2月18日 五島遠征 2日目 草島 北のハナレ

2016.03.06(Sun)

2日目、やはり5時にセットした目覚ましよりも早く起きてしまった。

また寝直すという無駄な努力はやめて、着替えて朝飯にする。

昨夜買った冷え切った弁当を、水で流し込んでいく。

相変わらず、室内で吐く息が白い。

24時間オープンのホットモットがあるから、それを食べてもいいと思ったのだが、朝は手早く済ませたい。

今日の夜、東京に帰るため荷物をまとめ、「旅の宿」を出て、真っ暗な道をモリタ釣具へと歩く。

宿の清算は初日に済ませており、今朝は早く出発してもう帰って来ない旨を、宿の女将さんに伝えてある。

ちなみに、チェックアウトしても荷物は1階に置いておくことができる。

が、モリタに荷物を全部持って行き、釣りから上がってからの着替えもそこでする事にしている。




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コマセ、付けエサを買い足し、昨日と同じ所で渡船「せいわ」を待つ。

もうこのあたりから、そわそわと落ち着かない。

今日はどんな場所に乗るのだろう、どんな魚が釣れるのだろうと、想像がふくらんでいく。

「あれ、また型もんだよ~、どうするの、こんなに50アップたくさん釣って~。ポイするか、ほれ~! ぼっっと~~ん! おお、やはり音も特大だわ。」

ふくらますだけなら、タダである。




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今日も一人、どこぞの岩山の先端に下ろされる。

地図を見ると、草島という所の北に位置するハナレのようだ。

iPhoneで位置がわかるよ、とT君に教えてもらったのだが、便利になったの~




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なんか変な形に尖がった岩島だが、向うに見えるのが草島だろうか。

昨日と違って雨が降る気配はないし、風も穏やかだ。

さて、どこに釣り座を構えるか・・・

比較的大きいハナレをウロウロする。

まだこの時間では、偏光グラスをかけても、海中がよく見えない。




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潮通しが良さそうだった、北の先端の東側に決めた。

しかし狭い足場やの~




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上から見るとこんな感じだ。

先端には、石物、クエ用の穴やボルトがたくさんある。

が、ここにはないので、裂け目を見つけて、そこにチャランボを打ち込む。




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ゆるゆるなので、ピトンを3本打って固定した。




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バッカンを置く場所も、海に向かって斜面になっているため、ピトンを打ってロープをつける。

先日、神津島でバッカンを流されたため、昨日から用心のために、こうやっている。




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むう・・・ご来光が・・・しかし・・・あっちの方か!

ここは見捨てられたのではないだろうな!




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いやな予感を振り払い、午前8時前、釣りを開始する。

まずは足元から探り始める。




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いきなりコイツだ。

しかも5連発。

足下はダメだの~

潮はほとんど動かず、メジナの気配がない。

ふと沖を見ると、何やら少し波の形が違う所がある。

かなり遠いが、超遠投してやるか。



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昨日余ったコマセに、オキアミ1枚と、超遠投グレを1袋混ぜてある。

Tメモの内容からは外れるが、仕掛けを軽くして、放置する事にした。

ガン玉は付けず、0号ウキにハリス2ヒロのシンプルな仕掛けで、ウキ下は竿1本。

第一投!

コマセは後打ちだ。

おりゃっ!

ん? だいぶ手前に落ちたな。

おりゃっ!

だいぶ向うに飛んでったな。

おりゃっ!

ああっバラケた!

コ、コントロールがぁ!

10発くらい打って、なんとかウキがあるらしき場所に2発打ち込めた・・・イカンの~

練習せんとイカンの~

当然、ウキなど見えないので、ラインのたるみを少なくして、竿先と糸ふけでアタリを待つ。

楽竿ライト2に竿をかけて、待っていると、竿先にゴツンと来た。




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おお~、一発で来た!

下に下に潜り込み、ええ引きを見せる。





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まあまあの型である。




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し、尻から白子がぁ!

後で港で測ったら、41センチあった。

すかさず、同じように沖へ投げると、連発した。




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コイツも尻から白子がにじんでおる。

こっちはちょうど40。

よしよし、この調子で・・・

あれ? 海の様子が変わった!

