尻ふき紙

2014.12.09(Tue)

釣りは野外の遊びである。

一部の釣り場を除いては、トイレのない場合がほとんどであり、急な腹痛は、釣り人ならば誰もが恐れる生理現象であろう。

渓流、湖沼、堤防、磯においてそれぞれ、用を足す場所の選定が肝要であるが、どこであろうと必要なものがある。




紙だ。


もし紙がなければ、葉や海藻を使う事になるが、どれも尻穴にはやさしくない。

切れ痔の人にとっては、傷に塩をすりこむのと同じである。

最近はどこの家庭でもウォシュレットが広く使用されているため、紙の用途は、ババを拭き取るよりも、吸水力を重視したものが多い。

普段、紙で尻穴を何度も往復して拭き取る作業がなくなったため、粘膜が弱体化していると感じるが、その問題はまた別の機会に考察したい。(するのか?)

さて、携行する紙であるが、今まではこのようなものを使用していた。

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・新聞の束を回収してもらった際、渡される安物トイレットペーパー。
・タバコをカートン買いした際、おまけでもらった安物ボックスティッシュ。


安物紙をケチって薄くした時は、気を付けないとすぐに破れる。
薄い紙でぬぐっている際、破れてしまい、指で尻穴を拭いてしまったという経験を誰もがお持ちだろう。
湿気に弱く、ボソッと破れてしまう、あれだ。

そんな時は、だいたい中指が被害に遭うのであるが、服に着かないよう、その指だけピンと伸ばしてパンツを上げる作業が、いかに困難である事か。
口に出して人には言わないが、みな心の中で大きく頷いているはずである。

特に現状で不満があるわけではない。
ただ、釣りに行けない時間は、いろいろなことを考えるものである。

いい紙にすると、快適になるのではないか。
焦りの中、一幅の清涼感を感じる事ができれば、終わった後の視界も明るく開け、すがすがしさもさらに高まろうというものだ。

で、さっそく近所のドラッグストアに出かける。

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鼻セレブ。
定番の高級ティッシュだ。
柔らかく、尻触りのよいその紙は、緊急時の釣り人に、極上の幸せをもたらすであろう。

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贅沢保湿。
エリエールの高級紙だ。
「しっとりやわらか」だそうである。
ん~、ふいてみたい。

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お、贅沢保湿のメントール版だ。
キャッチコピーは、「鼻にスーッと メントール」

という事は、尻穴がスーッとするわけだ。

これも魅力的ではあるが、厳冬の磯では、尻穴が凍傷になる可能性がある。
病院に担ぎ込まれ、医者に「なぜ、こんなところが凍傷に!?」
と問われた時、返答に窮するだろう。

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スコッティのカシミア。
キャッチコピーは「ふんわり という、贅沢」
いかにも尻穴にやさしそうな商品ではないか。

で、これを買って帰ったのだが・・・


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デカくて、竿ケースが閉まらんではないか!

ふんわり感を持続させるためだろうか、どの高級紙も箱が大きいのに気が付いた。



仕方がない。
では、トイレットロールにしよう。

また店に戻った。


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これも種類がたくさんある。

価格が高めなのは、香り付きの物が多い。
最近の流行だろうか。

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ピオーネの香り。

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お花の香り。



たくさんの商品の中で目に留まったのが、これだ。

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クリネックス 極上のおもてなし

ネーミングがいい。
英語で、FOR THE GUEST とある。
お客様には、これでふいてもらえという事か。

~くつろぎフィーリング~
リラックスアロマの香り

おお、あわてふためく磯において、このコンセプトはありがたい。

で、これを買って帰ったのである。


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竿ケースにもいい具合に収まる。

私は YOU-SHI のミドルチャランボをよく使う。
シャフトを抜いてバラで竿ケースに入れるが、チャランボの頭部にロールを通すと、まさにピッタリである。


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他にも、こんなのを買ってきた。
ロールが簡易花図鑑になっているのだ。

