竿かけに革命を起こす! 「きっかけ 1」

2013.09.27(Fri)

チヌのイモダンゴ釣り(宙吊り)と、ダンゴ釣り(底釣り)に、はまった時期がありました。




イモダンゴでは、ヘラのように細長いウキを使い、繊細なアタリでアワせるのが何よりの魅力。 
学生の時にやっていたヘラブナ釣りの海版、といった感じで、非常に面白かったのです。

それよりも手を抜いた釣りが、ダンゴ釣りでした。
こちらの方がのんびりとやれるので、気分によって釣り方を変えていました。

さて、どちらも待つ時間が長い。

じっと竿を持っているのもつらい。

下に置くと、竿やリールに傷が付いたり、他人に踏まれてしまう。

そこで使用したのが、竿かけです。
釣具屋では、いろいろな竿かけを売っていますが、どれも原理は同じ。

ra01001.jpg

竿の前をY字で受け、後ろを押さえるというものです。
使用していたのですが、こんな事がありました。

m01005.jpg

「きっかけ 2」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

竿かけに革命を起こす! 「きっかけ 2」

2013.09.29(Sun)

また、こんな事もありました。




m02005.jpg


繊細なアタリには間に合わず、竿を引っ張る魚にもすぐに対応できません。
なにより、慌てている時って、はずれないんですよ、この原理の竿かけ。
何件も釣具屋を見て回りましたが、同じような竿かけしか売っていません。

shian001.jpg

仕方ないので、自分で創る事にしました。

まずコンセプトです。

1.釣り場に着いてから帰るまで、竿とリールを下に置く必要がない。

2.竿を竿掛けに掛ける時、外す時に、面倒なのはイヤだ。 竿を置くだけ、持ち上げるだけの機構。

3.アタリがあった時に、すばやくアワセられる。

4.簡単に収納・展開でき、持ち運びできるようにする。

最初、自分でも「そんなん、できるんかいな?」と思っていましたが、理想は高く持たねば!
試作を始めたのが、今から20数年前の事です。

「設計 1」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「設計 1」

2013.09.30(Mon)

設計01





コンセプトを立てたものの、一番難しいのは、

2.竿を置くだけ、持ち上げるだけの機構。

です。
これが実現すれば、

3.アタリがあった時に、すばやくアワセられる。

この問題も解決します。

まずは、どのように竿を固定するか、です。
竿は前が重いので、前をY字型で受け、後ろが持ち上がるのを押さえてやればOKです。
この後ろの押さえを、開くようにして、竿の取り外しをすればいいのではないかと考えました。
ただし、中央から分かれるようにしないと、今までの竿掛け原理が、可動体になっただけで、劇的に素早く動作させることは困難です。

ka001.jpg

上図のように中央から「押さえ」が分かれるようにすると、竿が一瞬ではずれます。

ただし、これには欠陥があります。
左右に分かれた押さえ(以降、アームと呼ぶことにします。)が、上部で合わさって、竿尻が浮き上がるのを押さえるわけです。
しかし、アーム軸部が非常な精巧さを持っていなければ、上部できちんと合わずに、ズレて竿を挟むかっこうになってしまいます。

ka013.jpg

これは横からの力に弱いカーボンロッドには致命的で、竿を挟む力の大きさによっては、割れてしまいます。
合わせる部分の面積を増やしてやればいいので、部材を太くしたり、接する点だけを大きくするなどの解決策がありますが、動作が鈍くなったり、竿を傷つけるおそれがあります。
何より使用しているうちに、アーム軸部分が緩んで、ガタが出てくることは必至です。これでは試用期間が長くなるほど、調子が悪くなってしまいます。
そこで、次の図のようにアームを変形させ、アーム軸を2か所にしました。

ka002.jpg

では、これをどうやって開いたり閉じたりさせるのか?