あっという間に、足元左から沖に流れができ、目の前を潮目の壁ができる。

さっき沖の波の形が変だったのは、潮が変わる直前の変化だったようだ。

短い時合は終わったが、それなら壁に引かれる場所を釣ればよかろう。

・・・あれ~?
仕掛けが弾かれるように、右に流れていく。

どうなっとるの?

どこが壁に引かれる所か、探してみると・・・

足下かい!

ここはベラの巣じゃ!

いつの間にか、風は止み、無風、うねり無しの静かな海になっている。

ただ、私の左を、本流のごとき力強い潮が流れるのみ。




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口太には速い潮だが、何か釣れんかな~

00に変えて、本流を探ってみよう。




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写真では見えにくいかもしれないが、左後ろから、正面の椛島右に向けて川のように流れ、右のとろみとの潮目がはっきりとわかる。

別の潮が左から押しているのか、この流れを外れると、右へ弾かれ、そのまま右手前に仕掛けが戻ってしまい、足元を通過して左の流れに戻るといった流れだ。

要するに、目の前をマイマイしておる。

で、左の本流に仕掛けを馴染ませると、すぐにゆっくりとダイブして行く。

・・・な~んも来ん。

スプールから、パラ、パラ、パラ、と、ラインが出て行くので、この調節で深さを変えて探ってみるのだが、深くしても何にも来ない。

で、思い切ってかなり張り気味にして、浅くすると、バチバチッと糸が弾かれた。




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おお~、よ~引く!

これはおおもんかぁ!





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流れが強かっただけかい!


その後、延々と流すも、何も来なかった。




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そうこうしているうちに、風も波も、流れもなくなってしまった。

暑くて、ジャケットを着ていられない。

まるで生まれ育った、瀬戸内海を思わせる風景だ。




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ええ景色と天気・・・このまま昼寝をしたら、なんとぜいたくな事だろうか。

が、きっと後悔するので、釣りを続ける事にした。

昼飯を食べ、デザートを楽しむ。



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ふふ、スーパービッグエクレアだ。

おおもんを釣り上げる前の景気付けじゃ。

疲れた体に、甘いものがうれし・・・ん?!

あまりの陽気で、エクレアが熱くなっとるではないか!

「要冷蔵」と表示があるのに。

チョコがドロドロやないか!

く、腐っとらんか、これ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・まあ、腹が痛くなれば、五島上陸記念にマーキングして行くのもええか。

人はおらんし、この地形だと、ウイング型がいいだろう。


さて、コマセを撒くと・・・ん?

ベラのようなもんが群がり、そのはるか下に、足元からわらわらわら~っと黒い魚体が大群で出てきた。

澄んでおり、潮受けゴムがよく見えるので、大体の深さがわかる。

竿2本くらいだ。

これか!

モリタのオヤジと船長が言ってた、竿2本というのは。

よし、これを狙うか。


・・・・・・・

喰わんの~

やはり見えるヤツらは、喰わんか。

よし、では持てるすべてのテクニックを駆使して、釣り上げてやるか!(実はたいしたことがない。)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


釣れん~~!!




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ちくしょ~! これでも喰らえ!

少々トウが混じってるかもしれんが、味わってみい!

暗い遠吠えをして、下でうごめくメジナに見切りをつけた。



やはり見えない所で勝負じゃの。

遠投に切り替える。

ゆっくりと左に流れ、ウキが沈む。

アワセても何もかからない。

何だろうと思っていたら、コイツだった。




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ウマヅラか~

場所を変えたくないしの~

よし、喰い切れんくらい、コマセを爆雷投下するしかないの~


沖に、途切れることなく、コマセを打ち続ける。

ああっ! と、トリが群がって来た!

負けるもんかぁ!

パシュパシュパシュッ!

バシャバシャバシャッ! キー!

くっそ~!

これならどうだ!

パシュパシュパシュパシュパシュッ!

バシャバシャバシャッ! キーキー! バシャバシャバシャッ!

むお~っ!

では打ち分けじゃ!

左の方に、コマセをバラ撒き、トリが寄って来たとこで、すかさず沖に打つ。

ふふ、間に合うまい。

・・・なんで海中と空中のエサ取り対策をダブルでせんとイカンのだ!

