ちゃらんぼアタッチメント 「試作 1」

2013.10.24(Thu)

「楽竿ライト」を、磯用にしてほしい。
ちゃらんぼに取り付けられるようにしてほしい。

という要望が、国際フィッシングショー2012で大変多かったため、対応することにしました。

実は、これが私が磯に入ったきっかけです。

最初は、「磯ぉ~? 危ないからヤだなぁ~」
と思ってたんですが、今では波しぶきを被ると快感を覚える中毒患者です(笑)

さて、楽竿ライトは、ちゃらんぼに直接取り付ける事はできません。
もともとカメラ用三脚に取り付けるようにしていたからです。

そこでアタッチメントを間に入れる必要があります。

一般の竿掛け、石鯛用のは、こんな感じですね。




ata10001.jpg

パイプにピトンを差し込み、固定ネジできつく締め付ける。
竿受けの角度は、前方のネジを回して調整する。
もちろん、他の方法もありますが、この方式をよく見ます。

ata10008.jpg

これは理にかなっています。
石鯛のアタリはすごく、あのぶっとい竿を、根元付近まで曲げる事もあるようです。

ata10002.jpg

竿受け、ピトンには、ものすごい力がかかります。
ピトンが抜けてしまったというのも、よく聞く話です。
実際に釣るまでは、「え~?こんな太い竿がそんなに曲がるなんてウソだろ~。」って思ってました。

自分の竿がそうなるのを目の当たりにし、石鯛竿が竿掛けからはずれないほどの引き込みを体験してからは、磯の王者と呼ばれるのが誇張ではないと知ったのです。

これに耐えるよう、ピトンを固定する機能と、竿角度調整機能を、分けているのです。
(と、私は理解しました。)

しかし、上物でそんなの必要?

よく見るのが、これをただ小型化している上物用竿かけ。

上物竿は石鯛用よりもはるかに軽く、やわらかい。
かかる負荷は、底物とは比べ物にならないくらい軽いはず。

ならば、チャランボに固定する機能と、竿角度調整機能を一緒にしてやればいい。

ata10003.jpg

角度調整のネジ部分は不要です。

ata10004.jpg

パイプからちゃらんぼの頭を出して、その量で角度調整してやればOKです。
これで構造部が少し簡略化され、部品も減らすことができます。

ata10005.jpg

簡単なものを作ってみました。
楽竿ライトに取り付けるとこんな感じです。

ata10006.jpg

簡単すぎてちょっと不安。
実際に磯に持ち込んでみました。

ata10007.jpg

楽竿ライト量産型の開発と同時進行でやっていました。

実際にこれで何度か釣りをしましたが、特に不満はありません。

強いて言えば、ちょっと頼りない感じがすること。
けっこう、こういうのって当たるので、ちゃんと設計する事にしました。

「試作 2」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

ちゃらんぼアタッチメント 「試作 2」

2013.10.25(Fri)

ちゃらんぼと可動軸が近いと、いくら上物用と言っても、部材への負荷がかかりすぎます。
ここはある程度離さなければなりません。




ata2001.jpg

これを考慮してみると、量産型はこんな感じになります。

ata2002.jpg

しかし、これをすぐに試作するのは時期尚早。
外注試作は金がかかるので、その前に自分で試作し、寸法等を調整するのが先決です。

まず、楽竿ライトとアタッチメントをどう接続するかですが、三脚のように1つのネジではダメ。

三脚は、雲台にゴムやコルクの緩衝材があり、これで緩みを防止します。
しかし緩衝材を張り付けると、はがれたりして寿命がきわめて短くなるのが目に見えています。

しかも目いっぱい締め付けないと、楽竿ライトが横に回転するのも、当然のように予測できます。

解決策として、ネジを2か所設ける事にしました。

ata2003.jpg

三脚と同じネジを採用しました。
これで、楽竿ライトが横に回転することはありません。 Eリングを付けて、ネジが抜け落ちないようにもしました。

1枚のステンレス板を万力にはさみ、バーナーで加熱、ハンマーでたたきながら曲げ、パイプ状部分を作成、ネジ溝を切って、ちゃらんぼに固定するネジを取り付けました。

ata2004.jpg

可動部もちょこっと工夫、ネジと曲げを入れて自作です。

ata2005.jpg

楽竿ライトとの接続は、ネジ頭の溝を広げて、コインで回して締め付けるようにしました。

取り付けると、こんな感じです。

ata2006.jpg

竿の角度は、ちゃらんぼの頭を出す量で調節します。

ata2007.jpg

室内の実験ではうまくいったので、磯に持って行って使用してみました。

ata2008.jpg

ん~、いい感じです。
十分、実用に耐えます。

この時点では、楽竿ライトもまだ量産型の試作段階。

この写真のものは、シーソー角度17°の、未完成品。
このへんの過程は、別カテゴリーの「楽竿ライト」に記述してあります。

次の段階へ進みます。

「試作 3」につづく



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

ちゃらんぼアタッチメント 「試作 3」

2013.10.26(Sat)

これで大体の形が決まりました。




ata3001.jpg

バランスですが・・・

ata3002.jpg

感覚でわかりますね。
前方に力がかかりますので、前方にちゃらんぼを持って行った方がいいに決まってます。
作用点との距離が短い方が、負荷が小さいからです。

ata3003.jpg

これで外注試作品を発注します。

で、出来上がってきたので、早速磯へでかけ、フィールドテストです。

ata3004.jpg

取り付けているのは、楽竿ライト量産型プロトタイプ。
それとアタッチメントプロトタイプです。

ata3005.jpg

動作は完璧、まったく問題ありません。

で、すぐに発注しないのが、私のいやらしさ(笑)

さらに数か所、ムダと仕様変更をして、やっと出来上がりました。

ata3006.jpg

これがちゃらんぼアタッチメントです。

ata3007.jpg

竿の角度は、ちゃらんぼの頭を出す量で、調整します。

楽竿ライトとアタッチメントは、2か所のネジで固定します。



釣り場でドライバーなんかあるわけもないので、ネジをコインで回せるようにしました。
もっとも、磯へ行くのが決まってる場合、最初からくっつけとけばいいんですが(笑)


ata3008.jpg

こんな動作をします。




できあがり~




にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

アクセス

カテゴリ

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

にほんブログ村ランキング

↑