7月27日 南伊豆 入間 川吾

2016.08.02(Tue)

そろそろダンゴを握りに行きたいのだが、天気がぐずつく。

雨が入ると、ダンゴの調節が面倒だし、また磯に行くか。




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お盆くらいまでは、入間の駐車場代が1,000円かかるのだ。

この地区の取り決めなので、仕方がない。




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今日は福寿丸に数人、日吉丸は、私一人だ。

夏はやはり渡船客が少ない。

・・・雨の予報だからか?

まあ、降っても大したことないだろう。

暑いし、少しくらい濡れた方が気持ちいいかもしれんの。

カッパ持ってくのや~めた。


・・・またもやここで判断を誤るのであった。




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だ~れもおらんから、川吾に乗った。

向こうの牛根に乗ったのは石物師かな?


少し風はあるが、日差しもないし、快適である。




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竿もよく曲がるのう。




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ちょうどいいサイズのイサキが、2ヒロで絶え間なく喰ってくる。

ん? 小雨が降って来たな・・・



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口太と、




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尾長も混じる。

型は小さいが、なかなかよく釣れて楽しい。

こういう所に、磯の初心者を連れて来ると、ハマるだろうの~

「こんないっぱい釣れるとこ連れて来てくれて、感謝します!」

などと感激するかのう。

ふふ、実は「磯ラーまっしぐら・廃人コース」なのだという事を知らんからのう。

もうそうなったら、後悔しても遅いからのう。

感謝どころか、呪われそうだがのう。

そういえば今年、神津島へ連れて行った人が、廃人になりかけとるのう。





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こんなんもおるが・・・


楽しく遊んでいると、雨が強くなってきた。




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笠は多少の雨なら頭が濡れないので重宝するのだが・・・他の部分がヤバい。

大粒の雨がバラバラと落ちてくる。

やんだかと思ったら、霧雨のような細かい雨が、風と共に流れてくる。


さ、寒い!


上も下も、びしょびしょに濡れてしまった。

風が吹き付け、さらに寒くなる。

急速に体温が奪われ、体がガタガタ震え出した。

とても釣りどころではなくなってしまった。

やっぱりカッパ持って上がったらよかった・・・



立っているとまともに風を受けるので、しゃがんで膝を抱えて丸まる(^^;

イカン!

体を動かして暖めるのじゃ!

その場でモモ上げをしたり、上半身をぐるぐる回す。


「あいつ、川吾で何を踊っとるんじゃ」と、牛根の釣り人から思われたかもしれんな。


そうだ! バッコンバッコン釣り上げると、温かくなるに違いない!

釣って釣って釣りまくるのじゃ!




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このサイズではちっとも暖まらんではないか!




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後で見たら、ビデオカメラのレンズが雨の滴でこんなんなっとった。

・・・石化けみたいじゃのう・・・ババもしとらんのに・・・


朝からず~っと見えとる、デカ魚でも釣るか。

ちょっとは暖まるじゃろう。


磯ギワのサラシに、コマセを打ち、仕掛けを横に入れる。





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ファイト一発、イスズミンV!


45センチ強ではあるが、1.2号のプロテックだと、なかなか楽しめますな。

汗が出て、ハアハア言いましたわ。



寒さをごまかしながら修行僧のように釣り続け、午後2時に磯を上がった。

「せんちょ~、はよ来てくれ~!」と心の中で叫んでおりましたな。


・・・迎えに来たら、雨がやんだ・・・


なんかの呪いかい!


シャツもパンツもずぶ濡れだったので、車の中で全部着替える。

生き返った気分じゃ。

一応、おかずはじゅうぶん確保したが、雨が止んだのでちょっとやってみるかの。




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船長とダベった後、入間の港で竿を出した。

小さいながら河口があるので、チヌがおらんかのう。

底が見えるほど浅いが・・・ん? まだら模様の長い魚が・・・

ま、まあ、見なかった事にして、やってみるか。




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くっ・・・フグばかり。

ハリスを切られまくるが、ここはシンボウじゃ。

おっ! ボラが寄ってきた!

これはチヌが近いか!


来たぁ!・・・・・・・・ボラが・・・


手前まで寄ったところで、針が外れた。


くうっ! シンボウじゃ・・・


ウキがスコンと入った。

ビシッ   グググググググ~~~

おお? よ~引くの~ やばいの~ こ、こんな港内でレバーブレーキ使うてしもうた(^^;

ああっ そっちの藻に突っ込むなぁ!

