05月08日 銭洲群礁 中ヒラッタイ (後編)

2015.05.17(Sun)

うおっ、少し沖の方に、浮きグレが見える。
投げれば仕掛けが届きそうだが、まあ、とりあえず目の前から始めてみるか。




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コマセにフェロモン、付けエサにもフェロモンじゃ!

生き物には、やはりイロケで挑むのがいいだろう・・・ふふ・・・


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さっそくイロケに喰いついて来たわい!

40オーバーの口太メジナだ。

が、もう産卵も終わり、おいしくないじゃろう。


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ポイじゃ!



仕掛けを入れると、すぐに喰いついてくる。
2投に1回は釣れてくる。

入れ喰いで面白いではないか!


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どれも、40オーバーの口太である。


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同じようなサイズばかりなので、1尾測ってみたら、44センチあった。

普段なら、大喜びするサイズであるが、こうもたくさん釣れると・・・


まったく 「ありがたみ」 がない。


もう口太はいいや・・・

ん?

・・・向うの浮きグレ・・・心なしか近くなったような・・・


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まさか・・・こっち来るなよ・・・


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おいよせ! あっちへ行け! 来るなぁ!



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・・・水道まで入ってきやがった・・・


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一面、浮きグレだ。

竿を水面に入れると、グレに刺さりそうである。

仕掛けを投げ入れると、驚いてバシャバシャ水面を騒がせ、また浮いている。
逃げんのかい!


コマセを入れると・・・


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横から下から、お魚が奪い合い、水面は戦場である。


ここはイケスか!


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口太が空をブンブン飛んで来る。


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産卵が終わってなかったら、持って帰るんだけどなぁ~

太ってるように見えるんだがの~

たま~に、40切るくらいの口太が上がって来るので、それを2枚だけ発泡に入れる。

そのくらいの大きさが一番おいしいと感じているからである。

小さいのを選んで持ち帰るのは、初めてじゃ・・・

この時、大間違いをしていた事に気付くのは、帰ってからこの口太をさばいた時である。
なんとまだ卵を抱いていたのだ。

台所でガックリした・・・卵入り40オーバー、全部捨てた・・・


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こいつも寄って来た。

もう水中はお魚でいっぱいだ。

仕掛けが沈まねえっ

フェロモンが効きすぎたかっ。


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仕掛けが沈む前に喰われるので、アワセは「横」である。

ラインを張って、潮受けゴムか、竿先でアタリを取る。

口太とイスズミが竿を曲げまくり、もう腕がパンパンだ。


エサ取りの口太とイスズミを避けるため、はるか上流に仕掛けを放り込み、コマセの下でなじむようにすると、茶色いお魚が上がって来た。


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40オーバーのイサキである。

測ってみたら42センチあった。
バケモンみたいやな・・・こんなデカいイサキ、初めて見ましたわ。

同じ方法でもう1尾上げ、ヤメた。
食い切れんわ。


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もう右へ投げても


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左へ投げても


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口太とイスズミだらけである。


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太陽にほえる。



「もう来るな~っ!」



ところで、私はカツイチというメーカーの針をよく使っている。
マイナーなメーカーやの~

今回は最初、尾長用の「龍馬針」というのを使った。
細めの軸で、お気に入りの針である。

途中で「閂マダイ」に変えたら、バレやすっぽ抜けのオンパレード。

「あわせちゃダメジナ」にしたら減ったが、針の特性とでもいうのだろうか、場面によっては、とても大事なパーツであると身に染みた。





左からサメが来た。
ここも出て来たか・・・と思ってたら、足元を通り過ぎる時に、気がついた。

サメじゃなく、メータークラスの青物だった・・・

カンパチかヒラマサか知らんが、サメと間違えたくらいデカい。
こんなもん、かけても無理や・・・

中ヒラッタイにいるので、外ヒラッタイと内ヒラッタイがすぐ横にあり、走られてすぐプッツンされる。

その後、何度も目の前を通り過ぎるが、見なかった事にする。

時々、黒い背中のグループが走り回る。
何かわからなかったが、後に魚種が判明した。

大ダルマに乗った上物師が、メジマグロを1尾上げたのだ。

この場所じゃ、かけても上がらんな・・・



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あまりにお魚が多いので、タモを入れてコマセを撒いた。

さすがにデカいのは逃げ足が速く・・・


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コイツが逃げ遅れた(笑)



