3月3日 東伊豆 菖蒲沢 鬼ヶ崎

2017.03.08(Wed)

休みが取れれば、釣りに行く。

が、天気が良くても、風向きが悪いと行く場所も限られる。

いつも行く入間は、特に西風に弱い。

冬の渡礁率が悪いので、磯も荒れないのだろう。

明日もだんだんと西風が強くなる予報だ。

伊豆半島の東側は、風裏になるため、こちらの渡船で沖磯へ渡るかのう。

だが、こちら側の渡船は、利用した事がない。

ネットで調べたり、知り合いに聞いたりしてみる。

電話すると、オススメされた所はどこも明日は出ないとの事で全滅。

少しうねりがあるというのだが・・・

このあたりは南伊豆ほど人が集まらんからのう・・・




ダメだろうと思いながら、一応入間の日吉丸に電話をしてみる。

船長:「楽竿さん~、明日はちょっと無理っぽいわ~。」

やっぱりのう~、仕方ないのう。

船長:「22日に来るって言ってたから待ってたのに。」

む、覚えておったか(^^;

私:「その日はフィットの納車があって行けなかったんじゃ。明日も行くつもりだったんだが、西風ではダメだしのう。また今度にするわ。」

これで少しは船長への言い訳もできたわい(笑)



その後で菖蒲沢の千代丸に電話したら、明日は出船するとの事。

磯の西側は、山や崖なので、ぬくぬくだろう。

よし、初めてだが逝ってみるか!


あおき釣具に電話して、オキアミ夜出しをお願いした。

家を出発し、真鶴に到着した時にはまだ解凍できていなかったため、釣り場でコマセを混ぜる事にする。





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夜のミステリーショップ、ヤマテツに寄ってみる。

ん? 今夜は謎の美女ではなく、おっさんかい!

付けエサを買って、菖蒲沢へ向かう。

駐車場に着いて仮眠を取り、起きたころに夜が明けた。





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海の夜明けは、いつ見てもええのう~

事務所が開いてから、乗船名簿を書いて荷物をトラックの荷台に積み込む。

どこも手順は同じだ。





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上げていた船体を海に下ろし、千代丸に荷物を積み込んでから出船である。





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今日は私を含めて9人。

沖の大金に2人。

千足島へ3人と1人。





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私は鬼ヶ崎に降ろされた。

あと2人は、そのハナレに降りる。





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なかなか雰囲気のええ場所ではあるが、この右側はすぐ陸地。

つまりここはワンドの出入り口である。

左の方も見てみるか。





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沖に伸びる岩は、独立したハナレで、ここに2人乗っている。

・・・私の降りたとこは、潮がない場所か?

この場所でやるのもいいが、足場が狭いし、ハナレの2人がこちらを向いたら、モロにバッティングするのう。





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しばらく海を見ながら考え、チャカ場に陣取った。

降ろされた場所で、精一杯やってみようではないか!



まずは変化のありそうな場所を、ピンポイントで仕掛けとコマセを入れていく。

朝の一発があるかもしれんからのう~。


が、何も反応がないので、足元から探っていく。

西風をブロックできる地域なので、まったく風がない。

日当たりもよくて、暑いくらいである。



反応がないので、サラシの流れる筋を少しずつ投入地点を変えて、丹念に探る。

が、付けエサを取られない。

おかしいの~

サラシのスジしか流れがないため、そこを探ったが、生命反応がない。

流れは目の前の細長く伸びた根に横からぶち当たるので、その根に沿っても流すが、無反応。

深さがわからんから、少しずつ深くして根がかりするまでやるが、どうやらそういう問題ではなさそうだ。

針やガン玉を変え、角度に変化をつけても無反応。

ウキごと沈めて糸を張り、差し込んでもダメ。

沖の小さい三角波あたりを探ってもダメ。

こらアカン・・・


左の狭い足場で、ハナレとの間を狙おうにも、ハナレの2人が時々こちらを向いてやっているので、やめた。

しばらく場を休ませ、もう一度足元から丹念に探る。




・・・来ん。

これだけ反応がないと、疲れる。

弁当を2個持って来てよかった。

疲れが激しく、2個とも食べる。

こうなれば体力勝負じゃ。


手を変え、品を変え、思いつくことはすべてやったつもりだが、最後まで無反応だった。

なにしろ付けエサを一回も取られなかったのだ。

疲れるわ!

隣のハナレの2人組は、午後2時に早上がりした。

釣れたかどうかは、見えなかったので知らん。

私は3時まで粘り、自分のやれる事はやった。

針を軽くしても重くしても、ガン玉の位置を変えても外しても、ハリスを1.75に落としても、タナを変えても無反応。

サラシの下にズドンと落としても、スプールを変えてサスペンド気味にウキごと沈めて差し込んでも無反応。

ワンドの中の見える沈み根回りをネチネチ探っても無反応。

これ以上は思いつかん!

1尾でもかかれば、何かつかめたと思うのだが、これではのう~


またP.B.かい!





