五島列島へ!

2016.02.24(Wed)

降ってわいた五島への遠征、とうとうその日がやって来た。

かの有名な地へ、愛用の釣り具を携えて足を踏み入れる事になろうとは、夢にも思わなかった。

だから、この日が近づくにつれ、ドキドキ感が増していくのを強く自覚していた。

背負子2号に磯バッグ、ライフジャケット、身の回りの必需品を入れたザックをくくりつけ、竿ケースをかついで正午過ぎに家を出る。




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伊豆七島へ行くルートと同じで、地下鉄大江戸線に乗って、大門駅まで行く。

そこからモノレールで、羽田まで行くのだ。




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嬉しくて地下鉄内で、にやける。




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羽田に着いて、手荷物を預けたら、ロビーでにやける。

え?

ライジャケ着て、恥ずかしくないかって?

羞恥心など、釣りババ導師には無用である。





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出発まではまだ時間があるので、ANAのラウンジでタバコタイムと行くか。

昔、仕事でかなり国際線に乗ったので、現在スーパーフライヤーズカードを持っている。

ANAのラウンジはタダである。

ここから上のエスカレーターに乗れるのは、ダイヤモンドメンバーのみ。

一度覗いてみたいものだ。




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五島列島を汚さぬよう、まずはキレイなトイレで、ババを落とそう。

これからのフライト、機内でのトラブルは避けなければならん。




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タダ酒を飲まんわけにはイカンだろう。

貧乏性、丸出しである。




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至福のひと時を過ごす。

行く時は、夢があっていいのだが・・・帰りもほくほくでありたいものだ。

お、そうだ、「せいわ」の船長に電話して、明日の出船時間を聞くように言われていたのだった。

今回、何もわからん私に、ご親切にも手を差し伸べて下さったのは、ブログにリンクを張らせて頂いている、「磯釣り探検隊」の naoさんである。

初めての土地へ、たった一人での釣行、宿と渡船は大きな悩みだが、これを取り去って下さった。

大変ありがたい事で、ここで改めて御礼申し上げます。


船長に電話すると、明朝6時半出船との事。

ついでに宿にも、午後7時ごろに到着する旨を伝える。


その後、タバコを吸っている時に電話がかかってきた。

着信画面を見ると、昔、仕事でお付き合いのあった方だ。

懐かしいの~、と通話ボタンを押す。


「しばらくやな~、元気しとる? いや、どないしとるかな思うて電話したんや。わし、2年前から単身赴任で大分来とるんや。」

なんと、このタイミングで、数年ぶりにこの情報かい!

実は、五島列島に決める前、大分県南の磯を真剣に考えていたのだ。

誘って下さった方もおられたので、もし大分にしていたら、この電話は、まさに神のタイミングとなっていたであろう。

ええとこ(おいしい店という意味やで)連れてってくれるというので、今度は大分へ行く理由ができましたな。

奇妙な運命を感じながら、羽田から福岡へ飛んだのである。


福岡空港で、五島福江空港への乗り継ぎをする。




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優先搭乗をしたのは私一人。

先導するおねいさんに、ついて行くが・・・一人というのは、恥ずかしいもんですな。

ん? バスに乗るのか。 おお、わし一人やな。

・・・・・・え?みんな乗って来たやん。 




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これに先、乗せんかい!

バスに優先搭乗しても、しゃあないやろ!(^^;




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薄暗くなってきたが、眼下に島が見えてきた。

どこかわからんが、福江島への着陸態勢に入っていたので、もう五島列島なのだろう。




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約40分のフライトで午後6時半、無事に福江空港に到着した。

タクシーで、まずは今夜の宿に向かう。




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「旅の宿」だ。

素泊まりで3,000円と安い。

食事は外でもできるだろうし、風呂さえ入れれば、おっさんには十分である。

他の荷物は、先にここへ送っておいたので、荷ほどきをしてから、釣具屋へ向かう。




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真っ暗な中、5分ほど歩くと、モリタ釣具に着く。

電話で、オキアミを解凍してもらっていたので、ここで混ぜ合わせる。




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おお、配合粉がたくさんあるのう。




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「超遠投グレ」があるではないか!

ないと思っていたから、荷物に2袋入れて来たのに。




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オキアミ2枚に、この組み合わせで行こう。




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店の裏で混ぜ、あとは明日、磯で追加するとしよう。




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バッカンを店に預け、明朝の渡船乗り込み場所である、すぐ近くの船着き場を見てから、宿に帰る。

風呂に入ってさっぱりし、ほとんど人通りのない道を歩き、ウマそうな店を探す。

一応、調べて行ったのだが、その店は閉まっていた・・・

仕方なく、ふらふらと歩いていると、良さそうな店が目に入る。




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「ろばた焼き 山海」とな。

のれんをくぐり、カウンターに座る。




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まずはビールを一口!

