スパイク

2017.05.21(Sun)

どうもブーツから浸水しているような気がする。

中に水を入れてみると・・・




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やっぱり漏れていた。





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だだ漏れではないか!

よく曲がる場所のゴムがヒビ割れしてるなあとは思っていたが、これほどとは。

もうこのブーツは寿命だな。

ライジャケと同時期に買ったから、もう丸4年だ。

シマノのジオロックブーツである。

ソールを張り替えられるシリーズで、シューズタイプも2足持っている。

ダイワやがまかつも、ソール張り替えのシリーズがあるが、一度購入してしまうと、ソールの使いまわしの都合で、なかなかメーカーを変えられない。

シマノのジオロックを買うと、ずっとシマノだ。

スパイク、フェルトスパイク、ラジアルなど、いろんなタイプがあるのだが、このソール選択が実は難しい。





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カットラバーピンフェルトというソールだ。

フェルト、スパイク、ゴムの混合ソールなのだが、乾いた磯ならいいだろうが、濡れて滑りやすい磯では、まったく効かない。





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この写真のは使い古したヤツだが、フェルトが痩せ、ゴムだけが突出している。

冬の三本嶽のマカドで、2度滑り、危うく海に落ちるところだった。

もちろん、新品に近い状態の時である。

スパイクピンが7本と少ない上に、とにかくゴムが滑るのだ。

ジオロックシリーズのソールでは、一番高額なのだが、どこで重宝するのか、まったく理解できない。

ムダになるのがもったいないので、堤防で釣りをする時に使うぐらいである。

これを最初から組み合わせたシューズ・ブーツを販売しているが、やめてほしい。

一番高額なソールなので、価格が高くなるだけだ。





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スパイクソールだが、使用しているうちに、ピンが抜けたりして劣化する。





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こんなふうになって、抜けて行くのだ。

まあ、これはどこのメーカーのソールも同じなので仕方がないだろう。

寿命だと思うしかない。





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この4年で、スパイクソールは4組履きつぶした。

1ソール1年・・・この寿命が短いのか長いのか、よくわからん。





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ジオロックシューズだ。

右がゴアテックス、左がドライシールドとかいう防水透湿素材を使用している。

見た目にはそう変わらないが・・・

これは個体差かもしれないのだが、ドライシールドの方は、使って半年くらいで浸水するようになってしまった。

ちょっとしぶきを被るだけで、中に水が滲みて来てしまうのだ。

耐久性に問題がないか?





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外装も4年経った今はボロボロになりつつある。

ゴアテックスの方は、同頻度で使用しているが、いまだにちゃんと防水できている。

当然ゴアテックスの方が高価なのだが、これだけの差があるので、どちらがお得かは微妙である。

だが、ゴアテックスのジオロックシューズは、最初からラバーピンフェルトソールが組み合わされている。

これはシマノにもっと配慮してほしい部分だ。

安いスパイクソールを付けて、欲しい人だけ、高価なラバーピンフェルトソールを買い足すか、最初からソールは別売にして、価格を抑えてほしい!

他にも、フェルトピン、フェルト、ビブラムなど、いろんな種類があるのだから、ムダにしないためにも、ソールなしで販売するのが一番親切なのではないだろうか。

私が買ったこの2足、ともにラバーピンフェルトソールが付いていた。

1枚は新品のまま、使用せずに置いてあるだけ。

もうちょっとユーザーの立場に立って考えてほしいものだ。





ブーツもシューズも、ソール張り替えはとても便利なのだが、構造上、足裏の感覚がにぶくなる。

岩肌と足裏とのダイレクト感が薄れるのだ。


スパイクの中でも、一番のグリップ力とダイレクト感をほこるのが、磯タビだ。





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古くから磯釣りをしている人は、こちらの方がなじみが深いだろう。





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親指が独立しているため、磯を噛む感覚が、シューズやブーツよりも優れており、ソールもよく曲がるため、滑りにくい。

安全性だけを考えれば、磯タビが一番である。

が、コイツは快適さとは無縁のもので、保温性がないのと、濡れるので、冬は足がコゴえてしまう。

また、シューズやブーツに比べて中敷きが貧弱なため、足が疲れやすい。



要は、道具に何を求めるかで、使用するスパイクも決まるのだ。





渋谷サンスイで、新しいブーツを見たが、その場では決められなかった。

もう少し種類があると、履き比べできるんだがのう。

後日、池袋に行った際、上州屋にふらっと入ってみた。





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モノマネメーカーのスパイクブーツがあった。





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ん?

