イノベーション?

2013.11.08(Fri)

とある大学の大学院研究室から、アンケートが来ました。




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なんでも、イノベーションが生まれるのは個人からであり、企業から生まれるのはごく少数であるとの事。

それに関する論文、雑誌「プレジデント」への記事など、教授の研究発表等が同封されていました。

どうやって調べたのか、私のところに、それに関するアンケート調査の依頼がやって来ました。

どこで聞いたの? (笑)

いろいろと調査項目がありましたが、まじめに書いて返送しました。

たしかに、今までに存在しなかった製品ですが・・・これってイノベーションなの?

全く関係ない人から評価されるのは、なんかとってもうれしいもんですね。




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販売のきっかけ

2013.11.09(Sat)

私には、長年の釣り友がいます。




今から26年前、仕事の関係でお会いしたのが初めて。
お互いに釣りをする事がわかり、話をしているうちに、意気投合したのでした。

と言っても、歳は親子ほども離れています。

彼は大正14年生まれ。
お会いした時、私は23歳、彼は63歳でした。

彼は若い時、とある世界的有名メーカーの工場長を務めていました。

ライバルを蹴落とす、今では考えられない様子を、酒を飲みながら話してくれたものです。
日本の高度成長期の裏を垣間見たような気がしました。

彼は海釣り専門で、特にチヌ釣りが得意でした。

堤防から、まるでヘラのように細長いウキで、イモダンゴの宙吊りで釣ったり、ダンゴを底に這わせて釣ったりします。

何度一緒に行っても、回りの人の倍以上を釣り上げます。

その地域の常連さんには、有名な人でした。

私は彼にチヌ釣りを教えてもらい、釣りだけではなく、食事や飲みにも連れて行ってもらっていました。

そのうちなんとか同等の釣果を時々出せるようになり、お互いに暇を見つけては、電話で「今度いつ行く?」と連絡し合っていました。

その時、竿かけに不自由して創ったのが、「楽竿」です。
もちろん、改良の繰り返しですから、今の形になるまでには、かなりの年月がかかっています。

時々、彼に使ってもらっては、意見をもらう・・・そんな繰り返しでした。

ある時、「もうこれでいいよ。 1台作ってくれ。」

と言われ、作ってあげたのですが、現在の数世代前の未完成バージョンです。

新しいのを作っても、「これでいいから」と言って、受け取りません。

頑固一徹の人ですから、何か感じるものがあったのかもしれません。


そのうち、私の仕事が忙しくなり、国内外の出張が激増。
1か月のうち、家に1週間、ひどい時は3日もいないくらいになりました。

当然、釣りどころではありません。

彼との釣行もなくなりましたが、お互いに電話で「この間どうだった?」とか「今、何が釣れてる?」という連絡だけはしており、なんとか1年に1回は、一緒に釣りに出かけたものです。