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結論


ここのメジナは絶滅したのだ!(爆)




帰ってから空撮ガイドを見ると・・・




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歩いて行けるとこかい!

あの船長、初めての客は、こんなとこ乗せるんか。

ほかにいくらでもいい場所があるのに、客をかためやがって。

入間の日吉丸、渋谷船長なら絶対にこんな配置にはしない。

みんなが気持ちよく釣りをできるように、各グループを離して、沖磯の気分をも味わってもらうよう気を遣うのだ。

たとえエリアの端から端へ移動することになっても、操船しながら潮を見て、いい条件の所に降ろして行く。

そういう心遣いが嬉しくて、入間へ通っているのだ。

・・・トーナメント会場にもなる、難しい磯が多いのも魅力だが。





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午後3時、磯上がりである。

千足島に乗った人に聞くと、型は大したことないが、数は釣れたという。

むう・・・沖磯はよかったみたいだの・・・


それよりもちょっとショックな事が。





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沖の大金という2人乗った磯で、1人が海に落ちてドクターヘリで搬送されたという。

さっきヘリが飛んでおったが、それか!





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菖蒲沢港について、荷物をトラックに乗せ、駐車場まで歩く。





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消防と警察が来て、関係者に話を聞いていた。

私はまったく知らなかったので、聞かれなかったが、警官どうしで話しているのを横から聞いていた。

彼らの話では、今日は暑くてライフジャケットの前を開けて、羽織った状態だったという。

それで動きにくかったそうだ、との事であった。

心肺停止でAEDが反応しなかったとも、他の釣り人から聞いたが、未確認情報なので、憶測を生むためこれ以上は控える。

ドクターヘリで搬送されたという事は、望みがあるに違いない。





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千代丸の事務所で警官が複数人、朝とは違う船頭と話していたので、そっと渡船代5,000円を渡して撤収した。

少しうねりはあったが、穏やかな海であった。

とても事故が起こるような海ではない。

が、たとえそんな海でも、安全装備はきちんと装着しなければならんと、改めて考えながら、菖蒲沢を後にしたのである。

自分がそうならないとは、誰にも言えんのだ。






この記事をアップする時点で、千代丸のブログを見たら、その方は亡くなったそうだ。

ご冥福をお祈りいたします。





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3月11日 神津島 恩馳群礁 長根

2017.03.19(Sun)

明日は神津島だ。

同行者は、Mr.Iである。

二人で車に乗り、交通費を浮かす。




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コマセはいつものあおき釣具だ。

金曜の夜なので、予約解凍中のオキアミブロックが並んでいる。

少し風が強い予報なので、いつもよりは少ない。

イカン・・・・・イカンぞ。

この程度の風で釣りを延期するような軟弱者ではイカン。

超遠投グレを使えば、コマセも飛ぶではないか。

風と波しぶきに、ほっぺたをシバかれながら釣るのが、磯の男じゃ!

わけのわからん磯ラー理論を振りかざして、コマセを混ぜる。

ズコ~~~! ズコ~~~!

さ、最近、コマセを混ぜると、腰に来るのう・・・



下田港から賀寿丸に乗り、神津島に渡る。

今日はめちゃくちゃ人が多いやんけ・・・と思っていたら、海央丸や大明丸の釣り客も乗せており、港に着いたら半数以上が下船した。

むう・・・つい先日、海央丸の客が68センチを上げたから、みんなタダナエに行くんじゃろう。





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3艘そろって港を出るが、賀寿丸だけが反対方向へ走る。





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恩馳群礁へ向かうのである。





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つい先日、偽チヌ師さんとナニパクの3人で大根に乗ったが、今回は向かいの長根に4人で下りた。





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恩馳群礁を代表する大場所である。

私は今回初めて乗る。

チャカ場に真っ先に降り、船から荷物を受け取って降ろして行く。

全員が降りて、自分の荷物を確認すると、ん?

わ、ワシのバッカンがない!

ああ! チャカが離れてもうたやないか!

ちょと待って~!

若船長が、「大根に先に降ろすから、ちょっと待ってて~!」

むう、仕方ないのう・・・

みな自分の荷物を確認していると・・・ん?

すでに一人だけ、挨拶もせず、無言で先端に入っている。



Mr.Iと、もう一人のオモロイ人の3人で、顔を見合わせる。

よくいる、いわゆる「困ったちゃん」だ。





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こんな広い場所に4人なのだ。

一言、「私、あそこやってみたいんですけど、いいですか?」

と言えんのか。

誰もダメとは言わんぞ。

常連だろうが、上手な人だろうが、そんな事は関係ない。

あんたの荷物、あんた一人で下したのか?

