イスズミくん

2016.07.05(Tue)

やあ!

ボク、イスズミくんだよ!




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海に住んでるんだ。

寒いの苦手だから、割とあったかい海にいるよ。

岩がゴツゴツしてる所が好きだけど、食べ物があるなら、どこでもいいんだ。

最近、おいしいものを見つけたよ!




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エビに似てるんだけど、オキアミって言うんだって!

ものすごくおいしいし、カロリーも高いから、僕らの大好物さ!






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でもね、食べてると、時々口に変なものが引っ掛かって、海の上に連れてかれちゃうんだよ。





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痛いし、恐いし、もうビックリしちゃって、おもらししちゃうんだ。

でもね、すぐに海に戻れるんだよ。

だからまた食いつくよ。

オキアミを食べだしてから、ずいぶんと太っちゃった。

栄養状態がいいから、女の子はたくさん卵を産んでくれるし、サメはボクらがあまり好きじゃないみたいだから、どんどん数が増えるのさ。

子孫繁栄でおめでたいでしょ!




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ボクたちに似てるけど、色黒でカッコ悪いメジナ君たちも、オキアミが大好物みたいだよ。

でも、海の上へ連れて行かれたら、ボクたちみたいに帰って来ないんだ。 だからどんどん数が少なくなっちゃうんだよね。

おかげで、この辺はボクたちの天下さ!


関西から、ガラの悪い「キツ兄貴」たちが攻めて来て、仕切っちゃったしね。






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チーム組んで爆走してるから、だれも近寄らないんだよ。

「キツ姉え」たちのレディースもあるんだよ。




あっ、あそこで学校の宿題やってるのが、ボクのガールフレンド、ささよちゃんだよ。





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もうすぐ卵を産むって言ってたから、ボク今から白いの溜めてるんだ。

これからもオキアミ、よろしくね!

ブリブリ~~~




お、俺たち釣り人が悪いのかっ!


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7月5日 大阪湾へ

2016.07.08(Fri)

イカン、出発が遅れた。

自宅を朝9時に出発するはずが、午後3時になってしまった。

東名、名神高速道路をひた走る。




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午後9時半、大阪に入り、まずは南港のTポートへ。

明日のエサを買うとかんと。

以前、てるさんが教えてくれたエサ屋である。





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む。

ユムシを買って行くか。

すんません、ユムシ3匹ちょうだい。 そう、大きいん頼むで~

店員が、奥のエサ部屋でみつくろい、「大きいの、おりましたわ~」と、パックに入れてくれた。

ふふ、これでええじゃろう。




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午後10時過ぎ、堺のビジネスホテルにチェックインした。

むう・・・駐車場が狭い・・・




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着替えだけ持って部屋に入る。

ゆっくり走って、夕方早くにチェックインして、おいしいもんでお酒を飲もうと思っていたのに・・・

これから外食すると、睡眠時間がなくなってしまうの~





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せっかく大阪へ来たのに、これかい!

近くのコンビニで、350mlの発泡酒と、お好み焼きを買ってきた。



目覚ましを3時にセットする。

急いで食べて、深夜0時過ぎにベッドに入った。







たぶん、うとうとした程度だったろう。

午前3時半にチェックアウトし、車でコンビニに立ち寄って、飲み物とパン類を買い込む。

ホテル泊まらんと、車の中で寝たらよかった・・・


午前4時前、待ち合わせである、渡船屋の駐車場に入る。


ほどなく、待望の方が車で現れた。

「おはようございます!」

午前4時半、渡船「夢フィッシング」で、沖堤防へ向かったのだった。

他に釣り客はおらず、我々二人だけである。





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つづく


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平和卓也氏との出会い

2016.07.13(Wed)