おお~、しみるのう~

おかみさんと話をしながら、つまみを選ぶ。




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きびなごのお造りを、たまり醤油と酢味噌でいただく。

この歯触りとあっさり感がええですな~

ペロッと食べてしまった。




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サザエのお刺身をもらう。

石物をやってる時は、食べる気がしないが、五島のサザエを味見しておかんと。

日本酒が欲しいけど、明日も早いし、ビールだけにしておこう。




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五島ではよく食べるという、アジのすり身を揚げてもらった。

うまい!

アツアツで、味もしっかりしている。

アジのさつま揚げといったようなものか。

やはり日本酒が欲しいが、ビールでガマンじゃ。




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五島牛も焼いてもらい、おかみさん、もう一人のお店の方と、ゆかいな話をしながら、がはがは笑って、店を出たのだった。




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五島うどんが目に入ったので、食べてみる。

あっさりしており、酒のシメにはいいですな。




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こちらのコンビニ「リック」で、明日の昼飯、飲み物を仕入れる。




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ホットモットがある事も、調査済である。

明日の朝飯を買う。

五島列島の福江島・・・空港から市街への道や、こういう店を見ると、普通の地方都市といった感じで、あまり離島という雰囲気はない。

まあ、一番デカい島じゃからのう。




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さて、宿に帰ってからは、道具の整理と準備だ。

吐く息が白い・・・五島は寒いの~

針を軽い順に並べる。

来る直前に、渋谷のサンスイで購入したボイル用も、忘れずに持って来た。

磯バッグの中を、全部取り出して、確認してまた入れ直す。




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枕元に明日着て行くものを並べ、準備万端である。

準備するのが楽しくてたまらない。

疲れているはずなのに、眠くならない。

遠足に行く前の子供みたいだ。

こうして興奮状態の釣り前夜が、過ぎて行った。




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2月17日 五島遠征 初日 椛島 無名磯

2016.02.27(Sat)

スマホの目覚ましが鳴る前に起きてしまった。

午前4時である。

早すぎるので、もう一度布団に入ったが、目がさえて眠れない。

遠足に行く子供か!

仕方なく起き出して、昨夜ホットモットで買った弁当で朝飯にする。

息が白い寒さの中で着替えるが、全く寒くない。

もうアドレナリンが出まくっているようだ。

道具を持って、真っ暗な道を、釣具屋のモリタに向かう。

5時開店で、すでに店には照明が灯っている。

おやじさんに挨拶し、オキアミブロック、付けエサを買い足して活かしバッカンに入れる。

お代は、明日帰る時にまとめましょうとの事、ありがたい。

他に2名、同じ渡船に乗るそうで、彼らと一緒に船着き場に向かった。

バッカンなどの荷物は、モリタのおやじさんが車で運んでくれた。

歩いて1分だが(笑)

6時半に、「せいわ」が迎えに来てくれ、3名で乗り込んだ。

別の場所でもピックアップするとの事で、港内を走り、数名が乗り込んできた。




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すぐ近くの磯に一人下ろして、船は速度を上げて沖へと走る。

15分も走っただろうか、岩山のようなものが見えて、何人かが下りる。

また少し走ったところで、船長が「○○さん~、下りるよ~」と、船室に声をかける。

誰も動かないので、私が「○○さん~、船長が呼んでますよ~」と大声でアナウンスする。

船長「あ、間違えた、東京から来たの、あんたやったね。いこか~」

俺の事やったんかい!




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まだ外は暗く、船の照明で磯に下りる。

船長がマイクでアドバイスをくれる・・・が、

ひょ、標準語でしゃべってくれ~! 何言うてるか、わからん~!

かろうじて、竿2本というのは聞こえたが・・・


さて、ここどこ?




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とりあえず安全のためにも、ちゃらんぼを打つ。




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五島に来る前、近所の磯釣師T君に教えてもらったメモを読み返す。

五島には何度も来ている彼のアドバイスは、とても理論的だ。

職業と性格がそうさせているのかもしれない彼の知恵は、必ず役に立つ。

初めての地で自分の力だけで勝負しようなどと考えるほど、私には腕がない。

素直に参考にさせて頂くのが、私の知恵である(笑)




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切り立った崖が、先の方に続いており、その先端が、「オコゼ2番」という所らしい。

ここは名前がないと、後から船長に聞いた。




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反対側は、ワンドになっており、釣り座の左に、ちょっとした根が飛び出している。

が、上から見る限り、ドン深になっていて、狙いどころが多数ある感じでもない。

ちなみにこの写真は、崖の出っ張りを、緊張しながら移動して撮ったもんである。

これ以上先には進めない。




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さて、Tメモを実践しながら、自分でも針を選定しよう。

最初は、軽いのから始める。




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午前8時、初五島の釣り開始だ!

