7月6日 大阪湾 南港 平和卓也プロと新波止へ

2016.07.17(Sun)

この日撮影した映像データは、私にとって大変貴重であるため、丁寧に編集したい。

いつものいい加減な編集では、ばちが当たる。

よって、動画の公開はもうしばらく先の話となる。

ここでは、当日の概要を記す事にした。




新波止に上がってから、平和氏よりこの沖堤防について解説を受ける。




20160706010.jpg

釣り可能な沖堤防であり、等間隔で救命具、ハシゴが設置されている。

シーズンには、多い時に百人以上が乗るとの事。

くの字に曲がった形だが、いったい何百メートルあるのだろう。




20160706011.jpg

長すぎて向こうの端が見えんわ!

チヌを狙うつもりだが、今の時期は落とし込みが主の釣り方であり、フカセは難しいとの事。

その理由も教えてくれて、なるほど~と納得した。

で、足元を見ると・・・

か、海水がミルクチョコレート色ではないか!

透明度0ちゃうんか!

河口から出たところでもあり、かなりキビシイ状況との事。

誰もおらんのが、釣れとらん事を証明しとるな・・・

いくらチヌが濁りを好むと言っても、濁りすぎやろ・・・


「でもフカセで、必ずチヌを1枚は釣ります!」


と、いつもの笑顔で宣言する平和氏。

しばらく話をした後、コマセを作り始めたので、見学じゃ。

じ~っと見てたので、写真撮るの忘れた(^^;

今日の彼のブレンドは、確かこれだったと思う。





20160706012.jpg

湾チヌスペシャルと、激荒さなぎミンチと、オキアミブロックだ。

激荒の中から付けエサ用に、さなぎとコーンを拾っている。

他にオキアミと練りエサを、エサ箱に入れている。


「さて、オープニング的なものは、どうする?」

「・・・・は?」


ご存知のように、私はいつも自分が釣りをしているところを、ビデオで撮っている。

今回も同じように、平和プロが、楽竿ライト2を使って釣りをしているところを撮影できればいいと考えていたのだ。


「これを全国の人が見てくれるとしたら、場所や時期なんかが、少しわかった方がいいでしょう?」

「ああ、そうですね・・・じゃあ、お願いしますわ。」


一応、手持ちのビデオを1台用意していたので、それを向ける。





20160706013.jpg

「おはようございます!」

いつもの平和プロ、そのまんまのスタイルで、オープニングが始まる。

こ、これは・・・


番組か?  釣り番組なのか!?


たいへんありがたいのであった。


さて、彼がクーラーに座る。

ビデオカメラ2台を設置し、回しっぱなしで、私も釣りをする気でいた。

大阪湾というので、チヌを考えていたが、私はフカセじゃなく、ぶっこんでおこうと思っていた。

プロの釣り方を見学し、時々自分の竿を見ようと思っていたのだ。



が、カメラを設置して釣りを開始したとたん、彼の様子は一変する。

今まで明るく笑いながら話をしていたのだが、真剣な顔つきになり、竿をピュンピュン操作していく。

「潮が左から右に動いているので、道糸は・・・」

「雨水が・・・上潮が滑ってますねー・・・」

などと、つぶやきながらコマセを打つ。


・・・キビシイ状況で、1枚を上げる釣りをしている。


タダなのに。


ありがたい事ではあるが、いいんだろうか・・・

初っ端から、いい加減な釣りなど無縁の、真剣勝負だ。

今日の撮影のために、全身から「本気度」を漂わせながら、海に向かってくれている。




い、言えぬ・・・


「ゲソユムシ、ぶっこんどきますわ~」


口が裂けても言えぬ!



彼にとって、お手伝いとは、この動画を全力を出して撮るという事であったのだ。

手を抜いた撮影など、ありえないのだと、ここで思い知った。

回しっぱなしの撮影を考えていた私が、恥ずかしい。

逆に平和氏に対して、大変失礼であったと反省したのである。


素人ではあるが、素人なりに精一杯の撮影をしなければならん。

心を入れ替え(ほんとか?)、手持ちのビデオカメラをスタンバイさせて、ずっと横で見ているとすごく勉強になったのも事実である。

付けエサとハリスの投入の仕方、道糸の処理、竿先の位置・・・

ダイナミックに竿を振ったかと思うと、ピタッと静止させる。

無駄のない動きというのは、見ていて大変美しい。

こういうのを、ホントの「竿さばき」と言うのだろう。



コマセの打ち方も、これまた素晴らしい。

等間隔にビシッ、ビシッと打ったかと思うと、ウキの周りを囲むように打つ事もある。

なんでそんなに離れたとこに打つのかと思っていたら、しばらくするとそこへ仕掛けが入っていく。

これがプロのコマセワークか!


3回に1回は変なとこに打って、

「あっ、あんなとこ打っちゃった~、へへ、まあいいか~」

などと笑ってごまかす私とは、大違いなのである。




仕掛けの変更も素早い。

じっと見ているにも関わらず、棒ウキから円錐ウキに変えたのに気付かなかった。

知らないうちに、シズが追加されている。




だが、なんと言ってもすごいのは、その集中力だ。

ちょっと話しかけたくらいでは、無反応なのだ。

近寄って大きい声をかけると、「はっ!」と気付くような感じで、「ああ、はいはい、何でしょう?」

のんべんだらりンと釣っておる私なぞ、見習いたくても真似できん姿勢である。

だが、それをもってしても、今日のフカセ釣りはキビシイ。

ある程度の時間が経つと、「休憩にしましょか~」と、コーヒータイムになり、明るい平和氏に戻る。

また笑いながらの釣り談義となり、日ごろ疑問に思っている事や、自分で解決できないシチュエーションでの釣り方などを教えてもらう。

なるほど~!