この場はもう蹂躙つくされている。

夜の歌舞伎町なみの魚口密度で、呼び込みのあんちゃんに引き止められ、目当ての店にたどり着けない感じだ。

無垢なオキアミちゃんが、下へ沈めず、たちの悪い魚どもに食い物にされている。

ビルの屋上から札束を投げ、下で「おれのもんじゃ~!」と、我先に拾い集めている群衆のようでもある。

人間も魚も、本能は一緒か。

ならば、そんなのに加わらない、お大臣を狙わねばなるまい。



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コマセは、外ヒラッタイとの水道入り口外に打っており、そこは金、もとい、オキアミに飢えたお魚でごった返している。

そこで、下流の水道を流すことにした。

ハリスと針を0号ウキで、吸い込み口から潜らせる。

地形のせいだろうか、張っているラインが同じ所でゆるむ。
一時滞留しているようで、そこからしばらくして一気に激流のごとく仕掛けがすっ飛んで行く。


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ガツンと来たのは、小さいが、シマアジであった。


よ~し、もっと来いよ~

と、続けたら、また口太の攻撃が続き出した・・・

流れのなかで喰う40オーバーは、重くて疲れる。



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辛抱強く、お大臣を狙って流してたら、ついに口太とは違う強烈な引きが!


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もう体力が限界に近く、踏ん張りがきかん!


よろけながら期待に胸ふくらませてガンバル。




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お大臣はお大臣でも、外道の親分かい!

真っ白に燃え尽きた、あしたのジョーになった気分である。



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右腕がツってしまった。

もう限界・・・


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海に還れ~!

そしてまた、別の釣り人を悩ませるのだ!
と、暗い呪いを込める。


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中ヒラッタイ南の端も、干潮で足場が出ている。

全体がパセリのような海草で覆われているので、普段はほとんど波が被っているのだろう。

潮下のここから流すと、いい釣りができそうだが、もうその気力がない。


ぼ~っとしながらゆっくり片付けをし、メシを食う。

忙しくて、ほとんど飲まず食わずだった。


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午後1時、磯上がりである。

6時間ほどの釣り時間だったが、初めての銭洲、大変面白かった。


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魚影の濃さにびっくりした。

尾長は釣れなかったが、狙う魚種と立ち位置をよく考える必要がある釣り場ですな。

普段では味わえない、ロマンあふれる釣り場だと感じた。


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神津島へ帰る途中、左舷に恩馳群礁を見る。

昨年、初めて行ったが、ここも凄い釣り場でしたな。


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神津島の右、はるか遠くに、噴煙を上げる三宅島がうっすらと見えた。


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神津島の崖上に、何か建物がある。

・・・落ちたら死ぬで~


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神津島で、泊まりの客を降ろす。

明日もどこかへ渡るんでしょうな。


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船室で寝て、午後4時半、下田に着いた。

船室で寝られるのはありがたい。
釣りの疲れが取れ、さっぱりとして運転ができる。

バイクに荷物を積み込み、一路東京へ。

宿泊しての遠征は楽しいものだが、なかなか日を取れない事もある。

時間は短いが、日帰りで遠征できるこのような釣りもいい。

要は個人の価値観であるが、選択肢があるだけでも、恵まれた環境だと言えよう。


価値観と言えば、銭洲まで来て口太は要らないという感覚は、わからんでもないが・・・

こんなに型の揃ったのが入れ食いになる経験は、そうそうないと思う。

40超えたババイサキを釣る経験も、半島回りではできない。

目の前をメーター青物やマグロが通る釣り場も、めったにないだろう。

素直に、大変楽しかった。

また、こんな夢のような時間を味わいに来るため、普段の生活をガンバロウ。


銭洲への渡船風景である。






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COMMENT

斑猫 #iarYaaiU

おお、まさにロマン溢れる釣りですね!!
銭洲も遠征候補になりましたよ〜🎶
しかし、波が来たら一気に持っていかれそうな
感じですね><;

2015.05.17(Sun) 20:44 | URL | EDIT

すぎ #O5sb3PEA

うひゃ~

凄すぎる…さすが銭洲…

腕パンパンでしょうね…

渡船料金なんか気にならなそう。スケールが違う感じがしますもん。

銭洲の尾長、時期があるようなことを聞いたことあります。たしか6月だったかな?

