2月25日 神津島 恩馳群礁 大根

2017.03.02(Thu)

明日は神津島だ。

うふふ、新車に乗って出撃じゃ!

まだ夕方の日の残る中、偽チヌ師さんを迎えに行く。



駐車場でニヤニヤしながら準備をしていた不審なおっさんを乗せ、高速へと走る。

圏央道を通ると、おお~、なるほどETC2.0で2割引きになったわ。

1かいで500円ほど安くなるなら、10回通れば5,000円も浮くのか。

こりゃお得だのう!

(実は行かないのが一番お得だ。)




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真鶴のあおき釣具でいつもの作業である。

明日はちと風が強いから、この配合粉が重宝するだろう。

向こうに、もうハァハァしてる中年のおっさんが・・・



途中、またヤマテツに寄って付けエサと予備の配合粉を買う。

あの不気味な雰囲気にどうしても引き寄せられるのだ。



別荘(私のではない)に到着すると、すでにナニパクさんは寝ていた。

どうやら風邪を引いたようである。

はよ治さんとイカンですぞ、お大事に。

気遣うふりをして、二人で酒盛りを始める。

「荒れた後で、お魚が口を開けて待ってますな。」

「今まではクーラー一つにまとめてましたが、今回からは別々に持って行かねばなりませんな。」

「いっぱいで入りませんからな。」

「でも25Lで足りますかな?」

「一人で35Lいっぱいにすると、食いきれませんからな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハ!


病人を寝かせてやらんかい!





仮眠を取って下田港へ行き、賀寿丸に乗る。

船内でまた1時間ほど仮眠し、起きたらすでに神津島だった。


港では、かつさんが待っていてくれた。

竿を貸してくれる事になっていたのだ。


おお~、センティオとアテンダー2ですな!

これでガマの竿を堪能できますな!

早朝の寒い中、待っていて下さってありがとうございました、かつさん。

が、ここで漁師情報を教えてくれた。

「水温、13度まで下がったみたいですよ。」

なにぃ!

16度だったんちゃうんかい!

こ、これは厳しそうですな・・・



まあ、場所は船長に任せますか・・・



港を出てすぐの本島回りから客を下ろしていく。

ぼ~っと、今日の組み立てを考えていると、そのうち沖に向けて快走し始めた。

ありゃ? 恩馳へ行くんかい・・・

モロに風を受けるのう~

浅いし、水温下がって大丈夫かのう~





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船尾に偽チヌ師さんと二人で座り、潮をかぶりまくる。

船室に避難している人たちからは、変態に見られておる事だろう。

なんせ、かぶればかぶるほど、ニヤニヤしておるからのう。

もう逝っとるのう。





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我々3人は、他の2人組と一緒に、大根に下りた。

私、ここ初めてですがな。





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体調のすぐれないナニパクさんは、そのままチャカ場で構える。

風が多少はマシですな。





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偽チヌ師さんは、神津本島とは反対側の先端に構えた。

一発狙いじゃのう~





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他の2人は、反対側の先端付近を見ているので、そちらはお任せしますわ。

まあ、5人じゃ広いから、どこでも大丈夫ですな。





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初めてでわからんので、とりあえずサラシの動きで決める。

左右からのサラシがぶつかる場所があったので、そこを今日の釣り座に決めた。

少し低いので、ちゃらんぼ2本体制である。




しかし風が強い。

左から体感で8~12mほどだ。

低い場所じゃないと、道糸が横に飛ばされる。

竿先を海面につけるくらいじゃないと、釣りにならんわ。





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左手でちゃらんぼを握り、右手で竿を持つ。

さすがにこの強風では、手持ちでガンバルしかなかろう。





両側のサラシがぶつかり、目の前の潮が沖へ出て行く。

これに仕掛けを乗せると、すぐに反応があった。





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むう・・・これでサイズアップして行ってくれよ~





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だれがダウンせえ言うたんじゃ!



風は強いが、仕掛けは流しやすいので、このスジをネチネチと探る。

が、反応は薄く、時々足裏サイズまでの尾長が釣れる程度だ。


日が上がって来ると、ぼ~っと海の中が見えてきた。

仕掛けは沖の沈み根に向かって伸びて行く。

けっこう浅いが、ええ場所やんか。


しかしウデが伴わんのか、釣果はパッとせんのう。


付けエサ、変えてみるか。





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最近、苦しい時の一発頼みで使う、イヤラシイ付けエサである。





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で、ホンマに一発来るからオモシロイ。

ちなみにファルシオンの1.5号を使っているのだが・・・

これ、先調子か?

それくらい今日は曲がらない。





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それでも口太の40だ。

おかしいの~

入間ではもう少し曲がったがの~


で、一発エサは、一発で終わり、しばらくアタリが遠のく。

やっぱり水温が下がった影響かのう・・・



手持ちでやると疲れるわ・・・

高い所で座り、一服じゃ。


偽チヌ師さんから差し入れを頂く。





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マムシかい!

偽チヌ師さんは、この強風を正面にうけ、真っ向勝負を挑んでおる。

が、ヒザを折って、がっくりと力尽きておるのう。

お疲れちゃんである。




さて、ちょっと釣り方を変えてみようかの。

穂先でアタリを取っちゃる(^^;

この横からの強風で竿先が振られまくるが、仕掛けを吸い込み口に入れてさえしまえれば、なんとかやれるじゃろう。

何事も勉強じゃ。

あえて不利なやり方に挑戦する、ドMであった。



サラシと風の強弱のタイミングをうまく取れれば、正面の沈み根に向かって、ハリスがゆるい角度で刺さって行く。

うまく刺さる事もあるし、まったく刺さらずに沖まで飛ばされる事もある。

投入地点と、馴染ませる時の道糸の処理に左右されるのう。



コツン!


