流すと、左の岸へ向かって、そこで溜まる。

で、海草か岩に引っかかってしまう。

少し沖へ投げると、向こうに見える堤防の先端をかすめるように流れて行く。

これに絞るか・・・

朝と同じくらいの速度で、ラインが出て行く。

パラパラパラ・・・パラパラ・・・パラパラパラ・・・パラパラ・・・

途中、スプールのラインが引っかかって、仕掛けを張り、また外れて出て行く。

放っておけば、ちょうどいい感じで流れて行く。

PEラインの色分けした部分が、一定のリズムを刻んで出て行くので、アタリが取りやすい。

しかし・・・来んのう~

ナニパクが、ここは一発場でなかなか来ないけど、喰えばデカいと言ってたな。

そうじゃ!

殺気を消すのじゃ!

他を見ていたらウキが沈んでた、とよく言うではないか。

今朝もそうだったし、一昨日の日振でもそうであった。





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クーラーから飲み物を取り出し、景色を眺めながら、時々「ちらっ」とラインを盗み見る。

・・・来ない・・・


「え?釣り?何のこと?」


という雰囲気を作りながら、あたりをブラつきながら、ラインをチラ見する。

演技力が必要だ。

知らんぷり作戦で、鼻歌を歌っていたら・・・ん?

色分けPEラインがリズムを破って一直線に出ている。





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「知らんぷり作戦」成功じゃあ!


竿を上げると、重い!

朝のチヌとは、けた違いの引きじゃ!

グングンと大きく引き込み、とても止められない。


オオモンじゃあ!


これはじっくりと構えねばなるまい!





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クーラーに座って竿を立てるが、ラインは出て行く一方だ。

右の沖深くへどんどん潜って行く。

とても上げられる気がしない。

が、粘っておれば、そのうち疲れて浮いて来るじゃろう。

それまで楽しんでやろう。

うふふ・・・暴れろ暴れろ~

と言いながら、ラインは一向に巻けない。

ん? 止まった!

グイングイン引いていたのに、急に止まった。

竿を引き絞ると、何かが動く気配がするが、そこからビクともしない。


岩か海草に回り込んだかあ!


しばらく緩めて待つが、一向に動かない。

あきらめ悪く、竿をしゃくったり、引いたり、緩めたりするが、動かない。

10分ほど緩めて放置するが、動かない。

仕方なく、一直線にして引っ張ると、パチーンと切れた。


ハリスが中ほどで切れてしまった。

ウキは助かったが、せっかくのチャンスを!

ここは結構障害物があるようだ。


しばらくしてナニパクがやって来た。

別の場所では、何も出なかったという。

早めに上がりますか。

料理しないといけないし。





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宿に帰り、明日の準備をしてから、晩飯の支度をする。





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ここには結構広い厨房がある。





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中央に大きいシンクと台があり、とても使いやすい。





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部屋ごとに専用の調理台もある。

我々は「伊予柑」という部屋に泊っているのだ。

調理道具も全部備え付けになっている。





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今日の獲物・・・あれ?マダイが1匹おるではないか!


何! 地元の店で買って来ただと!


ナニパクは鯛めし用に、土鍋を持参していたので、どうしても食べたかったらしい。





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チヌのサシミ。





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チヌのお頭の煮付け。





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チヌの香草焼き。





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ウマヅラと、チヌの卵の煮付け。

ウマヅラは痩せており、ほとんど骨であった。





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チヌの塩焼き。





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これらを厨房から突き当りにある我々の部屋へ運ぶ。

ここはもともと小学校であったらしい。

左の部屋は、職員室だろうか。

厨房は、給食室だったのだろう。

きれいに改装しており、最初の日は1人3千円で、次の日から2千円となる。

小学生以下は無料。

とても快適な滞在である。





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釣果は悪かったが、2人で食べるには、十分な量だ。

痩せたウマヅラ以外は、さすが瀬戸内の魚、とても美味くて酒が進む。

焼酎に瀬戸内レモンを絞り、いい気持ちで酔っ払う。

「マダイが出ませんでしたな。」

「岸からでは、潮の向きで移動できませんからな。」

「もう少し季節が暖かくなるとよさそうですな。」

「今回は練習ですな。」

「次は本気でやりますかな。」

「釣りすぎても食べるのに困りますからな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


実は2人とも本気で釣っていたのだが、そんな事は口に出さない。




釣りの様子は、仲間にラインで実況中継している。

今回、仲間から「バラシ大魔王」という名を付けられた。

昨年から何度バラしただろうか。

これはちょっと考えねばならんのう。





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いい具合に、ナニパクの鯛めしが炊き上がった。





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買って来た魚だが、間違いなく地元のマダイである。

残さず、きれいに平らげて今回最後の夕飯を終えた。





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廊下に貼ってあったポスターが目を引く。

「明日はここへ行って、帰りますかな。」

「フィッシングパークという事は、お魚の公園という事ですな。」

「という事は、釣り人の楽園ですな?」

「釣りまくって、ポイしますか。」


ワハハハハハ!


幸せな夜であった。





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Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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