・・・突っ込まれた・・・

ぐいぐいやってると、ガン玉付けたとこから切れた・・・1.75のハリスじゃ、弱かったか?

ん~、何の魚だったか、気になるのう~

今度またやってみるか。

ここでええもんが釣れたら、クセになりそうじゃ。


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8月4日 新潟県 どこかの港

2016.08.07(Sun)

新潟へ行く用事があったので、ついでに釣りをしようとたくらんでいた。

が、用事が終わったのは午後5時。

もう釣りをする時間があまりないが、せっかく道具を持って来たので、少しだけ竿を出すことにした。

電気ウキも持って来たしの~

港まで行き、釣具屋のおやじに様子を聞いてみる。




「小アジが釣れてますよ。」

「他は何が釣れますか?」

「小アジかなぁ~」

小アジしか釣れんのかい!

「チヌは釣れませんか?」

「クロダイぃ? 寄せるまでに時間がかかるよ? ん~、ヘッドランプとスパイク持ってるなら、テトラへ行ってみて。」

期待せずに、オキアミの3キロブロック1枚と付けエサのオキアミを買って、堤防へ歩く。

もう午後6時だというのに、西日が暑くて、汗が止まらない。

テトラまでやって来たが、どうにもそこでやる気にならない。

実は、私はテトラが恐いので、ほとんど乗らないのであった。

で、そこではやらず、少し横の堤防に釣り座を取った。




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オキアミブロックを海水で解凍するが、結構時間がかかる。

のんびりと準備をしていたら、どんどん日が傾いて、釣りを始めたのは、すでに日暮れであった。




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もう最初から電気ウキである。





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小フグばかりだが、それはそれで仕方がない。

今日は特に釣果に期待していない。

知らない場所で、一人静かに竿を出せたので満足なのである。

ルアー竿持った人が来て、「クロダイですか」と声をかけられる。

群馬から来たそうで、いつもは紀州釣りをしていると言う。

お、ご同類ですな。

新潟でも、ダンゴやる人がおるんですな。

暗くてお互いの顔は見えないけど、しばしダンゴの話に花が咲く。

お互い、楽しみましょうと別れ、また一人になる。



真っ暗な中、電気ウキがゆら~っと沈むのが楽しい。

すべて小フグだが、釣れる魚がいるというのが嬉しい。

正面からそよ風が来て、涼しい。

さっきまでの暑さがウソのようだ。

波もなく、水面は鏡のようである。

時々どこかで、ぱちゃりと音がする。

ここ数年、どど~んという波やサラシの世界にハマっていたため、昔懐かしい気分だ。



そういえば、若いころ瀬戸内で、高校の同級生とゴムボートに荷物を積んで、沖堤防へ渡った事があった。

テント張って、ランタン点けて夜釣りをしたな。

何を釣ったかは覚えていないが、そういう釣りをしたという事だけは覚えている。


また、同じ友人と、これまたゴムボートで、歩いて行けない釣り場に上陸した事もあった。

テントを張って寝ていると、満潮で潮が上がってきて、テントに海水が入って来たな。

「い、移動じゃ~! 急げ~!」

と、あわててテントを持ったはいいが、もう乾いた場所がないため、仕方なく真っ暗な中、撤収したな。

ゴムボートのオールを動かすたびに夜光虫が光って、幻想的な光景に悲惨な状況を忘れたものだった。




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そんな事を思い出し、時々笑いながらタバコをふかす。

付けエサとコマセが、いいタイミングで同時に尽きた。

フグしか釣れなかったが、すごく贅沢な時間を過ごした気分で、撤収する。

さて、高速に乗って、東京まで帰るか。

3時間かかるが・・・南伊豆より近いではないか!


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渋谷サンスイ その05

2016.08.10(Wed)

前々から気になっているものがある。

湯川杓だ。

八丈島の邦仁君が使っていたのを見た覚えがある。

そして渋谷サンスイには、実物を置いてあるのだ。




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結構なお値段である。

が、すでに磯ラーの一歩手前まで来ている私には、欲しくてたまらんヒシャクなのだ。

以前からムラムラしていたのだが、ある日、ムラムラムラッとしてしまった。




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長さや色、カップの大小が違う完成品を数種、展示しているが、その組み合わせを自分好みにオーダーできるのだ。


