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4月8日 四国 鳴門 イカダ

2018.04.17(Tue)

四国の実家に帰る用事ができたので、仕事はしばらくお休みだ。

車に荷物を積み込む。




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ほとんど釣具か!


途中で鳴門に寄り道して竿を出そうかと、偽チヌ師さんに教えてもらった渡船屋に電話する。

「マダイをフカセで狙いたいんですが。」

渡船屋さん「まだ水温が低くて少し時期が早いけど、狙えますよ。」

という事で、予約終了。

鳴門の釣具屋を知らないので、家の近所の上州屋でオキアミブロックを買った。

・・・1,350円・・・た、高い・・・東京のオキアミは高いのう・・・

3枚買って、バッカンに入れておく。

朝までには解凍できるだろう。


高速道路に乗り、ゆったりと走る。





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深夜、鳴門のウチノウミに到着。





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ナビに入れた通り、ここが乗船場みたいだ。

長距離運転で疲れたので車のシートを倒し、5時過ぎまで仮眠する。





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良く晴れた夜明け、起き出して支度をする。

・・・客がだれもおらん・・・釣れておらんのか?(^^;

すぐ前にある家が、長井渡船のようだ。

船長が出てきたので、挨拶して荷物を船に積み込む。





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客は私一人。

水温は12度との事。

低すぎんかい?(^^;

大丈夫かの~・・・チヌ狙いでダンゴにした方が良かったかの~

昔、もっと奥のイカダに乗った事はあるが、ここは鳴門海峡に一番近い所だ。

たくさん浮かんでいるが、だれも乗っていない。





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端っこのイカダに下ろしてくれた。

見回りには来るけど、帰りたくなったら電話して、と船長が言う。

ええシステムじゃの~





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鳴門海峡に一番近いイカダになる。

流れが速そうだ・・・ハアハアハア





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どのイカダも釣れそうだ・・・なのに・・・


なんでだれもおらんのじゃあ!


釣れとらんのかあ!





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まあ、時間はたっぷりある。

ゆっくりと準備するか。





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ふふ・・・イカダにはちゃんとトイレが完備してある。

もしもの時も安心だ。





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と言っても、囲ってあるだけで、海にそのまま落とすのだ。

中には、タモを吊るしてある。





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昨年、磯からマダイを狙おうと思って買っておいた配合粉だ。

やっと出番が来た。

ぐふふふ~、これでマダイちゃんは釣れたも同然じゃの~





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とりあえず、針はこんなとこか。

まずはウキでアタリを取る仕掛けにしよう。

なんぞええもんが釣れるかもしれん。





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海峡に向かって釣り座を取る。

風もなく、気持ちのいい朝だ。

が、潮が当たって来る。

違う向きに竿を出そう。





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うふふ・・・いい具合に潮が流れておるわ。

それ、仕掛けを運んで行け~

・・・ん? 潮の向きが変わった・・・

あっちにするか。





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イカダは360度、どこへ向いても釣りができるから便利じゃのう。

ん? また潮の向きが変わった。

移動じゃ!





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よし、流れて行け~!

ええ!? また向きが変わった!





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こっちかい!

むむ! 微妙に流れる角度が変わって、イカダを固定するロープがジャマだ!





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釣り座を少しずらす。

と、またしばらくすると潮の向きが変わる。


どうなっとるんじゃ!


潮がマイマイしとるではないか!


フカセにならんが!


しばらく釣り座を次々と変えてウロウロする。


ん?  今度は海峡に向かって潮が流れとる。





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大きなエンジン音を上げ、波を立てて船が入って来る。

この潮じゃ!

風も西から吹き出した。





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トイレにべったりと釣り座を付ける。





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とりあえず、お清めじゃ!

これまでのムダな時間を返せ!



海峡に向けてコマセと仕掛けを流す。

しかし一度も付けエサが取られない。

エサ取りもおらん。

やはり水温が低いようだ。





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トイレからコマセを落としても、何も見えない。

以前見た時は、カワハギが寄って来たもんだが・・・コマセはババだが・・・





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針を少し重くして、ガン玉なしでウキを流れになじませて行くか。

かなり遠くまで流すので、円錐ウキは見えなくなる。

ウキ止めのシモリ玉を外し、ラインでアタリを取ろう。



昨日までの東京は、初夏のような暑さだったので、薄手のシャツしか着ていない。

風が強くなり、寒くなってきた。





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トイレにぺったりとへばり付き、風をさける(笑)

パラパラと出て行くラインを指で感じながら、周りの景色を楽しむ。

東京を出て、次の日にこんないい所で釣りをしている幸せに感謝である。





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後から3人ほどのグループが、向こうの方のイカダに乗ったようだ。

投げ釣りかな?

時々鈴が鳴っている。

その他に人は乗っていないようだ。

ゴールデンウイーク前から段々人が増えると、船長が言っていた。

屋根があるので雨でもピーカンでも釣りができるし、風よけのカーテンのあるイカダも浮かんでいる。

とても快適な、鳴門のイカダなのである。





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カヌーというか、シーカヤックだろうか。

波のほとんどないウチノウミは、平和な海なのであった。



と、いきなり指がラインで弾かれる。





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かなり向こうで喰ったようだ。

首を振る重い感じで、チヌかマダイかはわからんが、とにかく今日初めてのアタリだ。

イカダを固定するロープにさえ気を付ければ、1.2号のプロテックで楽しめるサイズだろう。

ゆっくりと時間をかけて寄せて来ると、赤い魚体が見えてきた。

マダイじゃ!

今日の狙い魚じゃ!





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いつものようにタモが伸びないので、ちょっともたついたが、無事に取り込めた。





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45センチのマダイ!

食べごろギリギリサイズでうれしいのう!

・・・ん?

養殖でハネられたヤツか?(^^;

ま、まあとにかく、マダイには違いないのでヨシとする。

さ、次じゃ!


ん?

少し潮が緩んだか?





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海タナゴが喰い、その後潮が完全に止まってしまった。

しばらくすると動き出すだろうと思っていたが、午後3時になっても動かず。

名残惜しいが、船長に電話して納竿を告げた。



前からここらのイカダに乗ってみたいと思っていたから、望みがかなった。

途中から風が強くなったものの、よく晴れて景色も最高。

ついでにイカダを一人で独占できて、とても気持ちよかった。

釣果は1匹ではあるが、狙いのマダイが釣れた。

良い事づくめではないか!

このマダイがなかったら、悲惨な事になっておったわ!

船長も親切で、帰りにワカメのお土産までくれた。

これで3,000円。

東京に帰るのがイヤになる。


四国の初日は、鳴門で幸先のいいスタートを切る事ができた。

素直に喜んでおこう。


明後日からの釣りに思いを馳せながら、高松の実家へと向かうのであった。





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4月9日 日振島へ!

2018.04.21(Sat)

鳴門のイカダ釣りを楽しんだ日の夜、高松の実家に泊まった。

もう自分の部屋はないけれど、生まれ育った土地や家は心にやさしい。

次の日もいろいろと用事を済ませ、夕方、車で愛媛県へ向かう。

今治でナニパクと合流するのだ。




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ナニパクも仕事を調整し、休みを合わせてくれた。

今日から行動を共にする。


明日から4日間、釣り三昧じゃあ!


私の車に道具を積み込んでから今治市街へ向かい、ナニパクの車を駐車する。

さて、宇和島へ向かって出発じゃ!

