3月16日 神津島 大富貴

2017.03.28(Tue)

だいぶ酒を飲んで寝たため、下田港へ着いたのは午前3時半。

もうすでに釣り客の車がたくさん来ているだろうと思ったのだが・・・

・・・1台もいない・・・

おかしいの~  風が強くてうねりがあるので、灯台下くらいしか乗れないと船長が言っておったが、いないはずはないだろう。




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早く船が来んかの~と、海を見つめる偽チヌ師さんとナニパク・・・潮上からコマセが流れて来るのを待つ、魚みたいである。

・・・脚は遅いから、タカベではなく、フグといったところか・・・

賀寿丸がやって来たが、なんと客は我々3人のみ。

接岸せず、チャカ着けで荷物を積み込んだ。





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船室を使い放題じゃ!

3人で大の字になって寝る。

神津島に着いた時、あまり風はなかったが、うねりがかなり強いらしく、やはり灯台下か白根あたりしか乗れないという。

白根は前に乗ったが・・・雰囲気がイマイチなので、灯台下をお願いする。

ゆっくりと船を走らせながら場所を探し、大富貴に下りた。





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ナニパクはチャカ場に、偽チヌ師さんは向こうのちょっと足場の高い所に釣り座を構える。





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残った左端に、私が入った。

波はそんなにないのだが、うねりで激しくサラシが出ている。

コマセを入れると・・・ん?

小物が走り回る・・・こ、これはタカベか!

足元のサラシにコマセを打ち、放射状に岸から離れる流れに仕掛けを入れると、かなり沖まで運ばれる。

そこから右へと流れるのだが、どの筋に流しても付けエサが残って来る。

足元へ入れると、タカベに瞬殺されるため、沖へ出て行くスジを探るのだが、まったくアタリがない。

仕掛けがうまい具合に引き込まれて行くので、普段ならこれで尾長が喰って来るはずなのだが、まったくアタリがない。





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右端の偽チヌ師さんは、ええ型の尾長を拾っている。

むう・・・こちらとは状況が違うみたいだのう。





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いろいろと手を変え、探るのだが、やはり何も釣れずに時間だけが過ぎて行く。


こういう時には、一発があるに違いない!


うふふふ・・・どんな一発が来るのか、楽しみじゃのう~


ワクワクするわい。


実はただの釣れんやつだ。





釣れない時間が流れ、そのうち船長が見回りにやって来た。

船長「楽竿さ~ん、そっちサラシが強すぎるよ! 偽チヌ師さんの向こうに入った方がいいよ~!」


せっかく一発を狙っておるのに、それをあきらめよと言うのか!

向こうへ行ったら、チャンスを逃すではないか!









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行ったんかい!


しかし足場が高いのう。

7mのタモを真下に伸ばすが、届かない。

ん~、釣れたら偽チヌ師さんの方へ移動して上げるしかないのう。





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そんな心配はいらんかったわ!





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こんなんばっかしかい!





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む。

偽チヌ師さんが竿をトーナメントに換えて、曲げておる。

もう40尾長を数枚上げておるわ。

調子良さそうじゃのう。

ええのう。





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ワシにはこれか!


しかも左からの風が強くなってきた。

足場が高いため、道糸がフケて右へ飛んでいく。

ウキまで道糸が海面に着かず、どうにもコントロールできない。

こらアカン。

やはり最初の場所に戻って、一発を狙うしかないわ。





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聖水でコマセを「お清め」しとくかのう。





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今までネチネチやってた場所で、やっと来たわい。

小さいけど。





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む? 偽チヌ師さんは・・・昼寝かい!

くっ・・・人が苦労しとるのに、このオッサンは!





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相変わらずタカベがうろうろしておるので、スペシャルな緑オキアミを使う。

ふふ、タカベはこれを喰わんのだ。

・・・メジナも喰わんだろうが!






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納竿時間寸前、やっと来たわい!

左の張り出した根の向こうで喰ったため、岩でハリスがズリズリ擦れる。

それが竿を通して手に伝わる。

やさしくうねりの上下に合わせて竿を動かし、ゆっくりと引きはがしてやる。

寄って来たところで、ナニパクがタモを入れてくれた。





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ハアハア・・・やっと40が釣れた。

口太だが・・・



偽チヌ師「ふあ~、寝てましたわ。 何か釣れましたかな?」


こ、このオッサンは・・・






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タイドプールに入れたメジナをタモですくう。

ちょっと大きめだったので、二人でキャッキャ言いながら苦労しておるの。


そうそう、一応東京磯釣りクラブのメンバー同士の釣行なので、記録を取っておかんとの。





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この口太は、43センチ、1.24キロだった。





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偽チヌ師さんの尾長はどれもよく似ていたが、これが一番だとナニパクが言うので、測ったら私の口太と全く同じ。

43センチ、1.24キロであった。





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全部〆てクーラーに放り込む。

タイドプールが赤く染まって行く。

残酷なようだが、おいしく食べるためには、必要な事だ。





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このあたりは静かだが、ちょっと向こうへ行くと、荒れまくっているという。

タダナエの烏帽子が丸被りしているよと船長が言っておった。

今日は、釣りをできただけでヨシとしてちょうだい、だそうな。





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下田港でクーラーを空けると・・・ん?

あれ・・・ワシの口太がおらん!

「タイドプールが赤く濁って見えなくなってたから、見逃したんですな。あの底に沈んでるんとちゃいますか?」

よりによって、ワシの1枚があ!

最後の最後まで、不甲斐ない釣行であった。




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3月20日 南伊豆 入間 川吾

2017.04.02(Sun)

今夜は家族で、ホテルの鉄板焼きを予約していた。

娘の大学卒業と就職祝いである。




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しゃれたコースでお値段もいいが、そう何度もある事ではないので奮発したのだ・・・家内が。


「あれ? お父さん、ノンアルコールビール? お酒飲まないの?」


ゆるせ、娘よ。

父は行かねばならんのだ。




お魚ちゃんが待つ海へ!






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また行くんかい!


むう・・・出発の時間が遅くなったので、あおき釣具に着いたのは、深夜1時半。





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今までちょっとブレンドに使ったりして、口の空いている袋を全部混ぜる事にした。

口を開けてから時間が経つと、風味が落ちるからのう。(ほんまか!?)



あまり時間がないので、別荘で寝ると絶対に寝過ごしてしまう。

そのまま入間まで走り、駐車場で寝る事にする。



到着したのは、午前4時過ぎ。

そのままシートを倒し、まどろんでいると、窓をコンコンと叩く者がいる。

だれじゃ?

んお! こちらをのぞき込んで、ニヤニヤしておる不気味なオッサンの顔が!

な、ナニパクか!


来とったんかい!