歳も歳なので、病気で入院する事も度々あり、豪快だった人が、優しい感じになってきました。


数年前、釣りに行った時、少し弱った体で、

「昌裕君なぁ~、俺、これがないと、もう釣りができないんだよ。」

と言われた時は、ショックでした。

「これ」とは、私が作ってあげた楽竿です。

握り締めながら、しみじみと言われた時、私は言葉が出ませんでした。

常々「もう釣りしか、やる事がない」と言っていた彼が、未完成のバージョンを、ずっと使い続けてくれているのです。

体は弱り、竿などはずっと持っていられず、反射神経も衰えている。

それでも、これがあるから、釣りができていると言うのです。

私の創った楽竿が、彼に生き甲斐である釣りを続けさせているかと思うと、うまく説明できませんが、胸が詰まりました。


その時です。これを販売しようと思ったのは。

人の役に立つものであるならば、また、私にその助けができるならば、素晴らしい事ではないか。

販売する意味があると思ったのです。


しばらくして彼に相談すると、ぜひそうしなさいと背中を押されました。 絶対に必要としてくれる人がいるからと。

それまでは、自分のための道具作りでしたが、その時から180°の方向転換になったのです。


以上が、楽竿シリーズを販売する事になった経緯です。



彼は東京を離れ、生まれ故郷に帰っています。

前回、彼と行った釣りは、2010年11月17日。
危ないからなぁと、まよう船長に、私がついているからと言ってお願いし、一緒にイカダに乗りました。

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数世代前の楽竿を使用してくれています。

kikkake002.jpg

特に大物を狙っていたわけではなく、サヨリとアジを釣り、一緒に楽しみました。

これ以降、入退院を繰り返したため、私と釣りに行くタイミングが合わずに現在に至っています。



今年の夏、久々に会いに行きました。

前回よりもかなり痩せていて、歩くのも難儀していました。
外出するときは、鼻に管を付けて、酸素ボンベを引いて行くそうです。

腰が痛くて釣りに行けないとの事でした。 同級生は全員亡くなり、訪ね合う人もおらず、釣りに行けないのが一番つらいと言われ、今度来た時、一緒に釣りに行こうと約束し、別れました。

早く行かねば、と気ばかり焦っています。



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現在の販売は

2013.11.11(Mon)

ブログやってて、たくさんのメールをいただきました。

「試作ばっかり書いてて、製品は売ってるのか?」
「釣具屋に行けば買える?」

というものがほとんどですので、販売に関するカテゴリーを立ち上げた次第です。

個人的なブログですので、販売に関しては書かないでおこうと思ってたんですが、

「いいな、欲しいな、と思わせるだけで、欲求不満になるぞ」

というお叱りを頂きましたので、この記事をアップいたします。


「販売のきっかけ」をお読みくださった方には、ご理解いただけると思いますが、一人でも多くの釣り人の、お役に立ちたい、と願っています。
それが販売を始めた動機だからです。


「楽竿」は、大変手の込んだ造りですので、コストがかかってしまいます。




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しかし、これはオリジナルであり、この製品シリーズのルーツですから、仕様の大幅変更はいたしません。
よって、割高ではありますが、このまま販売をしています。(実際、作るのに結構時間がかかります。)

しかし、たくさんの方に使って頂くためには低価格のものが必要です。
それが「楽竿ライト」です。

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これは量産型の開発により、価格をぐっと抑える事ができました。
竿を保持する機構は、楽竿と全く同じであるため、「脚」部分を用意すればいいだけです。

ちゃらんぼアタッチメントは、すでに製作・販売開始しましたので、磯においては十分な環境が整ったと考えています。

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磯ではちゃらんぼを立て、そのトップに「ちゃらんぼアタッチメント」を介して「楽竿ライト」を取り付けます。

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上の写真は、いつもの私のスタイルです。
これはみなさんがご自分で使いやすいようになさって下さい。

現在、楽竿ライト単体では、カメラ用三脚が取り付けられるようになっていますが、なかなか三脚選びも大変です。
大きいものは重いし、小さいものは不安定。

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このように、三脚に水を入れたバケツを下げると、安定します。

さらに安定させるべく、「アメンボ」を試作、堤防においても便利に使用できる環境を作成しつつあります。

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アメンボは折り畳み式です。 たためば竿ケースに入るようになっています。

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堤防で立ってウキ釣りをする時、このような組合せで使用できます。

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八丈島の八重根堤防で使用した時の写真です。
風が強い時などは、アメンボの脚に、このように荷物を乗せれば安定します。


また、堤防では、クーラーに取り付ける金具も試作いたしました。

sales001010.jpg

これもクーラーアタッチメントの記事をご覧くださればどのようなものかご理解いただけるかと思います。


そして、この「楽竿ライト」と「ちゃらんぼアタッチメント」を組み合わせる事で、
上記の「アメンボ」と「クーラーアタッチメント」を利用できます。

ただ、「アメンボ」「クーラーアタッチメント」は、現在試作段階ですので、販売までに、もう少しお時間を頂きます。

このカテゴリーの「設計」「試作」をご覧いただけるとご理解いただけると思いますが、私の性格的に、試作を重ねて、自分が洗い出せる欠点は、すべて取り除いたうえで販売したいので、時間がかかってしまうのです。