途中で晩飯を食べて行くか。





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「もつ鍋はウマいですな。」

「明日からは魚ばかりですからな。」

「今のうちに肉を食っておかねばなりませんな。」

「魚ばかりで、肉の味を忘れますからな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


う・・・食い過ぎた・・・

シメの雑炊は1人前にすべきでしたな・・・


今治から宇和島までは、ほぼ高速道路でつながっている。

交通量も少なく、快適な夜のドライブだ。

「日振島のどこに乗るんでしょうな。」

「くじでも引いて磯割になるんですかな。」

「1,000円余分に出す渡船だと、先にいい場所に乗れるみたいですぞ。」

「地図見たら、そこまでしなくてもいっぱい磯がありますな。」

「雰囲気を楽しめれば、それでいいですわ。」

「わからんから、船長にお任せですな。」

「竿曲げ過ぎたら、疲れますからな。」

「4日間の長丁場ですからな。」

「釣れ過ぎたら困りますな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


どこへ行っても、車内はいつもと変わらない。





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宇和島に到着し、地元の釣具店に立ち寄る。

なんぞ面白いモンがあるかもしれん。

お、これは四国限定の配合粉ですな。

ちょっと使ってみますか。

店のおじさんに、日振島の様子を聞くが・・・

え? だれも行ってないから情報がない?


なんやてえ!


一番釣れない時期だから、だれも行かないですとお!


そ、そういえば、予約してある「よしだ渡船」のホームページにも、書いてあったな。

明日は2人しかいないけど、遠方からの客なので出船すると。


日振島の事は、ほとんど知らない。

というか、まったく知らない。

高松で生まれ育ち、子供のころから釣りをしてはいたが、磯釣りには全く興味がなかったので、その存在さえも知らなかった。

今回も、偽チヌ師さんから空撮ガイドの本を借りたが、情報はそれだけ。

ネットでもっと調べておけばよかった。

とりあえず乗船場所へ行き、仮眠しよう。





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つい最近、乗船場所が変わったそうで、赤コーンで囲われた場所に駐車するよう、船長から指示されていた。

横には公衆トイレがある。

運転席と助手席のシートを倒して寝るには、後ろの荷物を少し減らさなければならない。

バッカンやクーラーを外に出し、荷物を整理する。





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ボイルのブロックは、海水を入れて解凍しておく。

関東ではボイルはほとんど使わない。

そもそも売っていない釣具店がほとんどだ。

慣れないコマセなので、ラインで偽チヌ師さんに教えてもらい、準備する。


猫がウロウロしているので、喰われないように荷物を積んでおこう。


さて、酒でも飲んでくつろぎますかな。

「フジモトでの情報はショックでしたな。」

「一番釣れない時期と言われましたな。」

「まあ、なんぞ釣れるでしょうな。」

「明後日からの自炊に備えなければいけませんぞ。」

「おいしい魚は全部キープですな。」

「初日からたくさん入れると、クーラーがすぐいっぱいになりそうですな。」

「そのために35Lの大型を持って来たんですがな。」

「そうでしたな、いっぱいになれば、厳選しますかな。」

「小さいのと、大きくてマズいのは、ポイですな。」

「選び放題ですな!」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


釣れないと言われた事を、ムリヤリ忘れ、皮算用に突っ走るのであった。




午前4時過ぎに起き出し、着替えたり朝飯を食ったり、準備を始める。

船長がやって来て、船を着ける場所を教えてくれたので、荷物をそこまで運んで待つ。





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海面からけっこう高さのある岸壁で、海側に小さなハシゴが下に伸びている。

これでチャカから上り下りするのだろう。





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午前5時、船に乗り込む。

ナニパクは昨年、この船で日振へ行ったそうだ。

船長と何やら話している。

ここから40分ほど走るという。





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船室で乗船名簿を書くが、やはり客は我々2人だけだ。

けっこう長い時間走るので、船室で横になって寝ていたのだが、初めての日振島に興奮し、眠れない。





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外も薄明るくなって来たし、船室から出て景色を楽しむ。


けっこうたくさん島があるんですな。

複雑な海岸線を作っている。

日振まで行かんでも、ここらでも釣れそうな感じの磯がたくさんある。





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きれいな日の出も見られ、まだ見ぬ磯にワクワクする。





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地図で、日振島の位置は確認していた。





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四国本土から、そんなには離れていないように見える。


だからなのだ。

「半島回りからちょっと沖へ行った磯」

と思っていたのは。

東京から三宅島や神津島まで行くには、かなり時間がかかるし、距離も遠い。

伊豆七島はまさに「離島」という雰囲気なのだが、ここまで近いと、日振島にそういう意識を持てないのだ。





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船がエンジン音を落とし、どうやら目的地に着いたようだ。





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日振島の先、一番遠い所に位置するらしい。

2人別々に下りるか、船長に聞かれたが、一緒に下ろしてくれるようお願いする。

端っこの岩に、船備え付けのぶっといチャランボを持って下りた。





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せまいのう~

とりあえず、そのチャランボを穴に差し込み、磯を見回る。





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22番というところらしい。

ラインで偽チヌ師さんに聞くと、滅多に乗れない場所だそうな。


たしかに低い磯なので、少し荒れると波を被りそうだ。

え? そうじゃない?

人気があって、場所を取れないんですか!





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流れも結構速く、まだ海の中がよく見えないので地形がわからんけど、他に人もいないし、ボツボツやりますか。


そんな感じで準備を始める。


だが、私は知らなかったのだ。

ここが、あんな場所だという事を。

これを記している今から考えると、その甘い考えに腹が立つ。

私は日振島から、手痛い洗礼を受けたのである。

2018年4月10日の釣行記は、まさにその失敗の記録となった。



・・・恥ずかしいので、実はあまり書きたくない・・・




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4月10日 愛媛県 日振島 22番 完敗の記録

2018.04.25(Wed)

午前6時、日振島エリアの一番端っこに位置する22番に下りた。

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2人が竿を出すのにちょうどいい広さの、狭い岩である。




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釣り座を見て回り、準備を始める。

竿はファルシオン1.5号、道糸2.5号、ハリス3号。

このエリアをナメていた証拠である。





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ナニパクが先端側に入り、私は横に竿を出す。

私の右後ろから、左沖へ潮が走っている。





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まだ海中がよく見えないため、海底の地形がわからない。





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とりあえず足元に仕掛けを入れると、ベラが来た。

だが、せっかく日振まで来たのだ。

チマチマした釣りはやめ、本流を流そうではないか。

何が釣れるかわからんが。





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障害物のない場所でラインをパラパラと出すのは気持ちがいい。

我々2人の他に誰もおらず、思いっきり流せる。

激流というほどでもなく、そこそこ速い潮に仕掛けをなじませると、あとは勝手にラインが出て行く。

途中、左の方から来た潮とぶつかり、ちょっとした淀みができる。

そこで一度仕掛けが止まり、しばらくするとまた流れて行く。

仕掛けを張りすぎると、流れから外れ、左へ逸れてしまう。

流れを横切り、遠投すると、仕掛けは止まらずにそのまま150mのラインを出し切っても止まらない。

合流で淀むコースを流し、アタリを待つ。


日が高くなり、風もないので暑くなってきた。





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仕掛けをなじませた後、ジャケットの下のレイヤーを脱ぐ。

キャップを被り、変な音で気が付いた。

楽竿ライトにかけた竿から、ラインがババババッと出ているではないか!





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まだライジャケ着とらんがあ!

カメラの位置が斜め前からなのでわかりにくいが、竿を持つ手の位置でわかるだろう。

1.5号のファルシオンはバットからグニャリと曲がり、右斜めにエビぞっている。

まったく止まらずノされそうになり、レバーブレーキでラインを出す。

出さないと切れる!

魚は下へ下へと潜りこみ、なすすべがない。


スカッ


ぐあああ!

針の少し上でザラザラになってハリスが切れていた。

マダイならこんな切れ方はしないだろうし、オナガに飲まれたか?

それとも根ズレか?

でもこの竿、40オナガなら楽に取れるで?

流れの強さを引いても、そんなレベルの魚ではなかった。





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話にならん! すぐにシステム変更じゃ!

竿はBB-Xの2号、道糸3号、ハリス5号。

・・・はっきり言って、これでも心もとない。

が、これ以上の竿を持って来ていない。





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まあ、ええやろ!