燃えとるのう~



しばらくしたら船長が出て来た。





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この時期は、朝6時に出船だ。

少しうねりがあるけど、風はほとんどないので、釣りやすいだろう。





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今日は4艘の船が出船だ。

と言っても、客が多いのではない。

それぞれの船に、少しずつ乗っているだけである。

他の船に先駆けて、船長が有無を言わせず川吾にチャカ着けした。

私は当初、寒の時期の勉強のために地方を考えていたのだが、ナニパクはまだ川吾に乗った事がない。


まあ、ここでも練習できるだろう。

というか、川吾で文句を言ったらバチが当たるわ。

普段あまり乗れないとこだからのう。

魚も多いし。





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ルアーマンを一人加え、3人で川吾に乗った。

うねりで波が少し這い上がって来るため、すぐにチャランボを立てて荷物をかける。





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ナニパクはあっちゃの方の先端に釣り座を構えた。

一通り簡単にこの回りの地形を解説してあげる。

よし、健闘を祈る!





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私はチャカ場の沖向きに構えた。

潮が左後ろから右前に向けて、かなり速く流れている。

このまま口太を釣るのは、ちょっともったいないのう。

朝イチは、ちと流して尾長を狙ってみるかのう。





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まあ、針はこれでよかろ。

軽めだしのう。





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マルキューのV9と、ボイルを黄色に染めたものだ。

緑オキアミは、切れてしまった・・・また作らんとイカンな。




コマセを打って、しばらく仕掛けを流してみるが、何も来ない。

斜め度が強いのう・・・流れが速いから、少し針を重くしてやるか。





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これでどうじゃ?


だいぶ向こうまで流した所で、アタリが来た。





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おお~、型は小さいが、来ましたわ!





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ま、まあ、一応、尾長という事で(^^;

とりあえず、朝のお勤めができたわい。



さて、口太を狙いますかのう。

目の前のサラシを中心に探る。

軽い仕掛けから始めて、少しずつ重くしていく。

根にぶち当たるまで流して行くのだが、どのスジにもアタリがない。

付けエサもそのまま残って来る。

ちょっと流れが速くてダメか?

ならば方向転換じゃ。



チャカ場に向かい、竿を出す。

こちらの流れはゆるいので、キワから仕掛けを入れ込んでみるのだが、すぐに弾かれる。

もっと重くする前に、素直にその流れに乗せてやると、勢いよくウキが沈んだ。





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おお~、おったやないか~

が、浮いて来た顔を見たとたん、気力メーターが下がる。





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旬のアンタかい!

この間釣ったヤツは、なかなか美味かったけど・・・まあ、今回は許してやるか・・・

どっぼ~~~ん。




その後ネチネチとキワを攻めるが、何も来ない。





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もそっと針を重くしてやろうかの。



潮は引いていくのだが、うねりは相変わらずだ。





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波しぶきが時々、私のとこまで飛んでくる。


ネチネチネチネチと深いタナを探り、わずかなアタリで、かけて行く。

30くらいの口太が来るのだが、アタリが渋い!

ん? ふわふわしてたウキが停まった・・・あ、またふわふわし出した。

こんな時は、仕掛けを上げるとオキアミの頭だけなかったり、一部がくちゃっと噛まれて潰れていたりする。





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かけると、こんなサイズが上がって来る。

う~ん、ちょっと違うような気がするのう。


少し時間はかかるけど、軽い仕掛けで送り込んでみるかのう。


ガン玉を外し、なじんだらウキも一緒にゆっくりと沈めるようにしてやる。

ウキの沈む速度よりも少し早い引き込みでアワセをくれてやると、先ほどまでよりも大きめの口太がかかる。





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まあ・・・竿は曲がって楽しめたが、どうしても40オーバーが釣れない。

う~ん、どこか違うようじゃの~



結局、納竿までサイズは上がらず、アタリも渋いままだった。





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36と38を、土産にする。

むう・・・・・イマイチ型が上がらんかったわ。

もっと寒の時期の口太を釣る練習が必要じゃの~


ちなみにナニパクは、PBをくらいおった(^^;

ワシが釣るのを、びったり張り付いて見ていたようだが・・・もっと上手い人のを見た方がええぞ?(笑)

以前、ワシもここでPBをくろうた事がある。

その悔しさをバネとし、磯ラーへの道を突き進むのじゃ!



水温が低いうちに、もっと練習せんとイカンな・・・

家庭崩壊せん程度に。





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3月30日 神津島 金長鼻、沖砂糠

2017.04.08(Sat)

明日は入間へ行こう。

寒の時期、口太を釣る練習をするのじゃ。




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情報収集のために、渋谷サンスイにやって来た。

午前10時半開店で、まだ5分前、扉が閉まっている。





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もう人がおるんとちゃうか~?

怪しく店内をのぞき込む。

中にいた店長が、ガラスにべったり張り付く私に気付き、仕方なさそうに開けてくれた。

すまんのう、無理やり開けさせたみたいで(笑)

最近の半島回り情報を聞きながら、フルイチが来るのを待つ。





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先日、入間で行われたハヤブサの大会で4位に入ったフルイチの写真だ。

同じく参加していた偽チヌ師さんが撮影してすぐに送ってくれた。

この日本人とは思えない色彩感覚、店に出て来たフルイチを問い詰めると、人とは違う格好をするのが好きだと言う。

それにしても、ひまわり柄のパンツは・・・





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このパンツで店に出てみい!



気を取り直して、入間の様子を聞いてみると・・・

「え?今日と明日は、入間でMFGの大会やってますよ~。私も明日参加しますもん。」

なにい~!

すぐにその場で渋谷船長に電話する。

「ああ、楽竿さん? そう、今日と明日は大会なんですよ。また今度来て~。」


予定が狂ったではないか!

仕方がないのう~、その場で賀寿丸に電話すると、明日は出るという。

・・・神津島へ行く事になった。

すぐ家に帰り、車に積んであった道具を全部引っ張り出す。





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離島仕様に総入れ替えじゃ!


その夜、下田まで走り、いつものように賀寿丸で神津島へ渡った。


船長がみんなに乗る場所を聞いていく。

「楽竿さんはどうする?」

身を乗り出して口を開こうとすると、

「ま、いいやね。」

と言い、船室へ入って行った。

・・・おい・・・

船はタダナエを目指し、突き進む。





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オネイモの先端に下ろしていると、隣のナダラとハナレが丸被りしているのが見えた。

波はないが、満潮とうねりでとても低いとこは乗れそうにない。





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平段に2グループを下ろし、さあ、ワシはどこに下ろされのかとワクワクしていると・・・





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ありゃ? タダナエを離れて行く。





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港近くの地方に石物師を一人下ろし、残りは私を入れて2人だけ。

ちなみにこの石物師、三島のHさんである。

以前、賀寿丸の宿に一緒に泊まった方で、しょっちゅう見かける。






私が乗ったことがない磯に来て、船長がマイクで指示を出す。

「ちょっと狭いけど、2人でうまくやってみて。」



下りる時若船長に聞くと、金長鼻という場所らしい。





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乗ってみてびっくり!

狭すぎるやろ!

お相手は、釣研のフィールドテスターのライジャケを着ている。

挨拶をすると、人柄の良さそうな穏やかな人である。

良い方で助かったが、さすがにこの場所で2人は狭すぎる。

私の方が年下でもあり、潮上の方へ荷物を持って移動した。





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ここより向こうへは行けない。

足場が高く、タモが届かんのう。





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ここは石物場か・・・ウニガラの付いたこういうの見ると腹が立つのう。

発泡、持って帰れや!