どういう色が人気なのか、聞いてみなければなるまい。




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カモが来たわ、とばかりに、店長のウチダが対応する。

「売れている組み合わせを教えて下さい。」

握り(グリップ)の皮は、黒、赤、白、黄、緑の5色で、赤と白が人気だそうだ。

サメかエイかわからんが、ざらざらの皮を使っているという。

シャフトは黄土色と黒の2色で、黒が多いらしい。


ここは、他の人が選ばない色で行くか。

どうせ買うなら、他に人が持ってない色の組み合わせにしたいではないか。


じゃ、グリップは緑で。

シャフトは、黄土色で。

カップは小で長さは、一番長い76センチで。



よし、この組み合わせは、ふつう選ばんだろう。

「え? 一週間ほどかかるんですか? わかりました、急いでないし。」

オーダーなので、前払いである。



このヒシャク、実物を置いてあるところは少ないだろう。

実際に手に取ってみたい人がいるのではないだろうか。

「展示をブログに載せるから、ポーズを取ってくれます?」




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こら、なにをスマした顔しとる、フルイチ。

「ほら、表情が硬いから、笑って~」





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時々見せる、あのいやらしい笑顔を、なかなか出さんな・・・

見たら石になってしまう、メデューサのごとく、自制心をマヒさせられるからのう。

今日は買わない!と決めたら、目を合わさないように心がけよう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「届きましたよ~!」

しばらくして、サンスイより電話があったので、取りに行った。





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うむ、さすが不人気色、この組み合わせはなかなか見られないだろう。

猫に小判かもしれんがのう。

最初に使うのは、いつがええかのう~


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2016年 お盆の帰省

2016.08.14(Sun)

毎年の行事、お盆の帰省である。

以前は車で帰っていたが、最近は新幹線である。

お盆の渋滞に耐えられる体力がないからの~




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まずは墓参りだ。

小高い丘にあり、女木島と男木島が浮かぶ瀬戸内海が見える。

いい場所だが、ワシはもっと海の近くに入りたいの~

磯に埋め込んでもらって、ぶっといチャランボを墓標にしてくれんかの~

サビないように、チタンのチャランボで。

墓標にババをしたやつは、海に引きずり込むかの~




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久しぶりにちょっと足を延ばして、昔時々行ったうどん屋にやって来た。

このくそ暑い中、行列になっとるがな。

県外ナンバーの車が多いの~




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ぶっかけとおでんを食べる。

・・・こんな味だったかな?

うまいけど、あまり印象に残らんかった。




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実家に帰って、車庫の屋根裏を見る。

昔よく使った道具や、ゴムボートを置いてある。

ダンゴの桶や、オールが見える。

東京に持って帰りたいが、車で来ないと、大きすぎるの・・・


家族で三越へ買い物に行くというので、車で送って、私一人でお好み焼きを食べに行く。




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む・・・脂ぎったこの店は、昼の休み時間か・・・




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中学、高校と同じクラスだった友人がやっているラーメン屋も昼休みじゃの~

仕方なく、味楽でお好み焼きを食べる。




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スーパーでいい付けエサを見つけた。

この大きさのイカ、持って帰りたいの~




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う、海タナゴが欲しいなら、いくらでも釣ってきてやるぞ~




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近所のペットショップには、なぜかダンゴの材料を売っている。

押し麦、ムギヌカ、米ヌカ、おから、土、さなぎと、いろんなのがあるが・・・

今回見たら種類と量が減っていた。

もうあんまり売れんのか?

確かに私も最近では市販の配合品を買っておるからの~




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実家の座敷で、家族4人が並んで寝る。

こういう時じゃないと、もうこんな形で寝る事はない。

今年、就職の内定をもらった娘なぞ、もう親父など相手にしてくれんからのう。

仏壇と神棚がある座敷なので、一人で寝るのは恐い。

天井の木目を見ていると、人の目や顔に見えてきたものだ。




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朝、近所のうどん屋へ行った。

昔から地域の人々が通う、セルフの店だ。

朝は通勤途中の人のために、6時から開いている。




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まず小(1玉)か大(2玉)を選び、ドンブリを受け取る。




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小ザルにメンを入れ、好きな時間温める。 湯を切って、ドンブリに戻す。




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ダシをかける。




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好きなトッピングを乗せる。

油揚げ、てんぷらなどがある。




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てんかす、ネギは、好きなだけかける。




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で、ここでお会計をしてテーブルへ持って行く。




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あ、しもうた、写真撮る前に食べてしまった。




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一年中、おでんがある。

好きなのを取って、ミソをかける。




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おにぎり、巻きずし、おいなりさんがあるので、これも自由に取る。