上図金具をU字溝の中に置き、下にバネ、上に外れないよう留め具を付ければ、竿の重量で沈み、U字溝の両壁に左右アームの根元が当たり、上部が閉じる。 竿を上げれば、バネの力で金具が浮き上がって、アームも開いて竿がはずれる。

最初はこう考えました。
が、これは美しくない。
バネは劣化するし、取り替えるときに、同じものを用意するのが難しい。
シンプルではありません。

ka003.jpg

使える力は、重力だけにすること。
そう考えると、上下する力は、シーソー形式、回転運動しかないと思いました。

ka004.jpg

この図のように、シーソー(Y字受け、アームを含めてこう呼ぶことにします。)に回転軸を与え、竿を置いたら前に傾き、それでアームを動かす。
この方式ならば、重力だけを利用するので、シンプルになります。
なぜシンプルさにこだわるかと言えば、まず部品点数が減ること。 これは故障や誤動作が減ることを意味しています。

ka005.jpg

アームの前後長を伸ばし、その間にシーソーの回転軸を置く事で、Y字受けに竿の重量がかかると、シーソー前部が沈み、アームがU字溝の両壁によって押され、結果として閉じる。

そしてY字受けに重量がかかればかかるほど、アームはきつく閉じる。 だから竿が重ければ重いほど、魚が引けば引くほど、はずれないという理論です。

この仕組みが一番いいように思え、発展させることにしました。

「設計 2」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「設計 2」

2013.10.01(Tue)

設計02




基本的な仕組みはこれでいいと思うのですが、試作以前にまだ詰める箇所があるはず。
まず、アームの形です。

ka006.jpg

竿がアームと接する箇所は、アームの最後端になるはずです。
左右のアームが接する長さはある程度必要ですが、それより前の部分、図の青色部分は不要です。
不要なものは取り除くべし。

ka007.jpg

青色部分を取り去って、そのまま直線でつなげると、アームはこういう形になります。

しかしこれでは不都合が起きます。
アームが閉じた時、左右の直線部分同士の間隔が狭いので、竿に干渉しないように、アーム後ろ側と同じ弧を描く必要があります。

ka008.jpg

このように、少し変わった形のアームにしなければなりません。

これをU字溝に組み合わせると、こういう形になります。

ka009.jpg

竿を置くと、Y字部分に重量がかかり、下に下がります。すると左右のアーム前方が、U字溝の両壁上端に接して閉じ、竿の後方が浮き上がるのを押さえます。

これで竿を置く時はいいとして、不安が一つ。

ka010.jpg

アームは自重で開きます。
しかし、それをシーソー部の前部重量が妨げるはずです。
前部が重すぎると、シーソーは前に沈みっぱなしとなり、アームは閉じたままとなります。
そこで、シーソー後部におもりを取り付ける必要があると考えられます。

ka011.jpg

これで机上理論は終わり。

ここまでスムーズに構築してきましたが、実際はこうではありませんでした。
なかなかいいアイデアが思い浮かばず、しょっちゅう中断。
あきらめて1か月以上ほったらかしにしていた時もありました。
なんせ、似たものとかの、見本がないんですわ。
ほんとにうまく動くのかどうか、自信がありませんでした。

しかし大変なのはむしろこれからでした。
アームの大きさ、太さ、シーソーの長さ、太さ、おもりの重さ、回転軸の位置など、全てがバランスに関係してきます。
その組合せは、まさに無限大。

ま、現実的な大きさを思い浮かべながら試作に入る事にします。

「試作 1」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「試作 1」

2013.10.03(Thu)

試作01




設計では、大きさ等を決めていませんでした。 というか、決められませんでした。
基準がないので、まず常識的にY字受けの大きさを決め、シーソー部を型作ります。

材質ですが、鉄では当然ダメです。
錆びてしまうからです。
近所のステンレス屋に行って、ちょこちょこと必要な分だけ購入してきました。

sisaku01001.jpg

これは現在の写真ですが、当初はそのつど買っていたので在庫はほとんどありませんでした。

sisaku01002.jpg

現在の切断機です。 当初はそのステンレス屋の、大きい切断機で切らしてもらっていました。自分でも安いのを買ったんですが、そのうち壊れてしまい、一応メーカー製のこれを購入、今も使用しています。