いきなり竿2本のタナを探るのではなく、上から攻めて行く。

潮はワンドから先端のオコゼの方に、ゆっくりと流れている。

コマセを打ちながら、最初のアタリを待つ。

足元から沖に向け、丹念に探る。

一昨日までは大荒れで、昨日になってやっと船が出せたと聞いた。

今日もまだ風が強く、風裏であるここを船長が選んでくれたのだと思うが、時々回り込んできた風が、横から強く吹く。

ラインメンディングをしながら、少しずつタナを深くしていく。




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今日の初アタリ!

・・・ビデオカメラの設置が悪い!

水平も取れておらんし、これでは竿が曲がっているのがわからんではないか!




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五島最初の魚は、30センチのチビ口太であった。

タナは竿1本。

モリタのおやじ、船長ともに、「竿2本」と言っていたが、まだ半分の深さだ。

さらに深くしていくか、このまま浮いてくるのを待つか・・・水温14度では、浮いてこないかもしれんが、最初の魚が釣れた以上、このまま少し様子を見た方がいいように思う。

・・・しばらくアタリがない。




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深くする前に、針を少し重くして、これでダメなら、深くしよう。


すると、いきなりウキが消え、一気に竿先が海面に突き刺さる。

何度も突っ込み、やりとりを楽しんで、ようやく魚体が見え始めたところで、ぶちっ!




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2号ハリスが切れた~!

2ヒロまるまる残ってたので、口元で切れたのだろう。

口太? 尾長が来たのではないか?

残ったハリスがもったいないが、ここはいさぎよく3号ハリスに交換じゃ。

もっとも尾長なら、飲まれたら3号なんて全然ダメだが・・・


同じところを、同じようにコマセを打ち、同じように流す。



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先ほどと同じような引きが来た!

・・・やはり竿が曲がるシーンが映らない・・・




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楽しいやり取りの後、タモに収まったのは、ええ型の口太であった。

港に帰ってきちんと測ったら、47センチあった。

竿はプロテックの1.7号。

最初は1.2号でやろうかと思ったが、1.7号にしてよかった。

五島は、こんなのがこの水温で、竿1本のタナで釣れるのか?

ならば、もう少し深くしたら、もっとデカいのが釣れるのではないか?

欲を出して、30センチ深くする。




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む・・・サイズが落ちた・・・

では、さらに30センチ深くするとどうだ?




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むう・・・あまり変わらんのう。

さらに30センチ深く!





イカン・・・サイズが上がらん。

でも、この皮がはちきれんばかりにぷっくらとした口太・・・よだれが出そうじゃ。

しかし、タナの範囲が広い。

けっこう喰い気が立ってるように感じる。

しばらく、同じような型が釣れ続ける。

竿1本半までは、同じような感じだ。

こう書くと、つまらんように思えるかもしれないが、実は非常に楽しんでいた。

35クラスが、普通にバンバン釣れるのだ。

水深があって沈み根もないので、純粋に引きを楽しむ。




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船長が見回りに来た時には、すでにけっこう疲れていた。


船長「どうですか~、○▽×&*~、竿2本◇?#%¥~」


あいかわらず、聞き取れる単語が少ない。

マイクで声がつぶれとるのもあるが・・・

T君に「50を狙え!」と言われていたが、そのためには船長も言うように、竿2本のタナが必要なのだろうか。




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釣れた口太は、もう全部ポイである。

しかし寒い。

左からの強風に、時おり雨が混じる。

ジャケットの下にダウンを着ているが、それでも日が射さない磯は、気温が上がらない。




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フードを立てて、震えながら竿を曲げる。

途中、ビデオの角度が風で少し変わったようで、ちょっとだけ映るようになった。





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ほんの短時間、太陽が出ると、うれしくなり、大海におしっこを飛ばす。

今日は腸の調子が良く、ババ漏れはしなくて済みそうだ。

ミルキングの必要もなかった。




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今日は午後5時半までの長丁場。

お昼を過ぎてから、追加のコマセを作る。

強風の中を飛ばすには、やはりまとまりのいい配合粉が重宝する。




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さて、第二ラウンドで針を変えてみる。

こんな小さなパーツだが、以前これでしか喰わなかった時もあり、よくよく針の相性というのは、日によって違うもんだと思う。

タナも竿2本にしてみた。




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いきなり尾長のコッパが来た。

???よくわからん???

下はどうなっているのだ?

ガン玉の位置や重さを変えて試すが、釣れない時間帯になったみたいだ。

潮の動きは変わらない。

が、ダレているといきなりウキが沈んだ。




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おお、引く引く~

こ、これはやっと50が来たか!




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お前かい!

期待したぶん、水面に浮いてきた魚体を見た瞬間、天を仰いでしまった。

でもまあ、引きを楽しめたわ。




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ご苦労さん。 ポイッ

次に、いや明後日以降、オキアミがばら撒かれたら、また喰いついてやるんじゃぞ。

暗い願いをして、にやけるのであった。



しばらくして、また強烈な突っ込みが!