せっかくの釣り、一日を楽しく過ごしたいものだ。


さて、3人で少しバカ話をして、長根をうろつき、釣り座を決めた。





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一人で来たオモロイ人は、反対側の先端に入り、Mr.Iは風を背に受けたいからと、中ほどに入った。

私はよくわからんので、そのままチャカ場に構えた。





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先日の大根の向かい側だ。

荷物を移動せんでええから、楽だしのう。





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ふ・・・困ったちゃんも監視できるしのう(笑)





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今回は「キイロオキアミ」を使うのだ。

せっかく手を黄色に染めて作ったからのう。


竿はがま磯のファルシオン1.5号5mを使う。

まだ曲げきってないからのう。

もちろん、ダメならBB-Xの2号に変えるつもりだ。


左向かいから8mほどの風が吹きつけて来る。

まあ、予報では弱くなるはずなので、気にせず仕掛けを放り込む。

様子がわからんので、流れを探るつもりでいたが、すぐにウキがゆら~っと沈んだ。


おお! さい先がええわい。

が、上げてたら、おわっ! サメがチェイスしてきた!

なんとかかわして、タモ入れする。





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なかなかええ型の口太じゃの。

近くにタイドプールがないので、クーラーに放り込む。


風上に向けて仕掛けを放り込むのだが、目の前を通り過ぎるころには、ウキ下一直線で仕掛けが真下に伸びる。

ゆるい流れが右に抜ける。

道糸をチョンチョン引っ張って、付けエサを先行させるようにすると、今度は尾長が喰い付いてきた。





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む、40あるのう。

海の状況はこんな感じだ。





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足元に仕掛けを入れても、サラシの合流ですぐに引き離される。

赤矢印の、ゆるい流れに乗って、ゆっくりと右沖へと流れて行くのだ。

口太も尾長も、緑のバッテン印あたりで喰って来た。

コマセは足元左のサラシに打っている。

あまり離れた所に仕掛けを入れると、今度はゆっくりと巻いて止まってしまう。

目の前の小島のあたりで、潮が溜まっているようだ。






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やはり同じところで、同じサイズの尾長が釣れる。

後ろのクーラーで、魚がバタバタ暴れてうるさいので、〆てやるかのう。





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む。 40オーバーがもう少しあれば、お土産には十分じゃのう。

もう港に上がって後悔したくはないからのう。

だが、釣るのは、もっと釣りたいですな。

40オーバーをポイするゼイタクさを、また味わいたいからのう(笑)






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ちなみに尾長の40あたりなら、ファルシオン1.5号で十分である。

竿がきれいに曲がって、非常に楽しい。

どのくらいのサイズまで耐えられるか、試すのが楽しみじゃ。

以前、ヘタったクッションのようだと書いたが、この竿に段々と慣れてきたら、そんなこともないような気もする。

まあ、あれはイスズミ様の怒涛の突っ込みだったからのう。



しかしここからが渋くなる。

付けエサがそのまま残って来る。

右沖へ延々と流しても何も来ない。

小島あたりの溜まりを狙っても、何も来ない。

時々、やはりバッテン印あたりで、足裏サイズが上がってくるだけとなる。

お昼ころまでは、そんな感じで探って行くが、パッとしない。






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弁当を食べながら、尻尾の方で竿を出しているオモロイ人の様子を見に行くと、イマイチだと言う。

が・・・クーラーにいっぱい入っとるやんけ!

口太と尾長のええ型が折り重なって入っておる。

けっこう浅い場所のようだが、楽しんでおりますな~

ええのう~



Mr.Iのとこに行くと、彼も結構釣っておる。

やはり口太と尾長のええ型がクーラーの中で折り重なっている。

ええのう~


そのころから潮が動き、右沖は本流が流れ出した。

風は相変わらず強い。

予報とちゃうやんけ!





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今度は目の前が、本流に引かれ出す。

合流地点が壁になって、そこで指が道糸で弾かれる。





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こんなんがぁ!

35以下の小型が釣れ出し、そこを抜けると、本流の下へとウキが沈んで行く。

ここへ入って行くとええ思いをした事が多いのだが、今日は道糸をパラパラ出して流すも、何も来ない。

延々と流すのだが、来ない。

足元から右に流すと、本流手前のサラシの下へと吸い込む場所があり、そこで喰って来る。





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型はいいが、口太である。

尾長のバチバチを味わいたいので、やはり本流へと流すのだが、小型しか来ない。

コマセの打ち方も変えるのだが、やはり変わらない。

状況変わらず、納竿時間が来た。

最後に、手前の吸い込みに向けて仕掛けを流すと、ウキが引き込まれて行き、見えなくなった時に、ガツンと来た。


おりゃぁ~~! ビシッ!


かけた瞬間、ヤバ!

磯釣りをしていたら誰でも感じる、「こりゃやべえ!」という重量感。

竿が根元まで曲がる。

最後の最後に、来たのう!


こりゃデカいわ! そりゃぁあああ~~・・・・すかっ


ば、バレたあああ~!



・・・・・たぶんイスズミ様だろう・・・ちくしょう。



片づけをして、みんなが荷物をチャカ場に持って来る。

その時、話しかけられた。


困ったちゃん:「どうでした?」

私:「型がイマイチでしたね。」


会話終了。

困ったちゃんが長根で話したのは、これだけであった(笑)



船が迎えに来て、船長に荷物を手渡して行く。

私のクーラーを持った船長が、「ぜんぜんダメだった?」

どうせ軽いわ! ワシのクーラーは!