沈み根付近で、竿先にアタリがぁ!






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胴調子のファルシオンだが、取り回しはしやすいし、竿先のアタリもよくわかるではないか!

・・・・・ん?

ぴしゃっ

ああ! あんなコッパが海面から飛び出してきた!



・・・ぺちぺちぺち くるくるる~~ ぺちぺちぺち

(海面を回転スキップしながら寄って来る音)


おのれ~、せっかく苦労して沈み根へ差し込んだのに~







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しかもイスズミではないか!


こ、こんな小さなイスズミ初めてじゃ!

ここはどこ?

名礁 恩馳の大根だろうが!



心が折れかけたが、竿の意外な性能を発見したから、ヨシとする。

爆風時、こんな小さなヤツのアタリもわかりまっせ~(笑)

なかなかええ竿じゃ、ファルシオン。 ちくしょ~



2匹目のイスズミにビクビクしながら、同じように刺して行くと、型は小さいが尾長が釣れ出した。

ほとんど足裏サイズじゃのう。





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今日一番竿が曲がったのは、コレですな・・・





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35の尾長・・・抜き上げじゃ!




その後も状況は変わらず、納竿となったのである。


クーラー、カラかい!





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むう・・・今日は渋かったのう・・・

予定では、こうだったのだ!


1.朝、ファルシオン1.5号で始める。

2.40オーバーの尾長を連発し、竿の限界まで曲げる。

3.やはりこっちじゃろう、と、アテンダー2 1.75号に変える。

4.アテンダー2の曲がりを堪能しながら、尾長を釣りまくる。

5.クーラーがいっぱいになって、その後の魚は全部ポイする。

6.ふ・・・・・腕が痛いぜ。





1で終わりかい!



かつさん、スンマセン。

せっかく早起きして竿を貸して下さったのに、使うとこまで行きませんでした。


また3月にリベンジじゃあ!


ちなみに今回のフィットの燃費である。

走行距離 439.5 km
ガソリン量 23.22 L
燃費 18.9 km/L

高速道路と一般道が半々くらいだが、スタッドレス履いても、なかなかの燃費だの。

さすが国民車、オデッセイの半分だわ。

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本当に欲しい情報

2017.03.05(Sun)

私が釣りに関するテレビを見るようになったのは、つい最近の事である。

今でも、雑誌は買わないし、立ち読みもしない。

だからか?

いつまでたっても上達せんのは!




昨年、2016年の12月、テレビの「ザ・フィッシング」で「わくわく女子会Fishing」というのをやっていた。





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女性も釣りを楽しみましょう!というものだろうが、それは大変結構なことである。





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たくさん釣れて、楽しそうだ。





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このタイトルは、釣りに行きたい女子にとっては、思わず身を乗り出す情報だろう。

これだけは持って行きたい化粧品とか、ニオイ消しか? と思っていたら・・・






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梅干しぃ~?

・・・食あたり防止かのう?





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ただのゲンかつぎの話かい!


くだらん!


もっと女子が知りたい情報があるだろうが!


食べたら出すじゃろうが!



アウトドアで女性が一番気にするのは、トイレ事情だ。



・こういう船に乗った場合は、こんなトイレがありますよ、紙は普通のロール紙ですよ、だからこういう尻拭き紙を持って行くんですよ・・・


・堤防の先へ歩く前に、トイレを確認して行くんですよ、汚いとこが多いですよ、
だからこういう尻拭き紙を持って行くんですよ・・・


・釣り場の近くにトイレがない時は、隠れる場所を見つけてから、釣りをやるんですよ、
だからこういう尻拭き紙を持って行くんですよ・・・



釣り場所によって、無限のバリエーションがあるのだから、少しくらいは解説せんとイカンだろう。

そういう女子にとっての切実な情報を紹介する事が、釣りガールを増やす事につながるのではないのか。

だが、そんな情報は番組では一切流さない。

ただ楽しいよ~、ほら、こんなに釣れるよ~、と、良い面だけを、これでもかと流しても、増えるわけがないだろう。

釣り人口が減っていると言われる中、番組のスポンサーである釣具メーカーも、初心者や女性の、「人に聞きにくい」情報を積極的に発信するよう、考えてはどうか。

不安を取り除いてあげる事で、初めて「行ってみようかな」と考えるのではないだろうか。

知らずに釣りに行き、心の準備もなく恥ずかしい思いをすると、もう二度と釣りに行こうとは思わないだろう。

初心者には、海に落ちたら「浮いて待て」ですよ、荒磯なら、岩に打ち付けられないよう沖に出るんだよ、仲間はクーラーを浮き輪代わりに放り込むんですよ、など危険に対処する方法を流してはどうか。

いや、これは初心者でなくても、知らない人がいるのだから、ぜひ流して欲しいものである。

人で混みあう釣り場でのマナー違反も、ぜひ紹介するべきだろう。

実際の場面を演出し、わかりやすく解説してほしいものだ。


危険とマナーを理解し、対策をとり、それで初めて楽しい釣りができるのではないだろうか。

今の番組には「これは見なければ!」という内容がほとんどない。

よく釣れるテクニックや、仕掛けを解説するでもなく、ただ上手な人がたくさん釣るのを眺めているだけの番組ばかりだ。

同じ趣味というか、スポーツというか、山に比べると、はるかに遅れていると強く感じる。


「本当に欲しい情報や、大切な情報を伝えていない。」


登山と同じく、釣りは自然に触れる趣味だ。

当然、そこには危険がある。

釣り番組の途中、こんなテロップが流れるのを見る事があろう。





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7~10秒ほど、画面の下方にちょろっと映し出される。

「一応、注意を呼び掛けてますよ~」という、ほとんどアリバイ情報のようなものではないか。

ライフジャケットを着けていないと、どうなるのか?