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こ、この突っ込みは、おおもんや~!

今度こ・・・ん? 急に浮いて来た・・・






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持久力のない、突っ込み大将かい!

カンダイのメスであった。




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海に帰れや~!




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では、重くして、もっと深場へ。




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・・・お約束のベラが来た・・・




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カサゴも連発。



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ああっ、おまえ、俺のボイルをたらふく喰いやがって~!




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ここで針をまた変えて、タナを竿1本に戻す。




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また型落ちの口太が喰いだす。




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竿1本半まで探ると、再度ええ型が喰いだした。

ふんばるまでの引きは来ないが、何度も突っ込むそれは、非常に楽しい。




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ここで41センチが上がる。

やはりタナがちょっと浅めだの~




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これより深くすると、アタリが遠のき、浅くすると、またこのクラスが喰いつく。




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もう十分ストックがあるので、全部ポイである。


途中、nao さんから様子伺いの電話が入って、夕マズメにデカい尾長が出るかもしれないと言う。




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ハリスを4号にするかの~、と考えながら、3時過ぎにやっと昼飯にした。

コンビニのリックで買った、「つぶチョコ サトちゃん」である。

風を避けるために岩陰に入り、甘いもので疲れをいやす。

しばらく景色を楽しみ、自分は五島にいるのだな・・・と、信じられない気持ちで海を眺める。


さて、まだ時間がある。

おおもんを狙うか!

だが、朝から動いていた潮が、ぱったりと止まり、アタリがなくなった。

ぼ~っとしながら景色を眺める時間が増え、ダラケていると、いきなり穂先を持って行って、竿を立てるヒマもなく、左の根の向こうへ消えていき、道糸から切れてしまった。

ウキが飛んだ~!

五島では大した事がないのかもしれないが、私には爆釣の結果だったので、満足しながら早めに片付けをしたのだった。




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一応、47センチはキープし、あとはデブなのを選ぶ。

明日もあるし、このくらいでいいだろう。

あとは全部ポイじゃ。

飛行機の重量制限もあるし、第一たくさんあっても、家族4人で食いきれんわ。




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5時半過ぎに、せいわが迎えに来た。

ほんとに、キッチリ5時過ぎまで釣りができるのは、関東にはないかも。




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夕暮れの福江港に帰ってきた。

船長に、明日の出船時間を確かめ、モリタで魚を氷と一緒に箱詰めする。

宿で風呂に入り、また外へ一杯ひっかけに行く。




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昨日と同じ「山海」で、うまかったきびなごを頂く。

やはり日本酒が欲しいが、一人なので寝過ごしたら大変だ。

生ビールでガマンする。

とは言っても、今日の釣りは楽しかったし、最高の晩酌である。




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これも関東では食えんだろうから、アジのすり身揚げを頼む。

揚げたてはウマいのう。




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この地方の郷土料理だというので、ハコフグも頂いた。

味噌が甘くて、ちょっと苦手だが、これも貴重な体験だ。

今日は寒さで震えながら釣りしてましたわ~と、女将さんとアホな談笑をして、今日を終えたのであった。




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2月18日 五島遠征 2日目 草島 北のハナレ

2016.03.06(Sun)

2日目、やはり5時にセットした目覚ましよりも早く起きてしまった。

また寝直すという無駄な努力はやめて、着替えて朝飯にする。

昨夜買った冷え切った弁当を、水で流し込んでいく。

相変わらず、室内で吐く息が白い。

24時間オープンのホットモットがあるから、それを食べてもいいと思ったのだが、朝は手早く済ませたい。

今日の夜、東京に帰るため荷物をまとめ、「旅の宿」を出て、真っ暗な道をモリタ釣具へと歩く。

宿の清算は初日に済ませており、今朝は早く出発してもう帰って来ない旨を、宿の女将さんに伝えてある。

ちなみに、チェックアウトしても荷物は1階に置いておくことができる。

が、モリタに荷物を全部持って行き、釣りから上がってからの着替えもそこでする事にしている。




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コマセ、付けエサを買い足し、昨日と同じ所で渡船「せいわ」を待つ。

もうこのあたりから、そわそわと落ち着かない。

今日はどんな場所に乗るのだろう、どんな魚が釣れるのだろうと、想像がふくらんでいく。

「あれ、また型もんだよ~、どうするの、こんなに50アップたくさん釣って~。ポイするか、ほれ~! ぼっっと~~ん! おお、やはり音も特大だわ。」

ふくらますだけなら、タダである。




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今日も一人、どこぞの岩山の先端に下ろされる。

地図を見ると、草島という所の北に位置するハナレのようだ。

iPhoneで位置がわかるよ、とT君に教えてもらったのだが、便利になったの~




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なんか変な形に尖がった岩島だが、向うに見えるのが草島だろうか。