今回の大阪湾釣行は、いったい何なのか。


誇張や美化をせず、ありのままを書こう。




話は2013年の3月にさかのぼる。


パシフィコ横浜において、国際フィッシングショー2013が開催された。

私はこのショーに「楽竿工房」として、1ブースを出展した。

会期の少し前、シマノの磯竿「プロテック1.2号5m」を購入して、初めて40オーバーの口太メジナを上げた、そんな時期だ。

プロテックの軽さと操作のしやすさに感激し、空いた時間に会場で、離島用にこのような竿がないか探していた時の事だ。

シマノのブースで、どんな竿がいいか、手に取って試していると、シマノのシャツを着たあんちゃんが近寄り、話しかけてくれた。

彼の説明はとてもわかりやすく、何より面白い。

聞いていて楽しくなってくる。

残念ながらプロテックは1.7号までしかないとの事だったが、このシリーズは、彼が開発に携わったとの事。

「漁師じゃないんだから、楽しみましょうよ!」

まったく同感であった。


その人のネームプレートに書かれていた名前が、「平和卓也」だったのだ。


私はテレビの釣り番組や、雑誌などはほとんど見ていなかったのでその名前を知らなかった。

「ああ、シマノの社員さんだろうな」と思っていたのである。

あまりに好感触、カリスマ性のある人だったので、後でネットで検索したら・・・


げっ! 有名なプロやんか!


次の日、彼が私のブースで楽竿シリーズを見てくれた。

その動作に驚き、人の役に立つ製品ですね、自分にできる事があればお手伝いしますよ、と言ってくれたのである。

お互いの連絡先を交換し、具体的な話などはせずに、会期は終了した。




同じ年の10月、次の年のフィッシングショー大阪に出展するべく、大阪へ向かった。

出展説明会と、会場のコマワリが抽選で行われたのだ。


その際、アポを取って、舞鶴へ立ち寄ったのである。

夜、二人で居酒屋へ行った。

ほとんど雑談ではあったが、楽竿開発のきっかけ、販売に踏み切った理由などを、包み隠さず全てお話しした。

お手伝いと言っても、具体的に何ができるだろう・・・

なんせ、今まで誰も見たことも聞いたこともない道具である。

「動画を撮りますか!」

「顔にモザイクかけて、誰かわからんようにしますか。」

「声でわかるやろ~」

「それが逆にオモロイかも」

などと、半分は笑い話であった。


「お金は・・・あんまりないんですけど~」


お金は、いりません。

自分がいいモノだと思うから、お手伝いします。

逆に、いいモノじゃなかったら、お金をもらっても協力はしません。


まったく頭が下がる言葉に感激し、じゃあ日取りを。

彼の手帳を実際に見せてもらうと・・・

予定びっしりやん!

い、1日も空いていない!


「いつもこんな感じですわ」


その年は、予定が年末まで埋まっており、磯シーズンはとても無理だ。

そのうち、日を決めましょうという事で、別れたのであった。

「クーラーに取り付けできると、ええと思いますよ。」

という言葉をもらって。




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その時の居酒屋を出る際、撮った写真である。

むう・・・ストロボで顔がテカっとるな・・・





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フィッシングショー大阪で、私のブースに来てくれた時の写真だ。


以来、時々スケジュール確認の連絡を取っていたが、なかなか予定が合わない。

なんせ、タダで撮る動画である。

氏の仕事が優先なのは言うまでもない。

ひたすら予定が空くのを待つしかないのだ。


月日は流れ、時々ショップやショーでお会いするくらいであったが、日程がついに決まった。

今年の国際フィッシングショーでお会いした時だ。




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これは近くにいる、今度はホントのシマノの社員さんに撮ってもらったものである。

今年の夏までにやりましょう! との事。

その後の電話とメールのやり取りで、7月6日に大阪湾で、と決定したのである。





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午前5時前、大阪南港の新波止に二人で降り立った。

待望の、平和卓也プロとの撮影、そして釣りだ。

が、私はこれまで大きな考え違いをしていた事に、間もなく気付くのである。


つづく


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7月6日 大阪湾 南港 平和卓也プロと新波止へ

2016.07.17(Sun)

この日撮影した映像データは、私にとって大変貴重であるため、丁寧に編集したい。

いつものいい加減な編集では、ばちが当たる。

よって、動画の公開はもうしばらく先の話となる。

ここでは、当日の概要を記す事にした。




新波止に上がってから、平和氏よりこの沖堤防について解説を受ける。




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釣り可能な沖堤防であり、等間隔で救命具、ハシゴが設置されている。

シーズンには、多い時に百人以上が乗るとの事。

くの字に曲がった形だが、いったい何百メートルあるのだろう。




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長すぎて向こうの端が見えんわ!

チヌを狙うつもりだが、今の時期は落とし込みが主の釣り方であり、フカセは難しいとの事。

その理由も教えてくれて、なるほど~と納得した。

で、足元を見ると・・・

か、海水がミルクチョコレート色ではないか!

透明度0ちゃうんか!