が、そのかいあって、竿先を持って行かれる。



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こんだけ頑張って、これかい。

一応、尾長ではあるが・・・


再び、海中戦と空中戦にいどみ、もう1尾上げたのだった。



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37センチの口太を釣り上げるのが、こんなに大変だとは思わなかった。


こんな釣りをするヤツ、他におらんじゃろう。

どうだ!(笑)




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アホな釣りでへとへとになり、午後4時、無事にお迎えの船に乗ったのである。



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今日の戦利品。

41、40、37と、ちょっと寂しいが、昨日のと合わせると多いくらいだ。

え? ウマヅラ?

気のせいだろう。



福江港に上がり、モリタで着替え、荷造りをする。

竿ケース、お魚、貴重品以外は、全部宅急便で発送だ。



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今回お世話になった、フィッシング「モリタ」のオヤジさん。


私はブログ「磯釣り探検隊」の nao さんが、ご親切にも宿と渡船の手配をして下さり、アドバイスも頂いたので大変助かったのだが、初めての場所はわからない事だらけだ。

何のツテもない人にとってはハードルが高いが、もし五島の福江島へ行くのであれば、モリタに電話すると、宿も渡船も手配してくれるとの事。

ネットで検索すると、すぐに出て来るので、電話で問い合わせてみてほしい。

コマセも付けエサもあるので、道具さえ持って行けば、困る事はないだろう。

嬉しい事に、モリタの常連さんが、店のバンを運転して空港まで送って下さった。

ありがたい事である。



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一応、空港で普通のお土産を買う。

普通というか、お魚がメインのお土産だからのう。




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午後7時、福江空港を飛び立つ。

福岡空港での乗り換え時間が少しあるので、タバコを吸ってゆっくりした後、ゲートに進もうとしたら、「あれ? ANAは、あっちのビルですよ」

ええ!

福岡空港って、そんなにターミナルがあるのを知らなかった・・・




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羽田からモノレールに乗ったのは、午後11時過ぎ。

ほとんど客がいない。

家に帰り着いたのは、0時半であった。



今回は、人に助けて頂いた遠征だった。

nao さん、T君、せいわの船長、モリタの親父さん、ありがとうございました。

五島、普段とは違う雰囲気と場所で、大変楽しめました。

誇張ではなく、一生の思い出となりました。

なかなか行く事が出来ないけれど、いつの日かまた訪れてみたいものです。

・・・玉の浦・・・乗っ込みのチヌを釣りてぇ・・・


今回、ビデオのセッティングが悪く、あまりきれいに撮れていない。

まあ、一応想い出のシーンという事で・・・



昨日、17日の様子



今日、18日の様子




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五島のお魚

2016.03.11(Fri)

竿以外の荷物は、現地から宅急便で送ったが、これは飛行機で持ち帰った。




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一応、発泡は空港でビニールに入れてもらった。

魚臭い汁がこぼれて、他の荷物に付着すると、ANAにクレームが来るからのう。

布製のバッグなどに染み込んでしまうと、悲惨だろう。





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だいぶセーブしたのだが、家族4人にはちょっと多かった・・・

新鮮なうちに捌いておこう。




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メジナを三枚に下ろす傍ら、煮つけを作る。

カサゴも、この中では小さく見えるが、これくらいのサイズはスーパーではお目にかかれない。




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ウマヅラも同様で、1枚でも一人前には多い。




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メジナの卵は、まだ未成熟で小さい。

少し時期が遅れているような気もするの~




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白子は成熟しきっとる!

腹からブルンッ、と出てくる。

オスはもう準備万端である。




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こ、この重量感、よだれが出てくるではないか!

・・・わしのはもう、こんなにたまらんの~




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うむ、適度に乗った脂で、お刺身はおいしい。

食べきれんので、ヅケも大量に作る。




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腹側の身と白子は、鍋に入れる。

ちなみにこれは私の一人鍋。

ゆずポン酢で食べると、最高である。




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残った汁で、雑炊にするのも、鍋の楽しみだの~

白子と卵を追加じゃ。




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まだまだあるので、切り身にしてバターしょう油炒めにする。

けっこう家族に評判がいいのだ。




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・・・まだこんなにある、痛風の元を、どうしてくれよう・・・

家族で鍋を2回。

アラから取ったダシで、うどんも食べた。



五島の魚が、5日間の食事になった・・・朝飯と晩飯は魚じゃ・・・

肉食いてえ・・・




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渋谷サンスイ その02

2016.03.14(Mon)