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高いのう・・・風で道糸がふくらむがな・・・

コマセを撒くと、小型の魚影が走り回るのが見える。

タカベだ。

これはキツイのう。

潮は右から左へ流れている。

すぐ左は、チャカ場にいるテスターさんだ。

こちらでコマセを打つと、テスターさんの前がタカベだらけになってしまう。


テスターさんを見ると、足元から始めているので、私は沖の流れにコマセを打ち、仕掛けも遠投する。

が、風で道糸がフケてうまく流せない。

仕掛けを水中ウキ仕様にして、強制的に流れに乗せるが、付けエサをすぐに取られてしまう。

う~ん、タカベじゃのう。





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足元もタカベに占領され、たまにこんなんがかかる。

仕掛けを入れると、すぐにテスターさんの前に流れてしまう。

流せないし、左にコマセを打てないので、やりにくい!


ここに二人を乗せた船長に腹が立ってきた。

なんでこんなに気を遣って釣りをせねばならんのだ!

ここは離島だろうが!

いくらでも他に磯があるのに、知らない人どうしを狭い場所に下ろすな!


もうこうなったら、あの釣り方しかない。





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一発目から仕掛けを引き込まれる。





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む、40ちょいの尾長か。

すぐに〆てクーラーに放り込む。



すぐに次の仕掛けを入れ、今度はもっと強い引きが!

が、根際でハリスを切られた。

むう・・・5号では細いか?





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その後は、こんな型が続く。





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場を休ませながら、続けるが、最初より型が上がらない。

早々に片づけ、チャカ場で見回りの船を待った。

ここまで来て、こんな釣りを続けたくない。

磯替えじゃ!


テスターさんも、あきらめ顔で、こんなタカベがたくさんいるなら、まだ一発のあるタダナエに下りればよかったと笑っておった。

まあ、それは結果論だから仕方がない。

船長も、釣らせたいから、ここに下ろしたのだろう。

だが、せっかく離島に来たのだがら、広い海と磯を満喫したいものだ。





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船長ではなく、若船長が一人で操船して来て、テスターさんはキンシ根に磯替えした。





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私は沖砂糠じゃ!

ここに乗ると、心が安らぐのう。

深呼吸をして、さあ! 釣り直しじゃ!



ん?いつもと潮の流れがちがう・・・

タカベはいないが、オナガもおらん・・・

しばらくすると、正面からの風が強くなってきた。

こりゃ釣りにくいのう~





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反対側に、背に風を受ける釣り座で竿を出してみた。

こっちでお魚を釣った事がないが、景色は抜群だ。





・・・・・が、生命反応がない・・・・・


なんも釣れんのう~





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あ~あ、今日は疲れた。

ふてくされて、片づける。

今日は朝から気分が悪いわい。





タバコをふかしながら、ふと考える。

このままでいいのか?

せっかく釣りに来たのに、こんな気分のまま帰っていいのか?

楽しまなければソンではないか?

まだ納竿まで30分はある。

コマセはあと4~5回は撒ける。

このままふてくされて帰るのではなく、最後の30分、思いっきり楽しんでみないか?

そう思い立ち、急いで軽いバッカンと竿、タモを持って、サラシ元に釣り座を取る。

コマセがほとんどないので、流れに乗せる釣りはダメだ。

足元だけを狙おう。

サラシが巻き込む所に一極集中で、コマセを3発叩き込む。

下に引き込むポイントに仕掛けをゆっくりと入れてやる。

・・・やはり何も来ないな・・・

でも何かおるだろう。

もう一発コマセを叩き込み、仕掛けを入れる。



ん? ・・・・・引き込まれたウキが上がって来ない。

竿を上げると、重い!






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おお~! ビール瓶じゃあ!

先日、入間の川吾で釣った36センチを超える、おおもんじゃあ!


よしよし、もう一匹来いよ~!

バッカンを斜めにして揺さぶり、隅からこそいでかき集めた最後のコマセを、一発叩き込む。

今度はウキを派手に引っ張り込んだ!

アワセると、竿をギュンギュン引き絞る。

おおもんかあ~!





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・・・真正のイスズミであった・・・

ノトイスズミならよかったんだがのう~


これで納竿とした。

片づけをして、最後に魚のウロコを打って、内臓を出した。





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オナガが40ちょいだから、このカサゴは39か40あるのう。

最後の最後に、ええもんが来たわい。


やはり釣りは楽しまんとイカンのだ!


帰りの船も、若船長だけだった。

今度から知らない人と、狭い場所に一緒に乗せないように頼んでおいた。






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今回もサシミじゃあ!





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ふふ、しばらく寝かせてから、薄く切って食べる。

シャクッ!

これじゃあ!

こんなにまたすぐ食べられるとは思わんかったわい。

最高のサシミであった。

最後の30分、楽しんでよかった~




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4月4日 南伊豆 入間 シブト

2017.04.13(Thu)

寒の時期、それも産卵期で一番渋い時に、口太を釣りたい。

そんなマゾな事を、ぞくぞくしながら考える自分を、変態だと思う。

渋い時に、どうしても喰わせてみたいのだ。

そういう練習をしてみたい。

ならば、ちょこっと釣りに行くのではダメだろう。

2日間集中特訓じゃ!




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真鶴のあおき釣具でコマセをマゼマゼ。

今回も、封を切った配合粉を混ぜる。

一度開けて使用したものは、放っておくと風味が飛ぶからのう。

さっさと使ってやるに限る。

だいたい、

「イワシ風味をブレンドしてやると、ええもんが寄ってくるかもしれん」

とか

「ちょっとだけ爆寄せ入れると、小爆になるかもしれんのう」

などと勝手に想像するスケベ心が、こんなふうにさせるのだ。

実験を重ねたメーカーの思惑を無視する行為に違いない。


明後日のオキアミブロックは、そのまま別のバッカンに入れて、解かしておこう。





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夜のドリームランド・ヤマテツに寄って、付けエサを仕入れる。

む、レジ打ちはオッサンか・・・



入間の駐車場で仮眠し、朝6時に出船する。

船長に今回の趣旨を説明し、他の釣り客を下ろしてから、二人で乗る場所を見て回る。





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湾外の地方、シブトにする。

明日は湾内に乗る事にした。





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しばらく海の状況を眺め、最初は潮下に釣り座を構えた。

その先にある、沈み根回りをネチネチと攻める事にしたのだ。


コマセと仕掛けを流すと、ハデに付けエサを取られる。

ここは前回乗った時もそうだったが、エサ取りが多い。





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水温は14.9度で、浮いては来ないが、やはりコイツがたくさんおるようだの。





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もちろん、コレも多い。

こやつらがいないスジが、メジナの釣れるとこじゃあ!


・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こやつら、どこにでもおるではないか!