2015.05.17(Sun) 20:55 | URL | EDIT

akaumi #-

おもしろい

30年程前下田から金洲に行きました。
根の荒さに降参でした。
その日はスケートの佐野稔さんもたまたま一緒でした。

銭洲という言葉はそのとき初耳でした。

いまは秋田の男鹿で楽しんでます。
楽しいレポート待ってます。

楽しいレポートさらにまってまs

2015.05.17(Sun) 22:02 | URL | EDIT

コマちゃん #-

爆笑、爆釣おめでとうございます

サンノジは、まだ、釣ったことありません。
一昨年、団子釣りのコーンで、43センチのシマアジが、吉浜埋め立て地で釣れたとこあります。

浜田堤防では、団子でシマアジを狙ってる人がいるとの話しを聞いたことあります。

本命いがいでも、うれしい外道。
釣りの隠れた魅力かもしれません。

お疲れ様でした。

2015.05.18(Mon) 06:42 | URL | EDIT

もりま #-

お疲れ様でした!

銭州最高のフィールドですね!
40cmオーバーメジナをポイポイなんて・・
半島周りじゃヨダレ物ですね~
行ってみたい遠征地候補に追加です!笑
ちなみにですが、参考までに銭州釣行時のタックルって教えて貰えませんか?
今後の参考にしたいです!

2015.05.18(Mon) 08:40 | URL | EDIT

偽チヌ師 #xm20Dlsk

官能しました!

まずは、ありがとうございます!
行ってもいないのに銭洲の雰囲気を味わえて官能いたしました!
凄いフィールドですね!時間、天候、懐具合全て合致しないとなかなか行けそうもありませんが、将来是非行ってみたいです。

2015.05.18(Mon) 13:14 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

斑猫さん

こんにちは。
でしょ~、東京から車で下田行って、日帰りできまっせ~
1泊するなら、伊豆七島が~
ほらほら、遠征したくてたまらんくなったでしょ~(笑)
車、出しまっせ~(爆)

全員、ちゃらんぼ持ってってましたよ、銭洲(^^;

2015.05.18(Mon) 15:34 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

すぎさん

こんにちは。
渡船料金・・・気になりますよ~(^^;
イナバウワーに行くとなると、さらに高額に・・・

え、尾長は6月ですか。
仕方ないな~、また来月行かんと(笑)
今度は、こそっと、活きアジと石鯛竿持って行こう(爆)

2015.05.18(Mon) 15:44 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

akaumiさん

こんにちは。
かなり昔に行かれたんですね、もうウハウハの時代でしょうか(笑)
男鹿半島ですか、そちらはマダイとクロダイでしょうか。
ブログ、楽しんで頂ければ嬉しいですが、くだらない内容が多いので、ご注意下さいませ(爆)

2015.05.18(Mon) 15:47 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

コマちゃん

こんにちは。
え?まだサンノジをお釣りになられてない?
それは幸せもんです(笑)

こ、コーンでシマアジですか。
確率が低そうですな(^^;
ダンゴでイシダイ釣れませんかな ボソッ。

2015.05.18(Mon) 15:51 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

もりまさん

こんにちは。
下田から行けるので、ハードル低いですよ。
渡船代金のハードルは高いですが(-_-;)
当日のタックル、こんな感じです。
竿:赤レマーレ
リール:レマーレP5000DHG
道糸:5号
ハリス:6号
針:8~10号
ウキ:0~2号
タモ:6m
初めての場所だったので、太めの仕掛けです。
でも6号ハリスでも、関係なく喰って来ます、離島は。

2015.05.18(Mon) 15:59 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

偽チヌ師さん

こんにちは。
休みの日に合わせてると難しいですね~
渡船と天候が合う日の前日、いきなりインフルエンザになるしかないですな(笑)
会社から電話がかかって来たら、波のヒーリングCDを流しながら寝てると言いましょう。
後ろで、「釣れんやないか~!」と叫んであげます(爆)

2015.05.18(Mon) 16:07 | URL | EDIT

かつ #-

先週の土曜日に触発されて我慢できずに地磯に行ってきました。
46cmの尾長を筆頭に40cmオーバーが結構食ったんですが、尾長とシマアジを1匹ずつ釣った後は30年選手のタモの先がスポンと落ちてしまい、後は全て素手で糸を手繰り寄せての取り込みになったので、全バラシでした。
楽しかったのですが、私も筋肉痛に悩まされました。

2015.05.29(Fri) 00:28 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

かつさん

こんにちは。
神津の地磯はええですな~
フグやベラばっかりの本州の地磯とは、えらい違いですな。
ど、道具の手入れが必要ですな(^^;
そして、筋肉痛になる体の手入れも必要ですな(笑)
そんなあなたにぜひ1本!
絶倫ゴ~~~ルド!
中年はお互い辛いですな。(爆)

2015.05.29(Fri) 14:51 | URL | EDIT

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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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