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下田港で、Mr.Iがウロコとワタを処理する。

たくさん釣れたのう。

これでもうハマったのう。

普通の人生を送れんようになったのう。

ワシを恨むなよ(笑)





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まあ、40オーバーが4枚あるから、お土産としてはいいけど、もっと釣りたかったのう~

真ん中のはぎりぎりだったが、上げてから暴れて、激しく傷ついたので、食ってやる事にした。


なんだかんだで楽しい神津島であった。

もっと修行せんとイカンのう・・・廃人にならん程度に。




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3月15日 南伊豆 入間港

2017.03.25(Sat)

どうも天候が安定しない。

14日深夜に出て、15日の朝から釣りをする予定だったのだが、風とうねりで、神津島も入間も出船しない。

で、出発を15日の早朝に遅らせ、偽チヌ師さんを乗せて明るい道路を走る。




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あおき釣具で、ナニパクと合流、オキアミブロックを買い、2台で南へ下る。





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途中、熱海の海釣り公園に立ち寄った。

風が強いので、ほとんど人がいなかったが、無料の場所でやってる人に聞いたら、なんも釣れんとの事(^^;





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管理小屋では、カップヌードルなどの食料も売っているようだ。

イカンな! 甘やかしては!

ハングリーになって、お魚ちゃんを狙わねばナラン!

異常な世界が普通になってしまった我々には、ヌル過ぎる場所じゃのう!





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というわけで、異常な場所ではあるが、天気の良い入間にやって来た。

海は穏やかに見えるが、やはりうねりが少しあるようだ。





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ここの堤防で今夜のおかずを狙うのだ。

先端部分で、偽チヌ師さんとナニパクが竿を出す。





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私は堤防の根本付近で、テトラの端近くに釣り座を取った。





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もう少しで地磯だ。

今日は釣った魚はリリース禁止だと、偽チヌ師さんが言っておった。

釣ったら食わねばならんそうだ(^^;

へんなもんを釣るわけにはイカンのう。

ならば付けエサはこうじゃ!






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ふ・・・緑オキアミと、マルキューの食わせ丸エビイエローだ。

極彩色で目がまぶしいのう。

・・・ちょっと気持ち悪い取り合わせにも見える・・・


さて、コマセを撒いて魚が寄るには時間がかかるだろう。

ほとんど誰も釣りをしない場所だ。






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今日は背中から強風を受けるので、楽ではあるが、緑オキアミには何も喰い付かない。

海草色のオキアミなら、おおもんが喰い付くと思うたんじゃがのう~

ぶつぶつ独り言を言いながら打ち返していると、ウキが沈んだ。


うりゃっ! ビシッ!


おお、これは重い! おおもんじゃあ~!


ほんまに緑オキアミに喰い付いたわい!





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なかなか寄って来ないのでテトラに走られないよう、右に移動して引きはがす。

こ、こいつはいったい何者じゃ!

重くてなかなか顔を出さんの!


ふふふ、ウマそうなヤツだと・・・スカッ


あああああっ! ば、バレたぁ!


むう~~~ 残念じゃの・・・・正体が知りたかったのう・・・


よしよし、緑オキアミで喰い付くのはわかったから、これで続けてみるかのう。






・・・・が、何にも来ない・・・・

おかしい・・・・おかしいの~

さっきみたいなおおもんが来んかのう~


試しに、食わせ丸エビイエローに替えてみるかのう。


ほどなくして、ウキがちょっとだけ沈んだ。


ビシッ!

渋いアタリじゃのう。

なかなか引くが、さっきほどではないので、テトラから引きはがす必要もない。





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座ってやり取りできるわ。





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口太か。

まあ、今夜のええオカズにはなった。

後で偽チヌ師さんに測ってもらったら、36センチであった。

沖磯行かんでも、堤防でええんとちゃうか?

などと言ったら船長が泣くのう(笑)

う~ん、さっきのデカいのが惜しいの~



またしばらく沈黙が続き、付けエサを取られだした。

緑オキアミにすると、そのまま帰って来る。

好き嫌いしたらイカンぞ!





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丸エビイエローに、こいつが来た。

29.5センチ!

カワハギの自己記録じゃ。

ものすごい体高で、こんな大きなカワハギ、初めて釣ったわ。







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その後はアタリも続かず、こんなんしか釣れなかった。

小さいので、フグおじさんもリリースを認めてくれた(笑)


ん?





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ああ!

むう・・・・・緑の色素は目立つのう・・・



夕暮れの入間を離れ、別荘(私のではない)に帰る。






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偽チヌ師さんとの釣果を合わせ、宴会の準備である。

ナニパクはノルマを果たせんかった(笑)






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分担して調理し、ほどなくして出来上がった。


湯通しした口太の白子は、絶品じゃ!

ワシと偽チヌ師さんは1個ずつ、ナニパクには2個食ってもらった。

後でハアハアするなよ。





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ん~、これは日本酒ですな!

釣ってすぐだから、味はイマイチかと思っていたのだが、そんなことはない。

けっこうしっかりとした旨味があり、酒が進むわい。





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メジナの香草焼き。

これはビールですな!