ガン玉をずらし、針を変え、タナも少しずつ変えて試すが、メジナが来ない。

昼前まで、しぶとく探るのだが、どうしても釣れない。

これだけ探って来ないので、今のやり方では釣れないと判断。(もっとはよ気付けよ)





場所を右側の潮上に移す。

シモリから離れる流れに乗せてやると、すぐに足裏サイズが釣れるが、単発に終わる。

これはイレギュラーじゃの。

この釣り方では通用せんわ。

遅い昼飯を食べながら、考える。

沈み根ギリギリ、引っかかるの覚悟して重い仕掛けをズドンと落とすか。


浮力ギリギリにして仕掛けをまっすぐ落とし、「ああ~、引っかかるのう~」と思いながら沈み根のキワ、暗い場所を流していると、ウキが止まった。

引っかかったか?

水面にちょっとだけ出ていたウキが、少しだけシモる。

竿先で聞いてみると、いきなりズド~ンと引き込んだ。

うおおお! 喰うとったんかい!

力の限り竿を立てて踏ん張り、沈み根から引きはがす。

糸が風でキィィーンと鳴り、根のキワに沿ってだんだんと寄って来る。

お、ウキが見えて来た、そろそろじゃ!

ああっ!

そっちに走ったらアカ~ン!





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いきなり転進し、目の前の根に走って、竿をノされそうになっている図。


根元へ走り、ぶちっ!


ひらひら~


3号ハリスが一発で切れた。

おのれ~、相変わらず渋いアタリしやがって~

こんな恥ずかしい写真を載せたら、ヘタなのがバレてしまうではないか!


しかしデカかったのう・・・

こういうヤツはいきなり来るのう・・・



よし、まだまだおるじゃろう、もう一回じゃ。



・・・おっ! また来たわ!

ビシィ!

・・・・・根がかりかい!


ああっ! ウキが飛んだ!・・・うおおおお!


だが、ウキの損害を考えておったら釣れんわ。





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沈み根のキワと、ミゾをしつこく攻めると、なんとかアタリを拾えるようになった。





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が、35センチが頭。





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その後は片手で竿を持てるヤツばかり。





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どんどん小さくなるではないか!


二度とドラマは訪れず、納竿となった。



今日はイマイチ、コマセポイントと狙い所が絞れんかった・・・

ムズいのう~


2尾だけ今夜のオカズにお持ち帰りする。





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サシミと、





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煮付けじゃ。


テレビを視ながら、酒でゆっくりとメジナを楽しむ。


おうおう、やっぱり卵はウマいのう~

だんな、ブリン体がたっぷり入ってる毒ですぜ?

そのうち病気になりますな。

いやいや、今でも病気ですがな。

ん? 体はなんともないですぞ?

脳がプリン体で、できてますがな。

ブログが下品なのは、そのせいですな?

普通の人は、あんなん書きませんからな!

最近、釣りババ道が公開されてませんな。

ネタが多すぎて、どれから書くか迷ってますからな!

いや、まったく!

ワハハハハハ!



別荘(私のではない)で一人、ボケと突っ込みを入れる。



やはり逝っておった。




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4月5日 南伊豆 入間 三ツ根

2017.04.18(Tue)

昨日は湾外だったから、今日は湾内に乗る。

私の好きな三ツ根。

エサ取りが多いけど、勉強するにはいい磯だと思っている。

少し風はあるけど、晴れたり曇ったりの、まあいい天気と言えるだろう。




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どこから始めるか、しばらく海を見て、沖向きのサラシ横に決める。

反対側の内側は、泡が溜まって潮が動いていないので、後でやってみよう。


コマセを撒くが、海中には何も見えない。

仕掛けを入れると、しばらくしてウキが反応する。





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コッパが来たか。

ではちょっと仕掛けを変えてみるかのう。





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やはりコッパが来るが、足裏のサイズが混じり出す。

くくく、もう少し仕掛けをイジってみるかのう。





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いきなりズドーンと来た。

思わずよろめいて左手で岩を持つ。

びっくりして海に落ちるかと思うたわい!

よしよし、この竿をギリギリと引き絞る、異質な引きがたまらんのう!

・・・ん? 異質?






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異質なアナタ様でしたか!


まあ、メジナを狙うと、どうしてもサンノジは避けられんわい。

コマセを入れると、ん?

また来やがった!

デカいカワハギたちが、水面下1~2mで乱舞しておる。

くっ・・・・つ、釣りてえ!

ああいう浮いて来たカワハギは、すぐ釣れるからのう・・・土産にええサイズや・・・

キモが乱舞しておる・・・

いやいや!

今日は渋い口太を狙いに来たのじゃ!

40オーバーの口太しか持ち帰らんのだ!

カワハギは無視じゃ!


来いよ~、40!





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今日一番の小物ではないか!

カワハギに狙いを変えるかのう・・・





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おまけにコイツも出て来た。

もともと三ツ根はカワハギとフグが多いとこだが、こうなると釣り方がダメという事だのう。


昨日と同じ、引っかかるのを覚悟でキワに入れてやる。

ラインが貝殻に引っかかりるのを取ったりしながら、ネチネチとキワを狙う。





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しばらくして来たアタリにアワセると、なかなかええ引きじゃ!

が、あまり長続きはしない。





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35ちょいの口太だ。

ん~、40ないのう・・・でも太っとるのう・・・ウマそうじゃのう・・・


いやいや!

40オーバーだけ持ち帰るんだろうが!

ポイするのじゃ!

ぼっしゃ~ん!



・・・もったいなかったのう・・・


せっかく活かしバッカン持って来たんだから、一応入れて、後で考えたらよかろう!



水汲みバケツでハアハア言いながら、活かしバッカンに海水を入れる。

よ~し、これでお魚のプールが出来たでえ~

どんどん放り込むのじゃ!


む! またキワで喰ったわ!

でもさっきほどは引かんのう・・・





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ん~、今度は35ないし・・・スマートすぎるのう。

もうハタいた後か、お前。


痩せてるので、キープせず、ポイじゃ!



あれ?

仕掛けが全く流れなくなった。

潮が止まり、アタリもなくなった。

釣れるのはフグばかりになったので、食事タイム。


高い所で腰を下ろし、海を眺めながら弁当を食べる。

最近のセブンイレブンでのお気に入り、「アジの一夜干しごはん」だ。

グレを釣りながらアジを食う。

なんだか変な気分だが、ウマい。

周りの水の中には、もっとおいしいお魚ちゃんがたくさんおるんだがのう。

やっぱりカワハギ、釣ればよかったかのう。


しかし、おおもんが釣れんのう。


む。

水道が外側に向かって、少し流れ出したわ。





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ここの溝とキワを探ってみるか。

しかし潮が澄んでおるな~、底まで見えるし。

うろうろするフグが、全体に散らばって見える。 ぼ~~~っと(^^;


手を変え品を変え、コマセにも変化を付けるのだが、何も来ない。

ん~、ダメだ。


後ろを見ると、少し潮が動き出したので、朝の釣り座に戻る。





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こいつの猛攻がすごい。


よしよし、ではまたキワをやってみるか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ああっ!