使用したことがあるが、これなどは座っている時に、思わず読み込んでしまう、いい工夫だと思う。

魚シリーズのを、釣具メーカーが出さないだろうか。
もちろん、香りをつけて。

~オキアミの香り~

あるいは

~サナギの香り~

など、嫁に怒られそうではあるが、釣り大会のブービー賞などで使われそうな商品になるのではないだろうか。
北海、黒潮、清流、磯、外道シリーズなどのセットものなら、結構売れるのではなかろうか。

そういう遊び心を持って商品を開発する姿勢も、メーカーの好感度アップにつながると思うのだが。

などと考えていて、ふと思った。


トイレットペーパーになぜ香りが付いているのか?


個室に香りを満たすため?
それなら、トイレの芳香剤がたくさん出ており、そちらの方が強力だ。
なんせ、液体やゲル状の粒などが主体なのだ。

そう考えると、答えは自ずと絞られる。


尻穴に香りをなすりつけるためだ。


だが、なぜそんな事をする必要があるのか。

尻穴を誰かの鼻先に突き出し、「ほれ。嗅いでみい!」
という場面が存在するのか!?

「お、あなたの尻穴、ぶどうの香りがしますね~」
「お尻から、お花の香りがしますわ~」

などと言うはずがないではないか!

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尻に香りを付けたくば、スプレー缶が手っ取り早いだろう。
トイレットペーパーに香りを付けるのは、無意味ではないのか。

ただ付加価値を付けて、消費者の購買欲をあおり、使用者の自己満足を満たすだけの商品ではないのか。

そう考えると、純粋に肌ざわりのよいものにした方がよさそうだ。

鼻セレブがあるなら、尻セレブもあるだろう。

で、お店に行くと・・・あった。

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おしりセレブ。
ダブル保湿+天然由来スクワラン
新・ダブル保湿のうるおいトイレットロール

何がダブル保湿かわからんが、これにしよう。

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というわけで、これが竿ケースに収まったのであった。

3度もドラッグストアに行ったが、普段気にも留めないような事を考察する、貴重な体験だった。
(無駄な時間だと自分で認めたくない言い訳である。)


店舗内を回ると、もっと優れたグッズを見つけた。

20141206016.jpg

ただし、これを使うようになったら、もう磯には行けんな・・・




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続・尻ふき紙

2014.12.16(Tue)

またか!

と思われる方も多かろう。
書いている本人ですら、そう思う。

が、ブログをやっていると、何かと情報が入って来る。

その釣り場は、この前爆釣だったぞ。
この流し方の方が効果的だ。

など、有益な情報もあり、まだ会わぬ方々との輪が広がっていくのも、楽しみの一つである。





これは前回の「尻ふき紙」で、寄せられた情報である。


「モンベルのアウトドア用トイレットロール」

まさかモンベルからこのようなものが出ているとは知らなかった。

20141216001.jpg

左がそれである。
右の尻セレブよりもかなりコンパクトだ。
水解性原紙だそうである。
まあ、普通のトイレ用は全て水解性であるから、コンパクトであるというのが売りなのだろう。

芯のないロール紙を使って、少なくしたら同じような気もするが、堂々とロゴを付けて売っているところに、大阪商人の根性を感じる。


また、前回記事のぽんたさんのコメントで、赤ちゃん用のお尻ふきを知った。

20141216002.jpg

近所の西友に行くと・・・こんなに種類があるのか。

大きく分けて、トイレに流せるか、流せないか、という2系統だ。

もちろん、流せる(水解性)ものを選ぶ。



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3種類を買って帰った。
もちろん、レジでは、「俺のじゃないよ?」という顔をして並ぶのだ。


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有名どころとして、ムーニーは外せないだろう。
ベビープーデザインは要らないが。