スパイクの周囲を、ゴムのブロックが囲んでいる。

これ、スパイクがチビたら、ゴムが勝って、滑りまくるんじゃなかろうな・・・





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シマノのジオロック・スパイクソールも、周囲にゴムのブロックがあるのだが、とても柔らかくて、写真右のように、使っているうちにそのゴムブロックはピンよりも先にチビてしまう。





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シマノのスパイクブーツは、このようにピンだけ突出しており、ゴムブロックがジャマをする事がない。





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ダイワのスパイクブーツも同様で、横から見ると、ピンだけが突出しており、いかにもキキそうだ。





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3,980円・・・安い。

シマノやダイワの半値以下だ。

モノマネメーカーは、開発費がほとんどかかっていないため、安くできる。

が、それだけノウハウがないため、応用が利かないだろう。

これはどの分野でも同じだと思う。

一から開発していないため、失敗作の数が極端に少ないのだ。

実はこの失敗作の経験というのが、大変重要だと私は思っている。

それは、「こういうのを作ったら、危険だ!」というのを知らないという事だ。

長年、製品を開発してきているメーカーと、ここ数年、価格が安いという理由で売り上げを伸ばしてきたモノマネメーカーでは、その差は大変大きいのではないだろうか。

実際には、危険度の低い磯ならこの商品でも大丈夫なのかもしれない。

が、離島遠征をしょっちゅう行う私は、やはり失敗を重ねて製品を作り続けて来たメーカー品を購入したい。

特に、命を預ける道具には。



と、以上は私見である。

人によって価値観は様々。

違うご意見をお持ちの方もたくさんおられよう。





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結局、今回はソール交換できない、普通のスパイクブーツを通販で買った。

ダイワの製品である。

ふふ・・・バラしたのう、フルイチ。

シマノの同じタイプは、買って三宅島に置いてある。

このタイプは、ピンがチビてしまえば、それで終わりだが、ソール交換タイプよりも、履いていてシッカリ感がある。

シマノのばかりだったので、一度ダイワのを試してみるのだ。







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中敷きは、スキーブーツ用のオーダーメイド品を使いまわす。

スキーは足裏の感覚が重要なスポーツで、一級を取るために作ったものだ。

作るのに1万強かかったが、もう12年ほど使用している。

じゅ~~~ぶん、元は取ったな。

これがあるのとないのとでは、疲れ方が全く違う。

足が疲れやすいと感じる人は、ぜひ自分の足裏の型を取って成型してもらおう。






付け加えて書いておくと、私はフェルト系のソールが好きではない。


ババ汁を吸うからだ!


足元にババ汁が流れた時や、イヌのフンを踏んでしまった時、センイ奥までシミこんでしまうのだ。

多少洗ったくらいでは、きれいに落ちない。

帰りの車中がババ臭くなるのである。

人の車に便乗して釣りに行く時は、フェルト系ソールには気を付けねばならない。





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COMMENT

偽チヌ師 #xm20Dlsk

とても勉強になります。

私はもともとフェルトスパイク派でしたが、三宅島用にシマノのジオロック、スパイクソールのやつを購入しました。
薄いコケでコーティングされ、濡れて傾斜のついた一枚岩ではスパイクでも滑りますわ。いまだに靴底では悩んでます。

ちなみに私は硬ババ派なので、液ババ派の楽竿さんのような悩みはありませんわ。笑

2017.05.21(Sun) 17:41 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

偽チヌ師さん

こんにちは。
ソール交換出来るのは便利ですよね。
ブーツも買うと、ソールの使いまわしができますからね~
冬の三宅島・三本嶽は最高に滑りますな。
よちよち歩きしないとヤバイですからな(^^;

ふ・・・硬ババ派と油断しておると、イザという時に足に流れてきますぞ(笑)

2017.05.22(Mon) 11:37 | URL | EDIT

練馬の釣り好き #-

勉強になりました

以前、島根県隠岐の島道後の大鼻に渡った際、磯からの回収時に足下が滑り3m下までズリ落ちて、渡船の下敷きになりそうになったことを思い出しました。船長のとっさの判断で何とか難を免れましたが、渡船の舳先が私の股間のすぐ先に落ちてきて岩を削っていった時は心底ひやっとしました。。。
スパイクシューズの種類と替え時が大事だということが楽竿作者さんの記事でよく分かりました。ありがとうございます。

2017.05.23(Tue) 08:02 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

練馬の釣り好きさん

こんにちは。
岩場って、濡れてる時と乾いてる時って、全然違いますもんねえ。
乾いている時って、むしろゴム底の方が滑りませんよね。
登山靴はゴム底ですからね。
沖堤防を除けば、渡船も磯独特のもんですから、乗り降りの時が危険ですわね~
恐ろしい経験してますな(^^;
受験と同じく、滑るのはイヤですな(笑)

2017.05.24(Wed) 22:15 | URL | EDIT

すぎ #-

足元

濡れ濡れのノリが付いてるとヤバいですよね~…。
魚かけてすっころんで竿折ったことあります。身体が無事でよかったとつくづく思いました。
今度式根でご一緒するお客さんは大工さんなんですが、磯タビが一番と言ってます。

2017.05.25(Thu) 12:57 | URL | EDIT

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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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