もし海に落ちてしまったら、どうすればいいのだろうか?

そういう情報が、視聴者にとっては一番大切なのではないか。

素人は、ライフジャケットがどんなものかも知らないのだ。

磯はこういうの、船はこういう方式のものを、そしてなぜそういう形態のものを使用するのか・・・

そんな事すら解説しないので、磯で膨張式のライジャケを使用する危険な人が生まれるのだ。

番組では、竿やリール、ルアーの解説をプロにやらせているだけではないか。

なぜもっと大事な情報を流さないのだろうか。




山の番組はどうだろう?

最近は山もブームであるが、一般に「登山は危険だ」という認識が広く浸透している。

ドラマでも、「山をなめるな!」という言葉は、よく出て来る。

初心者のために、テレビ番組では山の楽しさと同時に、危険性も解説しているものがある。

NHKの番組に、「実践! にっぽん百名山」というのがある。





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現在も放映されているが、以前のシリーズでは、山のマナーや危険に対する対策を番組中で紹介していた。


全部を観たわけではないが、以下のようなタイトルがあった。


・山や山小屋でのマナー
釣りの番組でも、これをやったら? マナーの悪い釣り人がたくさんいるんだから。

わざとじゃなく、知らない人が多いと思う。


・もしもの時の応急処置
海に落ちた時、どうすればいいのか、ちょっとは紹介したら?


・親子登山を安全で楽しくするコツ
磯へ子供と一緒にサンダルで釣りに来る、とんでもない親がいるよ?


・雷の対処法
これは海でもあるぞ。


・虫刺され、クマ等、山に潜む危険への対処法
ヌカカ対策や、毒魚の紹介・見分け方・対処法なんてのも視聴者は知りたいだろう。


他にも、高山病対策、単独登山の注意点や安全確保のためのロープの使い方など、実にたくさんのタイトルがあった。





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それも、24分番組の中で毎回、7~10分もこれらに使っているのだ。

釣り番組の危機意識とは、雲泥の差である。

まあ、釈由美子が出ていたので、観ていたという事もあるが、山の危険対策情報は、大変役に立つと感じた。





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山も海も、毎年多数の人が死んでいる。

この番組は、楽しさの裏に潜む危険性を理解し、知識を持ち、対策を知ってから山へ行きましょうという方針なのだろう。

危険性を隠さず、あえて前面に出しているのだ。

今の釣り番組は、そういう視点が欠けておる。

もしそういう内容の釣り番組があれば、私は間違いなく視る。

興味深々だから、録画して永久保存する。

また、そのスポンサーメーカーのファンになるだろう。

その企業姿勢に共感するからだ。

願わくば、勇気を持って新しい番組を企画してほしいものだ。







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3月3日 東伊豆 菖蒲沢 鬼ヶ崎

2017.03.08(Wed)

休みが取れれば、釣りに行く。

が、天気が良くても、風向きが悪いと行く場所も限られる。

いつも行く入間は、特に西風に弱い。

冬の渡礁率が悪いので、磯も荒れないのだろう。

明日もだんだんと西風が強くなる予報だ。

伊豆半島の東側は、風裏になるため、こちらの渡船で沖磯へ渡るかのう。

だが、こちら側の渡船は、利用した事がない。

ネットで調べたり、知り合いに聞いたりしてみる。

電話すると、オススメされた所はどこも明日は出ないとの事で全滅。

少しうねりがあるというのだが・・・

このあたりは南伊豆ほど人が集まらんからのう・・・




ダメだろうと思いながら、一応入間の日吉丸に電話をしてみる。

船長:「楽竿さん~、明日はちょっと無理っぽいわ~。」

やっぱりのう~、仕方ないのう。

船長:「22日に来るって言ってたから待ってたのに。」

む、覚えておったか(^^;

私:「その日はフィットの納車があって行けなかったんじゃ。明日も行くつもりだったんだが、西風ではダメだしのう。また今度にするわ。」

これで少しは船長への言い訳もできたわい(笑)



その後で菖蒲沢の千代丸に電話したら、明日は出船するとの事。

磯の西側は、山や崖なので、ぬくぬくだろう。

よし、初めてだが逝ってみるか!


あおき釣具に電話して、オキアミ夜出しをお願いした。

家を出発し、真鶴に到着した時にはまだ解凍できていなかったため、釣り場でコマセを混ぜる事にする。





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夜のミステリーショップ、ヤマテツに寄ってみる。

ん? 今夜は謎の美女ではなく、おっさんかい!