河口から出たところでもあり、かなりキビシイ状況との事。

誰もおらんのが、釣れとらん事を証明しとるな・・・

いくらチヌが濁りを好むと言っても、濁りすぎやろ・・・


「でもフカセで、必ずチヌを1枚は釣ります!」


と、いつもの笑顔で宣言する平和氏。

しばらく話をした後、コマセを作り始めたので、見学じゃ。

じ~っと見てたので、写真撮るの忘れた(^^;

今日の彼のブレンドは、確かこれだったと思う。





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湾チヌスペシャルと、激荒さなぎミンチと、オキアミブロックだ。

激荒の中から付けエサ用に、さなぎとコーンを拾っている。

他にオキアミと練りエサを、エサ箱に入れている。


「さて、オープニング的なものは、どうする?」

「・・・・は?」


ご存知のように、私はいつも自分が釣りをしているところを、ビデオで撮っている。

今回も同じように、平和プロが、楽竿ライト2を使って釣りをしているところを撮影できればいいと考えていたのだ。


「これを全国の人が見てくれるとしたら、場所や時期なんかが、少しわかった方がいいでしょう?」

「ああ、そうですね・・・じゃあ、お願いしますわ。」


一応、手持ちのビデオを1台用意していたので、それを向ける。





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「おはようございます!」

いつもの平和プロ、そのまんまのスタイルで、オープニングが始まる。

こ、これは・・・


番組か?  釣り番組なのか!?


たいへんありがたいのであった。


さて、彼がクーラーに座る。

ビデオカメラ2台を設置し、回しっぱなしで、私も釣りをする気でいた。

大阪湾というので、チヌを考えていたが、私はフカセじゃなく、ぶっこんでおこうと思っていた。

プロの釣り方を見学し、時々自分の竿を見ようと思っていたのだ。



が、カメラを設置して釣りを開始したとたん、彼の様子は一変する。

今まで明るく笑いながら話をしていたのだが、真剣な顔つきになり、竿をピュンピュン操作していく。

「潮が左から右に動いているので、道糸は・・・」

「雨水が・・・上潮が滑ってますねー・・・」

などと、つぶやきながらコマセを打つ。


・・・キビシイ状況で、1枚を上げる釣りをしている。


タダなのに。


ありがたい事ではあるが、いいんだろうか・・・

初っ端から、いい加減な釣りなど無縁の、真剣勝負だ。

今日の撮影のために、全身から「本気度」を漂わせながら、海に向かってくれている。




い、言えぬ・・・


「ゲソユムシ、ぶっこんどきますわ~」


口が裂けても言えぬ!



彼にとって、お手伝いとは、この動画を全力を出して撮るという事であったのだ。

手を抜いた撮影など、ありえないのだと、ここで思い知った。

回しっぱなしの撮影を考えていた私が、恥ずかしい。

逆に平和氏に対して、大変失礼であったと反省したのである。


素人ではあるが、素人なりに精一杯の撮影をしなければならん。

心を入れ替え(ほんとか?)、手持ちのビデオカメラをスタンバイさせて、ずっと横で見ているとすごく勉強になったのも事実である。

付けエサとハリスの投入の仕方、道糸の処理、竿先の位置・・・

ダイナミックに竿を振ったかと思うと、ピタッと静止させる。

無駄のない動きというのは、見ていて大変美しい。

こういうのを、ホントの「竿さばき」と言うのだろう。



コマセの打ち方も、これまた素晴らしい。

等間隔にビシッ、ビシッと打ったかと思うと、ウキの周りを囲むように打つ事もある。

なんでそんなに離れたとこに打つのかと思っていたら、しばらくするとそこへ仕掛けが入っていく。

これがプロのコマセワークか!


3回に1回は変なとこに打って、

「あっ、あんなとこ打っちゃった~、へへ、まあいいか~」

などと笑ってごまかす私とは、大違いなのである。




仕掛けの変更も素早い。

じっと見ているにも関わらず、棒ウキから円錐ウキに変えたのに気付かなかった。

知らないうちに、シズが追加されている。




だが、なんと言ってもすごいのは、その集中力だ。

ちょっと話しかけたくらいでは、無反応なのだ。

近寄って大きい声をかけると、「はっ!」と気付くような感じで、「ああ、はいはい、何でしょう?」

のんべんだらりンと釣っておる私なぞ、見習いたくても真似できん姿勢である。

だが、それをもってしても、今日のフカセ釣りはキビシイ。

ある程度の時間が経つと、「休憩にしましょか~」と、コーヒータイムになり、明るい平和氏に戻る。

また笑いながらの釣り談義となり、日ごろ疑問に思っている事や、自分で解決できないシチュエーションでの釣り方などを教えてもらう。

なるほど~!

