3月25日 南伊豆 田牛 タライ岬

2014.03.27(Thu)

24日の入間渡船、あまりに悔しかったため、翌日リベンジしようと決めた。

船長に聞くと、予報では明日、風が強くなって出れるかどうかわからないとの事。
じゃ、明日の朝、一応来てみるよ。
で、道の駅下賀茂で車中泊した。

晩飯は、ここから車で1分のコンビニ弁当。 クーラーで冷やしていたビールを飲んで寝る。
朝4時に起き、再度コンビニでカップ麺を食べ、ババも済ませて入間に行くと・・・

車から出たとたん「びゅ~~~」

風が強い・・・
6時半、船長がしばらく海を見つめて「こりゃ無理ですね・・・これから風強くなるって予報だし。」

こればっかりは仕方がない。
オキアミブロックもあるし、地磯に行く事にした。
船長が、他の場所の渡船を当たってみようか?
と気を遣ってくれたが、ありがたく断り、車で出発。

以前、空身で下見をした「ツノホンゼ」へ向かった。

ここは道中が結構キビシイため、ザックに荷物をまとめる。




01.jpg

背負子よりも、こちらの方が楽に違いない。
普通の登山用ザックは、50リットル前後だが、これは長期縦走用の110リットルだ。
上から荷物を入れるだけではなく、表がUの字に開くので、荷物の出し入れも楽。

重い物は肩付近に配置すると楽なため、下に36リットルバッカンを潰して入れ、一番重いオキアミブロック3kg×3枚と配合粉2袋を、その上に乗せる。
リールや小物類は一番上に入れ、竿、タモの柄、ちゃらんぼ、ヒシャク、マゼラーをザック横に立てる。

02.jpg

さて、いざ持ってみると、「お、重すぎる!」
ここの磯への下りを考えると、不安になり、場所変更!

初めての場所だが、アップダウンの少なそうな、田牛(とうじ)のタライ岬にやって来た。
駐車場からきれいな遊歩道を歩き、標識の磯道へと下って行く。

03.jpg

荷物は重いが、さすがにモンベルの登山ザック、なんとか歩ける。
背負子3号「改」も、ヒップベルトがついてるので背負いやすいのだが、磯バック、バッカンをそのまま載せるので、背中から大きく飛び出している。
体から離れるほど、肩が引っ張られて疲れるため、縦長にして体に近づけたザックの方が、疲れないに違いない。
近距離なら背負子3号「改」で行く方が、手間がかからないが、遠そうな場所なので、このザックにした。

04.jpg

磯を歩き、手すりがついた斜面を抜けると、タライ岬が見えた。

05.jpg

岬の手前から駐車場を見る。
結構な距離だ。
途中、3人のルアーマンが引き返してくるのに出会った。
何も出なかったとの事。
ええのう~。彼らは荷物が軽くて。

06.jpg

少し高い所から見下ろすと、おお、なかなか良さそうじゃないか。
先端まで行くと、風がすごいので、少し手前にちゃらんぼを打った。

一人、ルアーマンがいるので挨拶をする。
ヒラスズキ狙いとの事、まだ出ないようだ。

ふとザックを見ると、下から液体が漏れている。
開けてみると・・・えらいこっちゃあっ! オキアミ汁があ!

厚めの大ビニール袋に入れてたのだが、口が横を向いている。
ここからピンクの白濁液が出ていた。
それがザックの底に溜まっているではないか。
急いでザックを裏返しにして、天日干し。

07.jpg

釣り座に、右後ろから風が吹きつける。
風速10.4mだ。
なんとか竿を出し、コマセをバシバシサラシに打って、仕掛けを流す。
沖に向かって流れるのでいい感じなのだが、2投したところでさらに風が強くなり、うねりで波が足元まで上がって来た。

こらあかん。

急いでもう少し湾奥に場所移動。
で、仕掛けを投げると・・・・
前に飛ばんではないか!

08.jpg

風向きも右後ろから来ていたのが、真横から吹きつけるようになった。
右に投げると、左に飛んでいく。
竿を楽竿ライトにかけると、強風で左にクルッと回る。
風速を測ると・・・

09.jpg

ぐえっ  17.5mに上がってる!

いつの間にか、目の前に海鳥がやってきていた。

10.jpg

ほれほれ、もう終わりじゃろ? コマセ捨てろよ~

とでも言ってるかのようだ。
確かに撤収するしかない。

が、おまえ達にはやらん!

オキアミ3枚、配合粉2袋、ほとんど使ってないので、3,400円もするお宝だ!

11.jpg

持ち帰って冷凍じゃ!