昨日と違って雨が降る気配はないし、風も穏やかだ。

さて、どこに釣り座を構えるか・・・

比較的大きいハナレをウロウロする。

まだこの時間では、偏光グラスをかけても、海中がよく見えない。




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潮通しが良さそうだった、北の先端の東側に決めた。

しかし狭い足場やの~




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上から見るとこんな感じだ。

先端には、石物、クエ用の穴やボルトがたくさんある。

が、ここにはないので、裂け目を見つけて、そこにチャランボを打ち込む。




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ゆるゆるなので、ピトンを3本打って固定した。




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バッカンを置く場所も、海に向かって斜面になっているため、ピトンを打ってロープをつける。

先日、神津島でバッカンを流されたため、昨日から用心のために、こうやっている。




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むう・・・ご来光が・・・しかし・・・あっちの方か!

ここは見捨てられたのではないだろうな!




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いやな予感を振り払い、午前8時前、釣りを開始する。

まずは足元から探り始める。




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いきなりコイツだ。

しかも5連発。

足下はダメだの~

潮はほとんど動かず、メジナの気配がない。

ふと沖を見ると、何やら少し波の形が違う所がある。

かなり遠いが、超遠投してやるか。



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昨日余ったコマセに、オキアミ1枚と、超遠投グレを1袋混ぜてある。

Tメモの内容からは外れるが、仕掛けを軽くして、放置する事にした。

ガン玉は付けず、0号ウキにハリス2ヒロのシンプルな仕掛けで、ウキ下は竿1本。

第一投!

コマセは後打ちだ。

おりゃっ!

ん? だいぶ手前に落ちたな。

おりゃっ!

だいぶ向うに飛んでったな。

おりゃっ!

ああっバラケた!

コ、コントロールがぁ!

10発くらい打って、なんとかウキがあるらしき場所に2発打ち込めた・・・イカンの~

練習せんとイカンの~

当然、ウキなど見えないので、ラインのたるみを少なくして、竿先と糸ふけでアタリを待つ。

楽竿ライト2に竿をかけて、待っていると、竿先にゴツンと来た。




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おお~、一発で来た!

下に下に潜り込み、ええ引きを見せる。





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まあまあの型である。




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し、尻から白子がぁ!

後で港で測ったら、41センチあった。

すかさず、同じように沖へ投げると、連発した。




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コイツも尻から白子がにじんでおる。

こっちはちょうど40。

よしよし、この調子で・・・

あれ? 海の様子が変わった!

あっという間に、足元左から沖に流れができ、目の前を潮目の壁ができる。

さっき沖の波の形が変だったのは、潮が変わる直前の変化だったようだ。

短い時合は終わったが、それなら壁に引かれる場所を釣ればよかろう。

・・・あれ~?
仕掛けが弾かれるように、右に流れていく。

どうなっとるの?

どこが壁に引かれる所か、探してみると・・・

足下かい!

ここはベラの巣じゃ!

いつの間にか、風は止み、無風、うねり無しの静かな海になっている。

ただ、私の左を、本流のごとき力強い潮が流れるのみ。




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口太には速い潮だが、何か釣れんかな~

00に変えて、本流を探ってみよう。




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写真では見えにくいかもしれないが、左後ろから、正面の椛島右に向けて川のように流れ、右のとろみとの潮目がはっきりとわかる。

別の潮が左から押しているのか、この流れを外れると、右へ弾かれ、そのまま右手前に仕掛けが戻ってしまい、足元を通過して左の流れに戻るといった流れだ。

要するに、目の前をマイマイしておる。

で、左の本流に仕掛けを馴染ませると、すぐにゆっくりとダイブして行く。

・・・な~んも来ん。

スプールから、パラ、パラ、パラ、と、ラインが出て行くので、この調節で深さを変えて探ってみるのだが、深くしても何にも来ない。

で、思い切ってかなり張り気味にして、浅くすると、バチバチッと糸が弾かれた。




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おお~、よ~引く!

これはおおもんかぁ!





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流れが強かっただけかい!


その後、延々と流すも、何も来なかった。




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そうこうしているうちに、風も波も、流れもなくなってしまった。

暑くて、ジャケットを着ていられない。

まるで生まれ育った、瀬戸内海を思わせる風景だ。




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ええ景色と天気・・・このまま昼寝をしたら、なんとぜいたくな事だろうか。

が、きっと後悔するので、釣りを続ける事にした。

昼飯を食べ、デザートを楽しむ。



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ふふ、スーパービッグエクレアだ。

おおもんを釣り上げる前の景気付けじゃ。

疲れた体に、甘いものがうれし・・・ん?!

あまりの陽気で、エクレアが熱くなっとるではないか!