またやってもうた。

根がかりしたわ・・・仕方ない、切るか。


ラインを手で引っ張ると、取れた。





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カニが喰うとったんかい!

日ごろの行いが悪かったのか、その後、納竿までフグしか釣れなかったのであった。



ん~、とうとう寒のデカグレを上げられなかった。

いつになったら上手くなるのか・・・



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4月26日 神津島 タダナエ 平段

2017.05.01(Mon)

夜の伊豆半島・・・ハアハア・・・ハアハア・・・





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今日は真鶴のあおき釣具が休みなので、伊東のヤマテツでコマセを買った。

電話もレジも、「あの」女将だったので、偽チヌ師さんがコウフンしておるのだ。



今回は2日間の釣り連休。

初日は神津島である。

下田から賀寿丸に乗り、釣り場へ向かうのだ。






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船はタダナエに向かい、ナダラの先端に数人を下ろす。






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対面のオネイモに、2名。

下田沖磯の横根で名の知れた若者である。

http://ameblo.jp/kousuke5755

こーすけ君と少し話をさせてもらったが、爽やかないい青年だった。

若いもんはええのう~







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我々は平段に下りた。

実は私と偽チヌ師さん以外に、A氏とH氏の離島経験豊富な2名が一緒だ。

神津島を含め、いろんな場所でオナガを釣りまくっておられる。




南西からの風が強く、しぶきが上がる中、釣り開始だ。



サラシが強く、その中に仕掛けを入れると、すぐに沖へ流れる。

そこから右に流れると思いきや・・・あれ? 止まるやん・・・


別の場所に入れると、今度は左に流れ・・・また止まる。

どうやら潮が入ってないようだ。

サラシで潮が動いているだけじゃの~






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相変わらず、コイツは釣れるんだがのう。

オナガが来んのう。






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イサキが空を飛んで来る。


正面からの風で、波が強く打ち付け、しぶきが上がる。







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おりゃあ~!

ジャンプで逃げるんじゃあ!






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右からかあ!






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左からもお!

おうふくビンタで逃げられんわ!






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ちくしょ~~  コマセがドロドロじゃ~~






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むう、タカベが沸いとるのう。

今までさんざん、コイツにやられまくったからのう。

そのおかげで、エサ取りには強くなったわ。







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H氏がオナガを上げて来た。

やっぱり違うのう~、この潮のない海で釣り上げるとは。



しかしこの絶え間ないしぶきのセッカンで、全身びしょ濡れになってしまった。

パンツまで濡れてしもうたわ。

が、潮をかぶるとニヤけてしまう。

困ったもんじゃのう~


ん?






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偽チヌ師さんも、しぶきと風で体が冷えたのだろう。







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・・・右を見て・・・






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・・・左を見て・・・

もう終わったはずじゃがのう・・・何をキョロキョロと・・・


はっ!


ダンか!


ミルキングを待っておったのかぁ!

※「ダン」と「ミルキング」については、こちら。


スマンのう、偽チヌ師さん、気付いてあげられなくて。

しぶきでびしょびしょになったパンツだから、バレずにすんだかのう。

秘密結社「ミルキング互助会」のメンバーであるにもかかわらず、気付かないとは・・・自分を恥じ入るばかりである。



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ちなみに、釣りババ道で記載した「ミルキングの記事」は、奇しくもここ平段で撮影したものだ。




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ここだ!

今日、偽チヌ師さんが入っておるこの釣り座で撮ったものである。

ここで釣りをしているから、ダンになったんかのう。


平段のこの釣り座は、「ダンの段」と名付けよう(笑)






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風がどんどん強くなり、しぶきがさらに上がって来たため、みんな風裏へと移動してしまった。

私だけ、表のチャカ場に移動する。

朝から同じ浮遊物が、プカプカ浮いておる。

まったく潮がない所じゃ。

が、サラシの流れでイサキが喰って来る。

お土産が釣れるので、楽しいのだがオナガと本命のノトイスズミが来なかったのが、心残りであった。






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今回は、事情でしばらく釣りから離れていたH氏の復帰戦でもあった。

潮がなかったので型もんはこれ1枚であったが、無事47センチを上げられた。

さすがですのう~




下田港でしばし歓談し、解散となった。

こーすけ君、ラインの検索が手間取っておるのでちょっと待って下され。

格安シム使っておるので、年齢認証がまだできんのだ(笑)




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小稲港で、イサキの処理をする。

偽チヌ師さんと、二人での釣果だ。

いくつかカラスに持って行かれたが、とても二人では持ち帰れんので、今夜から合流のナニパクと3人で分けるとするか。





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その夜、別荘(私のではない)ではイサキ祭りが開かれた。

私、偽チヌ師さん、ナニパクの3人で、酒を楽しむ。

「本当はここにノトイスズミの姿盛りがあるはずだったんですがな。」

「あんなにジャマにしてたのに、釣ろうと思うと釣れませんな。」

「まあ、いくらでもいるから、次ですな。」

「明日は入間ですな。」

「もうお土産はイサキがいっぱいありますからな。」

「思い切っておおもんを狙わんとイカンですな。」

「0か1かの釣りですな?」

「0か10になるかもしれませんな。」

「クーラーが足りますかな?」

「適当にポイするしかありませんな。」

「いやまったく。」

ワハハハハハ!


寝不足なんだから、はよ寝んかい!



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4月27日 南伊豆 入間 たたみ根

2017.05.04(Thu)

午前4時、スマホのアラームが静寂を裂く。

静かな森の中、別荘の夜明けが始まる。

ぐお・・・・むう~ん・・・

と、トイレ・・・ジョボジョボ・・・・

爽やかな朝が、加齢臭をまとった中年どもに汚される。

3人ともに急いで朝飯をすませ、4時半に別荘を出発する。

ワイパーがフロントガラスの水滴を弾き飛ばし、ヘッドライトがカーブの向こうまで続く黒いアスファルトを照らし出す。


昨夜から降り出した雨が、まだやんでいない。

海岸線を走りながら薄暗い海を見ると、波もうねりもあまりないようだ。

予報によると、もうすぐ雨も上がるらしい。

風もなく、今日はなかなか快適な釣りができそうである。

15分ほどで入間に到着し、駐車場で着替えて準備をする。

む・・・着替える前に、トイレへ行っておくか。

酒を飲んだ次の日は、ゆるババになるものだ。

限られた時間で、顔を真っ赤にして下腹部に力を入れる。



おお・・・こ、これだけ出せば、もう大丈夫だろう。

毎度毎度、そんな甘い考えでトイレを後にする。

あと3分でいいから、なぜもうひと踏ん張りしないのか。


完全に出し切らんと、悲劇が待っていると知りながら、ついつい出発を急いでしまうのが、釣り人なのだ。





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今日は我々3人の他に、釣り客が1人いた。

先日もご一緒した人で、まだ入間に来るようになって日が浅いそうである。

ここの魅力に取りつかれたか(笑)

沖へ出て潮を見ながら、船長とどこに乗るか相談をする。

今日の状況なら、追手か畳根がおもしろいだろうと船長が言うので、偽チヌ師さんのリクエストで、畳根に下りた。






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今日は磯でコマセを混ぜる。

どんな場所に乗るかわからないので、持って来たのは超遠投グレだ。

コマセ投入範囲が広がるからのう。

マゼマゼ・・・・ふふふ・・・・ん?・・・・うう・・・んむう!