sisaku01003.jpg

グラインダーで、切断した断面のバリ取り、面取りをします。

sisaku01004.jpg

穴あけはボール盤です。 最初は個人用を1台買って使用していましたが、色々な寸法に開けていると、いちいちセッティングするのがすっごく面倒!
もう一台、もう一台と買っているうちに5台になっちゃいました。
プロ用は高くて買えないので、個人用の安いヤツばかりです。 それでも使用していると、中国製のよくわからんメーカーのは精度が悪く、リョービやマキタとは比べるべくもありません。

sisaku01005.jpg

曲げ加工などには欠かせない万力です。 何にでも使える便利なもので、まさになくてはならない道具です。 でかくて重いものがいいですね。

sisaku01006.jpg

ネジ類。 頭の形がナベ、皿で、長さの違うものを多種類使用します。
その他プライヤー、ドライバー、ノギス、やすり、レンチ等の工具も入れています。

以上の写真は、現在の私の部屋横にあるサンルーム。 当時は場所も工具もこんなになく、必要な材料だけを買って、ちまちまと試作をしていました。

最初の試作から20年以上が経過しているため、初期のものがあまり残っていません。

sisaku01007.jpg

バランスを取るために、穴を位置を変えて開け、実験しています。
上の写真は、シーソーの位置決めに使用した部材です。

sisaku01008.jpg

これはアーム後端の位置決めに使用した部材です。 ネジでミリ単位の変更ができるようにしてあります。

sisaku01009.jpg

もちろん、すんなりと行くわけはなく、失敗の連続です。 これはまだ使用できるかな~、と思って残していた部材です。
実際は数倍の失敗作を、使いまわして捨てています。 もったいね~

これにも増して部材を消費しまくったのは、これです。

sisaku01010.jpg

そう、アームです。
ステンレスはあまりに硬いので、曲げ加工がめちゃくちゃ難しい!
ホームセンターで売っている、園芸用の柔らかいアルミ線で最初は作りますが、これでは柔らかすぎて、実際に竿をかけて実験する事ができません。

ジュラルミン線材を買ってきて使用しますが、ステンレスほど硬くはないものの、曲げにくいのでバーナーで熱しながら曲げます。
これがまた難しいのです。
鉄は赤くなって、徐々に柔らかくなり、曲げられるのですが、アルミは赤くなったと思ったら、いきなり溶け落ちるのです。
何度失敗したことか・・・

大体の形が決まると、一番上の写真の右上部に写っているように、円柱鉄材に鉄鋼ビスをねじ込んで万力に固定、これに巻き付けるようにバーナーで熱しながら、同じ型を作れるようにしました。

で、作っては試験、作り直しては試験・・・
延々とこれを続けます。 自分でもよく根気が続いたなぁと感心しちゃいます(笑)

やっとアームの形が出来上がったのですが、手製の曲げでは、左右が正確に対象形となりません。 びみょ~に形が違うんですわ。

で、これだけは、実物をステンレスの線材加工をしている工場に持ち込み、3次元の曲げ加工をしてもらいました。

ここまで簡単に書いて来ましたが、実際は大変でした~!
なにしろお手本がないので、手探りでやっていくしかありません。
 
頭に来て、しょっちゅうほったらかしにしていました(笑)

アームの形を決めるまでに、1年以上かかったと記憶しています。
もちろん、仕事の合間にやっていたので、時間もかかったのですが・・・

「試作 2」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「試作 2」

2013.10.04(Fri)

試作02





外注のアームが出来上がると、それに合わせてシーソー部もバランスを取りなおさなければなりません。
まず、設計でシーソー後部におもりが必要かどうか、実際に試してみました。

sisaku02001.jpg

古い実験機です。 用途がないので、そのまま残ってました。
一目瞭然ですが、この二つの違いは、見た目だけではなく、動作に現れます。

そんなの当たり前? でも実験って、結果以上に大事なことを学ぶのだと、私は思っています。
あ~だこ~だ言う人は、山ほどいますが、実際にやってみる人は少ない。
仕事でもそうじゃないでしょうか。



シーソー前部が上向きになっている時は、後部おもりは必要ありません。
しかし、前部が下方に向かいだした途端、アームが開く力が弱くなり、戻りにくくなる。 ついには、Y字受けに重量がかからなくても、アームは開かなくなります。

やはりおもりは必要です。
では、どのくらいのおもりが必要なのか?