かかってこんかい~!











・・・・・・・・・・・・・かかってこん・・・





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手前で遊んでみると、何かが喰いつく。





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突っ込み大将、カンダイのメスか!

2号竿なら軽いもんじゃ。





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いろいろと針の重量も変えてやるのだが、反応がない。





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道糸のさばき方も変え、張りも間隔を変えたりしてタナを変えるが、やはり来ない。





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ナニパクが何やら楽しんでおるのう。

タモを持って待ち構えるが・・・

魚の顔を見てタモを引っ込めた。

自分ですくえ!(笑)





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60オーバーのササヨ(ノトイスズミ)であった。

どこにでもおるんか、コイツは!(笑)



で、私の方はと言うと・・・





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ギュギュギューン

ブチッ

ぐああっ!

チモトが切れたあ!





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ギュイーン


スカッ


ぐあああっ!


バレたあ!





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ギャギャギャーン


バチンッ!


ぐああああああっ!


ノされて高切れかあ!





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チクショー!


これでも喰らえ~!





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昼前には潮も止まってしまった。

コマセを撒くと、下にうごめく魚が見える。

ウマヅラがウヨウヨしとるわ・・・





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コマセの先の深みに入れると、アタリはある。

魚はいるのだ。





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こんなんが。



ここの魚はデカい

はっきり言って予想外だ。

2号竿など予備で持って来ていただけで、使う事になるとは思わなかった。

こんなフィールドだと知っていたら、レマーレを持って来たはずだ。

伊豆七島と同じ仕様で、道糸も4~5号が必要ではないか!


・・・このあたりをよく知っている人に笑われるに違いない。


道具ではなく「ウデが悪い!」


と。

まったくその通りである。



南からの風が出て来たので、ジャケットを着る。

日差しは強いが、風は涼しい。



納竿の時間が迫って来た時、ふと気が付いた。

あれだけウヨウヨしていたウマヅラが全く見えない。

瞬殺されていた付けエサが残って帰って来た。


チャンスじゃ!





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これが最後の一振りと決め、仕掛けを調整して確認する。

うっすらと見える深みの根ギワに狙いを絞る。

ゆっくりと斜めに沈んでいくコマセに、うまく同調して仕掛けが刺さって行く。

ラインの角度で、うまく根ギワに達しただろうと思った時、ウキが沈んだ。





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アワセをくれた瞬間・・・





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ドーン!

怒涛のツッコミを始め、レバーブレーキで止まらず、ドラグをジリジリと鳴らしてラインが出て行く。


と、止まらんがあ!


バチン!





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ぐああああああっ!


また切れたがあ!


道糸3号が耐えきれなかった。



これにて納竿。





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潮が下がり、その姿を大きく現した22番が我々をあざ笑う。

完敗じゃ・・・5発もイカレてしまった。

準備不足と、自分のウデの悪さがハッキリと出た1日であった。

それにしても・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
デカいんばっかしかい!


中ぐらいのヤツはおらんのかい!







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景観は伊豆七島よりもずっとおとなしい雰囲気だ。

だが、海の中は激しかった。

だいたい、ここに生息する魚種がよくわかっていない。

かけた魚は、オナガ、イスズミ、青ブダイ・・・何かわからないが、予想を上回る大きさだったのは間違いない。

季節によって、その魚種は変わるのだろうが、釣れない季節などという話は当てはまらないだろう。

産卵直後のクチブトはキビシイかもしれないが、それ以外のモンスターが潜んでいるではないか。

そんなロマンを秘めた海である事を実感できた。





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迎えに来た船長が言う。

この季節は、来るとデカい。

よく上げる人は、だいたい3号竿に道糸5号、ハリス5号。

やはりそんな海なのか。

さすがヒブリ・・・名前が通るはずじゃ。





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船室で打ちひしがれて呆然とするナニパク。

将軍に昇進おめでとう(笑)



明日は御五神島の予定。

だが、予約してある渡船に確認の電話をすると、南からの強風予定だから、やめましょうとの事。

ええ~、それは残念!

よしだ船長に聞くと、日振島もやめた方がいいとの事。

湾内でチヌなら狙えるそうだが・・・

それなら後半2日間の予定だった瀬戸内を3日間にしますかな。


急遽予定を変更して、しまなみ海道を目指す。

明日から瀬戸内海!

速い潮の中でマダイを狙うのじゃ!





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4月11日 しまなみ海道 大三島 初日

2018.04.28(Sat)

日振島から上がり、予定を変更して、しまなみ海道へ向かう事となった。

ナニパクが予約してある宿に連絡して、今夜から泊まる手配をしてくれた。

今治に停めてあるナニパクの車に戻り、2台で大三島に向かう。

今夜から、「クルツラントゥレーベン大三島」という今治市短期滞在施設に泊まるのだ。

フロや調理場もある、自炊する施設である。

まず今治市役所大三島支所に行き、そこで利用料を支払ってから、現地に向かう。

すでに日が暮れて外は暗い。

管理人さんに利用の説明を受けて、荷物を運びこむ。




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窓から荷物入れる方が早いわ(笑)





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8畳と6畳の2部屋続きで、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器やポットもある。





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風呂場には、洗濯機も設置してある。

まずは2人ともフロに入り、さっぱりとする。





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今夜は自炊する時間がなかったので、途中のスーパーで買い物をしてきた。

酒を飲みながら、明日の話になる。

「明日は何時に起きますかな?」

「もともと御五神島の予定だったから、しまなみの明日はオマケですな。」

「ゆっくり起きますか。」

「ほとんど人がいないから、場所取りなど必要ありませんわ。」

「釣りは一日中じゃなく、朝と午後に分けて、昼飯は外で食べますか。」

「肉ですな? 魚ばかりで飽きると困りますからな。」

「困りますな。」


ワハハハハハ!


まだ魚を食べていない。






そうは言いながらも、朝5時に目が覚める。

朝飯を食ってから、ナニパクの車に釣り道具を積み込んで出発する。

彼はここ何年か、しまなみで釣りをしている。

家族の都合で、こちらによく来るらしい。





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何か所か釣り場を案内してもらい、6時半ごろ堤防に道具をセットする。





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並んで竿を出し、フカセ釣りを始めた。





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あたりに人気はなく、遠くにカスミがかかった来島海峡大橋を見る。

ただ座っているだけで癒される景色だ。

磯とは違う、静かな朝の瀬戸内海はとても気持ちが良く、子供の頃を思い出す。

思い出と違うのは潮の速さ。





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あらかじめ聞いておいたので、ここはPEラインを300m巻いたスプールを使う。

ナニパクに教わりながら、コマセと仕掛けを川のような流れに入れて行く。

途中、何度も潮の速さが変わり、際限なくラインが出て行く。

彼によると、今朝の潮の方角はあまりよくないそうだ。

マダイは、もっと沖に向かう潮じゃないと喰わないらしい。





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流れの向きが急に変わり、今度は反対側に流れ出す。

釣り座を少し変えるが、これも浅場に向かって流れている。

風も出て来たので、早めに切り上げて、島を一周ぐるっと案内してもらう事にした。





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塩工場?(製塩所)にやって来た。

観光コースになっているようで、休日はバスで混雑するそうだ。





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外に吊るしてある金管を小槌でたたくと、「は・か・た・の・し・お」という、CMで聞きなれた音階を奏でる。

中に入り、見学者名簿に記帳すると、伯方の塩のサンプルをくれた。

へ~、こんな工程で塩を作るんですな~

私の父方は、むかし讃岐で塩田を持っていたそうだ。

父は子供の頃、よく家の塩田で遊んでいたそうで、魚を釣ったり水路でクルマエビを捕まえたりしたそうだ。

ひいじいちゃんが浪費家で、どんちゃん騒ぎを繰り返し、借金背負って寝所をなくしたそうだが(^^;

じいちゃんがコツコツと長い年月をかけて借金を完済したそうな。

えらいのう、じいちゃんは。

そんな事を思い出し、売店で少しお土産を買って、工場を後にする。





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変わったラーメン屋を見つけたので、ここで食べる事にした。

イノシシの骨で取ったスープらしい。





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塩と味噌の2種類だけだが、替え玉システムとの事。

トッピングに、イノシシのチャーシューを頼んだ。

臭みはないが、歯ごたえがあって、なかなか噛み切れない。

ま、肉はここまでですな。

今夜から魚三昧ですからな。

まだ今夜のオカズを釣ってないけど。




しかし昨日の日振島といい、昨年から何度魚をバラしているのか。

タカノハの呪い・・・人柱ツヨシの呪い・・・

呪われ続けておる。

ここらで呪いを断ち切っておく必要があるな。





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すぐ近くに、大山祇神社というところがあった。

ここじゃ!