明日、試しに磯へ寄って帰るか?




釣りを再開する際、「楽竿ライトの解説をしておきましょうか」との事。

ああ・・・お願いしますわ~

2013年に、このクーラーのシステムを送っておいたので、今さら私が追加で言う事は何もない。

実際に使ってくれているようだし。



1.ウソはつけない。

「絶対にウソはつきません。 本当の事しか、口には出しません。」



2、自分の言葉でしゃべる。

「ほかのメーカーさんにも言う事なんですが、こんな事をしゃべってほしい、これをこういうふうに宣伝してほしい、と言われても難しいです。 自分が感じた事や思った事を、釣り人の立場から、自分の言葉でしゃべります。」


以上、2点は、後で言われた事である。

もとよりそのつもり、というか、こういう撮影とは思っていなかったので、事前に何にも用意していない。

完全にお任せである。

なんせ、横で釣りをしようと思っておったからの~(^^;




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何の原稿も打ち合わせもないが、平和氏は自分の言葉で、楽竿ライトを解説してくれた。

私は作り手であるため、思い入れが強いが、彼は第三者だ。

公平な目で見て頂いたと、感謝するのみである。




それからも普通の人であれば、あきらめるような生体反応のなさ。

私なら、間違いなく「釣れんの~」と言いながらぶらぶら散歩にでも行く状況である。

しかし彼は違った。

チヌのアタリがないまま、手を変え品を変え、これでもか!と釣法に工夫をこらす。

そして、ようやくチヌに喰わせる事ができたのだ。




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小さいチヌだ。

だが大きさではない。

こいつを釣り上げるまでの過程がすばらしいのだ。

私も今までさんざんチヌを釣ったし、何度も上手い人の釣り方を見た事がある。

しかし、やはり違う。

引き出しの多さもさることながら、釣りに対する姿勢が違う。

そしてたとえ小さくても、釣り上げた時の本当にうれしそうな、その様子。

とても演技で出来るような喜び方ではない。

本心から喜んでいるのだろう。

釣りが好きでたまらないのがよくわかる。


ただ、「こんな小さいの、ここでは初めてですわ~」 だそうな(笑)





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この後、突然強風が吹きだした。

釣り座に正面からぶち当たる。

体感で10m/s 以上はあろう。

足場が高いので、道糸をフケさせないよう、竿を真下に向けて釣り出した。

向こうから濁ってない水が入って来たのか、海水の色が少し薄まったようだ。

結果も出せたし、じゅうぶん撮影もできた。

早めに帰りましょうか。

「僕は慣れてるので、まだまだ大丈夫ですけどね!」

と平和氏は笑うのだが、照り付ける日差しにワシが持たんわ(^^;


お昼に上がり、港で船長と少し話をする。




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ここの船長は親切でしたな~

次のシーズン、もう一度来て、釣りをしようと心に決めた。

この日、平和氏に使って頂いた、クーラーに取り付けた楽竿ライトのセットは、そのまま置いてきた。

現物を見たい方は、夢フィッシングさんに置いてあるので、どうぞご自由にいじって下され。

真上から照り付ける日差しの中、またいろいろと話をして、平和氏と別れた。

ありがとうございました。

この映像データは、私の宝物です。

大変感謝しつつ、Tポートに寄って、オキアミと配合粉を買うのであった。

明日、伊豆半島の磯へ立ち寄るために。


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7月7日 南伊豆 入間 加賀根

2016.07.20(Wed)

6日の午後、大阪のTポートでコマセと付けエサを買い込み、南伊豆へと走った。

平和プロのフカセ釣りを見て、磯へ行きたくてたまらなくなったのだ。

大阪にもう一泊して、うまいもん食って酒を飲みたかったのう・・・


深夜、入間に到着し、駐車場でそのまま寝てしまった。




朝、5時過ぎ、窓をたたく船長に起こされた。

もうちょっと寝かせてくれ~!



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客はワシだけかい!