は、腹が痛くなってきた・・・

に、二度ババか!

くっ!

やはり駐車場のトイレで出したババは、ただ栓を抜いただけだったか!

周りの磯に、他の釣り人はいない。






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しかし、偽チヌ師さんが石鯛場に釣り座を取っている。





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高場にはナニパクが釣り座を構える。


むう・・・隠れるところがない!

仕方がない、ここはテクニックで切り抜けるしかないだろう。





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バッカン重ねである。

ふふ・・・こういう時は「この型」が有効なのだ。

海に向かって背を向けるのは厳禁だが、今日のこの場所は持って行かれるような波が来ないのを観察して確認済みだ。

だが、安全のために、チャランボは握っておく。

リキむのにも、大変よろしい。




おお・・・やはりまだ残っておったのだな。

ここで出し切っておかんと、また同じことを繰り返すに違いない。

昨日、元気に泳ぎ回っていたイサキの変わり果てた姿が、ニチニチと出て来る。





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ああっ!

波が少し上がって来た!

ば、ババがあ! 内陸部に置いた道具に向かってババがあ!





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磯バッグの少し手前まで流されて広がったババを、水汲みバケツで海へ流し、ようやく釣りを開始する事ができた。

ええコマセになっただろう。





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今日やってみたい釣り座は、まだ潮を被っているので、入れるようになるまでここでやってみよう。

まずは軽い仕掛けで潮の流れを調べる。

ゆっくりと右へ流れるのだが、サラシとからんで複雑な顔を見せる。

船の水温計では、港15.9度 途中14.6度、この辺りは15.4度だった。

この流れの中なら喰ってきやすいに違いない。

底潮は難しいかもしれんのう。

いろいろと流して探るのだが、付けエサを全く取られない。

浮いても来ないし、引っかかるまで底へ落としてもアタリがない。

磯ギワに沈めてもダメ。

攻めあぐねていたら、当初の狙い場が乾燥してきた。





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こちらに移動じゃ。

さて、今日の狙いはこれだ。

「太ハリスで張り出しの裏に隠れたおおもんを引きずり出す。」

新しくセットした道具は、竿がBB-Xの2号、道糸4号、ハリス6号。

昨日の離島仕掛けそのまんまである。

うふふ・・・ふつう、誰もやらない仕掛けでやってみるのだ。

針だけは半島回りサイズを使う。

で、張り出したシモリの向こうギワをネチネチと狙う。

何度も引っかかりながら、しつこく狙う。




来んのう・・・

喰いさえすれば、問答無用で引きずり出すんじゃがのう・・・

普段は狙えないポイントをやってみようという趣旨なのだが、何も喰わない。

ナニパクが、大きくはないがマダイを上げたという。

偽チヌ師さんも、型もんのオナガを上げた。

だが、今日は0か1かの釣り。

おおもんを釣り上げるのだ!


が、あまりに無反応なので、この仕掛けのままちょっと遊んでみた。






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うおおおお!

2号竿が海面に突き刺さる。

完全に体が負けて、竿を持つので精一杯じゃあ!

こ、これはデカい!

なんかわからんが、デカい!


すかっ!





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ば、バレたあ~~~~~~!!!


ちくしょ~~~!


これを見ていた偽チヌ師さんが、ニヤニヤしながらやって来た。

「竿より体がくの字に曲がってましたわ(笑)」


くっ・・・せっかくのチャンスを・・・


もう一度同じことを繰り返すが、そうそう何度も来るわけもなく、相変わらずアタリがないまま、午後1時になる。

むう・・・このままでは P.B.になってしまう・・・

それはそれでいいと思うのだが・・・そういう釣りをしたんだろうが、今日は。






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ハリスを2.5号に落とした(爆)

誘惑に負けたんかい!





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すぐにコッパが釣れる。





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その後は気持ちよく、メジナがかかって来る。





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35くらいまでの、ええ型の口太とオナガが上がって来る。





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全部ポイしてたのだが、オナガが太ってるので、1枚だけ〆てキープ。





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む、もう出て来たか。

今年はコイツも磯で処理して持って帰るかのう。

というか、昔はよく持って帰って食べたからのう。



納竿時間直前、いい引きが来た。

ええもんが来たか!







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お約束のアンタかい!

・・・サンノジでトリを飾ってもうたか・・・



最初から普通に探ってたら、もっとええもんが釣れたかもしれんのう・・・

ま、ホームグラウンドだし、また畳根に上がればいい。

やはりここ入間には夢があるのう。

帰りに3人で魚を分け、適度なお土産を持って家路についた。

車の中は、またバカな話で盛り上がる。

楽しい2日間であった。

釣りの疲れを仕事で癒し、次の釣行に備えるのじゃ。

・・・普通、逆のような気もするが・・・




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5月5日 南伊豆 入間 君掛裏

2017.05.13(Sat)

先日の神津島・平段では、潮を被ってずぶ濡れになってしまった。

パンツまで濡れたのは、レインスーツの防水能力が落ちてしまったせいだろう。

春・秋用に使っているのは、ダイワのレインマックスという素材の上下だ。

表面の撥水能力は、アイロンをかける事で復活すると聞いたことがある。




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念入りにアイロンをかけたから、これで大丈夫だろう。





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晴れではあるが、少しうねりがある入間にやって来た。

以前から乗ってみたかった、君掛の裏である。

なかなかいいサラシが出ておるわ。






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入れる足場はいくつかあるが、岸壁寄りの足場を選択。

ここから出るサラシが、岸壁に沿って君掛の方へ流れを作っている。

君掛からはこちらへ斜めにサラシが出ているので、合流点や壁キワを狙ってみるか。





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ええ雰囲気じゃのう~

壁ギワに沿って仕掛けを流す。

サラシの合流点を攻める。

滞留している場所に入れてみる。



ん~・・・なかなか来んのう~





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どっしゃ~~ん! おわあっ!


たまに、デカいしぶきが上がる。

ふふ、だがアイロンで撥水力が復活したレインジャケットには効かんわ!


ん?・・・少し冷たいような・・・

浸水してきたか?・・・いや、そんなはずはない。


どっしゃ~~ん!


間違いない・・・下に着ているズボンが濡れておるではないか!

このレインスーツ、もうダメなんかい!


何発もしぶきを受けて、すでにパンツから下はびしょびしょだ。

もちろんスパイクシューズの中も水浸しで、歩くと「くっちゃくっちゃ」と音がする。


うぬう~・・・もうええ・・・ここまで濡れたのだ。


好きなだけかかって来いやあ!





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ひいいいい~~!


ごめんなさ~い!


持って行かれる波ではないものの、とにかく潮を被りすぎる。

バッカンの中も海水がたまっておる。

上の海水だけ捨てるか・・・







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どちゃっ!