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神頼みじゃ!





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呪いが解けますように・・・





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む!

御祈祷の受付所が閉まっておる!





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仕方がない。

お守りを買うて行くか。

後で写真を見ると、こちらで御祈祷の受付ができたようだ。

聞けば良かった・・・





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うふふ・・・厄除けのお守りゲット!

これでしつこい呪いも退散じゃ!




大三島をぐるっと一周して釣り場を見て回る。

今回は、激流を釣るという趣向だ。

ターゲットはマダイ。

それ以外でも、おいしい魚が釣れればOK!

しかし今日は風が強い。

道の駅で柑橘類のお土産を買い、伯方島にも渡って海を見る。

波を立てて流れる場所もある。

それを見ながら2人してハアハア興奮する。





20180411020.jpg

ちょうど風裏の平和な港があったので、ここで竿を出しますかな。

ほとんど流れはないが。



・・・まったく普通の釣りではないか!

が、背に腹は代えられん。

今夜のオカズを釣らねばならんのだ!





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平和だのう~

アタリもないのう~





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お!

ナニパクが竿を曲げておる!





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でかした!

今夜のオカズじゃあ!



と、車が近くに停まり、今から船が入るから釣り場をちょっとずらして欲しいと、若い女性から丁寧に頼まれた。

そりゃスンマセン!

すぐに移動します!

あちらの方が恐縮して何度も謝る。

とんでもない、知りませんでした!ごめんなさい、すぐに移動します、あ、ここなら大丈夫ですか?

あめ玉をくれた(^^;





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ナニパクの隣に移動し、竿を出した。





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何やら声がするので見ると、ナニパクが大きく竿を曲げておる。

こりゃデカい!

レバーブレーキで何度もラインを出している。


あ! バレたあ!

今夜のメインディッシュがあ!


神社でちゃんとお願いしたんかあ!?


その直後、潮の向きが変わり、まったくアタリがない。

仕方がない。

今日はこんなもんで許してやるか。

PBを喰ろうた。



※PB
パーフェクト ボウズの略。 狙いの魚が釣れない事をノーマル ボウズ(NB)という。 外道を含め、何も釣れない最悪の釣果の意。
例文
「今日は釣れなかった。ボウズだ。」
「でも、フグやベラなどは釣れただろう。」
「いや、何も針にかからなかった。」
「なんと!それはパーフェクト ボウズ(PB)ではないか!」



伯方島のスーパーとコンビニに寄り、酒とつまみを買い込む。

宿に帰ってから魚をさばき、晩飯だ。





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チヌはサシミ、日振島で釣ったカワハギは煮付けにする。

どちらもナニパクの釣果だ。

スマンのう~、何も釣れんで(^^;



「しかし瀬戸内チヌのサシミはウマいですな。」

「カワハギのキモも最高ですな。」

「まあ、今日はオマケですな。」

「もともと、しまなみは明日からスタートですからな。」

「鯛めし用に、土鍋を持って来てますからな。」

「明日は本気でやらねばいけませんな。」

「風も弱まる予報ですな。」

「釣り日和でウハウハですな?」

「夜明けから始めますぞ。」

「午前中で食べきれんくらい釣れたら困りますな。」

「マダイの干物にでもしますか。」

「ぜいたくですな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


大三島の初日が終わった。




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4月12日 しまなみ海道 大三島 2日目

2018.05.05(Sat)

今朝は気合を入れて、5時に起きた。

向かう場所は、昨日の堤防。

夜明け前に現場に到着し、準備を始める。




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明るくなり、準備完了!

昨日と同じ、沖には向かない潮だが、かなり速い。

仕掛けを入れてラインを張る。

パラパラパラ・・・パラパラ・・・・パラパラパラ・・・パラパラ・・・

楽竿ライトに竿をかけて放置状態なのだが、ある一定のリズムで、仕掛けがラインの引っかかりを外して出て行く。





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横でナニパクが何かをかけた。

すぐに寄って来たのは・・・





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ウマヅラか!

今夜のオカズじゃ!



私の仕掛けには何も来ず、300m巻いたラインを出しつくしては、また流す。

しかし・・・回収が大変だ。

1回で巻ききれず、休んではリールのハンドルをまた回す。

・・・釣れないと時間を食うし、何より疲れる。



朝イチは薄着だったのだが、少し風が出て寒くなってきた。





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上下のレインスーツを着ていると、ナニパクが私のリールを触って、ラインが出て行くリズムを手で感じている。

そうやって放置して流すと楽やで~・・・釣れんけど(笑)

魚が来れば、ラインの出て行くリズムが変わるから、わかりますぞ。


身繕いをしながら、ふとラインを見るとリズムが・・・パララララララ~

ん? 一気にラインが出て行く!





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おお~!


来たでえ!


グン、グンと首を振っておる。

流れもあるから、結構な重さである。

100mほど流した所なので、時間がかかりそうだ。





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クーラーに座って、ゆっくりと寄せて来よう。

ナニパクが喜んでキャッキャとはしゃいでいる。

連れて来た友人が釣ると、嬉しいものである。


ありがとう、ナニパク!


やっと釣ったぞ!


ん? あれ?

軽くなった!

まさかバレたのでは・・・

ラインを巻く手を止めてみると、グングンと首を振る。

付いておる。

こりゃ、マダイではないのう・・・

それを見てナニパクが言う。


「ああ~、ボラだあ~」


不吉な事を言うでない!


ボラなら最後まで重いだろう。

寄って来たら、海中が銀色に光った。





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丸々とした40センチのチヌであった。

マダイではなかったが、すなおに嬉しい。

しかしやはり瀬戸内のチヌはヒレがデカい。

こんな流れの中を泳ぐからだろう。



続けて流すが、どんどん潮がゆるんで来た。

何も来ず、仕掛けもあまり遠くまで流れない。





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ナニパクはゴロリと横になって昼寝をし出した。

流せないので試しに、堤防の内側に仕掛けを入れてみる。

まったく潮が動かない。





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こんなメバルが釣れただけであった。



ふと、ナニパクが起き上がり、竿を曲げている。

お! 30センチほどのチヌじゃ!