付けエサを買って、菖蒲沢へ向かう。

駐車場に着いて仮眠を取り、起きたころに夜が明けた。





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海の夜明けは、いつ見てもええのう~

事務所が開いてから、乗船名簿を書いて荷物をトラックの荷台に積み込む。

どこも手順は同じだ。





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上げていた船体を海に下ろし、千代丸に荷物を積み込んでから出船である。





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今日は私を含めて9人。

沖の大金に2人。

千足島へ3人と1人。





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私は鬼ヶ崎に降ろされた。

あと2人は、そのハナレに降りる。





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なかなか雰囲気のええ場所ではあるが、この右側はすぐ陸地。

つまりここはワンドの出入り口である。

左の方も見てみるか。





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沖に伸びる岩は、独立したハナレで、ここに2人乗っている。

・・・私の降りたとこは、潮がない場所か?

この場所でやるのもいいが、足場が狭いし、ハナレの2人がこちらを向いたら、モロにバッティングするのう。





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しばらく海を見ながら考え、チャカ場に陣取った。

降ろされた場所で、精一杯やってみようではないか!



まずは変化のありそうな場所を、ピンポイントで仕掛けとコマセを入れていく。

朝の一発があるかもしれんからのう~。


が、何も反応がないので、足元から探っていく。

西風をブロックできる地域なので、まったく風がない。

日当たりもよくて、暑いくらいである。



反応がないので、サラシの流れる筋を少しずつ投入地点を変えて、丹念に探る。

が、付けエサを取られない。

おかしいの~

サラシのスジしか流れがないため、そこを探ったが、生命反応がない。

流れは目の前の細長く伸びた根に横からぶち当たるので、その根に沿っても流すが、無反応。

深さがわからんから、少しずつ深くして根がかりするまでやるが、どうやらそういう問題ではなさそうだ。

針やガン玉を変え、角度に変化をつけても無反応。

ウキごと沈めて糸を張り、差し込んでもダメ。

沖の小さい三角波あたりを探ってもダメ。

こらアカン・・・


左の狭い足場で、ハナレとの間を狙おうにも、ハナレの2人が時々こちらを向いてやっているので、やめた。

しばらく場を休ませ、もう一度足元から丹念に探る。




・・・来ん。

これだけ反応がないと、疲れる。

弁当を2個持って来てよかった。

疲れが激しく、2個とも食べる。

こうなれば体力勝負じゃ。


手を変え、品を変え、思いつくことはすべてやったつもりだが、最後まで無反応だった。

なにしろ付けエサを一回も取られなかったのだ。

疲れるわ!

隣のハナレの2人組は、午後2時に早上がりした。

釣れたかどうかは、見えなかったので知らん。

私は3時まで粘り、自分のやれる事はやった。

針を軽くしても重くしても、ガン玉の位置を変えても外しても、ハリスを1.75に落としても、タナを変えても無反応。

サラシの下にズドンと落としても、スプールを変えてサスペンド気味にウキごと沈めて差し込んでも無反応。

ワンドの中の見える沈み根回りをネチネチ探っても無反応。

これ以上は思いつかん!

1尾でもかかれば、何かつかめたと思うのだが、これではのう~


またP.B.かい!





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結論


ここのメジナは絶滅したのだ!(爆)




帰ってから空撮ガイドを見ると・・・




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歩いて行けるとこかい!

あの船長、初めての客は、こんなとこ乗せるんか。

ほかにいくらでもいい場所があるのに、客をかためやがって。

入間の日吉丸、渋谷船長なら絶対にこんな配置にはしない。

みんなが気持ちよく釣りをできるように、各グループを離して、沖磯の気分をも味わってもらうよう気を遣うのだ。

たとえエリアの端から端へ移動することになっても、操船しながら潮を見て、いい条件の所に降ろして行く。

そういう心遣いが嬉しくて、入間へ通っているのだ。

・・・トーナメント会場にもなる、難しい磯が多いのも魅力だが。





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午後3時、磯上がりである。

千足島に乗った人に聞くと、型は大したことないが、数は釣れたという。

むう・・・沖磯はよかったみたいだの・・・


それよりもちょっとショックな事が。





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沖の大金という2人乗った磯で、1人が海に落ちてドクターヘリで搬送されたという。

さっきヘリが飛んでおったが、それか!





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菖蒲沢港について、荷物をトラックに乗せ、駐車場まで歩く。





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消防と警察が来て、関係者に話を聞いていた。

私はまったく知らなかったので、聞かれなかったが、警官どうしで話しているのを横から聞いていた。

彼らの話では、今日は暑くてライフジャケットの前を開けて、羽織った状態だったという。

それで動きにくかったそうだ、との事であった。

心肺停止でAEDが反応しなかったとも、他の釣り人から聞いたが、未確認情報なので、憶測を生むためこれ以上は控える。

ドクターヘリで搬送されたという事は、望みがあるに違いない。





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千代丸の事務所で警官が複数人、朝とは違う船頭と話していたので、そっと渡船代5,000円を渡して撤収した。

少しうねりはあったが、穏やかな海であった。

とても事故が起こるような海ではない。

が、たとえそんな海でも、安全装備はきちんと装着しなければならんと、改めて考えながら、菖蒲沢を後にしたのである。

自分がそうならないとは、誰にも言えんのだ。






この記事をアップする時点で、千代丸のブログを見たら、その方は亡くなったそうだ。

ご冥福をお祈りいたします。





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楽竿ホームページへジャンプ

2017.03.12(Sun)

ここは「楽竿シリーズ」開発者の個人ブログです。


楽竿シリーズの製品、ご購入については、ホームページをご覧下さい。


下の文字をクリックすると、ホームページへジャンプします。



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楽竿ホームページ


rakkan.la.coocan.jp

ブログとホームページのリンク

2017.03.12(Sun)

ご存知のように、私は自分で創った道具、「楽竿(らっかん)」を一般に販売している。

これには長い経緯ときっかけがあるのだが、それはカテゴリーの「竿かけに革命を起こす」をご覧頂きたい。

ブログは私の個人的なものであり、販売をしているホームページとは別にしてきた。

よってこのブログからは、ホームページへはジャンプできないようにしていたのだが、こんな事を言われた。


あまりにも不親切だ!