うおおおおおおおお~!


コマセが半分!


半分も落ちてしもうた!


コマセの煙幕で、海の中は一面、真っ白である。

もったいないので、すぐに仕掛けを入れる。

ここで今日初めてのアタリが来た!

お・・・なかなか引くやないか!

おおもんか!

コマセ半分落としたカイがあったわい!






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ぬか喜びかあ!



むう~、まだまだコマセが効いとるはずじゃ。

今度こそ!







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あいかわらず、ええサイズしやがって~

お前とは違うんじゃ!

と言いながら、活かしバッカンに放り込む。



おおっ!

やっとメジナが来た!






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こんなサイズが・・・


ちくしょ~!

コマセを半分も消費したんじゃ!

もったいなくて場所を変われんではないか!






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30分後、しぶきの来ない沖側の先端で、ファルシオンがきれいに曲がる。

こ、これは・・・ぐふふふ・・・なかなかええ型が来たんではないかい?


すかっ!


またバレたあ~!


おのれ~、見とれよ~






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くっ!・・・こんなんがあ~・・・


その後も、ウキがピュンピュン入る。






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どんどんサイズダウンするではないかあ!


はっ!

だんだんうねりが強くなってきた。

ここも被りそうじゃの・・・チャカ場の方へ退避するか。





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退避してすぐに、さっきまでの足場が被る。

危なかったのう~。

まあ、こんだけ濡れておるから、どっちでもええがのう。



よし、チャカ場でやってみるか!







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・・・・・・・・・。

このままではイカン。

君掛からのサラシが大きくなって、こちらまで流れを作っている。

ここの1点に残り少ないコマセを打ちまくって、お魚ちゃんのオビを作ってみるか。






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うりゃああ~!

付けエサも同じように流してみんかい!






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しかし・・・かなり流れるのう。

右前方の住吉島の手前まで流れて行くではないか。






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ほどなく、仕掛けをバチバチッと持って行った。





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コイツじゃ。

まあ、コッパよりはオモロイからええか。

神津島のとは違って、塩焼きにちょうどええサイズだ。

数釣りしてやるかのう~






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これで家族分の塩焼きが出来たわい。

ん? 日吉丸がこっちへ来る・・・


「楽竿さ~ん、うねりが強くなったから、上がろうか~!」


うぬう・・・イサキが釣れ出したところなのに・・・

ここは湾側だから大したうねりではないが、外洋に向かった磯はダメなのだろう。

急いで撤収して、泣く泣く釣り座を後にした。





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入間の港には、ファミリーがいっぱい。

さすがゴールデンウイーク。

この堤防にこんなに人がいるのを、初めて見たわ。






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ウロコを打って、内臓を出す。

塩焼きと煮付けにするかのう。

イマイチなゴールデンウイークであった。

・・・このレインスーツ、どうにか工夫せんとイカンのう・・・




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5月20日 南伊豆 入間 ユリ根

2017.05.26(Fri)

2週間・・・これだけ釣りに行かないと体が腐る。

ほら、体がにおうだろう?



ただの加齢臭である。





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今日の入間は、ナギだ。

他の渡船客を下ろした後、ユリ根に下りた。






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初めて乗る場所だ。

低くてうねりに弱いので、ナギ限定の場所である。

他の釣り人からは遠く離れ、いい気分・・・と思いきや、中木の上物師が見える。

ここは入間と中木の境界でもある。



ま、様子もわからんし、とりあえず沖向きでやってみるか。






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第一投目に喰い付いてきた。

お~、あさイチとはエンギがええのう~






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イカン、まだタモを近くに置いてなかったわ!





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む。 計ると42センチ。

最初からコレなら、今日はウハウハじゃのう!


次のサイズはどうじゃ!





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サイズ以前の問題かっ!





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30センチ前後の口太が、ぽつぽつと釣れて来る。

むう・・・ここの特徴がまだわからん・・・ねらい目はどこじゃ?





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潮のたるんだとこに入れると、コイツがおるのう。



さっきからスマホがビコンビコンうるさい。

ラインのメッセージが、どんどん入って来る。

偽チヌ師さんとMr.Iは、今日三宅島なのだ。

三本嶽の青根に乗ったらしい。

東京磯釣クラブの競釣会なのだが、私は今日しか空いてないので、参加しなかった。

三宅島で日帰りすると、釣る時間は実質3時間強しかないからのう。

泊まりで行くと、まるまる1日半釣りができるので楽しいのだが・・・


メッセージを見ると・・・なにい!

シマアジが釣れておるですとお!

ええのう~

ワシも釣りたいのう~

流れに乗せてると、あっちゃの方でアタリが!





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おお!

腰だめするええ引きが!

こっちもええもんが釣れたでえ!





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こんなんがあ!

くっ! シマアジとは比べモンにならんではないか!

冬に川吾で釣ったヤツはウマかったが・・・コイツも食ってやるか。

季節ごとに味、もとい香りを比べてやらんとイカン。

という事で、処理して持ち帰る。

これは別記事にしてアップしよう。

「新緑の季節 ~薫風の風味・サンノジ~」

という題目にでもするかのう。



実は、今回これでアノ臭いの元が判明するのである。



その後、潮がぱったりと止まってしまった。

アタリもなくなってしまった。

時々、スーッと動くのだが、5分くらいでまた止まってしまう。





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たまにイサキが来るくらいで、付けエサも取られない。

今日は腹の調子もよく、ババも出ない。

つまらんのう~

何か変化が欲しいのう~



と、いきなりウキが沈んだ。

こういう時にいきなり来るのは、ええもんかあ!


・・・ん?

こ、この竿先をたたく下品な引きは・・・





20170520012.jpg

水面に上がって来る姿を、おそるおそるのぞき込む。





20170520013.jpg

やっぱりコイツか・・・

処理して食おうかと思ったが、今日は「サンノジ de 新緑の季節」がある。

ディープインパクトは、1回で十分だ。

ショックが大きすぎるかもしれんからのう。





20170520014.jpg

ユリ根と住吉島との間もやりたかったのだが、足場がうねりで被っている。

こっちはもっとナギの日に試してみよう。



その後、新たなドラマもなく、磯上がり。





20170520015.jpg

むう・・・メジナをもっとキープしておけばよかった。

まあでも久々の釣りで楽しめたからええか。



・・・2週間釣りをしないと、「久々」と感じるようになったのか。

マズイな。

廃人に近づいとる。


え? サンノジがないって?