仕掛けを投入し、底を這わせていたら、1時間ほどして食ったらしい。

ゆるめたドラグがジージー鳴って起きたそうな。

よくエサが取られなかったもんだ。


潮が逆に流れ、岸に向かったため、ちょっと散策する事に。





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さっきまで流れていた方に、砂浜を歩いていく。

良く晴れた青空の下、海がとてもきれいだ。

男と2人なのが残念である。

波打ちギワにいる子フグが、我々に驚いて逃げて行く。




曲がり角の岩場までやって来た。

これ以上は進めない。





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振り返って見ると、釣り座の堤防がはるか向こうに見える。

ここまで200mほどであろうか。

しかし浅い・・・沖まで遠浅になっている。

こんな浅場を流していたのか。

やはり沖向きの潮じゃないと、マダイは難しそうだ。


潮もよくないし、場所を移りますかな。

片づけて車で他の場所へ回る。


今度は別々の場所で、オカズを確保しようという事になった。

だが、今回は「流れの中を釣る」というコンセプト。

ただ釣るだけなら、いくらでも釣りやすい堤防があるのだが、せっかく潮の速いしまなみまで来たのだ。

難しい場所で釣りをしようではないか。





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というわけで、私は島と島の間が狭くなった足場に釣り座を取った。

見るからに流れが速く、潮がぶつかり合って複雑な表情を見せている。

ナニパクは別の場所へ行くという事で、車で去って行った。





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時刻は午後1時過ぎ。

仕掛けを入れると、右にすっ飛んで行く。

が、岸に近い場所へ流れ、そこで溜まる。

コマセもそこへ行くのだろうが、仕掛けが海草に引っかかって釣りにくい。

大遠投して仕掛けを沖に入れると、右沖へと流れるので、それに狙いを絞る。

うふふ・・・来いよ~、マダイちゃん。

ん? 仕掛けが止まった・・・

ああ! 逆に流れ出した!

回収して、手前に入れると、まだ右へと流れる。

遠投すると、やはり右へ・・・が、途中で止まってまた左へ・・・

その少し手前に入れると、今度は左へ・・・

投げるごとに向きが変わっておるではないか!

かなり複雑な流れで、向きが一定しない。

これは難儀じゃの~


しまなみ海道は、サイクリングロードとして有名だと聞いた。

国内外から、自転車野郎が集まってくるという。

いや、野郎だけじゃなく、女性も多い。

そんな彼ら、彼女らが、自転車を止めて私の釣りを眺める。

で、そのうちいなくなる。


「釣れとらんようですなあ」


「かわいそうですなあ」


そんな事を思っているのだろう。


ほっとけ!


そのうち全体的に左に流れ出したので、足元から流すと、左の岸へ向かって、そこで溜まる。

で、海草か岩に引っかかってしまう。

少し沖へ投げると、向こうに見える堤防の先端をかすめるように流れて行く。

これに絞るか・・・

朝と同じくらいの速度で、ラインが出て行く。

パラパラパラ・・・パラパラ・・・パラパラパラ・・・パラパラ・・・

途中、スプールのラインが引っかかって、仕掛けを張り、また外れて出て行く。

放っておけば、ちょうどいい感じで流れて行く。

PEラインの色分けした部分が、一定のリズムを刻んで出て行くので、アタリが取りやすい。

しかし・・・来んのう~

ナニパクが、ここは一発場でなかなか来ないけど、喰えばデカいと言ってたな。

そうじゃ!

殺気を消すのじゃ!

他を見ていたらウキが沈んでた、とよく言うではないか。

今朝もそうだったし、一昨日の日振でもそうであった。





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クーラーから飲み物を取り出し、景色を眺めながら、時々「ちらっ」とラインを盗み見る。

・・・来ない・・・


「え?釣り?何のこと?」


という雰囲気を作りながら、あたりをブラつきながら、ラインをチラ見する。

演技力が必要だ。

知らんぷり作戦で、鼻歌を歌っていたら・・・ん?

色分けPEラインがリズムを破って一直線に出ている。





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「知らんぷり作戦」成功じゃあ!


竿を上げると、重い!

朝のチヌとは、けた違いの引きじゃ!

グングンと大きく引き込み、とても止められない。


オオモンじゃあ!


これはじっくりと構えねばなるまい!





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クーラーに座って竿を立てるが、ラインは出て行く一方だ。

右の沖深くへどんどん潜って行く。

とても上げられる気がしない。

が、粘っておれば、そのうち疲れて浮いて来るじゃろう。

それまで楽しんでやろう。

うふふ・・・暴れろ暴れろ~

と言いながら、ラインは一向に巻けない。

ん? 止まった!

グイングイン引いていたのに、急に止まった。

竿を引き絞ると、何かが動く気配がするが、そこからビクともしない。


岩か海草に回り込んだかあ!


しばらく緩めて待つが、一向に動かない。

あきらめ悪く、竿をしゃくったり、引いたり、緩めたりするが、動かない。

10分ほど緩めて放置するが、動かない。

仕方なく、一直線にして引っ張ると、パチーンと切れた。


ハリスが中ほどで切れてしまった。

ウキは助かったが、せっかくのチャンスを!

ここは結構障害物があるようだ。


しばらくしてナニパクがやって来た。

別の場所では、何も出なかったという。

早めに上がりますか。

料理しないといけないし。





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宿に帰り、明日の準備をしてから、晩飯の支度をする。





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ここには結構広い厨房がある。





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中央に大きいシンクと台があり、とても使いやすい。





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部屋ごとに専用の調理台もある。

我々は「伊予柑」という部屋に泊っているのだ。

調理道具も全部備え付けになっている。





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今日の獲物・・・あれ?マダイが1匹おるではないか!


何! 地元の店で買って来ただと!


ナニパクは鯛めし用に、土鍋を持参していたので、どうしても食べたかったらしい。





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チヌのサシミ。





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チヌのお頭の煮付け。





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チヌの香草焼き。





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ウマヅラと、チヌの卵の煮付け。

ウマヅラは痩せており、ほとんど骨であった。





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チヌの塩焼き。





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これらを厨房から突き当りにある我々の部屋へ運ぶ。

ここはもともと小学校であったらしい。

左の部屋は、職員室だろうか。

厨房は、給食室だったのだろう。

きれいに改装しており、最初の日は1人3千円で、次の日から2千円となる。

小学生以下は無料。

とても快適な滞在である。





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釣果は悪かったが、2人で食べるには、十分な量だ。

痩せたウマヅラ以外は、さすが瀬戸内の魚、とても美味くて酒が進む。

焼酎に瀬戸内レモンを絞り、いい気持ちで酔っ払う。

「マダイが出ませんでしたな。」

「岸からでは、潮の向きで移動できませんからな。」

「もう少し季節が暖かくなるとよさそうですな。」

「今回は練習ですな。」

「次は本気でやりますかな。」

「釣りすぎても食べるのに困りますからな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


実は2人とも本気で釣っていたのだが、そんな事は口に出さない。




釣りの様子は、仲間にラインで実況中継している。

今回、仲間から「バラシ大魔王」という名を付けられた。

昨年から何度バラしただろうか。

これはちょっと考えねばならんのう。





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いい具合に、ナニパクの鯛めしが炊き上がった。





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買って来た魚だが、間違いなく地元のマダイである。

残さず、きれいに平らげて今回最後の夕飯を終えた。





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廊下に貼ってあったポスターが目を引く。

「明日はここへ行って、帰りますかな。」

「フィッシングパークという事は、お魚の公園という事ですな。」

「という事は、釣り人の楽園ですな?」

「釣りまくって、ポイしますか。」


ワハハハハハ!


幸せな夜であった。





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4月13日 しまなみ海道 最終日 大三島フィッシングパーク

2018.05.10(Thu)

起きたらすっかり明るくなっていた。

今日は釣り旅行の最終日。




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3泊したこの宿を離れるのは少し寂しい。





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表玄関から荷物を運ぶよりも、やはり窓から受け渡す方が楽である。





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校庭の隅に、閉校記念碑があった。

かつては小学生がたくさんいたのだろう。





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童心に帰って、ゾウに座ろうかと思ったのだが、不気味に思われるのでやめた。





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宿を出発し、海沿いの道を走る。

海に囲まれた、釣り人には天国のような島である。





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道路には駐車スペースが2か所あり、ここに車を停める。

すでに何人かが来ているようだ。

フカセをしながら、ちょっと横でぶっ込んでおこうかと、釣具屋で天秤を探す。





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え? ここが釣具屋?

普通の民家ではないのか!