が、付けエサはパックを開けてしまったので、放出するしかない。
お魚にあげようと、海に向かって放ったのだが・・・風で真横に飛んだ(-_-;)

12.jpg

すかさず海鳥が競って飛んで来た・・・よかったの~、お前たち。

あ・・・しまった。
コマセの袋に入れればよかった。

荷物を整理し、ザックに詰め直す。
で、背負うと・・・お、重いではないか!

考えてみると、コマセには海水を混ぜている。
少しでも軽くしようと、昼飯のアンパンと水を飲むが、焼け石に水。

行きよりも帰りの荷物の方が重くなってしまった。

帰り道、磯ではなく、遊歩道の方が歩きやすいのでは?
と思って、道を変えてみた。

13.jpg

の、登り階段!
まあ、少しは仕方ないだろう。

14.jpg

どこまで続くのだ!
この時点で、すでに汗だく。 ゼイゼイ言っている。

15.jpg

まだあるんかい!

顔面から汗が滴り落ちるが、ここまで来たら、磯道に帰るのもイヤすぎる。
そのうち、登り途中で標識が。

16.jpg

右に平坦な道がある。
助かった~

17.jpg

道にツバキの花がいっぱい落ちている。
そういえば、さっき看板があったな。

18.jpg

宝くじの金が余っとるんなら、もっと当選を増やさんかい!
汗だくの体で考える事は、
「こんな花を見るより、白子ぴゅ~ぴゅ~吹き出しながらピチピチ跳ね回る口太をバラ撒いとけ!」

もくもくと歩きながら、普段では考えないような事が頭に浮かぶ。

後で思い出せるよう、車に帰ってからメモっといたのを、ここに記す。
こんな事、ほんとに思ったのか?というような事が羅列してある。とても全部は書けない。

途中、スウェットでランニングをしている健康志向な人とすれ違った。
おっちゃん、これ背負って走ってみるか?

ここ連日、脚を酷使してて、体育会系みたいだ。

19.jpg

ま、まだあるのか!

真っ直ぐ伸びる、平坦な細い道もあるが・・・ドツボにはまるのがイヤだったので、仕方なく登ると・・・すぐに下り階段。
さっきの細い道と合流・・・おい・・・なんでわざわざこんな無駄な道を作る・・・

また平坦な道を歩くと・・・

20.jpg

イカス~ッ!

登り切った所に、「お疲れさま~」とでも言わんばかりに、ベンチが設置してあったので、ザックを降ろして休憩。

21.jpg

水を飲みたいが、さっき磯で飲み切ってしまった。
日が照っているが、風だけはあるので、タバコを吸いながら燃えるように熱い体を冷やす。

ハエがどこからともなく飛んできて、ザックにとまる。
確かにオキアミ臭い。
犬が小便しながら歩くように、ザックでマーキングしている気分だ。

22.jpg

灰皿をザックから取り出すのも面倒で、横に差してあるYOU-SHIのちゃらんぼ穴に吸殻を入れる。
1箱くらいは吸える容量がある。
こんなとこに捨てて山火事にでもなったら大事である。

しばらく休んで、またザックを背負う。
立ち上がるのが一苦労だ。

登山者は、こんな重い荷物は背負んだろうな。
いや、強力はもっと重いのを背負うのか。
今度、山屋に、海水をたっぷり吸わせたオキアミと配合粉を背負わせてみるか?
などとくだらん事を考えながら、今度は下り階段を下りていくと、やっと行きに海岸へ降りて行った分岐点にたどり着いた。

23.jpg

やっとここまで来たか。

24.jpg

行きに、この概要図見ときゃよかった・・・
遊歩道、磯道の2倍以上、距離があるやないか!
しかも無駄な登りがっ!

25.jpg

車が見えた瞬間、力が抜けた。

しばらく休んでから、汗だくの服を着替え、帰路に着いた。

何しに行ったの?

修行じゃ

こう言うしかない2日間だった。

26.jpg

こうして自室の冷凍庫に、無事コマセが収まったのである。



にほんブログ村 釣りブログ 磯釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログ 海釣りへ
にほんブログ村

にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

COMMENT

カナリアブルー #-

ブログ読ませて頂きました。
記事がとても興味深く、いつも読み入ってしまいます。
それにしても素晴らしいバイタリティです。磯釣りマンとして嬉しい限りです。
またの釣行楽しみにしています。

2014.03.27(Thu) 12:10 | URL | EDIT

イチロー #TjCvSSL6

タライの遊歩道は以前私もやられました。しかも今回は海水をたっぷり含んだコマセを背負っているんですよね。ご苦労さまでした。でも今回のハマってしまった歩きで大抵の所は行ける自信がついたのではないですか?