シマノのホームページを見ていたら、いいものを見つけた。




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夢屋のスプールだ。

4号ラインを150m巻ける。

シマノのレバーブレーキリールは、4号ラインを150m巻く選択肢がない。

いや、あるのだが、ハイパーフォースの、ドラグがないゴリ巻き仕様というのしかない。(現在の製品群)

この夢屋のスプールは、ドラグもあるし、手持ちのデスピナ、ハイパーフォースのどちらにも装着できる。

離島に行くときは、レマーレP5000DHG に5号ラインを150m巻いているが、1台しかないので、予備が欲しいと思っていた。

このスプールをデスピナにセットすれば、りっぱな予備リールとなろう。

15,000円もするが、新しくリールを買う事を考えれば、安い。

さっそく、ショップで取り寄せてもらうことにした。




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渋谷のサンスイである。

シマノも欠品状態で、3月末になるだろうと言われたが、別に急いでないので予約した。

ここで帰ればいいものを、ちょっとだけ雑談をしてしまった。

新しいBB-Xの竿が話題になり、店頭にはないだろうと思って、興味を示してしまったのだ。

「ありますよ~、ここに。」

なにっ! 見えなかったから、安心して話をしたのに、あるだと!?



なんと! メインの上物竿のコーナーではなく、底物竿・遠投カゴ竿の横に並べてあったのか!

罠だ。

上物師が、デンジャラスゾーンを避けて、反対側に回ったところを狙い撃ちした、恐ろしい戦術と言えよう。




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店長のウチダだ。

おい・・・なぜケースから竿を出す。

だれが竿を伸ばせと言った!



あ~あ、全部伸ばしてしまった・・・


オレは触らんぞ。


なになに・・・確かに細いですね・・・え? 強風の時、影響が少ない?

確かにこの細さなら、そうかもしれませんね~。

短くした状態だと、操作しやすい?

ほぉ~、しゃっきりしてるし、持ち重りもしませんな・・・

号数の低いレマーレみたいなもんですか?



・・・知らぬ間に持たされておるではないか!





何をしておる! フルイチ!


竿先を持つでない!



ほお~、確かに先調子で、穂先でアタリを取りやすいかもしれませんな~


イカン!

ウチダとフルイチが絶妙の連携を取っておる!

とにかく、今日は退避じゃ!

スプールの取り寄せに寄っただけなのだ。

あやうく、竿を買ってしまうところだった。


渋谷サンスイ・・・危険な場所である。




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2月28日 神津島 タダナエ島 エボシ

2016.03.25(Fri)

五島の余韻も消え去らぬうちに、またメジナを釣りに行きたくなった。

行先は伊豆諸島の神津島。

前日に渋谷のサンスイに行って、内田店長に話したら、「ご、五島とは真逆な釣りですね・・・」

うふふ・・・剛竿に太糸のゴツイ道具で、ぶりぶりとぶり上げるのじゃ。

その夜、今回のパートナーを迎えに行く。




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ブログ仲間の偽チヌ師さんだ。

一緒に伊豆諸島へ行こうと、昨年秋より計画していたのだが、悪天候により3回もぽしゃっていたのだ。

初の神津島という事で、荷物を私の車に積み込みながら、ハァハァと興奮しておる。

ちなみに白いもやは、霊魂ではなく、タバコの煙だ。




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コマセは、いつもの真鶴、あおき釣り具店。

事前に電話で、解凍予約をしておいた。

ここらでは安い店で、オキアミ(白)3kgが850円、(赤)が750円。

白はきれいに解かせば、付けエサも取れる。

金、土曜は、24時間空いている。

ここでコマセを混ぜて行くのが、最近の私のパターンだ。

明日は風が強いらしいので、これまた最近のパターンである「超遠投グレ」を、オキアミと混ぜる。



下田港に着き、船着き場のすぐ横へ、車を止める。

午前4時半の集合時間まで、シートを倒して仮眠するのだ。

偽チヌ師さんは、初めての伊豆諸島遠征で興奮しているのか、うろうろしておる。

4時に周りの車から釣り人が起きだして、荷物を準備し始める。

賀寿丸が着岸して、釣りスタイルに着替えた我々も、荷物を積み込み、船室で記帳した後、横になって眠ってしまった。




船長には電話で事前に、神津島は初めての人が一緒に行くからと、伝えてある。

特に場所の相談もせず、乗せてくれたのはタダナエのエボシだ。

昨日は、このあたりが良かったらしい。

電話でもらった、「口太が多いけど、型は大きい。50が出たよ。エサ取りはイサキね。」という事前情報は、偽チヌ師さんには詳しく伝えていない。

その目で、現実を見て欲しいからだ。




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神津島は伊豆諸島の一つで、東京から東海汽船に乗って渡る事ができる。