現段階で販売しているのは、「楽竿」「楽竿ライト」「ちゃらんぼアタッチメント」の3点です。


これらの価格を更に下げようとすると、大量生産になりますが、それには初期投資が必要です。

個人では難しく、現在の段階では選択肢に入っておりません。

しかも大量に販売しようと思うと、釣具問屋に卸さねばならず、そうすると中間マージンをごっそり抜かれます。
結果、販売価格が上がってしまいます。

別にこれで大儲けしようなどと考えているわけではありません。
でも、量産型を作ったり、さらに開発を行うには、資金が必要です。


一人で行っているため、薄利多売のやり方は、忙しくなるだけ。
作業に追われて、他の釣りへの対応開発など、できなくなります。


なるべく価格を抑えるために、現在は直接の通販しか行っていません。

ご興味のある方は、よろしければホームページをご覧ください。

「楽竿」あるいは「楽竿ライト」で検索していただけると、出てきます。

http://homepage3.nifty.com/rakkan/

なにぶん、今まで存在しなかった製品ですので、ほとんどの方が見たことないはずです。

最初は慣れない、あるいは使い方がわからないといった事もあろうかと思います。

人によって、対象魚、釣り方などは千差万別。

しかし、一度便利さを味わったなら、きっと手放せなくなる道具となることでしょう。

来年の2月、フィッシングショー大阪2014に出展いたします。

シマノブースの近く、サンラインさんの前のブースですので、実際に試したい方は、どうかお越し下さい。



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フィッシングショー大阪2014の準備

2014.02.02(Sun)

やべえ




あと3日後には、東京を出なければならないのに、まだ準備が終わってない。


学生の頃、テスト日の朝、友人どうしで

「お前、勉強した~?」
「やばいわ、全然やってないんや~」
「俺もや~、どうしょうか~」

その実、徹夜で頑張ってたりする。


が、今回は間違いなくやってない。

にもかかわらず、釣りの計画を立てて、この土日に三宅島へ行こうと画策してた自分を、アホだと思う。
すんでのところで思いとどまったが、この発想自体が腹立たしい。

なぜいつも直前になって慌てふためくのか。

昔からそうだった。
テスト直前になると、部屋の掃除を始めたりする。
用もないのに買い物に出かけたりする。

いわゆる現実逃避である。
この土日、三宅島へ逃避していたら、間違いなく後悔するが、もし行ったら爆釣だったかも。 じゃあ、そちらの後悔も同じではないか?
などと考える自分が腹立たしい。


横浜でやった国際フィッシングショーに出展した際、朝から夕方まで、ブースで竿の上げ下ろしをやってたら、テニス肘になった。
会場を見て回りたいのに、一人だからブースをなかなか離れられない。

で、モニターで映像を流すことにした。

後ろに42インチのテレビでメインを流し、展示台の上に小さいモニターを置き、サブを流す。

これなら私がブースにいなくても大丈夫だろう。

実際は大丈夫なわけないのであるが、他のブースを遊び歩きたいがために、無理矢理そう思い込もうとしている。

その映像も、夜に映画を見ながら編集するもんだから、ほとんど進まない。

やっとできたのが、これだ。


メイン映像





サブ映像





これで一安心。

ではなく、まだ照明やら機材を整理して、車に積み込む体制が必要だ。
パネルも作らないといけない。
パンフレットなど、知り合いのプロにレイアウトを頼む予定が、時間がないので自分でワードで作り、プリントパックから昨日届いたばかりである。

「9日の夕方終わったら・・・なんだ、釣り道具全部あるやん。 どこかで釣りして帰ろ~。どこへ寄るかな~」

準備も終わってないうちから、帰り道にどこかで釣りして帰るつもりなのが怖い。

あ、今思いついた。
1日早く出れば、行きも釣りできるやんか。



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フィッシングショー大阪2014 準備日

2014.02.06(Thu)