もうトリはいないが、半分夏磯になっとるからの~

ちょっとうねりはあるが、適当に風も吹いてて、気持ちがいい。

他の船はまったく客がおらず、この広い入間は、オレ一人のもんじゃあ~!


船を走らせながら、船長と潮を見て、どこにするか相談する。

遠いけど、台風からのうねりなので、一発が恐いと言う。

タバコをぷかぷかさせながら、あそこでもない、ここでもない・・・一人だと、時間が自由に使えるからの。

結局、上がってから自由に動き回れる、加賀根に決めた。

波裏の水道寄りなら、うねりの直撃も受けないし、船長も安心だろう。

この潮だと、マダイも狙えると船長が言うので、期待に胸を膨らませて磯に降り立った。

水道を、中木の方に向けて潮が流れ抜けている。

激流ではないが、結構な流れだ。

船の水温計では、湾内は20度あったのが、チャカ付けする時には、19度であった。

この流れは、少し温度が低いので、この中を釣る事にした。



実は昨日買ったブロックは、半分黒くなった「訳ありオキアミ」(笑)と「ボイルオキアミ」の2枚である。




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ボイルはまとまりにくいと思ったが、この配合粉ならば、練り込んでやれば何とかなるだろう。

ブロック2枚では、1日釣るには少ないが、そこは何とかごまかすのだ!

ふふ、ごまかすのは得意じゃからのう~




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初っ端は、ケンシンの7号を使うか。

竿は、5mのプロテック1.2号だ。

昨日の平和プロの竿さばきが、目に焼き付いている。

ず~っと見てたから、自分が釣っているような錯覚にとらわれていた。

ふふ・・・今日のワシは、平和だ・・・平和卓也だ!

おはようございまーす! 今日もよろしくお願いします!

さ、第1投です!

何が釣れるんでしょうね~

おっ、もう来たぁ~!

一発目から、いったい、ダレでしょうかね~ はっはっはっ






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お前かい!


・・・やはり、最初からワシはワシであった。

苗字が、同じ「ヒ」で始まる事しか、共通点がないだろうが!

あ、次の字も同じか(笑)



さて、ガン玉で傾きと深さ調整して流すが、何も喰って来ない。




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竿1本でイサキが来たが、単発だ。

もう少し深めにしてやると、イサキは釣れるだろうが、今日はもっとええもんを狙いたいしの~

今年は、これでもか!というくらい、イサキを持って帰ったから、あれだけイサキが好きだった家内が、まったく興味を示さんようになったし・・・


ここでちょっと釣り方を変えるか。

いつもの離島で流す釣りじゃ。

0号ウキに、ハリスと針だけのシンプル仕掛けで、流れに乗せる。

馴染ませたら、少し張り気味にして、どんどんラインを出していく。

コマセは、塊ではなく、バラけさせて流れに打ち込む。


バチバチバチッ




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イカン。

すぐに、この大きさの尾長が集まってきた。

ちょっと流したとこで、入れ喰いになってしまった。

これはこれで面白いのだが、もうちょっとデカいのが欲しい。




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針もこれに変えてみるか。

コマセは同じ場所から流し、仕掛けの投入点だけを、ちょっと遠くにしてみる。

・・・・・・・・・・・・・

来んの~・・・

もう付けエサが、ふやけとるんちゃうか?

道糸が半分くらい出たとこで、ラインがゆるむ。

お、別の潮とぶち当たったか?


バチバチバチバチッ


竿を立てると、重い!

こ、このアタリと引きの重さは、尾長のええ型じゃろう!


よしよし、40はあるかのぶちっ



うおおお、き、切られた~!

案の定、針の上で切れていた。

むう・・・2.5号では飲まれたら一発じゃの・・・


だが、今回は大阪のチヌしか考えていなかったため、ハリスは2.5号までしか持って来ておらん。

同じ仕掛けで、同じように流す。

すると、また遠くの流れがゆるんだところで、アタる。


バチバチバチバチッ

ブチッ  ぐあっ

バチバチバチバチッ

ブチッ  ぐおっ

バチバチバチバチッ

ブチッ  ぐえっ

バチバチバチバチッ

ブチッ  ぐわっ

バチバチバチバチッ

ブチッ  ぐもっ



立て続けに6発、切られてしまった・・・

・・・アホじゃの・・・

せめて4号のハリス持って来るんだった。


短い時合いが終わり、アタリがなくなった。

どこ行ったんや~、お前ら。

どうせかけても上げられんのに、残念がるヘタクソであった。



ちょっと下に、移動したんか?