看板も出てないが、ナニパクが確かにここがそうだと言う。

おそるおそる引き戸を開けると、バアちゃんがいた。

店内は薄暗く、オモリや針、糸などが乱雑に置かれている。

まるで子供の頃に入った近所の釣具屋のようである。

お、この天秤にするか。

が、値段がついていない。

バアちゃんに聞くと、

「この天秤の方がええよ!」

と、値札が付いている別の天秤を勧める。

「そっちのは、岩に引っかかるよ。」

そんなワケないやろ。

・・・値段がわからんのかい!

そんなやり取りを何度も何度も繰り返す。

値札の付いてない商品をちらほらと見かけるが、基本的に付いているモノしかわからんようだ。

ええかげん、コレ売ってくれえ~!

別の場所に、同じものが値札付きで出ていた。

値段がわかったとたん、その天秤を売ってくれた。

なかなかユニークなバアちゃんである。




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そんな事をしていると、8時半になり、ゲートが開いた。





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ここらは遠浅で、パークは海にかなり突き出る形になっている。





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大人は1日1,000円だ。

なかなか立派な施設で、人もあまりいないし、高くは感じない。





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受付で料金を払い、水深を聞くと5~10mほどだという。

内向きのイケスに向かっても釣れるようだが、ロープが多いらしい。

引っかかるそうだ。





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大きい足場や、このような小さい足場もある。

どこでやってもいいらしいが、やはり今日も流れの中を釣ろう。

ちなみに、この足場の人は、後でいい型のマダイを釣り上げた。





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施設の一番奥、先端に向けて歩く。

かなり遠いので、カートを持って来た方が楽である。

常連さんは、みなカートをガラガラと引いていた。





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ここが先端の足場だ。

途中でもどこでも釣れそうだが、流すには、ここが一番いいように思える。

他の足場がジャマになるからだ。



用意をしながら潮を見ると、かなりの速度で流れている。

少し岸よりに向かっているが、この流れに入れよう。





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コマセと仕掛けを投入すると、いい感じでラインが走る。

あっという間に300mのPEラインがなくなる。

回収が大変である。

流れがゆるくなったりする場所を探すが・・・ない。

300m流しても、まだまだ勢いが衰えず、潮が走る。

針に海草がかかるまで少しずつガン玉を打って調整するが、アタリがない。





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またナニパクが楽をしておるな・・・

2人で延々と流すが、何も来ない。





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そのうち潮が逆に流れ出し、釣り座の向きを変える。

180度方向が変わっただけで、相変わらず潮が速く、ラインを出し切るまで流す。

「気持ちがいいほど、潮が流れますな。」

「むきエビにしたから付けエサがそのまま帰って来ますな。」

「なんか付けエサが冷たくなってません?」

「冷たいですな。」

「まあ、気のせいでしょうな。」


ワハハハハハ!


後で知った事なのだが、我々が来るまでは海水温が14度ほどあったらしいのだが、今日はなんと11度台まで下がっていたそうな。

「そのうち来そうですな。」

「来ればデカそうですぞ。」

「デカいのは美味しくないからポイですな。」

「40までのをお持ち帰りですな。」

「3枚くらいあれば十分ですな。」


ワハハハハハ!










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2人でP.B.をくらい、温泉にやって来た。





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多々羅温泉の料金は310円。

JAFの会員はさらに割引があり、銭湯より安い。

中もきれいで、湯船につかって冷えた心を温めた。





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温泉で釣れないアカを落とし、しまなみ最後の夕飯を食べに行く。

「くろしお」という店で、タコのコースを頼んだ。





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ヒラメの茶わん蒸しを追加オーダーし、タコのサシミ、天ぷらを食べる。

地のタコらしく、弾力のある歯ごたえがおいしい。





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タコ飯でシメ、ナニパクと別れる。

これで4日間の釣りが終わった。

釣果は良くなかったが、本当に楽しい4日間であった。





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次の日、高松の実家近くのうどん屋へ行った。

子供の頃からある店で、毎日食べても飽きない味だ。





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セルフだが、こういう地域密着の店が本来のさぬきうどんである。

コメに次ぐ主食であるから、毎日でも食べられる味になっているのが、住宅街でひっそりと営業している店なのだ。





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偽チヌ師さんが通っていた、淀つりぐ店に立ち寄る。

店内2割引きセールをやっていたので、消耗品を買っておこう。





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バッカンがそろそろヤバそうになっているので、新型を買った。

今度実家に帰った時は、この辺りでチヌを狙ってみるか。





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鳴門も今日は荒れている。

強風で鳴門大橋は2輪通行止めになっているらしい。





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往きに乗ったイカダ回りにも、風紋が立っている。




こちらに住んでいれば、周りは釣り場だらけだ。








釣りは趣味に過ぎないが、私にとってなくてはならないものだ。

仕事は生活のベースを作り、趣味は心のベースを作る。

人によって違うのかもしれないが、私にとっては現在の真実である。

この趣味がなければ、どのような生活をしていたのであろうか。

そこには架空の世界が存在するのだろうが、まるで想像ができない。


生きている以上、目の前には無数の選択肢があり、それを絶えず選び続けなければならない。

これからの人生、どこで何をするのが幸せなのか、明確な答えは出せない。

いろいろなしがらみを捨て、もっと単純に生きられればいいと思う。

思うが、なかなかそうは行かない。

ほとんどの人がそうであるように、人生は思うようにはならないようだ。

だが、好きな方向へ軌道は修正したい。

どんな選択肢を選んで生きようと、持ち時間は限られているのだ。

願わくば、少しでも長く釣りを楽しみたい。

そんな事を考えながら東京へ向け、車を走らせた。




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4月18日 竿サバキを教わる

2018.05.15(Tue)

私は、よくバラす。

デカい魚ほど、バラす。

磯を始めるまでは、手に負えないような魚は対象魚ではなかった。

ヘラ、ブラックバス、シーバス、キス、メバル、チヌなどに、怪物はいない。

いるのかもしれないが、出会った事はない。

だが磯は違う。

とんでもない魚が潜んでいる。

磯釣りを始めたばかりの頃は、デカいのをかけるようなレベルではなく、小さい魚ばかりだったから、バラす事もあまりなかった。

離島へ行くようになったのが最大のきっかけではあるが、最近半島回りでもデカい魚に喰わせるチャンスが増えた。

だから、「バラす」事が目立ってきたのだと思う。

もちろん、まだまだ魚に喰わせる技術が足りんが、それ以前に取り込みの技術を上げなければならん。

私のブログに貼ってある写真や動画を見て、上手い人はすぐにわかるのだろう。




かけてからの竿さばきが悪いと!


自分でもわかっているのだ。

磯ではたくさんの魚種が釣れるが、スピードとパワーのあるものが多い。

これが堤防なんかだと、そんなに考えなくていいのだが、磯には「割れ目」「根」がある。

こいつに潜り込んだり、回り込もうとする魚が多く、しかも速い。

小型の魚は、竿の性能だけで上がるし、腕力でも負けない。

ところが、デカいヤツになると腕力だけでは到底勝てず、竿もただ持っているだけでは潜られてハリスを切られる。

「かけたら竿を立てて、竿の性能に任せて浮かせよう」

・・・なんて簡単に行くような場所など、ほとんどない!

足場の右にデカいシモリがあったり、左に張り出した岩のアゴが突き出ていたり、横に走るミゾがあったり、それはそれはもう「イヤラシイ障害物」が無数に存在する。

またデカい魚ほど、そんな場所にいるし、そこへ向かって一直線に走る。


「そっち行ったらアカーン!」


と叫ぶだけで、なすすべもなく潜られてしまう。

手に負えない突っ込みは、竿を持っているだけで精一杯。

へっぴり腰になって、「ああ~、ああ~」とオロオロし、切られる。


これをなんとかせんとイカン!