夕べ東京を出て、今朝4時過ぎに大阪に入りました。
少し粉雪が舞う吹田SAで仮眠し、お昼前にインテックスに到着。
搬入口からブースまで、台車で荷物を運びこみました。




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1小間なんで、荷物も少ないから、すぐに搬入終わり。

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私の小間の目の前はサンライン、斜め向うにシマノ。
なかなかええ場所ですやん。

インテックス6号館は、A、Bの二つのゾーンに分かれてます。

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Aゾーンの入り口からのショットです。
奥にダイワが見えます。

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Bゾーンの入り口から。
中央のシマノが目に入ります。 一番奥はがまかつです。

どこも手の込んだ飾りつけしてますね~
私んとこと大違いだ(^^;
知り合いのブースと話したり、ぶらぶらと遊び歩き回ってました。

自分のブース?
荷物が少ないので、すぐ終わっちゃいました。

show201401005.jpg

飾りつけは、ほかのブースがさんざんやってくれてるので、OKでしょう(笑)
右は柱があるので、なんもない張りぼて囲い。
左は、ユニチカさんです。

夕方4時にはホテルに入り、まだ近くの居酒屋とかも開いてないので、スーパーでビール、ホットモットでかつ丼買って、食べながらブログ書いてます。
さ、風呂入って寝よ。



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フィッシングショー大阪2014 業者・プレス日

2014.02.07(Fri)

今日は一般公開前の、業者・プレス日です。




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開場前、大きいブースでは、朝礼をやってます。
体操してるとこもありました。
しかし、さすが大メーカーは違いますな~
シマノは6~70人くらいで朝礼やってました。 すげ~

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9時半から開会式ですが、私は外でタバコすってました(笑)

10時開場ですが、やはり大メーカーに群がってます。
パンフ入れる専用カートを引いて、ブースを総なめしてる人が歩き回ってます。
なんか「大阪やな~」って感じです(笑)

「これ、卸でなんぼになるん?」
と散々聞かれましたが、スンマセン、私、卸やってないんですわ。

それと、外国の方が多い。
特に中国、韓国の方々。
お~い、まともな通訳くらい連れて来て~
英語も通じんからわからん(^^;

それと、このブログを見てる業者さんがいたら、すんませんが、
サンプルはありません。
I have no sample よ。

20140207003.jpg

一般客がいないので、全体的に人が少ないです。
私、業者日はあまり関係ないので、タバコ吸いに行ったり、うろうろしてましたが、会場隅っこのあたりは、ほとんど人通りがなくて気の毒でした。

私のブース付近は、シマノ、サンラインさんのおかげで、結構人通りがありました。
昼飯は、机の陰に隠れてアンパンかじってました(笑)

え?外で食えって?
今日、めちゃめちゃ寒いんですよ~

「今夜から大阪、市内でも積もるらしい」とか言いながら歩いている人が多かったので、帰りの雪のことを心配したんでしょう、午後3時を過ぎると、ほとんど人がいなくなりました。
みんなブースで、内輪談義してます(笑)

うちにも知り合いの業者さんやらが来てくれましたが、こんな方も来てくれました。

20140207004.jpg

平和卓也さんです~

前回の国際フィッシングショーで、楽竿ライトに興味を持って下さり、使ってもらってたんですが、とてもいいとの評価を頂きました。

番組でメインには使えないけど(そりゃそうだ(^^;)、釣りビジョンと今度出すDVD、画面の端々に、映しといたよ、との事。
ありがたや~!
スポンサーでもないのに、ありがとうございます。

はっ! 釣りビジョン、スカパー契約しないと・・・

でも、さすがプロ。 私手製のクーラーアタッチメント試作品の簡易溶接が外れて、その現物を持って来てくれました。
使い方が私ら素人とは違うんでしょうね。
本溶接の新品を、お渡ししておきました。

午後5時に終了し、25分には、施錠するとのアナウンス。
そそくさと会場を出て、ホテルに帰ってきました。

明日から本番だ~!