あんな遠くまで、ガン玉打った仕掛けをコマセと同じように流せる自信がないので、水中ウキに頼る事にした。

2Bのウキに、2Bの水中ウキで流す。



・・・来んの~

ウキ止めを深くしながら、何度目かに尾長ポイントのだいぶ手前で、ウキを見失う。

あれ? 入ったんかな?

竿を上げると、重い。

モン、モンモン

お、引いとる。

さっきまでとは違い、引きにシャープさがない。

なんじゃろう?

なかなか寄って来ない。

手前まで来ると、水中が光り、褐色な魚体が見える。

なんじゃぁ・・・バリか・・・

上げるのめんどくさいの~

なんであんな流れの中におるんじゃ~

外れてくれんかの~


さらに浮いてきた。

ん?

・・・ま、マダイじゃぁ!

外れたらイカンで!

ほんとに自分勝手である。




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タモに入れて、ほっと一息。

タバコに火をつける。




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45センチのタモ枠いっぱいのマダイであった。

ええお土産ができたの~

食べごろのええサイズやの~

今日はもうええわ~

針を外すと、おおっ




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ぽろっと折れてしまった!

危ないの~!

こ、この針は封印じゃ!


魚を潮だまりに入れて釣りを再開してたら、鳴き声が聞こえた。


カア


うお!

急いで駆け寄り、追っ払う。




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おのれ~、ワシのゴチソウに穴を開けやがって。

すぐシメて、クーラーに放り込んだ。




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上流の水道で、竿を出してみるか。

コマセを入れると、深いところで、デカいのがうごめいている。

・・・イスズミ様じゃの・・・

見なかった事にして、右のサラシ銀座に、釣り座を移動する。




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潮が満ちている時は、入れない所だ。

足元にコマセを撒き、サラシの切れ目あたりを狙う。




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ほとんど入れ喰い状態ではないか!





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こんなんが。

お持ち帰りサイズも出るが、今日はマダイがあるので、全部ポイじゃ。

が、1.2号の竿が曲がりっぱなしで楽しい!


サラシの中に入れると、付けエサを取られる。




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フグとコイツじゃ。

仕方ないの~ と言いながら、クーラーに入れる。


日差しは強いが、風が結構あるので、助かったわい。

14時に迎えに来てもらい、磯を上がった。





今日は楽しく釣れて、満足感いっぱいだ。

前半の切られた6発だけが、心残りではあるが・・・

今日のメジナはすべて尾長で、口太は1尾も混じらなかった。

いい潮が入ると、夏の入間もええですな。




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帰ったらすぐにさばいておいた。




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アラ煮と・・・




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刺身にした。

ちょっとだけ、マツカサ造り用に皮を残す。


大変おいしゅうございました。

やはりマダイはウマいですな。

家族であっという間に食べてしまった。


さて、次はどこで何を狙うかの~



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余ったユムシ

2016.07.25(Mon)

7月5日に大阪で買ったユムシ3匹は、次の日に使う予定であった。

だが、よんどころない事情で使用されず、余ってしまったのだ。

7月7日に、南伊豆の磯で釣りをするために、大阪の同じエサ屋で、オキアミブロックと付けエサ用オキアミを買ったのだが、ぶっこんでおくために、さらに3匹のユムシを追加したのである。

ところが、南伊豆では潮の流れが速く、ぶっこんでおけなかったために、まるまる6匹が余ってしまったのだ。

氷を入れたクーラーに入れておったのだが、その存在をすっかり忘れていた。

7月8日、庭で釣り道具を洗っていた時に、発見したのである。




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どうすべえ、これ・・・

以前、冷凍したら、黒く変色してぶよぶよになってしまった。

中でどす黒い液体が動き、フグさえも喰ってしまうトリに捨てられるという、ショッキングな場面に遭遇したのである。

この記事だ。

まるで、もう用はないとばかりに弾かれる、アレのようでかわいそうではないか。


ならば、塩漬けじゃ!