偽チヌ師さんが持ち込んだ市販のスパイス袋で、超簡単にできた。

ウマいのう!





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身がしっかりとして、とても味が濃い!

若鳥と親鳥の味の差とでも言えるだろうか。

これも日本酒だ。

キモも体に合わせたデカさで、何とも言えないトロみとコクが舌にねっとりとまとわりつき、まさに昇天するウマさだ。


「明日は神津島ですな!」

「これだけウマいもん食ったから、明日のお持ち帰りはちょっとでいいですな!」

「ええのを3枚くらいで十分ですな。」

「クーラー1個にしますかな。」

「重くなりすぎるかもしれませんな。」

「じゃあ、ほとんどポイですな?」

「ゲームフィッシングですな!」

「いや、まったく。」

ワハハハハハ!



終始笑いが絶えず、明日の釣りへの思いがふくらむのであった。

ただの皮算用とも言う。



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3月16日 神津島 大富貴

2017.03.28(Tue)

だいぶ酒を飲んで寝たため、下田港へ着いたのは午前3時半。

もうすでに釣り客の車がたくさん来ているだろうと思ったのだが・・・

・・・1台もいない・・・

おかしいの~  風が強くてうねりがあるので、灯台下くらいしか乗れないと船長が言っておったが、いないはずはないだろう。




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早く船が来んかの~と、海を見つめる偽チヌ師さんとナニパク・・・潮上からコマセが流れて来るのを待つ、魚みたいである。

・・・脚は遅いから、タカベではなく、フグといったところか・・・

賀寿丸がやって来たが、なんと客は我々3人のみ。

接岸せず、チャカ着けで荷物を積み込んだ。





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船室を使い放題じゃ!

3人で大の字になって寝る。

神津島に着いた時、あまり風はなかったが、うねりがかなり強いらしく、やはり灯台下か白根あたりしか乗れないという。

白根は前に乗ったが・・・雰囲気がイマイチなので、灯台下をお願いする。

ゆっくりと船を走らせながら場所を探し、大富貴に下りた。





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ナニパクはチャカ場に、偽チヌ師さんは向こうのちょっと足場の高い所に釣り座を構える。





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残った左端に、私が入った。

波はそんなにないのだが、うねりで激しくサラシが出ている。

コマセを入れると・・・ん?

小物が走り回る・・・こ、これはタカベか!

足元のサラシにコマセを打ち、放射状に岸から離れる流れに仕掛けを入れると、かなり沖まで運ばれる。

そこから右へと流れるのだが、どの筋に流しても付けエサが残って来る。

足元へ入れると、タカベに瞬殺されるため、沖へ出て行くスジを探るのだが、まったくアタリがない。

仕掛けがうまい具合に引き込まれて行くので、普段ならこれで尾長が喰って来るはずなのだが、まったくアタリがない。





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右端の偽チヌ師さんは、ええ型の尾長を拾っている。

むう・・・こちらとは状況が違うみたいだのう。





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いろいろと手を変え、探るのだが、やはり何も釣れずに時間だけが過ぎて行く。


こういう時には、一発があるに違いない!


うふふふ・・・どんな一発が来るのか、楽しみじゃのう~


ワクワクするわい。


実はただの釣れんやつだ。





釣れない時間が流れ、そのうち船長が見回りにやって来た。

船長「楽竿さ~ん、そっちサラシが強すぎるよ! 偽チヌ師さんの向こうに入った方がいいよ~!」


せっかく一発を狙っておるのに、それをあきらめよと言うのか!

向こうへ行ったら、チャンスを逃すではないか!









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行ったんかい!


しかし足場が高いのう。

7mのタモを真下に伸ばすが、届かない。

ん~、釣れたら偽チヌ師さんの方へ移動して上げるしかないのう。





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そんな心配はいらんかったわ!





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こんなんばっかしかい!





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む。

偽チヌ師さんが竿をトーナメントに換えて、曲げておる。

もう40尾長を数枚上げておるわ。

調子良さそうじゃのう。

ええのう。





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ワシにはこれか!


しかも左からの風が強くなってきた。

足場が高いため、道糸がフケて右へ飛んでいく。

ウキまで道糸が海面に着かず、どうにもコントロールできない。

こらアカン。

やはり最初の場所に戻って、一発を狙うしかないわ。





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聖水でコマセを「お清め」しとくかのう。





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今までネチネチやってた場所で、やっと来たわい。

小さいけど。





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む? 偽チヌ師さんは・・・昼寝かい!

くっ・・・人が苦労しとるのに、このオッサンは!





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相変わらずタカベがうろうろしておるので、スペシャルな緑オキアミを使う。

ふふ、タカベはこれを喰わんのだ。

・・・メジナも喰わんだろうが!






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納竿時間寸前、やっと来たわい!