ただ途中、大島、利島、新島、式根島に立ち寄るため、12時間もかかってしまう。

急ぐ人は、伊豆半島の下田港から、渡船:賀寿丸が出ており、日帰りで釣行できる。

渡船代として、21,000円かかってしまうが、時間に余裕がない時は重宝するルートである。



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神津島にも磯はたくさんあるのだが、恩馳群礁、タダナエ島という沖磯群があるため、全部を回るのは不可能に近いだろう。

普通の人生を捨てた、「磯ラー」ならば、できるかもしれんが。




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タダナエ島にも乗る磯がたくさんあるが、私はまだ新島向かい、ナダラ、平段のカドの、3か所にしか乗った事がない。




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降りるとき、船長が「風を受けるけど、向こう側がいいよ」と言っていたのだが、偽チヌ師さんは、風裏で楽をしたいと言って、チャカ場に陣取った(笑)


私は「沖のタダナエ」との水道に向かって釣り座を構える。

画面中央が、明神下という磯で、私たちの乗ったエボシとの間を、神津本島からの潮が流れ抜けている。





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ゆったりとした流れではあるが、面白そうだ。




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今回の道具は、いつもの離島用。

竿はレマーレV、リールもレマーレP5000DHGで、道糸は5号150m、ハリスは5号。

太いじゃろう(笑)





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反対側を見ると、こちらは何もない。

ゆったりと写真中央に向かって潮が流れている。

偽チヌ師さんは、写真右の、足場先端に釣り座を構えている。




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最初はこの針を使おう。

お気に入りの、カツイチ「龍馬針」8号だ。

あまりメジャーではないが、私の中では実績が高い。

同じ大きさの針の中では、細軸で軽めである。




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午前8時過ぎ、釣りを開始した。

目の前にコマセを放り込み、仕掛けを投入する。




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第一投目から、ウキが引き込まれる。

レマーレがこれだけ曲がるイサキは、伊豆半島、房総半島では釣れない。





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そう、デカいのだ。





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ボンボン釣れる。





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10投したら、9回上がってくる。

あとの1回は、バレか、エサを取られているかである。





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あっという間に、お土産用のキープ限度がやって来た。

あとは全部ポイじゃ!



私も認識としては、イサキは深めのタナ、と思っているのだが、この地方では水面直下から深タナまで、実に広いのだ。

なんせ水面下50センチに、コマセに乱舞するデカイサキが見えるのだ。

通常とは違う、信じられない場所が、ここ、伊豆諸島なのである。




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エサ取りと化したイサキだが、タカベほどしつこくはなかった。

コマセの効いている範囲がある程度狭いので、これを外すと、付けエサが残ってくる。

そんな中で、メジナを拾っていく。





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むう・・・初っ端から、45くらいあるやないか。

口太だがの~





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イサキをかわしながら、ぽつぽつとメジナを釣る。




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まだまだ時間はたくさんある。

40クラスはポイじゃぁ!





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35クラスが5連発してくるが、今日の調子だと、すぐクーラーがいっぱいになるので、厳選しなければならん。




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海に帰って、大きくなってから来いやあ!




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そうそう、45クラスだけでええのじゃ。

すでに日が高くなり、暑くて仕方がない。

ジャケットを脱いで受ける風が涼しくて、とても気持ちがいい。

ほんまに2月か?


日が照らすと、海中が良く見える。

コマセを足元に撒くと、真っ茶色に変色する。

イサキが海面下1m以内で乱舞しているのだ。

ここを突破するのは不可能なので、沖の流れに1発打ち込み、そこに仕掛けを入れると、面白いようにメジナが喰ってくる。

が、そこは少し型が小さい。

左の突き出した岩場は遠いが、足元の潮はそこに向かってゆるく流れる。

沖の流れとは反対に向かう、引かれ潮だ。

で、そっちに入れると、型が大きくなる。




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根元までは曲がらないが、けっこういい引きを楽しめる。





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50センチのタモ枠なので、やはり45くらいだろう。

口太だが・・・





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尾長も釣れるのだが、どれも型が小さい。

こいつの型もんを釣らんとイカン。

で、いろいろと探るのだが、イサキと口太にジャマをされる。





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針を変えてみる。

サイズアップするが、大きさよりも針の重量を上げたかった。





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またお前かい!