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フィッシングショー大阪2014 一般公開初日

2014.02.08(Sat)

朝9時に開場なので、8時過ぎに到着すればいいだろうと、ゆっくり出発したら・・・

インテックス付近の道路が、激混み。
関係者に加え、来場者の車でいっぱいです。

会場に入ったのは9時15分前。
入り口には、来場者が列を作って並んでます。

寒い中、お客様を待たせるのは・・・というわけで、開場を10分早めるとアナウンスが。

まて~! まだ準備がぁ!

開場と同時に、来場者が走り込んできます。
たぶんここも、いろんなブースで、先着何名様に何かプレゼント企画があったんでしょう。

しばらくしたら、会場は人でいっぱいになりました。




20140208001.jpg

メイン通路は、シマノのモニターと、サンラインのイベントに挟まれ、通るのに一苦労。

朝一は、私のブースなんか見向きもせずに人が走り回ってます。
そんな中、来て下さった斑猫さん、ありがとうございます。
あまりお話できませんでしたね。すいません。

そのうちぽつぽつと、「なんじゃ、これは?」と、人が見に来てくれるようになりました。
実際に動かしてみると、何やらびっくりしています。
そんな中、熱心にいじって動かしている人が・・・
ちぬちゃりこさんでした(笑)

服装からして、若いあんちゃんかと思いましたよ(爆)
ご来場、ありがとうございます。

だんだんと人が寄って来るようになり、しゃべりっぱなしでノドが苦しい~
お昼すぎ、酸欠状態でブース放棄(-"-)

また会場徘徊するつもりが、どこもいっぱいでろくに見ることもできません。

ブースに帰って、5分くらい解説して、また放棄を繰り返してたのでした。

「フィッシングショー記念で、安うなるんやろ?」

さすが大阪。 もう買うつもりで、こじつけ値引き交渉をしようとします(笑)
ここでは販売できないことを説明し、丁重にお断りしました。

「どこの釣具屋で売っとるの?」

問屋、釣具屋にマージン取られるから、できるだけ安くするために、直販してることを説明したら、
「ほんなら、今日電話するから、明日送ってぇな」
いや・・・本人、大阪におるから、電話出られませんがな。

「月曜にFAX送っとくで~!」
横浜と違い、大阪人はたくましいですな。
まだ帰っとらんちゅうに。

でも、ありがたいです。
たくさんの方々にびっくりされ、興味を持っていただきました。

うれしかったのは、
「今回来た中で、最大の発見や。」
「こんなん、欲しいと思うとったんや。」
「ありそうで、なかったからな~」
「○○さんと○○さんに、このチラシ渡すから4枚もらうわ。」
などと、連れの方々とチラシを分け合う姿でした。

自分の創ったものを、人が喜ぶ姿、一番うれしいです。
自分たちのグループ分のチラシを持ってってくれた来場者の方もいました。

磯上物、底物、紀州釣りの方々が多かったですが、ヤエンの方も多かったです。

上物のご夫婦では、やはり奥様が欲しそうでした。
磯で竿を持ちっぱなしなのは、疲れてイヤだというのと、タモ上げの際、脚に竿を挟んで上げるのは怖いという理由で、まったく私と同じでした。

流してる映像を見て、こんな釣り方見たことない、と何人にも言われたので、新鮮だったんでしょう、きっと。

まあ、ほんとに使ってくれるかどうかわかりませんが、楽しい一日でした。

明日の最終日、また楽しめるといいなと思いつつ、雪で帰りの釣りができるかどうかの方が心配だったりします。



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「楽竿ライト2」 予約開始します。

2015.05.27(Wed)