ブログの記事中の写真に、いつも楽竿ライトが出て来るのに、どこで手に入るのかわからんそうだ。

むう・・・プライベートとは分けようと思っていたのだが、そう言われてみれば、そうかもしれない。

自己満足のきれいごとだったかもしれんのう。

というわけで、ブログ内に、楽竿のホームページへジャンプできるカテゴリーと記事を作った。

さらに毎回の記事の最後に、ホームページへ行けるリンクを張る事にした。




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また、昨年夏に平和卓也プロと行った大阪湾の動画があるのだが、ブログではなくてホームページに載せて下さいと言われておる。

とりあえずほとんど編集しなくてもすむ動画部分だけをアップした。

平和プロが「楽竿ライト」について語ってくれたところだ。

釣りをしている部分は、まだ編集が終わっていない。





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なんせ平和プロが堤防でクーラーに座って釣りをしている動画は、めちゃ珍しいからのう~(笑)



あわせて先日、ホームページのリニューアルを行った。

なるべくシンプルになるよう、余計な情報は載せていない。

殺風景ではあるが、わかりやすいページにしてみた。


めんどくさいだけだろう?


む・・・ちと当たっておるがのう(^^;



これから少しずつ情報を加えて行こうと考えている。


・・・このブログのように、変態チックに書けないところが、ホームページのツラさじゃ!






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黄色いオキアミ

2017.03.15(Wed)

ふふふ・・・




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ぱさっ・・・

ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ・・・

うふふふ・・・

ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ・・・

ぐふふふ・・・

ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ・・・





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ヒヒヒヒ・・・









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あああああっ!


ジャー、ジャー、ゴシゴシゴシ・・・






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むうううううう~・・・






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3月11日 神津島 恩馳群礁 長根

2017.03.19(Sun)

明日は神津島だ。

同行者は、Mr.Iである。

二人で車に乗り、交通費を浮かす。




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コマセはいつものあおき釣具だ。

金曜の夜なので、予約解凍中のオキアミブロックが並んでいる。

少し風が強い予報なので、いつもよりは少ない。

イカン・・・・・イカンぞ。

この程度の風で釣りを延期するような軟弱者ではイカン。

超遠投グレを使えば、コマセも飛ぶではないか。

風と波しぶきに、ほっぺたをシバかれながら釣るのが、磯の男じゃ!

わけのわからん磯ラー理論を振りかざして、コマセを混ぜる。

ズコ~~~! ズコ~~~!

さ、最近、コマセを混ぜると、腰に来るのう・・・



下田港から賀寿丸に乗り、神津島に渡る。

今日はめちゃくちゃ人が多いやんけ・・・と思っていたら、海央丸や大明丸の釣り客も乗せており、港に着いたら半数以上が下船した。

むう・・・つい先日、海央丸の客が68センチを上げたから、みんなタダナエに行くんじゃろう。





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3艘そろって港を出るが、賀寿丸だけが反対方向へ走る。





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恩馳群礁へ向かうのである。





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つい先日、偽チヌ師さんとナニパクの3人で大根に乗ったが、今回は向かいの長根に4人で下りた。





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恩馳群礁を代表する大場所である。

私は今回初めて乗る。

チャカ場に真っ先に降り、船から荷物を受け取って降ろして行く。

全員が降りて、自分の荷物を確認すると、ん?

わ、ワシのバッカンがない!

ああ! チャカが離れてもうたやないか!

ちょと待って~!

若船長が、「大根に先に降ろすから、ちょっと待ってて~!」

むう、仕方ないのう・・・

みな自分の荷物を確認していると・・・ん?

すでに一人だけ、挨拶もせず、無言で先端に入っている。



Mr.Iと、もう一人のオモロイ人の3人で、顔を見合わせる。

よくいる、いわゆる「困ったちゃん」だ。





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こんな広い場所に4人なのだ。

一言、「私、あそこやってみたいんですけど、いいですか?」

と言えんのか。

誰もダメとは言わんぞ。

常連だろうが、上手な人だろうが、そんな事は関係ない。

あんたの荷物、あんた一人で下したのか?

せっかくの釣り、一日を楽しく過ごしたいものだ。


さて、3人で少しバカ話をして、長根をうろつき、釣り座を決めた。





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一人で来たオモロイ人は、反対側の先端に入り、Mr.Iは風を背に受けたいからと、中ほどに入った。

私はよくわからんので、そのままチャカ場に構えた。





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先日の大根の向かい側だ。

荷物を移動せんでええから、楽だしのう。





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ふ・・・困ったちゃんも監視できるしのう(笑)





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今回は「キイロオキアミ」を使うのだ。

せっかく手を黄色に染めて作ったからのう。


竿はがま磯のファルシオン1.5号5mを使う。

まだ曲げきってないからのう。

もちろん、ダメならBB-Xの2号に変えるつもりだ。


左向かいから8mほどの風が吹きつけて来る。

まあ、予報では弱くなるはずなので、気にせず仕掛けを放り込む。

様子がわからんので、流れを探るつもりでいたが、すぐにウキがゆら~っと沈んだ。


おお! さい先がええわい。

が、上げてたら、おわっ! サメがチェイスしてきた!