左の張り出した根の向こうで喰ったため、岩でハリスがズリズリ擦れる。

それが竿を通して手に伝わる。

やさしくうねりの上下に合わせて竿を動かし、ゆっくりと引きはがしてやる。

寄って来たところで、ナニパクがタモを入れてくれた。





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ハアハア・・・やっと40が釣れた。

口太だが・・・



偽チヌ師「ふあ~、寝てましたわ。 何か釣れましたかな?」


こ、このオッサンは・・・






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タイドプールに入れたメジナをタモですくう。

ちょっと大きめだったので、二人でキャッキャ言いながら苦労しておるの。


そうそう、一応東京磯釣りクラブのメンバー同士の釣行なので、記録を取っておかんとの。





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この口太は、43センチ、1.24キロだった。





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偽チヌ師さんの尾長はどれもよく似ていたが、これが一番だとナニパクが言うので、測ったら私の口太と全く同じ。

43センチ、1.24キロであった。





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全部〆てクーラーに放り込む。

タイドプールが赤く染まって行く。

残酷なようだが、おいしく食べるためには、必要な事だ。





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このあたりは静かだが、ちょっと向こうへ行くと、荒れまくっているという。

タダナエの烏帽子が丸被りしているよと船長が言っておった。

今日は、釣りをできただけでヨシとしてちょうだい、だそうな。





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下田港でクーラーを空けると・・・ん?

あれ・・・ワシの口太がおらん!

「タイドプールが赤く濁って見えなくなってたから、見逃したんですな。あの底に沈んでるんとちゃいますか?」

よりによって、ワシの1枚があ!

最後の最後まで、不甲斐ない釣行であった。




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3月20日 南伊豆 入間 川吾

2017.04.02(Sun)

今夜は家族で、ホテルの鉄板焼きを予約していた。

娘の大学卒業と就職祝いである。




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しゃれたコースでお値段もいいが、そう何度もある事ではないので奮発したのだ・・・家内が。


「あれ? お父さん、ノンアルコールビール? お酒飲まないの?」


ゆるせ、娘よ。

父は行かねばならんのだ。




お魚ちゃんが待つ海へ!






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また行くんかい!


むう・・・出発の時間が遅くなったので、あおき釣具に着いたのは、深夜1時半。





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今までちょっとブレンドに使ったりして、口の空いている袋を全部混ぜる事にした。

口を開けてから時間が経つと、風味が落ちるからのう。(ほんまか!?)



あまり時間がないので、別荘で寝ると絶対に寝過ごしてしまう。

そのまま入間まで走り、駐車場で寝る事にする。



到着したのは、午前4時過ぎ。

そのままシートを倒し、まどろんでいると、窓をコンコンと叩く者がいる。

だれじゃ?

んお! こちらをのぞき込んで、ニヤニヤしておる不気味なオッサンの顔が!

な、ナニパクか!


来とったんかい!

燃えとるのう~



しばらくしたら船長が出て来た。





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この時期は、朝6時に出船だ。

少しうねりがあるけど、風はほとんどないので、釣りやすいだろう。





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今日は4艘の船が出船だ。

と言っても、客が多いのではない。

それぞれの船に、少しずつ乗っているだけである。

他の船に先駆けて、船長が有無を言わせず川吾にチャカ着けした。

私は当初、寒の時期の勉強のために地方を考えていたのだが、ナニパクはまだ川吾に乗った事がない。


まあ、ここでも練習できるだろう。

というか、川吾で文句を言ったらバチが当たるわ。

普段あまり乗れないとこだからのう。

魚も多いし。





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ルアーマンを一人加え、3人で川吾に乗った。

うねりで波が少し這い上がって来るため、すぐにチャランボを立てて荷物をかける。





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ナニパクはあっちゃの方の先端に釣り座を構えた。

一通り簡単にこの回りの地形を解説してあげる。

よし、健闘を祈る!





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私はチャカ場の沖向きに構えた。

潮が左後ろから右前に向けて、かなり速く流れている。

このまま口太を釣るのは、ちょっともったいないのう。

朝イチは、ちと流して尾長を狙ってみるかのう。





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まあ、針はこれでよかろ。

軽めだしのう。





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マルキューのV9と、ボイルを黄色に染めたものだ。

緑オキアミは、切れてしまった・・・また作らんとイカンな。




コマセを打って、しばらく仕掛けを流してみるが、何も来ない。

斜め度が強いのう・・・流れが速いから、少し針を重くしてやるか。





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これでどうじゃ?


だいぶ向こうまで流した所で、アタリが来た。





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おお~、型は小さいが、来ましたわ!





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ま、まあ、一応、尾長という事で(^^;

とりあえず、朝のお勤めができたわい。



さて、口太を狙いますかのう。

目の前のサラシを中心に探る。

軽い仕掛けから始めて、少しずつ重くしていく。

根にぶち当たるまで流して行くのだが、どのスジにもアタリがない。

付けエサもそのまま残って来る。

ちょっと流れが速くてダメか?

ならば方向転換じゃ。



チャカ場に向かい、竿を出す。

こちらの流れはゆるいので、キワから仕掛けを入れ込んでみるのだが、すぐに弾かれる。

もっと重くする前に、素直にその流れに乗せてやると、勢いよくウキが沈んだ。





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おお~、おったやないか~

が、浮いて来た顔を見たとたん、気力メーターが下がる。





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旬のアンタかい!