おでんやおいなりさんは、取った時にお会計をする。


以上が昔からの正当なさぬきの「セルフうどん」だ。

店によって、少し違うが、だいたいこんな感じである。


注文すると、ダシが入った状態で出てきて、トッピングを自由に乗せて「セルフ」とうたう、えせさぬきうどん店があるが、だまされてはならんのだ。

昔から住宅街でひっそりと営業を続ける、地元民に愛される店、そこが本当のさぬきうどん店なのである。

一口食べて、「おいしい~!」と感激する味ではない。

毎日食べても、飽きない。

それがさぬきうどんなのだ!

家での朝飯は、ドンブリに入ったうどん玉のみ。

それにしょうゆをかけて食べるのが、子供の頃の常であった。

讃岐人にとっては、米とうどんが主食なのである。


・・・イカン。つい熱く語ってしまった。

うどんなど、おいしく食べられれば、それでいいのだ。




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今回は、レンタカーが足だ。

トヨタのアクアだが、燃費もいいし、なかなかいい車ですな。

だが、釣り道具を積むには、少し小さいかもしれんな。

35L、25L、17Lのクーラー3つ、活かしバッカン、バッカン、磯バッグ、竿ケース、ちゃらんぼ3本、スパイクブーツ、スパイクシューズ、ウェア・・・乗るかの~

新車買ったら、1日でオキアミ臭が染みつきそうだな。

やはり当分は今の車か・・・




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帰りのJR、喫煙所は、ホームの端っこに追いやられておる。

遠くて、つらいの~




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瀬戸大橋から瀬戸内海を眺める。

ええ潮が流れとるの~

橋脚に下りて、竿を出してみたいの~




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新幹線の喫煙所にも格差が存在する。




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指定席の喫煙室は、少し広くて灰皿が3つ、人も3人入れる。

自由席のそれは、2つで2人しか入れない。

露骨じゃの~

グリーン車のは、乗った事ないから知らん。

4人入れるんかの~




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座席のテーブル、10kg も乗せられるのか!

50アップのイスズミを3~4枚も!



・・・昔から、お盆に釣りをすると、水に引きずり込まれると言われてきた。

お盆は、釣り禁止期間なのである。

行けなくてうずうずするの~




しかし、帰省のたびに思う。


両親は健在だが、毎年老けてゆく。

これがいつまで続くだろうか。

いつか終わる時が来る事は、わかっている。

が、いつまでも続いてほしいと願うのだ。

釣りには行きたいが。

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釣りババの道  新章 ~食物連鎖の巻~

2016.08.22(Mon)

近所の釣り師、T君から聞いた話である。

彼の友人が体験した話であり、どこまで正確かはわからないが、まずはそのままを記そう。




ある時、2人のおっさん磯釣り師が、磯へ釣りに出かけた。

その同じ渡船に、大変な美女が一人で乗っていたというのだ。





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彼女は上から下まで、磯のファッションでビシッとキメていたそうである。

同じ磯に下り、彼らは彼女の潮下、約15m程の場所に釣り座を取った。

グレ狙いで、コマセはグレパワー主体であったという。

しばらくして、彼女が 「こっちを見ないで!」 と、叫んだらしい。




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お腹をこわしたようだ。

二人は彼女に言われた通り、そちらを見ないようにして釣りを続けていた。





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ほどなく、上流からババ塊が流れて来たという。





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ババの下は強烈なにごりで、キラキラと銀鱗が舞い、しばらくチヌが入れ食いになったそうな。


そのうちフィーバーは終わったが、その後、今度はそのおっさんの一人が、ババをして流したそうだ。

が、おっさんのババにはチヌは反応しなかったという。



チヌは美女のババがお好き!