明日、試しに磯へ寄って帰るか?




釣りを再開する際、「楽竿ライトの解説をしておきましょうか」との事。

ああ・・・お願いしますわ~

2013年に、このクーラーのシステムを送っておいたので、今さら私が追加で言う事は何もない。

実際に使ってくれているようだし。



1.ウソはつけない。

「絶対にウソはつきません。 本当の事しか、口には出しません。」



2、自分の言葉でしゃべる。

「ほかのメーカーさんにも言う事なんですが、こんな事をしゃべってほしい、これをこういうふうに宣伝してほしい、と言われても難しいです。 自分が感じた事や思った事を、釣り人の立場から、自分の言葉でしゃべります。」


以上、2点は、後で言われた事である。

もとよりそのつもり、というか、こういう撮影とは思っていなかったので、事前に何にも用意していない。

完全にお任せである。

なんせ、横で釣りをしようと思っておったからの~(^^;




20160706014.jpg

何の原稿も打ち合わせもないが、平和氏は自分の言葉で、楽竿ライトを解説してくれた。

私は作り手であるため、思い入れが強いが、彼は第三者だ。

公平な目で見て頂いたと、感謝するのみである。




それからも普通の人であれば、あきらめるような生体反応のなさ。

私なら、間違いなく「釣れんの~」と言いながらぶらぶら散歩にでも行く状況である。

しかし彼は違った。

チヌのアタリがないまま、手を変え品を変え、これでもか!と釣法に工夫をこらす。

そして、ようやくチヌに喰わせる事ができたのだ。




20160706015.jpg

小さいチヌだ。

だが大きさではない。

こいつを釣り上げるまでの過程がすばらしいのだ。

私も今までさんざんチヌを釣ったし、何度も上手い人の釣り方を見た事がある。

しかし、やはり違う。

引き出しの多さもさることながら、釣りに対する姿勢が違う。

そしてたとえ小さくても、釣り上げた時の本当にうれしそうな、その様子。

とても演技で出来るような喜び方ではない。

本心から喜んでいるのだろう。

釣りが好きでたまらないのがよくわかる。


ただ、「こんな小さいの、ここでは初めてですわ~」 だそうな(笑)





20160706016.jpg

この後、突然強風が吹きだした。

釣り座に正面からぶち当たる。

体感で10m/s 以上はあろう。

足場が高いので、道糸をフケさせないよう、竿を真下に向けて釣り出した。

向こうから濁ってない水が入って来たのか、海水の色が少し薄まったようだ。

結果も出せたし、じゅうぶん撮影もできた。

早めに帰りましょうか。

「僕は慣れてるので、まだまだ大丈夫ですけどね!」

と平和氏は笑うのだが、照り付ける日差しにワシが持たんわ(^^;


お昼に上がり、港で船長と少し話をする。




20160706017.jpg

ここの船長は親切でしたな~

次のシーズン、もう一度来て、釣りをしようと心に決めた。

この日、平和氏に使って頂いた、クーラーに取り付けた楽竿ライトのセットは、そのまま置いてきた。

現物を見たい方は、夢フィッシングさんに置いてあるので、どうぞご自由にいじって下され。

真上から照り付ける日差しの中、またいろいろと話をして、平和氏と別れた。

ありがとうございました。

この映像データは、私の宝物です。

大変感謝しつつ、Tポートに寄って、オキアミと配合粉を買うのであった。

明日、伊豆半島の磯へ立ち寄るために。


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COMMENT

トミーの釣行記 #-

集中力の高さ

初めまして。久Pさんと何度か釣行させていただいている高校生フカセ釣り師です。
僕が磯釣りにのめり込んだ由縁は平和さんの熱き探究心と向上心、集中力の高さで魚との出逢いを果たす勇姿と全ての物事に対する謙虚な感謝の姿勢に感動したからであります。
「僕もこんなトーナメンターになろう」その一心でもがき楽しんでいます。
釣りだけに120%の集中力を傾けられる平和さんの純粋な心に脱帽です(^^)

2016.07.17(Sun) 22:38 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

トミーさん

こんにちは、初めまして。
久Pさんのブログに登場した、ヤングな釣り師さんですね。
今から、その志を持って釣りを追及すると、あっという間に名人級になりそうですね。

あの集中力には、びっくりです。
ただ、平和さんは、普段の人がらもすばらしいですよ。
釣りだけじゃなく、私のようにただのお笑いおっさんにならないよう、人格形成にも励んで下さいませ(笑)

2016.07.18(Mon) 15:21 | URL | EDIT

偽チヌ師 #xm20Dlsk

貴重な体験されましたね!プロの真剣な釣りを間近で見られ、それを記録できたのですから。一生モノの財産ですね!

しかし… ユムシ使えませんでしたか…
前回「プロと一緒でもユムシ!ブレてない、流石!」と書きましたが、ブレましたな! ニヤリ

2016.07.19(Tue) 12:14 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

偽チヌ師さん

こんにちは。
財産とユムシ、どちらが大切なのか!
難しい決断でしたな(笑)

あっさり、ユムシという選択を捨てました(爆)

2016.07.19(Tue) 15:52 | URL | EDIT

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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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