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6月4日 南伊豆 中木 カツオ島

2018.06.18(Mon)

長かった。

1か月と1週間は長かった。

こんなに長く釣りに行けなかったのは、ここ数年で初めてであろう。

ぎっくり腰はすぐに治ったが、その後の釣り予定日の海がことごとく荒れてしまったのだ。

釣り予定日の3日前には車に積み込んだ道具を、前日に哀しく下ろす作業を繰り返していた。




が、明日は晴れ!

風は強めだが、渡船できないほどではない。

うれしくて車に積んだ荷物を下しては中身のチェックを繰り返す。


夕方、自宅を出て偽チヌ師さんの所へピックアップに向かう。

合流してからは、久々の車中トークが途切れなく続く。

入間へ行く予定だったのだが、日吉丸が船体整備で船を上げるそうな。

サバ子を泳がせて、ええもんを釣り上げる予定だったのだが、サバ子は他にもいるだろう。

「入間がダメなら、どこにしますかな?」

「あまり潮が速くないところにサバ子はたまりますからな。」

「おとなりの中木にしますかな?」

「どうせどこ行ってもサバ子が湧いているでしょうな。」

「人が嫌がって乗らない場所ほどいいでしょうな。」

「磯を選び放題ですな。」


ワハハハハハ!



助手席で偽チヌ師さんが中木の渡船に電話して、予約を取った。


小田原のカメヤ釣具に寄り、泳がせ用の道具を追加でみつくろう。

オッサンが、大きい針や仕掛けを手に取ってニヤニヤしている姿は、とても不気味だ。


真鶴のあおき釣具で夜出しのオキアミブロックをピックアップする。

万が一、流れが速い磯に乗った場合は、仕方なくフカセ釣りをしなければならない。

そこからは一路、中木を目掛けて車を走らせる。


「中木はよく知らないんですが、どこがいいんでしょうな。」

「カツオなんかの潮が速い所以外ならどこでもサバ子は大丈夫でしょうな。」

「よくわからんけど、ほとんどの磯ですな?」

「人は少なそうだから、ぐるりと歩き回れる磯もいいですな。」

「あっちでマダイ、こっちでヒラメ、そっちでハタ系ですな?」

「高級魚ばかりで困りましたな。」

「ポイしにくいですなあ。」

「大丈夫、クーラーはデカいのを持ってきましたぞ。」

「でもデカい青物が来たら入りませんぞ。」

「磯でサクにして持ち帰るしかありませんな。」

「仲間に配りながら帰りますか。」

「食いきれませんからな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!


往きの車中は、夢で満ちているものだ。


深夜、中木の駐車場で仮眠し、4時過ぎに起き出す。





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船着きに道具を出し、渡船の受付に行く。

船頭に今日どこに乗りたいかを聞かれる。

「サバ子のいるとこ!」

船頭「みんなサバ子が多いと言うけど、中木は全然いないよ。」


なんですとお!


サバ子がいないですとお!


夢が崩れて行く・・・


偽チヌ師さんとヒソヒソ相談をする。

「サバ子がいないなんて想定外ですな。」

「困りましたな、どうしますかな・・・」

「それならオナガでも狙いますかな・・・」


船頭に、オナガの釣れる所をリクエストするが、渋い顔をする。

船頭「オナガは出てないね~、昨日メジナのいい型が上がって、まだいっぱい見えてたそうだけど、そこにする?」

「それ、クチブト?」

船頭「うん、クチブト。40オーバーがまだまだ見えてたそうだよ。」

「そこはやめとくわ。」

きっぱりと首を振って断る(笑)


クチブトを釣る気はまったくないのであった。

「今日、潮の速いとこはどこ?」

船頭「牛根かな~、沖牛根は速すぎて仕掛けが入らないて、昨日言うてた。」

「そこじゃ!」





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上物4人、底物2人、ルアー4人と我々2人を乗せた船は、まずカツオ島へ向かった。

ルアー4人を下した時、船頭が我々に言う。

「人がいないし、どうせならカツオの裏に乗る?」





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なかなか乗れないそうだが、予期せずカツオ島に乗ってしまった。

いい場所らしいが、当初の目的と全く違う釣りになってしまった。


しかし磯が臭い。





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前日のコマセだろうか、磯が汚れている。

ビニールもあるし・・・ちゃんと掃除して帰れよ~

針の付いたハリスも何本か落ちている。

まずはゴミ拾いじゃ。





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石物も入っていたようだ。

これも・・・ヤドカリのツメとか、そのまんまか!