まだ少しは役に立つであろう。




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ファミリーサイズのアイス容器に、ユムシを移す。

ん~、台所の塩を使うのは、ちょっと控えたいのう(^^;

ちょっくら、そこのスーパーで塩を買ってくるか。

その間、表に置いとくわけにはイカン。

トリやネコに、さらわれるかもしれんからの。

容器を玄関に入れて、自転車で塩を買いに行く。



帰ったら、何やら玄関内が騒がしい。

うるさいのう~



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こってり油を絞られたあと、外で塩を入れる。




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たまに塩水を「ピュッ」と吹き出しながら、うごめく。

うむ、クーラーに入れておったから、まだまだ元気じゃの。


これをこのまま冷蔵後に入れておこう。

塩マムシは聞くけど、塩ユムシは聞いた事ないからの~





数日後・・・・・・・




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ま、まあ、こんなもんかな(^^;

これを海水で戻すのだ。

現場で再度ムクムクと、かり、もとい、カマ首をもたげてくれる事であろう。

また一つ、楽しみが増えたのう~


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渋谷サンスイ その04

2016.07.28(Thu)

磯釣りをするようになってから、偏光グラスが必需品になった。

外国製のものや、有名メーカーの製品がいいだろうと思っていた。

が、彫りの深い西洋人とは顔の造りが違うのだろうか、かけてみるとオークリーなどは私には合わない。

で、日本製のスワンズのエアレスリーフというものを使用していたのだが、移動中に紛失してしまった。

次に、現在も使用している、ダイワの偏光グラスを買った。




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タレックスのレンズで、いいお値段がする。

が、通販で買ったため試着していなかったのだ。

日本製であっても、人によって顔の造りが違う。

はっきり言って、私にはフレームが合わない。

大きい小さいではなく、合わないのだ。

メガネ屋さんで、微調整してもらったのだが、どうしてもしっくり来ない。

が、性能に問題は全くないので、使用している。

フレームが細く、レンズにあまり触りたくないので、取り扱いに気を遣う。

磯でしょっちゅうしぶきを浴び、視界が曇るので、その場で真水をかけて拭くのだが、何度もやっているとレンズを固定しているネジが緩んでしまう。

これがとても小さいネジで特殊なため、帰ってから小さいプライヤーで締めるのだが、レンズに傷がつきそうで、きつく締められない。

ええのがないかのう~

と思っていたが、実際に合わせてみないと、もう買う気がしない。

長時間使うものなので、合わないとつらい。

レンズの性能などは、今のメーカー品ならば問題ないと思う。

が、フレームだけは、顔に合うかどうか、かけてみないとわからないのだ。

私にとって、通販では買えない製品の一つだ。

釣具屋でも置いているが、そうそうたくさんの種類をそろえてはいない。

知らない店で、いろいろ試させてもらって買わないというのも気が引ける。

そんな時、渋谷サンスイのウィンドウにちょっとだけ展示してあるのを見つけた。

この店なら、気兼ねなく商品を試したり、説明を聞ける。

種類が少ないが、かけてみるか・・・

合わなければ買わないだけだ。



フルイチが喜々として解説を始める。

レンズはタレックス製で、まったく問題はない。

値段の差は、デザインだと言うのだが・・・

ワシは中年、もはやファッショナブルとか、カッコよさなどには無縁だ!

いや、一応、きちんとした服装、装備で釣りに行っているつもりだが・・・


と言うか、私が偏光グラスに求めるものは、機能と快適さだ。

最近のものは、レンズの面積が狭くて、横、下から外光が入ってくる。

60年代の顔の3分の1を覆うようなものは要らないが、ある程度面積が広いものが欲しい。

で、かけてみると意外といい。

ZEAL の製品だが、ここにある一番安い型が、顔にしっくりと来る。

レンズもある程度の面積があって、視界が広い。

おお~、今まで出会った偏光グラスで、一番いいではないか。



で、買ってしまった。




20160728002.jpg

写真を撮る時、いちおう笑顔を作るフルイチだが、商品を説明しながらこちらに向ける笑顔とは違う。

買え~、買え~、とテレパシーを送っている呪怨塔だ。

その怨念がいやらしい笑顔を作り出している。




20160728003.jpg

ZEAL のステルス、レンズはタレックスのマスターブルーというやつだ。

まあ、今回はいい買い物ができたので、満足ではある。

たまたま置いてあったこれが、私の顔に合ったというのも、幸運だった。

普段、いらんもんまで買ってしまうのは、不幸せだが。



釣具を見て迷うのも楽しみの一つだが、店員をイジるのもまた、楽しい。

またイジりに、渋谷へ行くか。

そんな行きつけの店があるというのは、幸せなのだ。


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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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