実際に釣りに行って、竿先を少し下げる事はよくあります。 というか、その方が多い。
では、その角度ですが、堤防から釣る場合の常識的範囲を-20°と考えました。
それ以上は必要ないと決めたわけです。

どこかで線引きをしないと、めちゃくちゃ重くなってしまいます。
シーソーもあまり後部を長く取ると、使いにくい。

で、いろいろと組み合わせて試験し、出来上がったシーソーが、これです。

sisaku02002.jpg

な~んだ、なんとなく普通じゃん、なんて言われそうですが・・・
シーソーの回転軸の位置、前後の重量バランスなど、細か~く部材や位置を変えて実験しまくったんです~。
なんせ、位置が1cm変わると、まるっきりバランスが狂うんですわ。

途中でやめようかと思いました(笑)

これで一番重要な部分が出来上がりました。
あとはこれを取り付ける台座です。

「きっかけ」で記したコンセプトの4番目、

4.簡単に収納・展開でき、持ち運びできるようにする。

です。
これは脚の折り畳みを考えればいいだけで、特に新しい技術は必要ありません。
既存の仕組みで出来るはずです。

ただ、ここまで苦労して作り上げるものですから、

「せっかくなら、かっこいいものを作りたい!」

希望03

そうだ! 超合金ロボみたいなやつにしよう!(笑)

台座の製作に取り掛かったのでした。

「試作 3」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「試作 3」

2013.10.05(Sat)

試作03





土台の部分は、特に新しい技術は必要ないので、工夫をするだけです。
ある程度頭の中で設計し、適当に部材を組み合わせて作りましたから、失敗作がごろごろ発生しました。

sisaku03001.jpg

ありえない形のものも存在します。(笑)

使えそうな部分は、切断したり削ったりしながら使いまわしていますので、あまり形として残っていません。

とうとう途中で、見取り図を製作、その通りに作りました。
初めから図面引きゃあよかった・・・

sisaku03002.jpg

これは現在の最終形です。
で、この通りに作ったものが、これです。

sisaku03003.jpg

シーソー部を除いた、土台部分です。
これに取り付けると、竿受け部は、こうなります。

sisaku03004.jpg

U字溝ではなく、2枚の板を平行に組み合わせました。
え?なぜって?
決まってるじゃないですか。 ステンレスの板をU字型に、きれいに曲げるなんて、私には無理だからです(笑)

sisaku03005.jpg

このように、角度も変えられるよう、接続しました。

では、これがどうなるかと言うと、こうなります。

sisaku03013.jpg


なんか写真じゃ、よくわかりませんね~。

動画にしてみます。

「試作 4」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「試作 4」

2013.10.07(Mon)

試作04







何度も工夫して、かっこよく作ったつもりなんですが・・・
自分ではイケテると思うんですが・・・
自己満足かもしれませんね(笑)

いいんです、自分のために創ったもんですから。

この形になるまで、もう少し大型だったんですが、なるべく小さくなるように、何度か作り直しています。
オールステンレスなので、重いですし。
これで約1.5kgあります。

「軽いといんじゃない?」
っていう事で、超ジュラルミン(アルミ)で作ってみました。

sisaku04001.jpg

展開するとこうなります。

sisaku04002.jpg

これは今のよりも前の、少し大きいバージョンですが、結果としてジュラルミンはダメでした。
軽すぎて安定しません。
なにより、たわむんです。
頼りなくて、実際に釣りには使用できないです。

やっぱりステンレスがいい!

クーラーやミニチェアーに座って、右手が自然と下りる位置に竿があるよう、高さを設定しています。

竿を持つのは、仕掛けを上げたり投入する時、魚を上げる時だけで、あとはこれにかけて置くだけ。

使用前後四コマ01

楽ちんです~

あ、アタリが来た!
さっと竿を上げてアワセるだけです。

楽なので、「楽竿(らっかん)」と名付けました。



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「楽竿ライト 誕生」

2013.10.17(Thu)