「要冷蔵」と表示があるのに。

チョコがドロドロやないか!

く、腐っとらんか、これ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・まあ、腹が痛くなれば、五島上陸記念にマーキングして行くのもええか。

人はおらんし、この地形だと、ウイング型がいいだろう。


さて、コマセを撒くと・・・ん?

ベラのようなもんが群がり、そのはるか下に、足元からわらわらわら~っと黒い魚体が大群で出てきた。

澄んでおり、潮受けゴムがよく見えるので、大体の深さがわかる。

竿2本くらいだ。

これか!

モリタのオヤジと船長が言ってた、竿2本というのは。

よし、これを狙うか。


・・・・・・・

喰わんの~

やはり見えるヤツらは、喰わんか。

よし、では持てるすべてのテクニックを駆使して、釣り上げてやるか!(実はたいしたことがない。)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


釣れん~~!!




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ちくしょ~! これでも喰らえ!

少々トウが混じってるかもしれんが、味わってみい!

暗い遠吠えをして、下でうごめくメジナに見切りをつけた。



やはり見えない所で勝負じゃの。

遠投に切り替える。

ゆっくりと左に流れ、ウキが沈む。

アワセても何もかからない。

何だろうと思っていたら、コイツだった。




20160218024.jpg

ウマヅラか~

場所を変えたくないしの~

よし、喰い切れんくらい、コマセを爆雷投下するしかないの~


沖に、途切れることなく、コマセを打ち続ける。

ああっ! と、トリが群がって来た!

負けるもんかぁ!

パシュパシュパシュッ!

バシャバシャバシャッ! キー!

くっそ~!

これならどうだ!

パシュパシュパシュパシュパシュッ!

バシャバシャバシャッ! キーキー! バシャバシャバシャッ!

むお~っ!

では打ち分けじゃ!

左の方に、コマセをバラ撒き、トリが寄って来たとこで、すかさず沖に打つ。

ふふ、間に合うまい。

・・・なんで海中と空中のエサ取り対策をダブルでせんとイカンのだ!

が、そのかいあって、竿先を持って行かれる。



20160218025.jpg

こんだけ頑張って、これかい。

一応、尾長ではあるが・・・


再び、海中戦と空中戦にいどみ、もう1尾上げたのだった。



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37センチの口太を釣り上げるのが、こんなに大変だとは思わなかった。


こんな釣りをするヤツ、他におらんじゃろう。

どうだ!(笑)




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アホな釣りでへとへとになり、午後4時、無事にお迎えの船に乗ったのである。



20160218028.jpg

今日の戦利品。

41、40、37と、ちょっと寂しいが、昨日のと合わせると多いくらいだ。

え? ウマヅラ?

気のせいだろう。



福江港に上がり、モリタで着替え、荷造りをする。

竿ケース、お魚、貴重品以外は、全部宅急便で発送だ。



20160218029.jpg

今回お世話になった、フィッシング「モリタ」のオヤジさん。


私はブログ「磯釣り探検隊」の nao さんが、ご親切にも宿と渡船の手配をして下さり、アドバイスも頂いたので大変助かったのだが、初めての場所はわからない事だらけだ。

何のツテもない人にとってはハードルが高いが、もし五島の福江島へ行くのであれば、モリタに電話すると、宿も渡船も手配してくれるとの事。

ネットで検索すると、すぐに出て来るので、電話で問い合わせてみてほしい。

コマセも付けエサもあるので、道具さえ持って行けば、困る事はないだろう。

嬉しい事に、モリタの常連さんが、店のバンを運転して空港まで送って下さった。

ありがたい事である。



20160218030.jpg

一応、空港で普通のお土産を買う。

普通というか、お魚がメインのお土産だからのう。




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午後7時、福江空港を飛び立つ。

福岡空港での乗り換え時間が少しあるので、タバコを吸ってゆっくりした後、ゲートに進もうとしたら、「あれ? ANAは、あっちのビルですよ」

ええ!

福岡空港って、そんなにターミナルがあるのを知らなかった・・・




20160218032.jpg

羽田からモノレールに乗ったのは、午後11時過ぎ。

ほとんど客がいない。

家に帰り着いたのは、0時半であった。



今回は、人に助けて頂いた遠征だった。

nao さん、T君、せいわの船長、モリタの親父さん、ありがとうございました。

五島、普段とは違う雰囲気と場所で、大変楽しめました。

誇張ではなく、一生の思い出となりました。

なかなか行く事が出来ないけれど、いつの日かまた訪れてみたいものです。

・・・玉の浦・・・乗っ込みのチヌを釣りてぇ・・・


今回、ビデオのセッティングが悪く、あまりきれいに撮れていない。

まあ、一応想い出のシーンという事で・・・



昨日、17日の様子



今日、18日の様子




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2月28日 神津島 タダナエ島 エボシ

2016.03.25(Fri)