43くらいしかないが・・・むう・・・でっぷりぶりぶりじゃのう・・・

入れとくか(笑)





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尾長も来るが、抜き上げで上がってくる40くらいのヤツはポイじゃ。




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もうクーラーがいっぱいになってきたからのう。

35Lのスペーザに、偽チヌ師さんと一緒に放り込んでるのだが、氷を入れたら満杯になってしまう。




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コマセは、マルキューの超遠投グレで固めてある。

あっちゃの一番奥サラシに、遠投してコマセを1発入れる。

2発入れると、イサキにやられてしまったので、足元にドカ撒きしてエサ取りを乱舞させて足止めする。

奥サラシから本流に引かれる潮に乗せるのがエエじゃろう。




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偽チヌ師さんは、イサキを調子よく上げているが、飽きてきたようだ。

剛竿が曲がらんからのう(笑)

イサキのイケスみたいだし・・・全部ポイしておるようだ。

こっち側に来たらと誘って、私の右に入り、すぐに尾長を上げて喜んでおった。

絶倫ドリンクを飲んで、さらにハァハァ言っておる。





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相変わらず、口太が喰ってくるので、仕掛けを尾長用にちょっと変えてみた。

その一発目、本流との合流地点でウキが引き込まれた。

レマーレがきれいに曲がる。

またエエ型の口太かと思っていたら、近場に来て突っ込み始めた。





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ナメてたら、よ~引くわ。

もう腕がパンパンになってるので、腰を使う。

普段使わんからのう。

だいぶ潮が引いたので、下まで降りてタモですくう。





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やっと尾長の型もんが釣れた。

45はあるじゃろう。



これで目的も果たしたし、偽チヌ師さんと場所を交代してもらう。

あっちのゆる潮を流してみるかのう。



・・・イサキで埋め尽くされとるではないか!




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いっぱいになったクーラーを、二人で持って、迎えに来た船長に渡すと、「み、水が入ってんじゃないの!」と言われた。

んなもん、入っとらんわい。


船はそのまま下田港へ向かい、午後4時くらいに到着した。


家に帰ってからでは、めんどくさくなるので、ここでウロコとハラワタを出して行くことにする。




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こ、こんなにキープしたっけ?

口太は43~45センチ、尾長は曲がった状態で45あったので、実際は46くらいだろう。





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「処理をする姿に、後悔がにじみ出て、哀愁をおびてましたわ」

フォト・談:偽チヌ師






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下にイサキを敷き詰め、メジナを重ねる。

何日分の食料になるだろうか・・・


いつもこうはならないが、たまに爆釣すると非常にうれしいもんである。

だが、キープしたくなる誘惑に打ち勝つには、このクーラーは大きすぎる。

次回は入れもんを小さくしよう・・・

竿も2号にするか。




今回の動画。 釣るシーンを全部入れるとメチャ長くなるので、ダイジェスト版ですじゃ。







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エボシで釣ったお魚

2016.03.30(Wed)

2月28日のエボシで釣った魚を食べた。




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上は尾長、下は口太である。

45クラスは、家のシンクで並べてみると、立派じゃのう。




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尾長は、3枚に下ろし、サクにして皮を引く。

おお、脂がまるでロウのように表面をおおっている。




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このサシミは最高じゃ。

口の中でとろけるわい。




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でっぷりブリブリの口太からは、白子が飛び出して来た。

デカいわ・・・

魚卵はまだ小さい。




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家族で鍋にしたが、一人でも何回も鍋にした。

ポン酢で食べると、白子は最高ですな。




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アラで取ったダシで、切り身と白子を入れたウドンを食べる。

特に尾長の腹側は、やはり口の中でとろける。

この季節の尾長はたまらんのう。




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から揚げも家族には好評でうれしい。




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イサキは前回もウマかった、アクアパッツァにする。




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サクにしてラップで巻いて保存じゃ。

少しずつ取り出し、切って、サシミで食べる。



大量にあるので、いろんなもんに入れ、全部食べ終わったのは10日後であった。

食べ終わった次の日、また神津島へ行く事になるとは、思わんかったが・・・




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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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