ようやく、試作フィールドテストも終了とし、製造へ移る事にした。




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「楽竿ライト2」として製造する。


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この写真は従来の「楽竿ライト」と「ちゃらんぼアタッチメント」を組み合わせ、ちゃらんぼに取り付けたものである。

機能・動作的には、これで全く問題がない。

「楽竿ライト2」は、「ちゃらんぼアタッチメント」を小型化し、最初から「楽竿ライト」と溶接したものである。

結果、軽量化に成功した。

また、竿の設置角度も、「楽竿ライト2」の方が広いため、カメラの三脚に取り付ける必要がなければ、「楽竿ライト+ちゃらんぼアタッチメント」よりも、「楽竿ライト2」を強くオススメする。



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伊豆半島、房総半島、離島でのテストでは、問題なく動作し、快適な環境を作る事ができた。

動作の感性的な部分にも問題はなく、最終仕様が決まった。



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雨天時、強風時(風速15m)においても、誤動作しない事を確認した。
もちろん、横方向からの強風には弱いため、そのためのセーフティ構造を取っており、従来通り機能している。

現代社会では、とんでもない使用法をして不具合を起こしたにも関わらず、自分のせいではなく、製造元に責任を求める困った人がいるので、あいかわらず、

「強風などの悪天候時には使用しないで下さい。」
「使用中は竿から目を離さないで下さい。」
「製品を使用中、竿やリール、その他の道具を紛失するなどの事故が起きても、当方は責任を負いません。」

などの注意書きが必要だ。

まったく難しい世の中になったものである。


20150521005.jpg


で、問題は製作数だ。

いったい、いくつ生産すればいいのか?


少数生産だと、製品単価が高くなる。
すぐに在庫切れしてしまう。

たくさん作れば良いだろうと、人は言う。
製品単価が安くなるだろうと、人は言う。
ただ、1000個なんて作ると、数百万~1千万円以上かかる。

そんなお金、出せんわ!


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というわけで、今回は予約を受け付ける事にした。

6月14日まで募集して、発注数にメドをつけ、すぐに在庫切れしないようにする。

消費税がアップしてから、何事も値上がりし、製作コストも上がってしまった。
やむなく、製品も値上がりしてしまった。

今回の製品予価である。

楽竿ライト・・・10,000円 + 消費税
楽竿ライト用ちゃらんぼアタッチメント・・・6,000円 + 消費税
楽竿ライト2・・・16,000円 + 消費税
クーラーアタッチメント・・・5,000円 + 消費税


実物を見て、人は言う。

「単純な構造だね。これなら簡単に、安くできるよ。」

製造のプロも同じことを言う。

「これなら、○○円くらいで作れますよ。」

で、そう言う工場の何社かに、見積もりを作ってもらった。

例外なく、見積もりに時間がかかり、

「すいません、やっぱり××円くらいになってしまいます。」

あるいは、

「××円くらいで製作できます。さらに、金型代が、数十万円かかります。」

話が違うではないか!
全社全滅である。

単純に見えるのは、部品数を抑えた私の設計の工夫である。

ここまで来るのに、最初の試作機から、実に26年もかかってしまった。

しかしかなりのノウハウを詰めこんであるため、精度を求めている。

見た目は簡単そうに見えても、実は作るのが大変なのだ。(特に左右アーム)

これが、外から見えない部分であり、製造のプロでも一目では見抜けないのだろう。



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釣具屋に製品を置こうと思ったら、釣具問屋に流すのが一番であるが、釣具問屋と釣具屋に、中間マージンをごっそり持って行かれる。

製品価格が、今の倍以上になってしまう。

たくさん作って、赤字にしないために製品価格が跳ね上がり、事務作業が膨大に増えてしまう。
まさに貧乏暇なし状態となるのだ。

よって、直販で、この価格でやっていくしかないのである。

ちなみに、以前製作した「ちゃらんぼアタッチメント」は当時の原価が4,000円強だ。
税抜販売価格は、4,800円であった。

・・・アホかと思われるだろう(笑)
試作や、工場との打ち合わせ交通費などを考えれば、大赤字だ。

人はそんな事など知らずに、「もっと安うせえ!」と言う。

たまに張り飛ばしたくなるのを、責める人はいないだろう(笑)