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「蒸気でふんわり やわらか仕上げ」

キャッチコピーも大変よい。
ババから立ち上る湯気・・・お尻ふきからの蒸気・・・
温かみを感じて、思わず、その場で拭きたくなってしまう。


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赤ちゃん用としては、ピジョンも忘れてはならない。
キャッチコピーも秀逸ではないか。

~お子さまも上手に拭ける~

ならば、中年でも上手に拭けるに違いない。


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見よ。
磯ババのために、これだけの厳選尻ふき紙が集まった。

釣り場での腹痛は辛いものであるが、それを楽しみに変えるアイテムである。

・・・早く拭いてみたい・・・

そう思えば、磯で腹痛を待ち望む逆転の発想となる。
「腹が痛くならないかな~ ワクワク」


え?
家で比べれば早い?

それではイカン。
頭でっかちな開発者は、とかく実験室などで疑似テストをしがちであるが、それではイカンのである。
実験は、実際使用する場所でしなければ意味がない。
フィールドテストというのは、大変重要なのだ。

・・・別に磯用尻ふき紙を開発しているわけではないが。




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風に負けてたまるか!

2014.12.20(Sat)

今夜、三宅島に向けて出発する。

東京磯釣倶楽部のメンバー、高野、山田の両氏と私の3人だ。

今朝、電話がかかって来た。
悪天候で、山田氏は行かないと言う。

高野氏は迷っているようだ。

どうするか聞かれたので、


「一人でも行く!」


高野氏は底物だが、付き合ってくれる事になった。

あらためて天気予報を見ると・・・




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波の高さだ。
むう・・・3mはあるな。
うねりも8秒で、荒れそうだ。
だが西からなので、場所を選べば大丈夫だろう。


20141220002.jpg

むおっ!
風速じゅ、15m!
西北西の風か・・・

この間と同じような状況だな・・・
フカセができる場所も限られるが、行かねばならん。


磯が待っている・・・私が立つのを。
尻が待っている・・・拭かれるのを。

早く使いたいな~ 新しい紙~


というわけで、これから荷造りだ!




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書置き

2014.12.26(Fri)

家に誰もいない・・・



居間のテーブルに書置きが・・・




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「1泊2日でスキーに行って来ます。」


あ、そうだった。
予定がわからなかったので、私だけ残る事にしたのだった。

今日からだったか。


明日の土曜は私も予定がない。


ならば、釣りに行かねばなるまい!


1日だけなので、あまり遠出はできん。


房総か伊豆か・・・


磯か堤防か・・・


車かバイクか・・・


悩むのも楽しいもんである。

20141226002.jpg

とりあえず、車とバイクのバッテリーを補充電しておく。

最近あまり乗ってないので、心配なのだ。


これが今年最後の釣行となるだろう。

普通の釣りでは面白くないのでは?

いやいや!
最後だからこそ、確実に釣果を求めた方がいいのでは?


むう・・・池袋をブラつきながら考えるか。
シェーキーズのランチバイキングにでも行くかな・・・





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12月27日 城南島海浜公園 ~寝坊~

2014.12.29(Mon)

起きたら11時だった・・・

昨夜、どこに行くか悩み、普通じゃない釣りをしようと決めた。

「ダンゴ! しかも磯で! これだ!」

房総の、とある場所に狙いを定め、準備を終えたのが午後11時。
午前3時に目覚ましをセットしたはずが・・・知らぬ間に止めていたようだ。

あ~あ。
こりゃ無理だ。
今から行っても、時間ね~し、や~めた。

のそのそ起き出して、新聞読みながらメシを食べ、ふと考えた。

「あれ? じゃあ、私の釣り納めはいつになるんだっけ?」

確か式根島じゃなかったか・・・という事は・・・




20141227001.jpg



こいつが最終魚となるのか!


イカン! イカンぞ!

縁起が悪すぎる。
タカノハダイで今年をシメると、来年も呪われるではないか!

フグでもベラでもいい。
とにかく何でもいいから別の魚を釣っておかんと!