この間釣ったヤツは、なかなか美味かったけど・・・まあ、今回は許してやるか・・・

どっぼ~~~ん。




その後ネチネチとキワを攻めるが、何も来ない。





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もそっと針を重くしてやろうかの。



潮は引いていくのだが、うねりは相変わらずだ。





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波しぶきが時々、私のとこまで飛んでくる。


ネチネチネチネチと深いタナを探り、わずかなアタリで、かけて行く。

30くらいの口太が来るのだが、アタリが渋い!

ん? ふわふわしてたウキが停まった・・・あ、またふわふわし出した。

こんな時は、仕掛けを上げるとオキアミの頭だけなかったり、一部がくちゃっと噛まれて潰れていたりする。





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かけると、こんなサイズが上がって来る。

う~ん、ちょっと違うような気がするのう。


少し時間はかかるけど、軽い仕掛けで送り込んでみるかのう。


ガン玉を外し、なじんだらウキも一緒にゆっくりと沈めるようにしてやる。

ウキの沈む速度よりも少し早い引き込みでアワセをくれてやると、先ほどまでよりも大きめの口太がかかる。





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まあ・・・竿は曲がって楽しめたが、どうしても40オーバーが釣れない。

う~ん、どこか違うようじゃの~



結局、納竿までサイズは上がらず、アタリも渋いままだった。





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36と38を、土産にする。

むう・・・・・イマイチ型が上がらんかったわ。

もっと寒の時期の口太を釣る練習が必要じゃの~


ちなみにナニパクは、PBをくらいおった(^^;

ワシが釣るのを、びったり張り付いて見ていたようだが・・・もっと上手い人のを見た方がええぞ?(笑)

以前、ワシもここでPBをくろうた事がある。

その悔しさをバネとし、磯ラーへの道を突き進むのじゃ!



水温が低いうちに、もっと練習せんとイカンな・・・

家庭崩壊せん程度に。





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3月30日 神津島 金長鼻、沖砂糠

2017.04.08(Sat)

明日は入間へ行こう。

寒の時期、口太を釣る練習をするのじゃ。




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情報収集のために、渋谷サンスイにやって来た。

午前10時半開店で、まだ5分前、扉が閉まっている。





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もう人がおるんとちゃうか~?

怪しく店内をのぞき込む。

中にいた店長が、ガラスにべったり張り付く私に気付き、仕方なさそうに開けてくれた。

すまんのう、無理やり開けさせたみたいで(笑)

最近の半島回り情報を聞きながら、フルイチが来るのを待つ。





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先日、入間で行われたハヤブサの大会で4位に入ったフルイチの写真だ。

同じく参加していた偽チヌ師さんが撮影してすぐに送ってくれた。

この日本人とは思えない色彩感覚、店に出て来たフルイチを問い詰めると、人とは違う格好をするのが好きだと言う。

それにしても、ひまわり柄のパンツは・・・





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このパンツで店に出てみい!



気を取り直して、入間の様子を聞いてみると・・・

「え?今日と明日は、入間でMFGの大会やってますよ~。私も明日参加しますもん。」

なにい~!

すぐにその場で渋谷船長に電話する。

「ああ、楽竿さん? そう、今日と明日は大会なんですよ。また今度来て~。」


予定が狂ったではないか!

仕方がないのう~、その場で賀寿丸に電話すると、明日は出るという。

・・・神津島へ行く事になった。

すぐ家に帰り、車に積んであった道具を全部引っ張り出す。





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離島仕様に総入れ替えじゃ!


その夜、下田まで走り、いつものように賀寿丸で神津島へ渡った。


船長がみんなに乗る場所を聞いていく。

「楽竿さんはどうする?」

身を乗り出して口を開こうとすると、

「ま、いいやね。」

と言い、船室へ入って行った。

・・・おい・・・

船はタダナエを目指し、突き進む。





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オネイモの先端に下ろしていると、隣のナダラとハナレが丸被りしているのが見えた。

波はないが、満潮とうねりでとても低いとこは乗れそうにない。





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平段に2グループを下ろし、さあ、ワシはどこに下ろされのかとワクワクしていると・・・





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ありゃ? タダナエを離れて行く。





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港近くの地方に石物師を一人下ろし、残りは私を入れて2人だけ。

ちなみにこの石物師、三島のHさんである。

以前、賀寿丸の宿に一緒に泊まった方で、しょっちゅう見かける。






私が乗ったことがない磯に来て、船長がマイクで指示を出す。

「ちょっと狭いけど、2人でうまくやってみて。」



下りる時若船長に聞くと、金長鼻という場所らしい。





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乗ってみてびっくり!

狭すぎるやろ!

お相手は、釣研のフィールドテスターのライジャケを着ている。

挨拶をすると、人柄の良さそうな穏やかな人である。

良い方で助かったが、さすがにこの場所で2人は狭すぎる。

私の方が年下でもあり、潮上の方へ荷物を持って移動した。





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ここより向こうへは行けない。

足場が高く、タモが届かんのう。





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ここは石物場か・・・ウニガラの付いたこういうの見ると腹が立つのう。

発泡、持って帰れや!