私は自分の創ったもので暴利を取り、ウハウハになりたいと思っているわけではない。

以前にも書いたが、大正生まれの釣り友が使ってくれており、「もうこれがないと釣りを続けられない。」と言われた感動が、製作と販売の原動力なのだ。

人の役に立ち、喜んでもらいたいと思うのは、モノを創る人間の根本的な本音だろう。

昨年いただいた電話の事例である。

「高齢になって、もう磯釣りが辛い。動画を見て、これがあれば、まだ磯釣りを続けられると思って、電話をした。我々のグループ、3人分のセットが欲しい。」

これを聞いた時、涙が出そうになった。

まさに自分が目指した事だったからだ。

残念ながら在庫切れで、お待ちくださるようお願いして電話を終えたが、やっと再販のメドが立った今、たくさんのお待ち頂いている方々との約束を果たせるのが嬉しい。


予約は、ホームページから行えるようにしている。
メールでのみ受け付ける。

発送は今年の10月中旬を予定している。

電話やFAXでは、発送前の連絡に、時間とお金を使いすぎるため、受け付けないので、ご容赦を。

何より、忙しくなりすぎて、釣りに行けなくなるではないか!




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全品検査

2015.10.10(Sat)

工場から、楽竿ライト、楽竿ライト2が上がってきた。




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こういう状態で納品される。

ビニールから出し、実際の動作テストを行わなければならない。

全品検査である。

今日一部の検査を行ったが、汗だくになる。



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納品された箱を積み上げ、その横でテストを行う。

チャランボに見立てた鉄棒に、楽竿ライト2を取り付け、実際に竿を使って動作チェックするのだ。

ダブルナットの締め付けをチェックし、緩ければ増し締めする。

その他、不具合がないか確かめ、検品済みの箱に入れていく。

検品用の白手袋をはめて行うのだが、段々と手袋が汗で湿ってくるので、何回か交換しながら、粛々と進めていく。

オールステンレス製だが、ステンレスというのは、サビないのではなく、サビにくいだけなのだ。

ないとは思うが、万が一、サビの浮いている製品があれば、それは私のほとばしる汗のせいである。

決して、返品されることはないであろう。


これが終わると、箱にマニュアルなんかと一緒に入れ、発送することになる。

けっこうな労働なので、誰かバイトにでも来て欲しいくらいですな。


この連休中に、かなり進めようと思ったのだが、最後の大事な「最終実釣テスト」が残っている。

試作品でさんざん行ったので間違いはないと思うが、一応、無作為に取り出した製品を使って、釣りをしてくるのだ。


「遊びに行きたいだけじゃないのか?」


とんでもない事である。


「釣りに行く言い訳だろう。」


めっそうもない。


「作業が大変だから、現実から逃げてるだけだろう。」


まったく的外れなお考えである。



これはとても大切な最後のテストなのである。

であるからには、そこらのチンケな磯ではダメだろう。

というわけで、日曜、月曜と、三宅島に行くのである。

土曜の夜、竹芝桟橋に向かうのだ!

決して釣りを楽しみに行くのではない。

しぶしぶ、テストに向かうのである。

この季節の三本岳など、イスズミとサメが席巻しているので、ちっとも楽しくないはずだ。

仕方がない、行ってくるか・・・鼻歌を歌いながら準備を整えるのであった。



一応、10月中旬の連絡、発送という公約は、果たせそうだ。

来週末あたり、予約順にメール、そして発送という流れになりそうである。


・・・・・・・・たぶん。



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平和卓也氏との出会い

2016.07.13(Wed)