なんとかかわして、タモ入れする。





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なかなかええ型の口太じゃの。

近くにタイドプールがないので、クーラーに放り込む。


風上に向けて仕掛けを放り込むのだが、目の前を通り過ぎるころには、ウキ下一直線で仕掛けが真下に伸びる。

ゆるい流れが右に抜ける。

道糸をチョンチョン引っ張って、付けエサを先行させるようにすると、今度は尾長が喰い付いてきた。





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む、40あるのう。

海の状況はこんな感じだ。





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足元に仕掛けを入れても、サラシの合流ですぐに引き離される。

赤矢印の、ゆるい流れに乗って、ゆっくりと右沖へと流れて行くのだ。

口太も尾長も、緑のバッテン印あたりで喰って来た。

コマセは足元左のサラシに打っている。

あまり離れた所に仕掛けを入れると、今度はゆっくりと巻いて止まってしまう。

目の前の小島のあたりで、潮が溜まっているようだ。






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やはり同じところで、同じサイズの尾長が釣れる。

後ろのクーラーで、魚がバタバタ暴れてうるさいので、〆てやるかのう。





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む。 40オーバーがもう少しあれば、お土産には十分じゃのう。

もう港に上がって後悔したくはないからのう。

だが、釣るのは、もっと釣りたいですな。

40オーバーをポイするゼイタクさを、また味わいたいからのう(笑)






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ちなみに尾長の40あたりなら、ファルシオン1.5号で十分である。

竿がきれいに曲がって、非常に楽しい。

どのくらいのサイズまで耐えられるか、試すのが楽しみじゃ。

以前、ヘタったクッションのようだと書いたが、この竿に段々と慣れてきたら、そんなこともないような気もする。

まあ、あれはイスズミ様の怒涛の突っ込みだったからのう。



しかしここからが渋くなる。

付けエサがそのまま残って来る。

右沖へ延々と流しても何も来ない。

小島あたりの溜まりを狙っても、何も来ない。

時々、やはりバッテン印あたりで、足裏サイズが上がってくるだけとなる。

お昼ころまでは、そんな感じで探って行くが、パッとしない。






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弁当を食べながら、尻尾の方で竿を出しているオモロイ人の様子を見に行くと、イマイチだと言う。

が・・・クーラーにいっぱい入っとるやんけ!

口太と尾長のええ型が折り重なって入っておる。

けっこう浅い場所のようだが、楽しんでおりますな~

ええのう~



Mr.Iのとこに行くと、彼も結構釣っておる。

やはり口太と尾長のええ型がクーラーの中で折り重なっている。

ええのう~


そのころから潮が動き、右沖は本流が流れ出した。

風は相変わらず強い。

予報とちゃうやんけ!





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今度は目の前が、本流に引かれ出す。

合流地点が壁になって、そこで指が道糸で弾かれる。





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こんなんがぁ!

35以下の小型が釣れ出し、そこを抜けると、本流の下へとウキが沈んで行く。

ここへ入って行くとええ思いをした事が多いのだが、今日は道糸をパラパラ出して流すも、何も来ない。

延々と流すのだが、来ない。

足元から右に流すと、本流手前のサラシの下へと吸い込む場所があり、そこで喰って来る。





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型はいいが、口太である。

尾長のバチバチを味わいたいので、やはり本流へと流すのだが、小型しか来ない。

コマセの打ち方も変えるのだが、やはり変わらない。

状況変わらず、納竿時間が来た。

最後に、手前の吸い込みに向けて仕掛けを流すと、ウキが引き込まれて行き、見えなくなった時に、ガツンと来た。


おりゃぁ~~! ビシッ!


かけた瞬間、ヤバ!

磯釣りをしていたら誰でも感じる、「こりゃやべえ!」という重量感。

竿が根元まで曲がる。

最後の最後に、来たのう!


こりゃデカいわ! そりゃぁあああ~~・・・・すかっ


ば、バレたあああ~!



・・・・・たぶんイスズミ様だろう・・・ちくしょう。



片づけをして、みんなが荷物をチャカ場に持って来る。

その時、話しかけられた。


困ったちゃん:「どうでした?」

私:「型がイマイチでしたね。」


会話終了。

困ったちゃんが長根で話したのは、これだけであった(笑)



船が迎えに来て、船長に荷物を手渡して行く。

私のクーラーを持った船長が、「ぜんぜんダメだった?」

どうせ軽いわ! ワシのクーラーは!





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下田港で、Mr.Iがウロコとワタを処理する。

たくさん釣れたのう。

これでもうハマったのう。

普通の人生を送れんようになったのう。

ワシを恨むなよ(笑)





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まあ、40オーバーが4枚あるから、お土産としてはいいけど、もっと釣りたかったのう~

真ん中のはぎりぎりだったが、上げてから暴れて、激しく傷ついたので、食ってやる事にした。


なんだかんだで楽しい神津島であった。

もっと修行せんとイカンのう・・・廃人にならん程度に。




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緑のオキアミ

2017.03.23(Thu)

ふふふ・・・




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ぱさっ・・・

ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ・・・

うふふふ・・・

ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ・・・

ぐふふふ・・・

ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ、ヌジャッ・・・





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ヒヒヒヒ・・・









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クククククッ!


