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4月12日 しまなみ海道 大三島 2日目

2018.05.05(Sat)

今朝は気合を入れて、5時に起きた。

向かう場所は、昨日の堤防。

夜明け前に現場に到着し、準備を始める。




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明るくなり、準備完了!

昨日と同じ、沖には向かない潮だが、かなり速い。

仕掛けを入れてラインを張る。

パラパラパラ・・・パラパラ・・・・パラパラパラ・・・パラパラ・・・

楽竿ライトに竿をかけて放置状態なのだが、ある一定のリズムで、仕掛けがラインの引っかかりを外して出て行く。





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横でナニパクが何かをかけた。

すぐに寄って来たのは・・・





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ウマヅラか!

今夜のオカズじゃ!



私の仕掛けには何も来ず、300m巻いたラインを出しつくしては、また流す。

しかし・・・回収が大変だ。

1回で巻ききれず、休んではリールのハンドルをまた回す。

・・・釣れないと時間を食うし、何より疲れる。



朝イチは薄着だったのだが、少し風が出て寒くなってきた。





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上下のレインスーツを着ていると、ナニパクが私のリールを触って、ラインが出て行くリズムを手で感じている。

そうやって放置して流すと楽やで~・・・釣れんけど(笑)

魚が来れば、ラインの出て行くリズムが変わるから、わかりますぞ。


身繕いをしながら、ふとラインを見るとリズムが・・・パララララララ~

ん? 一気にラインが出て行く!





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おお~!


来たでえ!


グン、グンと首を振っておる。

流れもあるから、結構な重さである。

100mほど流した所なので、時間がかかりそうだ。





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クーラーに座って、ゆっくりと寄せて来よう。

ナニパクが喜んでキャッキャとはしゃいでいる。

連れて来た友人が釣ると、嬉しいものである。


ありがとう、ナニパク!


やっと釣ったぞ!


ん? あれ?

軽くなった!

まさかバレたのでは・・・

ラインを巻く手を止めてみると、グングンと首を振る。

付いておる。

こりゃ、マダイではないのう・・・

それを見てナニパクが言う。


「ああ~、ボラだあ~」


不吉な事を言うでない!


ボラなら最後まで重いだろう。

寄って来たら、海中が銀色に光った。





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丸々とした40センチのチヌであった。

マダイではなかったが、すなおに嬉しい。

しかしやはり瀬戸内のチヌはヒレがデカい。

こんな流れの中を泳ぐからだろう。



続けて流すが、どんどん潮がゆるんで来た。

何も来ず、仕掛けもあまり遠くまで流れない。





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ナニパクはゴロリと横になって昼寝をし出した。

流せないので試しに、堤防の内側に仕掛けを入れてみる。

まったく潮が動かない。





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こんなメバルが釣れただけであった。



ふと、ナニパクが起き上がり、竿を曲げている。

お! 30センチほどのチヌじゃ!

仕掛けを投入し、底を這わせていたら、1時間ほどして食ったらしい。

ゆるめたドラグがジージー鳴って起きたそうな。

よくエサが取られなかったもんだ。


潮が逆に流れ、岸に向かったため、ちょっと散策する事に。





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さっきまで流れていた方に、砂浜を歩いていく。

良く晴れた青空の下、海がとてもきれいだ。

男と2人なのが残念である。

波打ちギワにいる子フグが、我々に驚いて逃げて行く。




曲がり角の岩場までやって来た。

これ以上は進めない。





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振り返って見ると、釣り座の堤防がはるか向こうに見える。

ここまで200mほどであろうか。

しかし浅い・・・沖まで遠浅になっている。

こんな浅場を流していたのか。

やはり沖向きの潮じゃないと、マダイは難しそうだ。


潮もよくないし、場所を移りますかな。

片づけて車で他の場所へ回る。


今度は別々の場所で、オカズを確保しようという事になった。

だが、今回は「流れの中を釣る」というコンセプト。

ただ釣るだけなら、いくらでも釣りやすい堤防があるのだが、せっかく潮の速いしまなみまで来たのだ。

難しい場所で釣りをしようではないか。





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というわけで、私は島と島の間が狭くなった足場に釣り座を取った。

見るからに流れが速く、潮がぶつかり合って複雑な表情を見せている。

ナニパクは別の場所へ行くという事で、車で去って行った。





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時刻は午後1時過ぎ。

仕掛けを入れると、右にすっ飛んで行く。

が、岸に近い場所へ流れ、そこで溜まる。

コマセもそこへ行くのだろうが、仕掛けが海草に引っかかって釣りにくい。

大遠投して仕掛けを沖に入れると、右沖へと流れるので、それに狙いを絞る。

うふふ・・・来いよ~、マダイちゃん。

ん? 仕掛けが止まった・・・

ああ! 逆に流れ出した!

