2月13日 三宅島 地磯 ワダ

2015.02.16(Mon)

天気予報では13、14日ともに、15m以上の暴風。

三宅島の民宿「夕景」に問い合わせると、東海汽船の発着は「たぶん」大丈夫だろう、しかし強風のために、釣り場が限られるので、判断はお任せするとの事。

どうするか迷ったが、こういう時もいい経験になるだろうと思い、行く事にした。
私一人ならば、船が欠航して帰れなくても大丈夫。
が、だれか人と一緒に行くのであれば、確実にキャンセルしていただろう。




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竹芝桟橋、東海汽船の待合所は、平日という事もあるが、閑散としている。
強風で釣りにならんからだろうか、私以外に、釣り人は1人しか見えない。

それでもカート代わりの背負子2号と、発泡スチロールを背負子3号に乗せて持って行く私の根性である。
うむ・・・我ながらアホじゃ。

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橘丸に乗り込んだが、乗客が少なくガラガラ。
コンパートメントを独り占めである。
心置きなく、屁ができる。

午後10時30分に出港して、ほどなくすると大きく揺れ出す。
すでに風が強く、荒れているのだ。
気分が悪くなりそうだったので、すぐに寝てしまった。

午前4時45分、三池港に無事、着岸。
沖山氏が迎えに来てくれており、荷物ともども車に乗り込む。

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今回初めてお邪魔した、民宿「夕景」である。

ここで予約していたオキアミを受け取り、配合粉と混ぜ合わせる。
強風なので、ビニール袋が飛ばないようにとの配慮だそうだ。

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この強風、16度という水温で、釣り場が限られるそうだ。
沖山氏の案内で、ワダに来た。

いつも入っているウノクソ、ツル根付近である。

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風は強いが、波は低いので、ウノクソの切れ目にある低い足場に入った。
この付近は風裏に近いが、それでも右後ろから強く吹きつける。

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ここで風速13m。
西に面する場所だと、もっと強くて釣りにならんだろう。


で、竿を出したのだが、道糸を風で取られて思うように流せない。
足元も狙うが、何も来ない。
エサも取られない。

いつもの「ないないづくし」パターンか!

右からサラシが沖に延びているので、これにしつっこく仕掛けを乗せると、ラインを持って行かれた。

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35センチの尾長である。

が、続かず・・・

沖山氏は私の左に入っていたが、ここも同じような状況らしい。
ふと見ると、竿が曲がっている。
何が釣れたか聞くと・・・・タカノハダイ・・・

今日はイカンな・・・

さらに左のワダには、我々より先にカゴ師が入っていた。
が・・・竿が曲がるのを見ていない。
そのうちいなくなってしまった(^^;

釣れないのでウロウロと見て回ったが、ツル根にも釣り人が2人入っていた。
が・・・昼頃にはいなくなっていた(^^;

釣れんのか!

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あきらめムードで岩陰に入り、お弁当を食べる。
この海苔がいいですな。

相変わらずのしつこいカラスをにらみつけながら、釣れない悲哀と一緒に味わう。


あまりにアタリがないので、ビデオカメラを持って、あるロケを敢行。
今まで経験した磯ババの「型」を再現してみた。
このあたりは、溶岩や岩で様々な地形が存在する。
まさにうってつけの場所と言えよう。
これはまた別の機会にまとめてみよう。


さて、釣りを再開するか。

沖山氏は、帰ったカゴ師のさらに左に陣取り、ワダの先端横に向けて仕掛けを投げている。
イスズミぽつぽつ、メジナは小型しか来ないようだ。
40強のが1枚上がったそうな。
上手い人は、何かしら釣りますな。

私は、午前の尾長だけで、それ以外は一度もエサを取られる事無く、納竿。

これだけ条件が悪いと、サソリうんぬんどころではない。

ただ最近は、それを言い訳にしてはイカンような気がしている。
離島に来るとき、条件が悪いのを承知で来ている。
では、それに対する備えがあるのか。

ないな(笑)

これではあまりにももったいない。
ただのアホではないか。


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明るいうちに斜面を登り、宿に帰る。
海には一面、風紋が広がっていた。


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風呂に入り、午後6時から夕食を頂く。
宿泊者は私一人。

テレビでは、神奈川県で竜巻のような突風があったとキャスターが解説している。
三宅では釣れん嵐が吹き荒れたわ!

キハダマグロのモツ煮込みや、赤イモのコロッケなど、食ったことない珍味を頂きながら、ビールを飲み、午後7時半には布団に潜り込んだ。

釣れないと疲れる・・・




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2月14日 三宅島 地磯 ツル根

2015.02.20(Fri)

起きたら、朝5時半であった。
なんと、10時間も寝てしまった!
釣れない地磯釣行は、こんなにも疲れるのである。




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今朝も昨日同様、西からの爆風である。
今日は斜面を下りて右に歩く。
ツル根に入った。


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波はあまりないが、ハナレにチャランボを2本打って入る。


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すぐ後に、今朝着いた夕景の釣り客2名を、沖山氏が連れて入って来た。
一人だと心細い場所なので、ホッとする。

右からサラシが出ており、目の前を左の湾中央に向かって流れている。

秋によく釣れた場所なので、同じように仕掛けを放り込む。

目の前に放り込むと、サラシに流され、あっという間に左へ行ってしまう。

左に入ったお二人は、私と仕掛けが違うしサラシの影響がないので、交差しそうになる。

で、右のサラシ元から正面にかけて狙いを絞る事にした。
が、これが難しい。

サラシで表面は派手に左に流れる。
が、表面だけで、下はほとんど横に流れない。
そう、ウキだけが左に先行して「くの字」になるのである。
道糸も同様なので、サラシを避けようと竿先を上げると、強風で左に大きく膨らむ。
水面も空中も、道糸が左に寄せられ、どうやっても付けエサが先行しない。
こうなれば意地である。
逆くの字で着水させたり、ウキを小さくしたり、水中ウキを付けたり位置を変えたりしたが、私の未熟なテクニックと少ない引き出しでは解決しなかった。

結局、10時の納竿まで、一度も付けエサを取られなかった。

他の人も厳しかったようだが、なにがしかは釣れたみたいだ。
沖山氏は右に少し離れて入ったが、小型のメジナを数枚、40強を1枚上げたように見える。


今回ほど、自分の力のなさを実感した事がない。

今まで釣れていたのは、条件がよかったのだ。
いい条件の場所と時間を選んでいた。

それが悪い事だとは思わないし、楽しむのが目的なのだから、それでいいと思う。

が、条件の悪いときにでも釣れるようになれば、もっと楽しめるようになるのではないだろうか。
難しい事だろうが、上達したいと、強く、強く、この時思った。

くやしくてたまらない。

まず、何をしようか。
何から始めようか。

帰りの船の中で、そう考えだしたら、どん底だった気分が、少し明るくなってきた。
新しい目標が出来た気がする。

そう、釣りは楽しまなければイカン!


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縦にした発泡スチロールが、釣れんたれである事を示している。

なんとかせんかい!

こうなりゃ、悪天候を狙い、しばらく背中から風を受けるのはご法度じゃ!

釣りにくい条件を選んで、マゾのごとく快感を得られるまで、自らをいじめるのだ!


クセにならん程度に・・・




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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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