一番いいのは、自分で試行錯誤し、研究する事だ。

だが、デカくなればなるほど、針にかけるチャンスは少ない。

そういう魚がいる場所へ足しげく通わなければならない。

時間とカネがいくらあっても足りん!




では、中型までの魚を、低い号数の竿で細ラインでやれば・・・などと考えていたら、仲間にやめた方がいいと言われた。


そんな釣りをしていてデカいのが来たら、それこそ切られて終わりだぞ!


それもそうだ。

先日の日振島は、まさにそんな釣りだった事を思い出す。




私の上げた最大サイズは、クチブト、オナガともに47センチ。

ここまでは何枚も上げているが、カベのように「47」という数字が立ちはだかっている。

竿やリールは道具であり、道具を生かすも殺すも、自分のウデ次第。

バラしまくったその数の中に、「47」を超える数値があるのだろう。

そしてその魚を取り込むウデを、私は持っていないという事であろう。



「ミルキング互助会」というライングループを作っているのだが、そこに今の悩みを書き込んでみた。

いつもバカな話や、エロな話題が飛び交っているが、たまにはこんなマジメな話も出る。


「実際に釣って経験を積むしかないが、基本を教えてやる!」


という事で、家へ遊びに行く事にした。


「ツヨシ」だ。


磯釣り歴は長く、60も含めてオナガを釣りまくり、現在はあるチームの代表でもある。

ラインに入って来た当初はマジメだったのだが、私や偽チヌ師さんに染まったのか、最近は毎日ハレンチな事ばかりを書き込んでいる。

率先して書き込む。

内容はここではとても書けない。

このブログにも「良い子のツヨシ」という名で、大変失礼なコメントを書き込み喜んでいる。

同い年という気軽さもあり、ふらっと出かけようかと思ったのだが、夜にオジャマするのだから、家族に気を遣う必要があるだろう。

ツヨシは自分で「磯のキムタク」とか言っておるが、奥さんからは「キムタコ」と呼ばれているらしい。

それだけで力関係がわかったので、奥さん向けの手土産を持って行こう。


女性が喜ぶ、ケーキがいいだろう。

ショーウィンドウを眺め、とてもきれいなイチゴパイがあったので、ソレにする。


女性店員:「お誕生日ですか? プレートに文字を入れますか?」

私:「え?   ええ、そうなんです。じゃあ、お願いします。」


とっさに答えてしまった。





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うむ。 なかなかいいではないか。

昨年70オーバーのササヨ(ノトイスズミ)を釣り上げたツヨシにふさわしい。





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いい手土産ができた。

開けたとたん、奥さんが「ササヨってだれ!」とツヨシに詰め寄る姿が目に浮かぶが、後は知らん。

竿さばきで何とかしてくれ。



夜、車でツヨシの家まで行く。

にこやかに出迎えてくれた奥さんに挨拶し、ツヨシの部屋にオジャマする。





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釣り関係のモノばかりではないか!

ずいぶんと昔から磯ラーになってしまった男の部屋は、こんな感じなのか。

雑談から、すぐに釣りの話になり、核心へ。


魚をかけてからの動きを教えてもらう。

魚が根に向かって走ったら・・・

竿の向きは・・・


ええ~! そうなの!?

逆の事ばかりやっていたような気がする。





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ドラグはどうするのか・・・

こういう時はポンピングしてはイカン・・・

ヤバい!と思ったらどうするのか・・・

毎回全部うまく行く事はないけれど、取れる確率が高くなるそうだ。

同じ「ミルキング互助会」スギさんが言う事と共通する事が多い。

2人とも数を釣っているから、経験から出ているワザなのだろう。

スギさんは、40オーバーを4~500キロ釣りなさいと言う。


聞いて頭で理解しても、実際にそう上手く竿を操作できるかどうかは別である。

というか、やってみないと自分のモノにはならん。

これは次から試さねばなるまい。





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上物竿もたくさんあるが、ダイワ、シマノ、がまかつの竿のいくつかを、違いがわかるように、曲げさせてくれた。

実際の釣り味はわからないけど、曲がって行く過程がずいぶんと違いますなあ。

しかし竿がたくさんあるのう~

この袋に入ってるの、全部そうなん?

総額でナンボするんやろ・・・え?何?

奥さんには、「全部1本1万円」と言ってある?


大ウソつきがあ!





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う~ん、私が使う針とだいぶ違う・・・

彼が使う基本的な仕掛けに合わせているようだ。





「永久に貸してあげるから、これを使ってみな?」





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おお! これで竿サバキの練習をせよと!

ありがとう!

私の釣り方を見てると、これが一番合うだろうという。

え? かなり使い込んでいるから、へたって2.2号くらいになってるかもしれん?

ちょうどええですがな(笑)



話は尽きないが、あまり遅くなってはイカン。

今夜はこれでオイトマしよう。





20180418008.jpg

アテンダーを手に入れた。

ありがとう! ツヨシ!

さっそく、これで練習じゃ!

離島へ行くのじゃ!

ハマったらインテッサ買うて~!




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4月27日 神津島 大根 前編

2018.05.20(Sun)

27日は休みだ。

竿サバキの練習に離島へ行かねば。

賀寿丸の出船予定を見ると・・・「銭洲!」

針にエサ付けて放り込んだら、絶対何かが喰いつくお魚天国、銭洲。

シマアジなどのええもんを狙うのだが、大型イスズミと一緒になって、40クチブトがジャマをする。

40オーバーのクチブトは、エサ取り扱いだ。


これは楽しみですな!

久々に竿を曲げまくりたいですな!




いつものように偽チヌ師さんを迎えに行き、2人で下田を目指す。

「微妙なウネリの予報ですが、ゼニス行けますかな?」

「行けなかったら、神津島回りですな。」

「まあ、神津なら、オナガ狙いですな。」

「ゼニスなら高級魚狙いですな。」

「どちらも捨てがたいですな。」

「いや、まったく」


ワハハハハハ!


今年は黒潮の大蛇行で、伊豆七島のオナガは絶不調だ。

神津島も4月に入ってから、たまに釣れる事もあるようだが、釣れる場所が都度変わるらしい。





20180427001.jpg

あおき釣具で、夜出しのオキアミをピックアップする。

釣り場が確定していないため、配合粉を使うかどうかわからない。

1人ブロック4枚を頼んでおいた。





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ゼニスなら、いろいろと付けエサを用意しておいた方がいい。

ヤマテツに寄って、ニヤニヤしながら冷凍庫をあさる。

「お! そんなモンを買うんですか!」

「来ればデカいですからな。」

「竿は大丈夫ですかな?」

「ん? そういうアンタは、何を持ってるんですか!」

「ササヨの口に入り切らん大きさのエサが必要ですからな!」

「いや、まったく!」


ワハハハハハ!


いつもの通り、夢だけはデカい。




下田港に到着すると、こちらにフラフラと近づいて来る黒い影が・・・


ナニパクか!


また黙って出没しおったか!





20180427003.jpg

いきなり来て、自然に溶け込んでおる・・・

オシオキせんといけませんな。



賀寿丸に乗り込み、横になって仮眠する。

・・・ウネリがあるのう・・・こりゃ銭洲はムリっぽいな・・・


エンジン音が静かになり、外に出ると神津島。

やはり銭洲には行かなかったか。

ムリして行っても、ろくな事がないから・・・と、船長が申し訳なさそうに言う。

どこ乗りたい?と聞かれるが、最近の神津島はわからん。

船長にお任せする。

ところが船長も困った顔をして、考え込んでいる。

「他の船でオンバセの調子が良くて、次の日オレが着けるとダメなんだよな~」

船長、それ呪われとるんちゃうか・・・

ワシも今年は最初からタカノハやら、人柱ツヨシの呪いがかかっておるからのう・・・





20180427004.jpg

銭洲がダメでも、神津島には夢がある。

想像しておるのだろう・・・だまってニヤニヤしておる姿は不気味だ。



他の人を本島回りに下しながら、そのうち船は恩馳群礁へ向かった。





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大根の先端に3人で下りた。

全員、ここは初めてである。


他の常連さん3人も、大根の中ほどに下りる。





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お隣の長ン根にも、数人が下りる。


さて、今日のオンバセはどんな様子かのう。


大根の先端を3人でウロウロして様子を見る。

長ン根の方から波が来て、時々しぶきが上がる。

まあ、潮が引いていくから、問題あるまい。

さて、みなどこに釣り座を構えますかな?