五島の余韻も消え去らぬうちに、またメジナを釣りに行きたくなった。

行先は伊豆諸島の神津島。

前日に渋谷のサンスイに行って、内田店長に話したら、「ご、五島とは真逆な釣りですね・・・」

うふふ・・・剛竿に太糸のゴツイ道具で、ぶりぶりとぶり上げるのじゃ。

その夜、今回のパートナーを迎えに行く。




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ブログ仲間の偽チヌ師さんだ。

一緒に伊豆諸島へ行こうと、昨年秋より計画していたのだが、悪天候により3回もぽしゃっていたのだ。

初の神津島という事で、荷物を私の車に積み込みながら、ハァハァと興奮しておる。

ちなみに白いもやは、霊魂ではなく、タバコの煙だ。




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コマセは、いつもの真鶴、あおき釣り具店。

事前に電話で、解凍予約をしておいた。

ここらでは安い店で、オキアミ(白)3kgが850円、(赤)が750円。

白はきれいに解かせば、付けエサも取れる。

金、土曜は、24時間空いている。

ここでコマセを混ぜて行くのが、最近の私のパターンだ。

明日は風が強いらしいので、これまた最近のパターンである「超遠投グレ」を、オキアミと混ぜる。



下田港に着き、船着き場のすぐ横へ、車を止める。

午前4時半の集合時間まで、シートを倒して仮眠するのだ。

偽チヌ師さんは、初めての伊豆諸島遠征で興奮しているのか、うろうろしておる。

4時に周りの車から釣り人が起きだして、荷物を準備し始める。

賀寿丸が着岸して、釣りスタイルに着替えた我々も、荷物を積み込み、船室で記帳した後、横になって眠ってしまった。




船長には電話で事前に、神津島は初めての人が一緒に行くからと、伝えてある。

特に場所の相談もせず、乗せてくれたのはタダナエのエボシだ。

昨日は、このあたりが良かったらしい。

電話でもらった、「口太が多いけど、型は大きい。50が出たよ。エサ取りはイサキね。」という事前情報は、偽チヌ師さんには詳しく伝えていない。

その目で、現実を見て欲しいからだ。




20160228036.jpg

神津島は伊豆諸島の一つで、東京から東海汽船に乗って渡る事ができる。

ただ途中、大島、利島、新島、式根島に立ち寄るため、12時間もかかってしまう。

急ぐ人は、伊豆半島の下田港から、渡船:賀寿丸が出ており、日帰りで釣行できる。

渡船代として、21,000円かかってしまうが、時間に余裕がない時は重宝するルートである。



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神津島にも磯はたくさんあるのだが、恩馳群礁、タダナエ島という沖磯群があるため、全部を回るのは不可能に近いだろう。

普通の人生を捨てた、「磯ラー」ならば、できるかもしれんが。




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タダナエ島にも乗る磯がたくさんあるが、私はまだ新島向かい、ナダラ、平段のカドの、3か所にしか乗った事がない。




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降りるとき、船長が「風を受けるけど、向こう側がいいよ」と言っていたのだが、偽チヌ師さんは、風裏で楽をしたいと言って、チャカ場に陣取った(笑)


私は「沖のタダナエ」との水道に向かって釣り座を構える。

画面中央が、明神下という磯で、私たちの乗ったエボシとの間を、神津本島からの潮が流れ抜けている。





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ゆったりとした流れではあるが、面白そうだ。




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今回の道具は、いつもの離島用。

竿はレマーレV、リールもレマーレP5000DHGで、道糸は5号150m、ハリスは5号。

太いじゃろう(笑)





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反対側を見ると、こちらは何もない。

ゆったりと写真中央に向かって潮が流れている。

偽チヌ師さんは、写真右の、足場先端に釣り座を構えている。




20160228006.jpg

最初はこの針を使おう。

お気に入りの、カツイチ「龍馬針」8号だ。

あまりメジャーではないが、私の中では実績が高い。

同じ大きさの針の中では、細軸で軽めである。




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午前8時過ぎ、釣りを開始した。

目の前にコマセを放り込み、仕掛けを投入する。




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第一投目から、ウキが引き込まれる。

レマーレがこれだけ曲がるイサキは、伊豆半島、房総半島では釣れない。





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そう、デカいのだ。





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ボンボン釣れる。





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10投したら、9回上がってくる。

あとの1回は、バレか、エサを取られているかである。





20160228012.jpg

あっという間に、お土産用のキープ限度がやって来た。

あとは全部ポイじゃ!