今回の大阪湾釣行は、いったい何なのか。


誇張や美化をせず、ありのままを書こう。




話は2013年の3月にさかのぼる。


パシフィコ横浜において、国際フィッシングショー2013が開催された。

私はこのショーに「楽竿工房」として、1ブースを出展した。

会期の少し前、シマノの磯竿「プロテック1.2号5m」を購入して、初めて40オーバーの口太メジナを上げた、そんな時期だ。

プロテックの軽さと操作のしやすさに感激し、空いた時間に会場で、離島用にこのような竿がないか探していた時の事だ。

シマノのブースで、どんな竿がいいか、手に取って試していると、シマノのシャツを着たあんちゃんが近寄り、話しかけてくれた。

彼の説明はとてもわかりやすく、何より面白い。

聞いていて楽しくなってくる。

残念ながらプロテックは1.7号までしかないとの事だったが、このシリーズは、彼が開発に携わったとの事。

「漁師じゃないんだから、楽しみましょうよ!」

まったく同感であった。


その人のネームプレートに書かれていた名前が、「平和卓也」だったのだ。


私はテレビの釣り番組や、雑誌などはほとんど見ていなかったのでその名前を知らなかった。

「ああ、シマノの社員さんだろうな」と思っていたのである。

あまりに好感触、カリスマ性のある人だったので、後でネットで検索したら・・・


げっ! 有名なプロやんか!


次の日、彼が私のブースで楽竿シリーズを見てくれた。

その動作に驚き、人の役に立つ製品ですね、自分にできる事があればお手伝いしますよ、と言ってくれたのである。

お互いの連絡先を交換し、具体的な話などはせずに、会期は終了した。




同じ年の10月、次の年のフィッシングショー大阪に出展するべく、大阪へ向かった。

出展説明会と、会場のコマワリが抽選で行われたのだ。


その際、アポを取って、舞鶴へ立ち寄ったのである。

夜、二人で居酒屋へ行った。

ほとんど雑談ではあったが、楽竿開発のきっかけ、販売に踏み切った理由などを、包み隠さず全てお話しした。

お手伝いと言っても、具体的に何ができるだろう・・・

なんせ、今まで誰も見たことも聞いたこともない道具である。

「動画を撮りますか!」

「顔にモザイクかけて、誰かわからんようにしますか。」

「声でわかるやろ~」

「それが逆にオモロイかも」

などと、半分は笑い話であった。


「お金は・・・あんまりないんですけど~」


お金は、いりません。

自分がいいモノだと思うから、お手伝いします。

逆に、いいモノじゃなかったら、お金をもらっても協力はしません。


まったく頭が下がる言葉に感激し、じゃあ日取りを。

彼の手帳を実際に見せてもらうと・・・

予定びっしりやん!

い、1日も空いていない!


「いつもこんな感じですわ」


その年は、予定が年末まで埋まっており、磯シーズンはとても無理だ。

そのうち、日を決めましょうという事で、別れたのであった。

「クーラーに取り付けできると、ええと思いますよ。」

という言葉をもらって。




20160706001.jpg

その時の居酒屋を出る際、撮った写真である。

むう・・・ストロボで顔がテカっとるな・・・





20160706002.jpg

フィッシングショー大阪で、私のブースに来てくれた時の写真だ。


以来、時々スケジュール確認の連絡を取っていたが、なかなか予定が合わない。

なんせ、タダで撮る動画である。

氏の仕事が優先なのは言うまでもない。

ひたすら予定が空くのを待つしかないのだ。


月日は流れ、時々ショップやショーでお会いするくらいであったが、日程がついに決まった。

今年の国際フィッシングショーでお会いした時だ。




20160706003.jpg

これは近くにいる、今度はホントのシマノの社員さんに撮ってもらったものである。

今年の夏までにやりましょう! との事。

その後の電話とメールのやり取りで、7月6日に大阪湾で、と決定したのである。





20160706004.jpg

午前5時前、大阪南港の新波止に二人で降り立った。

待望の、平和卓也プロとの撮影、そして釣りだ。

が、私はこれまで大きな考え違いをしていた事に、間もなく気付くのである。


つづく


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プロフィール

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Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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