2014.03.28(Fri) 00:15 | URL | EDIT

楽竿作者 #5lgk84Pk

カナリアブルーさん

こんにちは。
読んで頂き、ありがとうございます。
変な記事ですいません、思いつくままをそのまま載せてるので(^^;
いつも皆さんから頂くコメントが、書く励みになっています。
最近は、ブログにアップするのも楽しみの一つになっていますので、いらん写真をバシャバシャ撮って喜んでいます。
結果、釣れても釣れなくても、いい思い出になっています。
海に行くだけでも楽しいので、これからもどうか見てやって下さい。

2014.03.28(Fri) 09:23 | URL | EDIT

楽竿作者 #5lgk84Pk

イチローさん

こんにちは。
おお、これを歩いたんですか(笑)
今度からは磯道を歩きます。2度と遊歩道には踏み込みません。
ほんとは24日の赤島から、吉田の磯が見えてて、行こうと思ってた鍛冶屋浜を観察すると・・・
めちゃ急斜面を下らなければならないと気づき、迷ったんですわ。
磯上がりして船長とダベってたら、地元の釣り師が「あそこ子供の時に何回か行きましたよ。何人か落ちて死んでますよ。」と言われ、やめました(-_-;)
長く歩くのはいいんですが、落ちたら死ぬようなとこへは、行けません。
今度は、違うとこに行こうと計画してます。

2014.03.28(Fri) 09:40 | URL | EDIT

wrasseget  #-

経験値UP!

今回もお疲れ様でした。

釣りの楽しみは釣っている時だけではなく、その準備や道中(今回は修行?)、帰ってからの反省会(よく有ります)などで十二分に堪能できますよね。

帰ってからの一杯はある意味さぞ美味しかったでしょう。

なにより磯釣り師としてまた経験値UPしましたね!(*^_^*)

2014.03.28(Fri) 23:50 | URL | EDIT

斑猫 #iarYaaiU

お疲れ様です

修行、お疲れ様でした。
常々感じているにですが、地磯は本当にハードですね。
私には無理かも^^;
それと、ご自身の冷凍庫を持ってらっしゃるんですね。
羨ましいい~~。
私は余ったコマセはいつも泣く泣く処分してます><

2014.03.29(Sat) 09:09 | URL | EDIT

楽竿作者 #5lgk84Pk

wrassegetさん

こんにちは。
普通の釣り人とは違う楽しみ方が、多いかもしれません(^^;
帰ってからのビールは、うまかったと言うより、ぶっ倒れました(笑)
わたしゃ「魚を釣り上げる」経験値が欲しい・・・(-_-;)

2014.03.29(Sat) 10:20 | URL | EDIT

楽竿作者 #5lgk84Pk

斑猫さん

こんにちは。
いえいえ、ハードな地磯、無理ではありませんよ。
だんだん慣れてきて、重い荷物が、苦痛から快楽に変わってきます(爆)
お手軽な地磯は、たくさん人が入ってる事が多いので、仕方なくしんどい場所に行って、秘境気分を味わってます。
行き帰りが危険な場所には、入れません(笑)
家の冷蔵庫を新調した時に、古いやつを自室に置いて使ってるんです。
冷蔵庫は、ビール、コーヒーやジュース、プリン系を入れ、冷凍庫には、釣り餌系ばかりが入ってます(^^;

2014.03.29(Sat) 10:36 | URL | EDIT

ジョビおじさん #-

楽竿さん

ご無沙汰してます。
遠征も気合い入ってますが、歩きも気合い入ってますね。
すごすぎですョ。

ってか、コマセもとろける熱血に脱帽です。
海釣りから山登りまで、昔懐かしのスポーツ冒険家と言う言葉を思い出してしまいました。

2014.03.30(Sun) 18:42 | URL | EDIT

楽竿作者 #5lgk84Pk

ジョビおじさん

こんにちは。
ご無沙汰です~!
釣りに行っておられないようですね~
しばらく更新されてないので心配しておりました。
先に頂いたメッセージ、返信見ていただけましたか?
そろそろいい季節になってきましたね。
私は今から寝て、明日未明に、伊豆へ向けて出発します(笑)

2014.03.30(Sun) 22:22 | URL | EDIT

鵬丸Ⅲ世 #-

爆風釣行お疲れ様でした。
椿の敷き詰められた山道は風情があって良いですね~(●´∀`●)

もうそちらも桜が満開の頃ですよね!
磯からの真鯛もそろそろですかね?

2014.03.31(Mon) 21:19 | URL | EDIT

楽竿作者 #5lgk84Pk

鵬丸Ⅲ世さん

こんばんは。
風情というものは、余裕があるときにしか感じないものです(笑)

一昨日と昨日の釣行を、先ほどアップしました。
桜も咲いて、気持ちの良いツーリングでした。
釣りは・・・記事を見て下さいね(^^;
真鯛どころか・・・(爆)

2014.04.02(Wed) 22:42 | URL | EDIT

POST COMMENT


プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

アクセス

カテゴリ

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

にほんブログ村ランキング

↑