もう少しマナーを守って欲しいものだ。





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沖向きの先端に2人で釣り座を取る。

いい潮が流れている。

海底の様子がわからんが、いればオナガが来そうな潮だ。





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シンプル仕掛けで流すと、すぐに何かが喰いつく。





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お約束のイサキだ。



ここで懸案の事項を書かねばならん。

私は自分で創った「楽竿ライト」を使用して釣りをしている。

手持ちでもやるが、ほとんどは楽竿ライトに竿をかけたまま釣りをしている。

「楽竿ライト」を使用して磯釣りをしている方々に伝えたいのは、


道具を使いこなして欲しい


という事である。

特に「流す釣り」の場合、ちょっと工夫して欲しいのだ。

道糸と竿の角度は、潮の流れ、ウキの大きさなどにより、調整しなければならない。

角度をつけて穂先の曲がりを利用するのか、それともリールからダイレクトにラインを出して行くのか。

それを考えながら、流して欲しい。





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右から左沖へ向かって潮が流れているが、仕掛けは右に投入している。





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仕掛けが流れて行くのに合わせ、竿を左に向けてやる。





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少しずつ竿を左に回転させているのがわかるだろうか。

そのままだと、仕掛けが流れるにつれて竿と道糸の角度が大きくなってしまうので、それを防いでいるのだ。

最初の角度のままだと、ラインを引っ張る力がだんだんと大きくなり、遠くなればなるほど仕掛けが浮いてしまう。

入れ込んで行きたいので、こうやって竿を回転させてやるのだ。





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すると、ラインをバリバリッと持って行くので、竿を上げればいい。





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楽竿ライトの解説書にも書いているが、チャランボに取り付けるネジは、思いっきり締め付けてはいけない。

少しユルメにしておけば、楽竿ライト自体が横に回転する。





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竿に手を置いて指でラインをサミングしながら左に回転させていくのだ。



一定の張りを保ちながら流す場合は、手持ちの場合、とても気を遣う。

竿先をぴょんと動かすと仕掛けを引っ張ってしまい不自然になるので、じ~っと集中して竿をじりじりと動かす。

もちろん、仕掛けを躍らせたい場合はその限りではないが、とても疲れるものだ。

特に体力の落ちた中高年にはキビシイものがある。

手持ちの方が自由度が高いため、疲れたら楽竿ライトにかけて流すというのもいいだろう。


この方法を使うと、不用意に竿先が動く事もないので、とても楽に流せる。

便利に使ってほしい。





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というわけで、イサキが釣れる。





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ポイじゃ。





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釣れるのはイサキばかり・・・

オナガはおらんのか!


スジを変え、張り方を変え、上層から底まで流して探る。

案外浅いようで、入れ込み過ぎて2度も根がかりしてしまった。

しかしイサキしか釣れない。

そのうち左からの風が強くなってきて、体がふらつくほどになったので、足場を変える事にした。





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ん?

偽チヌ師さんが竿を曲げておる。

デカそうで楽しそうじゃの~

あ!・・・切られた(笑)





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釣り場の岸側、内側もいい潮が流れておる。

足元と海底に潮がぶつかりながら複雑な様相を見せておる。

吸い込みが何か所もあり、仕掛けがどんどん入って行く。

これは釣れそうじゃ!





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しかも後ろにある崖のせいで吹き抜けないため、あまり風がない。

足場もタイラでとても釣りやすい。



・・・が!


何にも釣れないではないか!



こんなにいい潮なのになぜ!?





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釣れないと立ちっぱなしは疲れる。

竿に体重を乗せて休みながら流すが、来ない・・・

付けエサが落ちん。





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む!

こちらも楽をしておる!





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仕方がない、風に耐え、最初の場所でもう一度やるか!





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体と竿が横風で持って行かれそうになるので、仁王立ちで耐える。





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延々と流し、遠くでアタリがある。





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イサキしかおらんのかあ!






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さらに楽をしようとパラソルを開いておったが、風で逆開きになっておる偽チヌ師さんであった(笑)





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納竿してカツオ島を去る。

流れの中にオナガがおらんかったのう~




上がってから船頭に聞くと、なんと他の人達はほぼ全滅らしい。

え?ワシらが竿頭?(^^;

そんなに悪かったんか!

途中で緑色の潮が入って来たから、ちょっと厳しかったみたいだ。

菜っ葉潮の季節か・・・



帰りの車中は、今日の反省会である。

「今日はダメでしたな。」

「サバ子がおらんかったのが敗因ですな。」

「まさか中木だけサバ子が湧かないとは知りませんでしたな。」

「デカいクーラー持って来るとロクな事になりませんな。」

「今度は入間へ、小さいクーラー持って行きますか。」

「21日は泊まりで、昼に釣った魚で宴会ですな。」

「高級魚の宴ですな?」

「食いきれるぶんだけなら、クーラーに入りますな。」

「ウハウハですな。」

「いや、まったく。」


ワハハハハハ!




ちっとも反省していないのであった。



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Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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