回収して、手前に入れると、まだ右へと流れる。

遠投すると、やはり右へ・・・が、途中で止まってまた左へ・・・

その少し手前に入れると、今度は左へ・・・

投げるごとに向きが変わっておるではないか!

かなり複雑な流れで、向きが一定しない。

これは難儀じゃの~


しまなみ海道は、サイクリングロードとして有名だと聞いた。

国内外から、自転車野郎が集まってくるという。

いや、野郎だけじゃなく、女性も多い。

そんな彼ら、彼女らが、自転車を止めて私の釣りを眺める。

で、そのうちいなくなる。


「釣れとらんようですなあ」


「かわいそうですなあ」


そんな事を思っているのだろう。


ほっとけ!


そのうち全体的に左に流れ出したので、足元から流すと、左の岸へ向かって、そこで溜まる。

で、海草か岩に引っかかってしまう。

少し沖へ投げると、向こうに見える堤防の先端をかすめるように流れて行く。

これに絞るか・・・

朝と同じくらいの速度で、ラインが出て行く。

パラパラパラ・・・パラパラ・・・パラパラパラ・・・パラパラ・・・

途中、スプールのラインが引っかかって、仕掛けを張り、また外れて出て行く。

放っておけば、ちょうどいい感じで流れて行く。

PEラインの色分けした部分が、一定のリズムを刻んで出て行くので、アタリが取りやすい。

しかし・・・来んのう~

ナニパクが、ここは一発場でなかなか来ないけど、喰えばデカいと言ってたな。

そうじゃ!

殺気を消すのじゃ!

他を見ていたらウキが沈んでた、とよく言うではないか。

今朝もそうだったし、一昨日の日振でもそうであった。





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クーラーから飲み物を取り出し、景色を眺めながら、時々「ちらっ」とラインを盗み見る。

・・・来ない・・・


「え?釣り?何のこと?」


という雰囲気を作りながら、あたりをブラつきながら、ラインをチラ見する。

演技力が必要だ。

知らんぷり作戦で、鼻歌を歌っていたら・・・ん?

色分けPEラインがリズムを破って一直線に出ている。





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「知らんぷり作戦」成功じゃあ!


竿を上げると、重い!

朝のチヌとは、けた違いの引きじゃ!

グングンと大きく引き込み、とても止められない。


オオモンじゃあ!


これはじっくりと構えねばなるまい!





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クーラーに座って竿を立てるが、ラインは出て行く一方だ。

右の沖深くへどんどん潜って行く。

とても上げられる気がしない。

が、粘っておれば、そのうち疲れて浮いて来るじゃろう。

それまで楽しんでやろう。

うふふ・・・暴れろ暴れろ~

と言いながら、ラインは一向に巻けない。

ん? 止まった!

グイングイン引いていたのに、急に止まった。

竿を引き絞ると、何かが動く気配がするが、そこからビクともしない。


岩か海草に回り込んだかあ!


しばらく緩めて待つが、一向に動かない。

あきらめ悪く、竿をしゃくったり、引いたり、緩めたりするが、動かない。

10分ほど緩めて放置するが、動かない。

仕方なく、一直線にして引っ張ると、パチーンと切れた。


ハリスが中ほどで切れてしまった。

ウキは助かったが、せっかくのチャンスを!

ここは結構障害物があるようだ。


しばらくしてナニパクがやって来た。

別の場所では、何も出なかったという。

早めに上がりますか。

料理しないといけないし。





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宿に帰り、明日の準備をしてから、晩飯の支度をする。





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ここには結構広い厨房がある。





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中央に大きいシンクと台があり、とても使いやすい。





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部屋ごとに専用の調理台もある。

我々は「伊予柑」という部屋に泊っているのだ。

調理道具も全部備え付けになっている。





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今日の獲物・・・あれ?マダイが1匹おるではないか!