モソモソ、パチン! ポイッ






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3月15日 南伊豆 入間港

2017.03.25(Sat)

どうも天候が安定しない。

14日深夜に出て、15日の朝から釣りをする予定だったのだが、風とうねりで、神津島も入間も出船しない。

で、出発を15日の早朝に遅らせ、偽チヌ師さんを乗せて明るい道路を走る。




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あおき釣具で、ナニパクと合流、オキアミブロックを買い、2台で南へ下る。





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途中、熱海の海釣り公園に立ち寄った。

風が強いので、ほとんど人がいなかったが、無料の場所でやってる人に聞いたら、なんも釣れんとの事(^^;





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管理小屋では、カップヌードルなどの食料も売っているようだ。

イカンな! 甘やかしては!

ハングリーになって、お魚ちゃんを狙わねばナラン!

異常な世界が普通になってしまった我々には、ヌル過ぎる場所じゃのう!





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というわけで、異常な場所ではあるが、天気の良い入間にやって来た。

海は穏やかに見えるが、やはりうねりが少しあるようだ。





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ここの堤防で今夜のおかずを狙うのだ。

先端部分で、偽チヌ師さんとナニパクが竿を出す。





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私は堤防の根本付近で、テトラの端近くに釣り座を取った。





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もう少しで地磯だ。

今日は釣った魚はリリース禁止だと、偽チヌ師さんが言っておった。

釣ったら食わねばならんそうだ(^^;

へんなもんを釣るわけにはイカンのう。

ならば付けエサはこうじゃ!






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ふ・・・緑オキアミと、マルキューの食わせ丸エビイエローだ。

極彩色で目がまぶしいのう。

・・・ちょっと気持ち悪い取り合わせにも見える・・・


さて、コマセを撒いて魚が寄るには時間がかかるだろう。

ほとんど誰も釣りをしない場所だ。






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今日は背中から強風を受けるので、楽ではあるが、緑オキアミには何も喰い付かない。

海草色のオキアミなら、おおもんが喰い付くと思うたんじゃがのう~

ぶつぶつ独り言を言いながら打ち返していると、ウキが沈んだ。


うりゃっ! ビシッ!


おお、これは重い! おおもんじゃあ~!


ほんまに緑オキアミに喰い付いたわい!





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なかなか寄って来ないのでテトラに走られないよう、右に移動して引きはがす。

こ、こいつはいったい何者じゃ!

重くてなかなか顔を出さんの!


ふふふ、ウマそうなヤツだと・・・スカッ


あああああっ! ば、バレたぁ!


むう~~~ 残念じゃの・・・・正体が知りたかったのう・・・


よしよし、緑オキアミで喰い付くのはわかったから、これで続けてみるかのう。






・・・・が、何にも来ない・・・・

おかしい・・・・おかしいの~

さっきみたいなおおもんが来んかのう~


試しに、食わせ丸エビイエローに替えてみるかのう。


ほどなくして、ウキがちょっとだけ沈んだ。


ビシッ!

渋いアタリじゃのう。

なかなか引くが、さっきほどではないので、テトラから引きはがす必要もない。





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座ってやり取りできるわ。





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口太か。

まあ、今夜のええオカズにはなった。

後で偽チヌ師さんに測ってもらったら、36センチであった。

沖磯行かんでも、堤防でええんとちゃうか?

などと言ったら船長が泣くのう(笑)

う~ん、さっきのデカいのが惜しいの~



またしばらく沈黙が続き、付けエサを取られだした。

緑オキアミにすると、そのまま帰って来る。

好き嫌いしたらイカンぞ!





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丸エビイエローに、こいつが来た。

29.5センチ!

カワハギの自己記録じゃ。

ものすごい体高で、こんな大きなカワハギ、初めて釣ったわ。







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その後はアタリも続かず、こんなんしか釣れなかった。

小さいので、フグおじさんもリリースを認めてくれた(笑)


ん?





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ああ!

むう・・・・・緑の色素は目立つのう・・・



夕暮れの入間を離れ、別荘(私のではない)に帰る。






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偽チヌ師さんとの釣果を合わせ、宴会の準備である。

ナニパクはノルマを果たせんかった(笑)






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分担して調理し、ほどなくして出来上がった。


湯通しした口太の白子は、絶品じゃ!

ワシと偽チヌ師さんは1個ずつ、ナニパクには2個食ってもらった。

後でハアハアするなよ。





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ん~、これは日本酒ですな!

釣ってすぐだから、味はイマイチかと思っていたのだが、そんなことはない。

けっこうしっかりとした旨味があり、酒が進むわい。





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メジナの香草焼き。

これはビールですな!

偽チヌ師さんが持ち込んだ市販のスパイス袋で、超簡単にできた。

ウマいのう!





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身がしっかりとして、とても味が濃い!

若鳥と親鳥の味の差とでも言えるだろうか。

これも日本酒だ。

キモも体に合わせたデカさで、何とも言えないトロみとコクが舌にねっとりとまとわりつき、まさに昇天するウマさだ。


「明日は神津島ですな!」

「これだけウマいもん食ったから、明日のお持ち帰りはちょっとでいいですな!」

「ええのを3枚くらいで十分ですな。」

「クーラー1個にしますかな。」

「重くなりすぎるかもしれませんな。」

「じゃあ、ほとんどポイですな?」

「ゲームフィッシングですな!」

「いや、まったく。」

ワハハハハハ!