3人が3人とも、どーぞどーぞと譲り合う。

決められんのかい!(笑)

それもこれも、潮が動いてないからだ。

どこも同じように見える。





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じゃあ、足場が平らだから、ワシここに入るで?

どーぞどーぞ、じゃ、私はここで、と偽チヌ師さんがしゃがむ。





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さっそくかあ!

偽チヌ師さんが、座ってできる釣り座に!

いかにも幸せそうに、ニヤニヤしておる。


ナニパクは後ろからしぶきが飛んでくる場所に入る。

オシオキじゃ。

もう頭から潮を被り、ずぶ濡れに・・・ん?





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もう竿を満月に曲げておるのか!



・・・あのお方みたいじゃの~(^^)

そういえば銭洲用に、コマセはイワシのブツと赤アミやったのう~

こっちに寄らないでね(笑)



はよタモですくわんか。

え?

タモ忘れた?

偽チヌ師さんがデカいササヨをすくってやる。

イカンの~、タモを忘れたら。


と言いながら、自分のタモをセットしてたのだが・・・

締まらん・・・タモ枠が!

締めたら、スポッと抜ける。

柄のメスネジが壊れたか!?


結局、3人で偽チヌ師さんのタモを使わせてもらう事になった。

一緒に乗って良かった~

タモがなければ、釣りにならんからのう。


それにしても、この間も使ったのに・・・いきなり壊れやがった。

まさか・・・


まだ呪いが!






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と、とりあえずやってみるか・・・



むう・・・まったく潮がない・・・

サラシの動きだけか。

仕方ないので、サラシに乗せると、勢いよくラインを持って行く。





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おお~!

なかなかええ引きやで!





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・・・やはり呪いか!



つづく




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4月27日 神津島 大根 後編

2018.05.24(Thu)

う~ん、3人とも朝イチからイスズミとは、縁起が悪い。

まあ、潮が来るまではガマンじゃ。


偽チヌ師さんが、ラインに風景画像をアップしておる。

すぐに仲間からコメントが来る。




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ま、また不吉な事を!


ツヨシからもコメントが。

彼はここに通いつめた時期がある。





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アドバイスはありがたい。

が、その後の変な祈りはなんじゃ!


普通にやったのでは、イスズミばかりになってしまうので、少しでも変化がある場所や、クサイ流れに絞るのだが、イカン。





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こんなサイズばかりである。





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今日はツヨシのアテンダーを使って竿サバキの練習をしに来たのだ。

なのに、竿が曲がらんがあ!





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かなり集中してマジメに攻めていると、疲れる・・・

左手をヒザにつき、右手は楽竿ライトにかけた竿を手すり代わりにして、体重を乗せる。

楽をしないと・・・立ちっぱなしだからのう・・・

すぐにアワセられるよう、指だけでラインを出して行く。

潮がなく横の動きがないので、縦の変化をつけるしかない。

そんな小細工をして狙った通りに魚がかかると、とてもうれしい。





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が、このサイズまでなのが悲しい。





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磯替えの時間になり、本島回りから一人乗ってきた。

ん~、あちらもダメなんか・・・




ナニパクが、メイチダイを釣り上げた。

いつもいつも、美味い魚を上げおるのう~



マジメにオナガを狙うが、状況は変わらない。

もうすぐ昼になってしまう。


あいかわらずスマホから、ラインの着信がピコンピコンとうるさい。





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呪うなあ!


自分が仕事中なので、人の釣りが面白くないらしい(笑)


そんな呪いに負けるわけにはイカン!


ほら! 喰うたで!





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呪いガメがあ!



ガマンにガマンを重ねていると、やっと潮が動き出した。

みるみるうちに、しっかりと力強い流れに変わる。





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軽い針だったのを、重めのやつに付け替える。

シンプル仕掛けに戻し、流れに乗せてやる。





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パラ、パラ、パラ・・・

スプールに軽く押さえたつけた指を押し抜け、ラインが出て行く。

パラ、パラ・・・パラパラパラ

かなり流したところで、ラインの出るスピードが少し上がる。

魚か? それとも流速が上がったか?

スプールに指を強く押し付けると、ラインが力強く指をすり抜けて出て行く。

バラバラバラ!

魚じゃ!





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やっと喰うたで!

いやにアタリが弱かった。

良い時は、バラララララ!と一気に持って行くのに。

先日、ツヨシに教えてもらったように、竿を動かす。

軽く簡単に魚が寄って来るが・・・

これでええんか?

オナガだと思うが、40くらいか・・・

足元に寄ってから、何度も突っ込む。

が、腰だめする程ではない。

竿が柔らかく曲がって、サスペンションがよく効く。

タモが一つしかないので、偽チヌ師さんがすくってくれた。





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すぐに頭をシメたら、サアッと全身が青色に変わる。

いやに体高があるオナガじゃの~

測ったら45センチあった。

40くらいだと感じたのに。





魚をクーラーに入れて、続けて流す。

左にいるナニパクの足元から出ているサラシに押されながら、仕掛けが入って行く。

今度はもっと近くで、また同じような弱いアタリが来た。

今度も素直に魚が寄って来る。

軽い・・・この動かし方でええんかのう・・・

足元まで来ると、やはりよく突っ込む。





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さっきと同じサイズじゃ。

う~ん、竿が2.5号という事もあるのだろうが・・・もっと暴れて楽しませてくれてもええぞ(^^;





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またアカハタ釣ったんか!

今度はルアーか!

左横でナニパクが、ナニハタに昇格した。

メイチダイやアカハタとか、高級魚ばっかり釣りおって・・・





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良い流れが来たので、偽チヌ師さんも横に入ってもらうと、いきなり竿を曲げた。

ツヨシの言う時間ぴったりに釣れ始めた。

どんだけここに通うたんじゃ!

仲間が気にしていたので、すぐにラインで報告する。





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ろ、ロクな事を書かんの(^^;

アドバイスをくれるのに、釣ると面白くないらしい。





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みてみい!

サイズが落ちたやないか!





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落ち続けるがあ!


ナニパクはデカい青物に横に走られ、なすすべもなくラインを切られておった・・・

短い時合いであったが、納竿前に楽しむ事ができた。





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仕事で釣りに行けない人に、いやらしい写真を送りつける偽チヌ師さんであった。





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45のオナガ2枚だけキープ。

久々にいいお土産ができた。





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呪い退散!

しまなみ大三島のお守りが効いたか!



帰りの車中は、いつものごとくだ。

「やはり渋かったですな。」

「他の場所は、オナガ全滅に近かったようですな。」

「今年は特別悪いんですな。」

「黒潮の大蛇行で、今シーズンは伊豆七島ダメですな。」

「しかしツヨシの言うた通りの時間に来ましたな。」

「あんだけ通うてますからな。」

「おカネを落としてくれてますからな。」

「ワシらは拾うだけですな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!







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脂が乗っているので、皮付きのしゃぶしゃぶにする。





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サシミにもするが、皮を引いたら脂がべっとり。

とても甘いサシミであった。





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アラの半分は煮付けに。





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もう半分は、コンブと一緒にダシを取る。

脂ギトギトである。





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潮汁にして、しまなみで買ったレモンの皮を少し浮かべる。

魚があまり好きではない娘が、おかわりしておった。


久々に美味しいオナガを堪能できた。

呪いもとけた・・・はず。




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Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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