何! 地元の店で買って来ただと!


ナニパクは鯛めし用に、土鍋を持参していたので、どうしても食べたかったらしい。





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チヌのサシミ。





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チヌのお頭の煮付け。





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チヌの香草焼き。





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ウマヅラと、チヌの卵の煮付け。

ウマヅラは痩せており、ほとんど骨であった。





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チヌの塩焼き。





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これらを厨房から突き当りにある我々の部屋へ運ぶ。

ここはもともと小学校であったらしい。

左の部屋は、職員室だろうか。

厨房は、給食室だったのだろう。

きれいに改装しており、最初の日は1人3千円で、次の日から2千円となる。

小学生以下は無料。

とても快適な滞在である。





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釣果は悪かったが、2人で食べるには、十分な量だ。

痩せたウマヅラ以外は、さすが瀬戸内の魚、とても美味くて酒が進む。

焼酎に瀬戸内レモンを絞り、いい気持ちで酔っ払う。

「マダイが出ませんでしたな。」

「岸からでは、潮の向きで移動できませんからな。」

「もう少し季節が暖かくなるとよさそうですな。」

「今回は練習ですな。」

「次は本気でやりますかな。」

「釣りすぎても食べるのに困りますからな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


実は2人とも本気で釣っていたのだが、そんな事は口に出さない。




釣りの様子は、仲間にラインで実況中継している。

今回、仲間から「バラシ大魔王」という名を付けられた。

昨年から何度バラしただろうか。

これはちょっと考えねばならんのう。





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いい具合に、ナニパクの鯛めしが炊き上がった。





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買って来た魚だが、間違いなく地元のマダイである。

残さず、きれいに平らげて今回最後の夕飯を終えた。





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廊下に貼ってあったポスターが目を引く。

「明日はここへ行って、帰りますかな。」

「フィッシングパークという事は、お魚の公園という事ですな。」

「という事は、釣り人の楽園ですな?」

「釣りまくって、ポイしますか。」


ワハハハハハ!


幸せな夜であった。





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COMMENT

釣り人の心を捨てた漢 #-

 こんにちは。

 あのハゲはあまりにも肉質が酷かったですな~。
 鼻栗瀬戸で初めて竿を出して魚かけるのは流石ですな( ^ω^)
 だいたいギブアップしますで。普通の人はw

 

2018.05.05(Sat) 21:17 | URL | EDIT

良い子のつよし #-

釣りってばらしたり、釣れなかったり色んな経験をして釣れたから釣ったに変わった時に一皮剥ける。そして又のめり込んでいく。永久に続くテーマですね!ざまあみやがれ!(笑)(笑)

2018.05.06(Sun) 17:44 | URL | EDIT

馬ちん #-

本格的な磯釣りも堤防ののんびりした釣りも本気で楽しんでいるのがよく分かります。人生を楽しむ達人ですね!早くその境地に達するように精進します。

2018.05.07(Mon) 06:19 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

釣り人の心を捨てた漢さん

ナニパクかっ!
ウマヅラは痩せてましたな(^^;
あんな流れの激しい場所は少ないから、普通はなかなか慣れないんでしょうな。
離島で流してると、ああいう場所は、ハアハアしますな(笑)

2018.05.07(Mon) 13:32 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

良い子のつよしさん

こんにちは。
なかなかムケませんなあ(^^;
少しずつわかって行く過程が面白いんでしょうな。
何が「ざまあみやがれ」じゃ。
こないだ家に行った時の事は、次の次の記事にしちゃる(笑)
ちゃんと教えてくれたやんか(爆)

2018.05.07(Mon) 13:37 | URL | EDIT

楽竿作者 #LvbWpVdY

馬ちん

こんにちは。
釣りは楽しまなければ、ですな!
でもその道に精進すると、磯ラーへの道が待ってますぞ(笑)
廃人まっしぐら~(爆)

2018.05.07(Mon) 13:45 | URL | EDIT

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プロフィール

楽竿作者

Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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