厳重にビニール袋2枚重ねで別保管してあるのだ。




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5月28日 南伊豆 入間 赤島

2017.06.04(Sun)

2日間の連釣だ。

例のごとく、偽チヌ師さんとの釣行である。

夕方、車で迎えに行き、コンビニでコーヒーを買って高速道路に乗る。

しょっちゅう一緒に釣りに行くので、パターンが決まっている。

コーヒーを買う所、止まるP.A.など、いつものペースで走る。

真鶴のあおき釣具店で、コマセを混ぜる。

冬はいいのだが、この季節は汗をかく。

若いころとは違って、腰に来るのだ。




20170528001.jpg

向こうでも偽チヌ師さんが、運動不足の体でガンバっておる。

ハアハア言いながら。




道中は、車の中がうるさい。

「明日は何を狙いますかな?」

「マダイですな。」

「では、メジナはポイですな?」

「まあ、40超えたら、キープしてやりますかな。」

めったに釣れんだろうが。

「マダイはあまり大きいと困りますな。」

「味が落ちますな。」

「40くらいまでがいいですな。」

まずは、釣る事が大事である。

「とりあえずは、明日のオカズを釣らねばなりませんな。」

「二人分でいいですからな。それ以外はポイですな。」

「明後日がありますからな。」

「全部入れてたらクーラーが足りませんな。」

「いや、まったく」

「ワハハハハハ!」


少しはだまって運転できないものか。

とりあえず明日がダメでも、明後日があるので、今が一番気楽なのである。


別荘(私のではない)に到着し、酒を飲んでから仮眠をとる。


車のシートを倒して寝るよりも、やはりベッドで寝る方が熟睡できる。

で、起きるのがつらくなるのだ。


午前4時15分、目覚ましのアラームで、中年のおっさん二人が、のそのそと芋虫のようにうごめく。

むう~ん・・・んが・・・ん~む・・・

釣りに行く朝だから、すぐに起きるが、仕事なら2度寝してしまうだろう。




午前5時に入間に到着する。

いつものごとく客は少ない。

ちょうど去年の今頃は、トリが大発生して、フカセは釣りにならなかった。

船長に聞くと、今年はトリがまだいないと言うので、一安心だ。

特に乗る磯に希望もなく、船長任せで、赤島に乗った。

他の客がイヤがったので、我々が乗る事になったのだ。





20170528002.jpg

テラスの廊下の先端に釣り座を構える。

海面まで3mほどの高さがある。

ここは体の左側がガケになっているので、左手で竿を持つ人は、操作しにくいらしく、偽チヌ師さんが敬遠したのだ。





20170528003.jpg

で、彼は後ろに座って竿を出している。

今は満潮なので、そのうち潮が引いたら、下のテラスに下りるつもりらしい。





20170528004.jpg

足場が狭いので、こんな感じで釣りをする。

晴れたり曇ったりだが、すぐに気温が上昇する。

やはりこの季節、キャップよりも笠の方が涼しい。





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朝の一発目。

・・・ま、まあこんなもんじゃろうの。

しかし、ここはコマセを撒くと、海中の魚が良く見えるのだが・・・今日は・・・





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こいつしか見えんではないか!

いつもこれからの時期は、デカいメジナがよく見え隠れするのだが、今日は全く見えない。

吹いていたそよ風もなくなり、無風状態になると、暑くてたまらなくなる。





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たまらず、赤ジャケットを脱いで身軽に!

二人分の荷物を上げているから、狭い廊下では壁をつたってよちよち歩きだ。


メジナは見えないが、テラス下段を波が抜けて来るため、キワに仕掛けを入れる事ができない。

しばらく流してみるか。





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お、イサキが来ましたな。

二人分でいいですからな。

あと1匹キープしたら、終わりじゃ。


が、なかなか続かない。





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う~ん、汗で首がかゆい・・・

ダレきっとるのう~



おお! ウキが入った!





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お前もおったんかい!

いかん、いつものエサ取りが、メジナ釣りのジャマをする。

よし、ではなんとかかわして釣ってやろうではないか!





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かなり流して、アタリが来た!

これはええもんかあ!





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またイサキか!


2匹だから、二人分、これで打ち止めじゃ。


お、潮が引いて、偽チヌ師さんが下の段に移りましたな。

ルアーロッド持って、私も下に下りますかな。





20170528013.jpg

下から釣り座を見ると、こんな感じである。

私はこの釣り座が、けっこう好きだ。

暑い時期でも、昼頃から日陰になるし。

と言いながら、実はええもんを釣った事がない。





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さて、ジグヘッドにゲソを付けて、底を引いてくるかのう~

おいしい根魚ちゃんが喰い付いて来んかのう~


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

来んのう~

アピール度が足らんのか?

ならばこれでどうじゃ!





20170528015.jpg

イカのエンペラを付け、マントのようにひるがえす!

ゲソ足を2本、フラフラとたなびかせ、股間のまっすぐ上を向いた針に、貫かれるのじゃ!


名付けて、「イカ男」!



素っ裸に、マントを羽織り、いきなり 「 んばあ~ 」っとモノを出す変態をモチーフにしておる。

ほうれ! 行って来い!

ふふふ・・・イカ男を見たら、喰い付かずにはおれんじゃろう・・・ふふふ・・・






「ああっ! ひっかかったあ!」



くっ! 根がかりか!

竿をびょんこびょんこするも、ビクともしない。

おのれ~、若い針か!

真上を向いておるからのう。

中年針なら、すぐに曲がるんじゃがのう・・・

仕方がない・・・引っ張って切るか・・・



かくして、プロジェクト「イカ男」は挫折した・・・10分で。



マジメにフカセをやるか・・・

それ以降も、メジナは来ず、たまにイサキが喰うだけ。





20170528016.jpg

もうイランわ! ポイ!

最近、ぜいたくになったなと思う。

以前はイサキが釣れたら、大喜びしていたのに。

神津島へ行くようになってからだな、こんなになったのは。

あそこでは、イサキがどうしようもないエサ取りになるからのう。


マダイも釣れんし。

これでもくらえ!





20170528017.jpg

ジョボジョボ・・・・

今日はババが出ないので、これでガマンせい。

海にバスクリンを入れるがごとく、オジサマの小水を注ぎ込む。

これでオーガニックな魚が育つじゃろう。




ここから最後まで、何も釣れなかった。

やはりババコマセが必要なのか。



別荘に戻り、キープした魚を調理する。





20170528018.jpg

アイゴ(バリ)のサシミ ~ゴマ油と塩~

偽チヌ師さん、料理上手ですな~

臭みもなく、おいしいサシミですわ。





20170528019.jpg

イサキの酒蒸し焼き

これは私の担当。

ま、イサキがマズいはずがない。

安心しておいしく食べられた。

あ、偽チヌ師さんが、スズメダイを1匹キープしてたので、ついでに(^^;

食べるとこは少ないけど、スズメダイはおいしい魚なのである。


こいつらを肴に、酒を飲む。



「今日は不調でしたな。」

「ま、明日が本番ですからな。」

「神津島は、恩馳ですな?」

「あそこで外す事は、まずないでしょうな。」

「あ、氷もクーラーに入れないといけませんな。」

「たくさん釣ると、氷のスペースがなくなりますからな。」

「魚を、ぎゅうぎゅうに詰め込むんですな?」

「そんなに食いきれませんわ~」

「いや、まったく。」

「ワハハハハハ!」


暗い未来は、決して考えない中年たちであった。



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Author:楽竿作者
釣り歴36年だけど、磯は初心者!
房総、伊豆半島、三宅島、八丈島に出かけています。

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