でも時間的に遠くは無理だ。
釣り方も手っ取り早く、ウキ釣りにしよう。
オキアミブロックを解凍する時間もないから、配合粉を撒くくらいしかできん。

急いで準備をし、バイクで出発した。
この時点で午後3時過ぎである。

アクアラインを渡る誘惑を断ち切るため、ETCカードは家に置いてきた。

環七を走り、城南島海浜公園にやって来た。

20141227002.jpg

駐車場に着いたのは、午後4時。
いつもは賑わうこの公園も、風があって寒いのか、ほとんど人がいない。

人がいないと言っても、さすがに野ババはできん。
公園なので立派なトイレもあるから、寒さで腹をこわしてもOKだ。
念のため、バッカンに赤ちゃん用尻ふきも忍ばせてきた。


20141227003.jpg

すでに夕暮れで、釣り人も3人くらいか。

挨拶して何が釣れるか聞くと、何にも釣れないと言う。

はっ!
最後にPB喰らうのではなかろうな!

※「PB」については、こちら。

20141227004.jpg

アセリながら準備をする。
竿をコンクリに立て掛けると傷がつくので、タオルを濡らして竿受けにする。

もうウキが見えにくい暗さになってるので、最初から電気ウキだ。

少し沖にあるテトラ帯付近に仕掛けを放り込み、海水で混ぜた配合粉を打つ。

・・・冷たい風が、左向かいから吹き付ける。
寒い・・・
・・・何にも来ない。
寒すぎる・・・

ここで釣るのは初めてなんで、狙う魚もわからんし、タナもわからん。

いかん・・・ますますPBの予感が・・・

フグでもええんや!
何か釣れて~!

ウキ固定、ガン玉を外して、ハリスと針だけにする。

するとしばらくしてウキがもぞもぞ・・・アワセると、何か来た~!

06号の鱗海SIじゃあ、抜き上げに失敗して後悔しそうなので、タモですくう。
必死である。


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なんじゃあ? これは。
デカいウグイのような魚だ。

まあいい。
これでタカノハダイの呪いから解き放たれる。
リリースじゃ。

しかし寒い。
水温を測るか。

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10.6度ぉ?
何かの間違いだろう・・・

日も暮れて真っ暗な中、また釣り上げる。


20141227007.jpg

しかし、これナニ?
海にウグイっておるん?

川におるやつしか見た事ないけど。
やたらデカいし。
30センチ超えとるやんけ。

お隣さんが寄って来て、やはり首を傾げながら、ウグイかな~と言う。
これもリリース。


公園にはまばらに常夜灯があるが、ここまでは届かない。
真っ暗な中、残って来る付けエサを、黙々と付け替える。

沖を大きなシルエットの船が往きかい、頭のすぐ上を羽田から飛び立った飛行機が、航空灯を点滅させながら轟音を残して通り過ぎていく。

遠く向うの岸からボンボン音が聞こえてくる。

20141227008.jpg

東京タワー、レインボーブリッジの見える夜景に、花火が彩を添えていた。

真っ暗な海に、あちこちから人工的な音と明かりが押し寄せる。

ヘッドランプを消し、電気ウキの灯を見ながら、つくづくここは東京だなと思う。

夏なら気持ちいい夜だろうが、今日は寒くてたまらない。
午後7時過ぎに納竿とした。

1尾追加して、結局このウグイっぽい魚を3尾の釣果となった。


駐車場のバイクまで戻ると、シートの上に野良ネコが丸くなっておる!
きさま~! しっしっ!

なぜネコはバイクのシートに乗るのだ!

気温計を見ると、なんと4度。
寒いはずだ。
近くでよかった・・・

家から1時間以内で行ける釣り場が、もっとあればいいのだが。

釣り納めにはふさわしくないかもしれない場所で、
釣り納めにはふさわしくないかもしれない魚で終わったが、
竿が曲がって楽しかった。

何より、タカノハ呪縛から逃れる事ができた。

これで来年も爆釣だ!




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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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