こう結論付けると、きれいな女性に

 「あなたのババ、私に下さいませんか?」


などと、街中でお願いして回る不届き者が増えるに違いない。





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必ず逮捕されるので、やめた方がよかろう。





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犯罪者を生み出すおそれがあるため、補足しておこう。



まずこれは、T君の友人が体験した、2次情報である。

ババがぷかぷかと浮いて流れて来たという事だが、ババは水に沈むので、ここは誇張されているかもしれない。

が、にごりは現実味がある。

上流から流れてくるババにごりに、チヌが乱舞したのだろう。

では、なぜ美女とおっさんのババで、違いが出たのだろうか。

これは、軟度による拡散具合と、水解したババの内容にあると考えられる。

その美女が食べ、未消化だったものがチヌの好物だった可能性が高いのだ。



ここで基本的な事実を確認しておこう。

釣りババをした事がない者、あるいはした事はあるが、その後の様子を観察した事がない者には理解しにくいだろう。


ババは魚を寄せる効果があるのだ。





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釣り人と魚の間に存在する循環を、釣りババ界ではこう呼ぶ。


「食物連鎖」 と。


一般に言われる食物連鎖とは、少々違うが、業界用語として覚えておきたい。



私もそうだが、釣った魚の胃袋の内容物を確かめる釣り人は多いだろう。

その魚が、何を食べているかを知るためである。

グレはコマセのオキアミや海藻が、青物はキビナゴなどの小魚、カサゴならばカニや小さいタコ、エビなどが出てくる事が多い。

が、チヌの場合はいろんなものが出てくるのだ。

悪食で有名なチヌであるから、首をかしげるようなものもある。

砕けた貝、オキアミ、ムギ、カニ、コーンなどは普通であるが、バッタや小魚が入っているのを目撃したことがある。

私自身が確認したことはないが、以下のものもあるようだ。


・豆付きもやし

よく焼肉屋でナムルとして出てくる。

普通のもやしではなく、大豆もやしだ。

これは自然に海に流れてくるものではない。

コマセに混ぜる事もないだろう。

可能性として残るのは、ババしかないのである。



・ほうれんそう

これは豆付きもやしと同じで、言わずもながであろう。

食物連鎖である。



・スイカのタネ

スイカをエサとしてチヌを釣る方法があるが、このような釣りをしている者がいない場合は、まちがいなく食物連鎖であろう。

成熟していない白いスイカのタネは、押し麦とよく似ている。




付けエサやコマセに使われるコーンが、胃袋から出て来た時も、油断してはならない。

チヌ狙いの人がいない磯で釣れたチヌの胃袋からコーンが出て来た・・・これは食物連鎖しかないのである。




釣り場に入った際、潮上の釣り人に「昨夜何を食べましたかな?」 と聞いておこう。

ラーメンやピザを食べた人であれば、トッピングが何かを聞いておく事が重要である。

コーンを多用する料理には、特に気を付けておかねばならない。

逆に、隣の人に聞かれた場合、その人は釣りババ道上級者とみなしてよい。



以上の事より、ババはコマセとして十分使用可能である事が理解できるだろう。



磯のフカセ釣りで、バッカンを波に流されると、コマセがなくて途方に暮れるしかない。

そんな時、ひそかに岩陰で水汲みバケツにババを満たし、「さ、どうぞ」と渡すのも、友情の証である。




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ただし、渡した後は彼の潮上へ移動するのを忘れてはならない。



また、貴重なコマセを頂いた者は、ありがたく使わせてもらい、それで釣った魚を、お礼として差し上げたらよかろう。





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前の夜に何を食べたかで、釣果は変わる。

明日の海況をにらみ食物を厳選し、消化時間を考えて採取するタイミングを計る・・・

上級者のなせるワザだ。


釣りババ道・・・それは避けて通れない修羅の道である。

新章 ~食物連鎖の巻~  <完>

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釣り自粛か!

2016.08.31(Wed)

我が家は、コンクリート住宅である。

大成建設のパルコンで、新築したのは平成11年だから、もう17年になる。

先日、階段に水が溜まっていた。

ものすごい横殴りの雨の時だったので、どこかから滲み出したに違いない。

そろそろ防水と塗装のメンテをする時期だというので、メーカーに来てもらい、見積もりを作ってもらった。

はめ殺しの窓の下だったので、サッシかコーキングが劣化したのかもしれないという。

何度もちょこちょこ手入れをするのも面倒なので、全体の塗装と防水処理をやる前提だ。





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なにぃ!  440万だとぉ!


離島釣行100回分ではないか!

3階だから面積はあるけど、こんなにかかるのか!

こ、これは他でも見積もりを取らねばイカン!

しかし、どこでやってもらうのがいいのか・・・

建てたメーカーが安心ではあるが・・・こんなにかかるとはのう・・・

どうするかのう・・・

車は今のを乗りつぶすしかないのう・・・

釣りはミミズを掘って、近場の池に行くしかないかのう・・・

ニヤニヤしながら、次の釣りババ道記事に載せるお絵かきをしていたので、バチが当たったんかのう・・・


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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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