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高いのう・・・風で道糸がふくらむがな・・・

コマセを撒くと、小型の魚影が走り回るのが見える。

タカベだ。

これはキツイのう。

潮は右から左へ流れている。

すぐ左は、チャカ場にいるテスターさんだ。

こちらでコマセを打つと、テスターさんの前がタカベだらけになってしまう。


テスターさんを見ると、足元から始めているので、私は沖の流れにコマセを打ち、仕掛けも遠投する。

が、風で道糸がフケてうまく流せない。

仕掛けを水中ウキ仕様にして、強制的に流れに乗せるが、付けエサをすぐに取られてしまう。

う~ん、タカベじゃのう。





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足元もタカベに占領され、たまにこんなんがかかる。

仕掛けを入れると、すぐにテスターさんの前に流れてしまう。

流せないし、左にコマセを打てないので、やりにくい!


ここに二人を乗せた船長に腹が立ってきた。

なんでこんなに気を遣って釣りをせねばならんのだ!

ここは離島だろうが!

いくらでも他に磯があるのに、知らない人どうしを狭い場所に下ろすな!


もうこうなったら、あの釣り方しかない。





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一発目から仕掛けを引き込まれる。





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む、40ちょいの尾長か。

すぐに〆てクーラーに放り込む。



すぐに次の仕掛けを入れ、今度はもっと強い引きが!

が、根際でハリスを切られた。

むう・・・5号では細いか?





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その後は、こんな型が続く。





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場を休ませながら、続けるが、最初より型が上がらない。

早々に片づけ、チャカ場で見回りの船を待った。

ここまで来て、こんな釣りを続けたくない。

磯替えじゃ!


テスターさんも、あきらめ顔で、こんなタカベがたくさんいるなら、まだ一発のあるタダナエに下りればよかったと笑っておった。

まあ、それは結果論だから仕方がない。

船長も、釣らせたいから、ここに下ろしたのだろう。

だが、せっかく離島に来たのだがら、広い海と磯を満喫したいものだ。





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船長ではなく、若船長が一人で操船して来て、テスターさんはキンシ根に磯替えした。





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私は沖砂糠じゃ!

ここに乗ると、心が安らぐのう。

深呼吸をして、さあ! 釣り直しじゃ!



ん?いつもと潮の流れがちがう・・・

タカベはいないが、オナガもおらん・・・

しばらくすると、正面からの風が強くなってきた。

こりゃ釣りにくいのう~





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反対側に、背に風を受ける釣り座で竿を出してみた。

こっちでお魚を釣った事がないが、景色は抜群だ。





・・・・・が、生命反応がない・・・・・


なんも釣れんのう~





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あ~あ、今日は疲れた。

ふてくされて、片づける。

今日は朝から気分が悪いわい。





タバコをふかしながら、ふと考える。

このままでいいのか?

せっかく釣りに来たのに、こんな気分のまま帰っていいのか?

楽しまなければソンではないか?

まだ納竿まで30分はある。

コマセはあと4~5回は撒ける。

このままふてくされて帰るのではなく、最後の30分、思いっきり楽しんでみないか?

そう思い立ち、急いで軽いバッカンと竿、タモを持って、サラシ元に釣り座を取る。

コマセがほとんどないので、流れに乗せる釣りはダメだ。

足元だけを狙おう。

サラシが巻き込む所に一極集中で、コマセを3発叩き込む。

下に引き込むポイントに仕掛けをゆっくりと入れてやる。

・・・やはり何も来ないな・・・

でも何かおるだろう。

もう一発コマセを叩き込み、仕掛けを入れる。



ん? ・・・・・引き込まれたウキが上がって来ない。

竿を上げると、重い!






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おお~! ビール瓶じゃあ!

先日、入間の川吾で釣った36センチを超える、おおもんじゃあ!


よしよし、もう一匹来いよ~!

バッカンを斜めにして揺さぶり、隅からこそいでかき集めた最後のコマセを、一発叩き込む。

今度はウキを派手に引っ張り込んだ!

アワセると、竿をギュンギュン引き絞る。

おおもんかあ~!





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・・・真正のイスズミであった・・・

ノトイスズミならよかったんだがのう~


これで納竿とした。

片づけをして、最後に魚のウロコを打って、内臓を出した。





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オナガが40ちょいだから、このカサゴは39か40あるのう。

最後の最後に、ええもんが来たわい。


やはり釣りは楽しまんとイカンのだ!


帰りの船も、若船長だけだった。

今度から知らない人と、狭い場所に一緒に乗せないように頼んでおいた。






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今回もサシミじゃあ!





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ふふ、しばらく寝かせてから、薄く切って食べる。

シャクッ!

これじゃあ!

こんなにまたすぐ食べられるとは思わんかったわい。

最高のサシミであった。

最後の30分、楽しんでよかった~




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Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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