私も認識としては、イサキは深めのタナ、と思っているのだが、この地方では水面直下から深タナまで、実に広いのだ。

なんせ水面下50センチに、コマセに乱舞するデカイサキが見えるのだ。

通常とは違う、信じられない場所が、ここ、伊豆諸島なのである。




20160228013.jpg

エサ取りと化したイサキだが、タカベほどしつこくはなかった。

コマセの効いている範囲がある程度狭いので、これを外すと、付けエサが残ってくる。

そんな中で、メジナを拾っていく。





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むう・・・初っ端から、45くらいあるやないか。

口太だがの~





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イサキをかわしながら、ぽつぽつとメジナを釣る。




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まだまだ時間はたくさんある。

40クラスはポイじゃぁ!





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35クラスが5連発してくるが、今日の調子だと、すぐクーラーがいっぱいになるので、厳選しなければならん。




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海に帰って、大きくなってから来いやあ!




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そうそう、45クラスだけでええのじゃ。

すでに日が高くなり、暑くて仕方がない。

ジャケットを脱いで受ける風が涼しくて、とても気持ちがいい。

ほんまに2月か?


日が照らすと、海中が良く見える。

コマセを足元に撒くと、真っ茶色に変色する。

イサキが海面下1m以内で乱舞しているのだ。

ここを突破するのは不可能なので、沖の流れに1発打ち込み、そこに仕掛けを入れると、面白いようにメジナが喰ってくる。

が、そこは少し型が小さい。

左の突き出した岩場は遠いが、足元の潮はそこに向かってゆるく流れる。

沖の流れとは反対に向かう、引かれ潮だ。

で、そっちに入れると、型が大きくなる。




20160228020.jpg

根元までは曲がらないが、けっこういい引きを楽しめる。





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50センチのタモ枠なので、やはり45くらいだろう。

口太だが・・・





20160228022.jpg

尾長も釣れるのだが、どれも型が小さい。

こいつの型もんを釣らんとイカン。

で、いろいろと探るのだが、イサキと口太にジャマをされる。





20160228023.jpg

針を変えてみる。

サイズアップするが、大きさよりも針の重量を上げたかった。





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またお前かい!

43くらいしかないが・・・むう・・・でっぷりぶりぶりじゃのう・・・

入れとくか(笑)





20160228025.jpg

尾長も来るが、抜き上げで上がってくる40くらいのヤツはポイじゃ。




20160228026.jpg

もうクーラーがいっぱいになってきたからのう。

35Lのスペーザに、偽チヌ師さんと一緒に放り込んでるのだが、氷を入れたら満杯になってしまう。




20160228027.jpg

コマセは、マルキューの超遠投グレで固めてある。

あっちゃの一番奥サラシに、遠投してコマセを1発入れる。

2発入れると、イサキにやられてしまったので、足元にドカ撒きしてエサ取りを乱舞させて足止めする。

奥サラシから本流に引かれる潮に乗せるのがエエじゃろう。




20160228028.jpg

偽チヌ師さんは、イサキを調子よく上げているが、飽きてきたようだ。

剛竿が曲がらんからのう(笑)

イサキのイケスみたいだし・・・全部ポイしておるようだ。

こっち側に来たらと誘って、私の右に入り、すぐに尾長を上げて喜んでおった。

絶倫ドリンクを飲んで、さらにハァハァ言っておる。





20160228029.jpg

相変わらず、口太が喰ってくるので、仕掛けを尾長用にちょっと変えてみた。

その一発目、本流との合流地点でウキが引き込まれた。

レマーレがきれいに曲がる。

またエエ型の口太かと思っていたら、近場に来て突っ込み始めた。





20160228030.jpg

ナメてたら、よ~引くわ。

もう腕がパンパンになってるので、腰を使う。

普段使わんからのう。

だいぶ潮が引いたので、下まで降りてタモですくう。





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やっと尾長の型もんが釣れた。

45はあるじゃろう。



これで目的も果たしたし、偽チヌ師さんと場所を交代してもらう。

あっちのゆる潮を流してみるかのう。



・・・イサキで埋め尽くされとるではないか!




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いっぱいになったクーラーを、二人で持って、迎えに来た船長に渡すと、「み、水が入ってんじゃないの!」と言われた。

んなもん、入っとらんわい。


船はそのまま下田港へ向かい、午後4時くらいに到着した。


家に帰ってからでは、めんどくさくなるので、ここでウロコとハラワタを出して行くことにする。




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こ、こんなにキープしたっけ?

口太は43~45センチ、尾長は曲がった状態で45あったので、実際は46くらいだろう。





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「処理をする姿に、後悔がにじみ出て、哀愁をおびてましたわ」

フォト・談:偽チヌ師






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下にイサキを敷き詰め、メジナを重ねる。

何日分の食料になるだろうか・・・


いつもこうはならないが、たまに爆釣すると非常にうれしいもんである。

だが、キープしたくなる誘惑に打ち勝つには、このクーラーは大きすぎる。

次回は入れもんを小さくしよう・・・

竿も2号にするか。




今回の動画。 釣るシーンを全部入れるとメチャ長くなるので、ダイジェスト版ですじゃ。







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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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