終始笑いが絶えず、明日の釣りへの思いがふくらむのであった。

ただの皮算用とも言う。



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3月16日 神津島 大富貴

2017.03.28(Tue)

だいぶ酒を飲んで寝たため、下田港へ着いたのは午前3時半。

もうすでに釣り客の車がたくさん来ているだろうと思ったのだが・・・

・・・1台もいない・・・

おかしいの~  風が強くてうねりがあるので、灯台下くらいしか乗れないと船長が言っておったが、いないはずはないだろう。




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早く船が来んかの~と、海を見つめる偽チヌ師さんとナニパク・・・潮上からコマセが流れて来るのを待つ、魚みたいである。

・・・脚は遅いから、タカベではなく、フグといったところか・・・

賀寿丸がやって来たが、なんと客は我々3人のみ。

接岸せず、チャカ着けで荷物を積み込んだ。





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船室を使い放題じゃ!

3人で大の字になって寝る。

神津島に着いた時、あまり風はなかったが、うねりがかなり強いらしく、やはり灯台下か白根あたりしか乗れないという。

白根は前に乗ったが・・・雰囲気がイマイチなので、灯台下をお願いする。

ゆっくりと船を走らせながら場所を探し、大富貴に下りた。





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ナニパクはチャカ場に、偽チヌ師さんは向こうのちょっと足場の高い所に釣り座を構える。





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残った左端に、私が入った。

波はそんなにないのだが、うねりで激しくサラシが出ている。

コマセを入れると・・・ん?

小物が走り回る・・・こ、これはタカベか!

足元のサラシにコマセを打ち、放射状に岸から離れる流れに仕掛けを入れると、かなり沖まで運ばれる。

そこから右へと流れるのだが、どの筋に流しても付けエサが残って来る。

足元へ入れると、タカベに瞬殺されるため、沖へ出て行くスジを探るのだが、まったくアタリがない。

仕掛けがうまい具合に引き込まれて行くので、普段ならこれで尾長が喰って来るはずなのだが、まったくアタリがない。





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右端の偽チヌ師さんは、ええ型の尾長を拾っている。

むう・・・こちらとは状況が違うみたいだのう。





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いろいろと手を変え、探るのだが、やはり何も釣れずに時間だけが過ぎて行く。


こういう時には、一発があるに違いない!


うふふふ・・・どんな一発が来るのか、楽しみじゃのう~


ワクワクするわい。


実はただの釣れんやつだ。





釣れない時間が流れ、そのうち船長が見回りにやって来た。

船長「楽竿さ~ん、そっちサラシが強すぎるよ! 偽チヌ師さんの向こうに入った方がいいよ~!」


せっかく一発を狙っておるのに、それをあきらめよと言うのか!

向こうへ行ったら、チャンスを逃すではないか!









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行ったんかい!


しかし足場が高いのう。

7mのタモを真下に伸ばすが、届かない。

ん~、釣れたら偽チヌ師さんの方へ移動して上げるしかないのう。





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そんな心配はいらんかったわ!





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こんなんばっかしかい!





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む。

偽チヌ師さんが竿をトーナメントに換えて、曲げておる。

もう40尾長を数枚上げておるわ。

調子良さそうじゃのう。

ええのう。





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ワシにはこれか!


しかも左からの風が強くなってきた。

足場が高いため、道糸がフケて右へ飛んでいく。

ウキまで道糸が海面に着かず、どうにもコントロールできない。

こらアカン。

やはり最初の場所に戻って、一発を狙うしかないわ。





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聖水でコマセを「お清め」しとくかのう。





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今までネチネチやってた場所で、やっと来たわい。

小さいけど。





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む? 偽チヌ師さんは・・・昼寝かい!

くっ・・・人が苦労しとるのに、このオッサンは!





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相変わらずタカベがうろうろしておるので、スペシャルな緑オキアミを使う。

ふふ、タカベはこれを喰わんのだ。

・・・メジナも喰わんだろうが!






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納竿時間寸前、やっと来たわい!

左の張り出した根の向こうで喰ったため、岩でハリスがズリズリ擦れる。

それが竿を通して手に伝わる。

やさしくうねりの上下に合わせて竿を動かし、ゆっくりと引きはがしてやる。

寄って来たところで、ナニパクがタモを入れてくれた。





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ハアハア・・・やっと40が釣れた。

口太だが・・・



偽チヌ師「ふあ~、寝てましたわ。 何か釣れましたかな?」


こ、このオッサンは・・・






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タイドプールに入れたメジナをタモですくう。

ちょっと大きめだったので、二人でキャッキャ言いながら苦労しておるの。


そうそう、一応東京磯釣りクラブのメンバー同士の釣行なので、記録を取っておかんとの。





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この口太は、43センチ、1.24キロだった。





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偽チヌ師さんの尾長はどれもよく似ていたが、これが一番だとナニパクが言うので、測ったら私の口太と全く同じ。

43センチ、1.24キロであった。





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全部〆てクーラーに放り込む。

タイドプールが赤く染まって行く。

残酷なようだが、おいしく食べるためには、必要な事だ。





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このあたりは静かだが、ちょっと向こうへ行くと、荒れまくっているという。

タダナエの烏帽子が丸被りしているよと船長が言っておった。

今日は、釣りをできただけでヨシとしてちょうだい、だそうな。





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下田港でクーラーを空けると・・・ん?

あれ・・・ワシの口太がおらん!

「タイドプールが赤く濁って見えなくなってたから、見逃したんですな。あの底に沈んでるんとちゃいますか?」

よりによって、ワシの1枚があ!

最後の最後まで、不甲斐ない釣行であった。




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プロフィール

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Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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