楽竿(らっかん)を作って、釣り場で使っていると、仲間から、「俺にも作ってくれ~」。




当時、1台作るのに7日間。
休みの日を7日間つぶすんです・・・部材費用も入れて、「じゃあ、5万円ね。」

で、何台か作ってあげてたんですが、釣り友の中には、5万円は工面できないのもいて、
「なんとか安いの作って~」

実際、作るのに時間がかかるのは、台座部分。
楽竿の心臓部は、竿受け部分であり、ここだけなら1週間もかかりません。

左右のアームは外注で、それ以外の部分を手作りするだけですから、1日あれば作れます。
でも、竿受け部だけでは、竿を設置できません。

脚がない・・・竿受け部を何かで固定しなければならない。
じゃあ何にしようかと考えて、一般竿かけのように、三脚に取り付ける事にしました。

三脚と言えば、カメラ用が世間では一般的。
種類もたくさんあるし、競争が激しいので価格もこなれています。

調べると、一部大型カメラを除くと、ネジは世界共通の規格でした。

で、竿受け部の底面に、カメラ用三脚のネジ穴を切ってやるといいのではないか?

で、できたのが、「楽竿ライト」です。

light01001.jpg

底面の穴が、カメラの三脚ネジ穴です。
これで、市販のカメラ用三脚が、ほとんどどれでも使用できます。
ほとんどというのは、カメラ固定用ネジには、2種類ありますが、普通に買えるのは小さい方の規格。
大型カメラ用のネジを使用している三脚など、普通のカメラ店では、見る事もできません。

light01002.jpg

取り付けると、こうなります。
楽竿がこのように使用されるので、楽竿ライトも同じように使えます。

light01003.jpg

楽竿は、クーラーやミニチェアーに座った時、操作にちょうどいい高さに設計してありますが、楽竿ライトだと、取り付ける三脚で変わってきます。

light01004.jpg

立った時に操作しやすいように、高さを調節することができます。
汎用性は、楽竿ライトの方が高いです。
思わぬ副産物でした。

light01005.jpg

で、この手作り製「楽竿ライト」を、釣り友に2万円で売ってあげたのでした。

「楽竿ライト 量産化 1」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

竿かけに革命を起こす! 「楽竿ライト 量産化 1」

2013.10.18(Fri)

しばらくは、手作りで楽竿ライトを作り、ゆずったりしていたんですが、手間がかかるので2万円、部材購入や作業を効率化して、16,000円まで価格を押さえました。




が、いっそのこと型を作って量産化すれば、もっと安くなるのではないか?
そう考え、ステンレスを扱う工場いくつかに、見積もりを取ると同時に、製品自体の完成度をもっと上げる事にしました。

また、実際の釣りに使用するには、このハンドメイド型で事足りるのですが、ここに感性を盛り込むことにしました。

「実用には十分であり、しかも使っていて気持ちいい」

このコンセプトです。

車で言えば、移動するだけならどの車でもいいが、運転が気持ちよくて、しかも運転しやすい。 というのを目指したわけです。

まずはアームです。
当時のアームは内径が大きくて、風で竿が振れると、すぐに竿尻が閉じたアーム内を動いてずれたのです。
しかし全くずれない、つまり竿尻の直径と同寸ならば、アソビがなくて、とても使いづらい。

では、どのくらいの遊びがあればいいのか?

もちろん竿によって、竿尻の直径寸法は変わります。

そこでやはり試作です(笑)

arm001.jpg

また、左右のアームが合わさる角度が重要です。
180°に近づけば近づくほど、竿はすぐに左右に振れます。

角度が90°など小さくなればなるほど、竿尻を押さえる力が弱くなり、開いてしまって竿が外れてしまうかもしれません。
これは竿の長さと重量によりますが、感覚的に100°位になると「危ねぇ~」と不安感を感じてしまいます。

arm002.jpg

この「感覚」と、基本的性能、横風への対処を実験し、アームの仕様が決まりました。

arm003.jpg

言葉にすれば簡単ですが、度重ねた実験の結果、はじき出した結論ですので、数値の公表はいたしません(笑)

これをもとに量産型アームの仕様が決まりました。

arm004.jpg

もちろん、ステンレス製です。
このアームの実物を製作し、他の部品を調整していきます。

「楽竿ライト 量産化 2」につづく。



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

アクセス

カテゴリ

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

にほんブログ村ランキング

↑